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ほの研ブログ - 最新エントリー

 2019年4月継続コース共想法は9年目を迎えます。今年度の年間テーマは「感性をはぐくむ」。私たちは1年ごとに平等に年を重ねます。頑固にならず、協調できるゆとりを持ち、しなやかな心を育てたい、五感も色あせることなくピカピカにしていたいと思います。この大層な年間テーマは、歳を重ねても前向きにしっかり生きなさいと言われているのだと改めて気が付きました。
 
今年度のテーマから読み取った志を象徴するような伸びやかな大樹


 昨年に続き、6月から柏市主催の認知症予防講座(全3回)が開講します。ほのぼの研究所は全面協力、大武美保子所長が講師を務めます。そして、継続コースは講座終了者で共想法に関心を持った方の受け皿ともなります。
 また、見学者は近隣の公共施設に配架された案内チラシや新聞記事を見て興味を持たれた方、弊所講演会等で案内を聴いた方、企業からの研修者、大武先生の共想法をお知りになった大学関係者等多くの方が見学に来られます。共想法にお試し参加の後、参加意向があると、賛助会員となり、正式に継続コースに参加されることになります。


2019年度継続コースの案内チラシ(表)



2019年度継続コースの案内チラシ(裏)

 今年度も共想法は、新しく参加された初心者グループとベテラングループの2グループがそれぞれ別のテーマで共想法を実施します。初心者グループのテーマは「共想法で行う12のテーマ」即ち『1.身近な物の価値を見つけ出す2.行動したことから価値を見つけ出す3.行動を計画する』の3つの考え方に基づく基本的な12のテーマを、共想法に参加しながら学習して頂きます。
 ベテラングループに開設当初から参加している女性2名は、共想法に通算約100回参加いただいたことになります。その中の一人、90代で旅行好き活動的な女性は毎回の共想法に参加、頭磨き・脳磨きをして活発でお元気です。
 このグループのテーマは、回を追うごとに難易度が上がり、4月第1回のテーマは「音のある風景」でした。参加者は難しいテーマに正面から取り組み、それぞれの視点で個性ある写真が撮られ、実施1週間前には共想法パネルのセッションに送信します。 
 2枚の写真説明から始まる共想法は、撮った者のみが知る情報いっぱいの説明になります。撮ったときの情景を思い出しながら決められた時間内に饒舌に語り、興味津々の聞き手の好奇心を誘います。グループ全員の写真説明が済むと、次のステップ質疑応答で、次々質疑応答が繰り返されます。
 共想法の司会は、ロボット「ぼのちゃん」が行います。時間管理は厳しいものの、可愛らしい表情に癒されながら進行していき、終了時の「ぼのちゃん」の挨拶と会場内の拍手と参加者の満足げな様子に、全員が安堵するのです。
 
2019年初回の継続コース実施風景

 この後ランダムにスクリーンに映し出される写真が誰が提供したものかを思い出して当てる写真当てクイズを会場全員で実施します。続いて、会場の全員が共想法に参加した気持ちで聞いているとして、会場の全員が、「参加のポイント」を守って参加できたかを振り返る「共想法活動チェックリスト」の「話し方」・「態度」・「聴き方」の各項目に自己評価を書き入れます。自身の成長をうかがい知る資料になります。
 次回の開催日・テーマを確認して終会。帰り支度をして階下の多目的室のテーブルを囲んでお茶とお菓子をいただきながら談笑して寛いだ後、家路に向かいます。

 以下は、年度初めに大武先生から参加者に寄せられたメッセ―ジです。
【心を意識して動かし、自分事として聞く】年をとって記憶力が悪くなったと感じるのはマンネリ化したような気になって驚きや刺激が減るため、言い換えれば、記憶に残したい情報には、心を意識して動かし、楽しんだり悲しんだりしたら自然に記憶に残せます。
【他人の話を、他人事と思わず自分のことと思って聴きましょう】
【創造に基づいて、気持ちを汲む発言をするとよいでしょう】
【声や全身を使って気持ちを表現しましょう】
他人の話を、他人事のように聴くと、記憶に残りにくいですが、自分のことと思って聴き、一緒になってハラハラドキドキしたり、楽しんだり喜んだりすると、記憶に残りやすくなります。
 大変理にかなった日常生活に役立つ内容であることがわかります。継続コース参加者は、先生に見守られ、アドバイスを受けながら楽しく共想法に参加、お互いの話をよく聴いて実生活に活かし、かつ互いの生活力を高め合っています。

 今年度も大勢の方に見学にいらしていただき、共想法への参加体験を通して、その楽しさ、仲間にしっかり自分の話を聴いてもらえる心地よさを味わっていただき、お一人でも多くの方々にお仲間になっていただければと、願っています。
 市民研究員・継続コーススタッフ一同、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

継続コース担当 市民研究院 根岸勝壽・田口良江

窓辺のカーテン

カテゴリ : 
今日の共想法 » 影を撮ってみよう
執筆 : 
UotaniA 2019-5-12 8:00
 現在、マンションの9階に住んでおります。都道がマンションの南側を走っており、終日、車の往来が多いので、サッシを開けっぱなしにできません。でも、おかげで、ガラスとカーテンを通る朝の日差しに癒されます。ガラスを通りぬけた太陽光がカーテンのやわらかなシルエットを作り、1日の英気を与えてくれることが、とても心地よいのです。季節によって太陽の光の射し込み具合が違ってきますが、冬に射す光が一番好きです。そして、ここで朝のコーヒータイムを楽しんでいるのです。  

お江戸共想法参加者 C.S.さん




窓辺のカーテンがつくるやわらかいシルエット

コメント:市民研究員A.U.さん
 影の縞模様が細くなったり、太くなったりして、見慣れているはずの光景も気づいてみれば、一枚の絵のようです。コーヒーの香りも味もいっそう引き立ちますね。

護国寺

カテゴリ : 
今日の共想法 » 音のある風景
執筆 : 
UotaniA 2019-5-5 8:00
 家から10分の所にある護国寺の鐘楼です。毎朝6時の鐘を聞きながら愛犬の散歩をしています。70年前、ここで除夜の鐘を兄と突いたのを思い出します。近所迷惑だねと言ったイヌ仲間の方に、何百年間、周りの人たちはこの音で時刻を知ったのですよ。と優しく諭しました。

お江戸共想法参加者 H.T.さん


 
護国寺の鐘楼

コメント:市民研究員A.U.さん
 「ごぉ〜ん」と遠く、低く、響き渡る鐘の音は、各家庭に時計のなかった頃、人々にとって一日の活動の要だったことでしょう。近年は周囲の騒音が大きくなりましたが、鐘の音がきこえると、なぜかのんびり、ほんのり気分になれますね。
 渋谷は、年々海外からの観光客等が増えているからでしょうか、自販機にも設置場所を大きく標記した【渋谷バージョン】があることを発見しました。しかも、英語や中国語、韓国語と多言語で派手な表記がされ、簡単なガイドも記されていました。
 また、日本硬貨での購入の手助けになるように、商品の価格ごとに必要な100円硬貨、50円硬貨、10円硬貨の枚数が、硬貨投入口の脇にかかれており、外国人だけでなく子供に対しても親切だなと感心しました。

継続コース参加者 K.M.さん


多言語対応自販機

コメント 市民研究員N.E.さん
 確かに最近都内のあちこちで多言語による表記が増えているのを実感しますね。地下鉄の車内で、駅名を日本語、英語、中国語、韓国語で比べるのも楽しいものです。
 2019年3月7日から8日にかけて、だんぢり祭りやNHK連続テレビ小説「カーネーション」で有名な大阪府岸和田市にある、野花ヘルスプロモート(以下、略して野花)を訪問しましたのでご報告させていただきます。
 報告者はほのぼの研究所の市民研究員ですが、協働事業者である野花の担当として2015年12月より3回ほどお邪魔しています。今回は司会ロボットぼのちゃんをご披露し、その操作を覚えていただくことと、各部署の責任者に、会話支援手法、共想法を理解していただくという目標がありました。そのために、大武先生、理研の田村さん、永田の3名で、東京駅から難波を経由して岸和田へ電車で向かいました。
 7日は朝9時20分の新幹線に乗り、昼食は車内で駅弁を楽しみました。午後1時半に岸和田駅前のホテルで待ち合わせをした在宅統括責任者の正木さんのご案内で、有料老人ホーム喜平久米田、のばなデイサービスセンターを見学しました。正木さんが責任者であるのばなデイサービスセンターは、最近完成した明るい雰囲気の建物で、白い床板が印象的でした。お風呂以外に足湯もありましたし、カラフルなトイレやカフェ風の厨房はとてもおしゃれでした。

のばなデイサービスセンター カフェ風の厨房

 最後のサービス付き高齢者向け住宅のばなの見学のあと、ロボットの操縦講習会を田村さんの指導で実施しました。正木さんと、サ高住施設長の福濱さんが講習を受けられ、熱心にビデオを撮影されていました。

ロボットの操縦講習会

 次の8日は昨日と同じ会場で大武先生の講演会がありました。講演はのばな各部署責任者向けでしたので、代表の冨田さん、前日より引き続きの正木さん、福濱さんをはじめ、施設統括責任者の岡田さん、サ高住施設長の福濱さん、喜平久米田施設長の瀧川さん、ケアマネ管理者の信貴さん、訪問看護管理者の南木さん、渉外担当の原田さん、MS事業部、臨床心理士の大村さん、篠倉さん、藤本さんが参加されました。

大武先生講演会

 講演会では先生のご研究の経緯、今後の展望をお伝えしましたので、興味津々の参加者の皆様は熱心に聴講されていました。それぞれ簡単な感想を述べていただき、その後11時ごろからぼのちゃんの司会による共想法が始まりました。ぼのちゃんは特に女性に人気があり、皆さんスマホで写真を撮りながらぼのちゃんに呼び掛けていました。
 参加者は上の方々のなかから選ばれた5名の皆様、技術指導は田村さん、ぼのちゃんによる司会のセッションは終始大変和やかな雰囲気で進みました。写真はそれぞれ1枚、話題提供1分、質疑応答2分で、合計15分ほどかかりました。

野花共想法

 大阪の皆様はさすがに話の盛り上げ方をご存知で、笑いとユーモアの絶えない生き生きとした共想法となりました。臨床心理士の皆様からは、色々な場所でやってみたいという感想をいただきました。筆者も同じように高齢者施設で働く者として、皆様の仕事に対する真摯な態度や明るい雰囲気に大いに刺激を受けました。共想法についての活発な質疑応答がなされたのち、12時過ぎに研修は無事終了しました。参加者のある女性が、ぼのちゃんや大武先生の存在自体が癒しだとおっしゃっていたのがとても嬉しかったです。

質疑応答風景

  今回の訪問では新しい施設を見学させていただき、講演会では冨田代表をはじめ皆様の吸収力と尽きないエネルギーに圧倒されました。施設の看板にNobana inn Day Service Clubという英語表記をみつけた時は、まるでハワイにいるような気分になり、野花ヘルスプロモートの今後の展開がとても楽しみになりました。

デイサービスセンター玄関

 ぼのちゃんという強力な助人を得て、忙しくとも学びを重ねていく若い方々の積極的な姿勢を拝見して、私もぼやぼやしてはいられないと思った次第です。また私の経験が多少なりともお役にたてるのであれば、今後とも尽力させていただきたく思います。

市民研究員 永田映子

先月より高校三年生の娘が近所のドラッグストアでアルバイトを始めました。今までバイトをしたことが無く、初めてお金を稼ぐことを体験しています。
 ある日店内をのぞいてみると、レジ打ちの対応をしていましたので、お客さんとして薬を買ってみました。家とは違うハキハキ、キビキビした対応に感心をしてお店を出ました。見慣れている店頭でしたが、いつもと違う風景に見えたので、記念に写真を写しました。同じ風景でも新鮮に見えました。
 

継続コース参加者 K. H. さん

 

いつもと違って見えた店頭
 
コメント:市民研究員 K.S.さん
手をかけ目をかけ、大事に大事に育てられたお嬢様でしょう。初めてアルバイトをしている先へお客さんになっていらしたなんてなんとも微笑ましいですね。
私も成長されたお嬢様のお話を一緒に喜ばせて頂きました。素敵お話とお写真です。

朝の紅茶

カテゴリ : 
今日の共想法 » 生きていて良かったこと
執筆 : 
ShimizuK 2019-4-7 8:00
 20年ほど前から朝の飲み物は紅茶になりました。紅茶を美味しく淹れるのは難しいのですが、美味しくできた時はご機嫌になります。朝の空気が少し冷たく、清々しく感じるころ、ベランダにでて、空を仰ぎながら、のんびりと紅茶を飲む時が幸せのひと時です。殊に午前中に外出の用がない時は、バス停をめざして急ぎ足の人々をボーッと眺めて過ごします。

市民研究員 A. U. さん

 

朝の紅茶
 
コメント:市民研究員 K.S.さん
なんて繊細に五感を発揮され日常、スケジュール空きのひと時の過ごし方をされていらっしゃるのでしょう。朝の空気が少し冷たく,清々しい午前中の空気とこだわりの紅茶の香りも漂ってくるようです。至福のひと時の美味な紅茶、ご相伴にあずかりたいものです。
 旅行好きで、毎月のように出かけて楽しんでおります。写真は京都二条城に一人旅をした時のもの、かなりの距離を歩き二条城に着いたことを思い出しました。
 先日は鳥取砂丘から出雲大社を見て足立美術館等巡りました。また、岩手県の猊鼻渓(げいびけい)で船くだりを楽しみ、その後青森で十和田湖、奥入瀬渓谷を歩き、秋田県、角館と駆け足の東北の旅にも出かけました。90歳過ぎても3泊の旅を頑張れたのは嬉しいことでした。健康で、元気に旅に出られることには、大変喜ばしく、感謝するのみです。

継続コース参加M.A.さん



二条城

コメント:市民研究員 H.N.さん
上手に撮られた写真と共に、大変いきいきと旅のお話をなさるM.A.さんの様子を拝見するのは大変嬉しく、元気をいただいております。そして、各地をご一緒させていただけたような気分にもなりウキウキいたします。何より、そのエネルギッシュな生き方に、頭が下がるばかりです。日頃のご精進の賜物ですね。次の旅のお話も楽しみにしております。

カマキリの抜け殻

カテゴリ : 
今日の共想法 » 笑い・失敗談
執筆 : 
TasakiT 2019-3-24 8:00
  カマキリが脱皮するということを、全く知りませんでした。ある日、陽炎のように頼りない生き物らしいのを見つけた時に、もしかして「新種?!」と浅はかにも胸を躍らせました。しかしよく見ると2本のカマの前方には三角の顔があり両の目も口もあります。先ほどまで4本あった足は風に飛ばされて2本になりました。
 小さいころから虫好きの息子にたずねてみると、「カマキリが脱皮するのを、お母さんは知らなかったのと?」と軽くいなされました。

継続コース共想法参加者 T.Y.さん



新種発見!?

コメント:市民研究員 T.T.さん
カマキリの脱皮・・こおろぎやすずむしの皮は見たことありましたが・・とてもすごい写真です!初めて見ました!それもこんなに綺麗に!図鑑みたいですね。専門的なことは好きな人に聞くといいのです、私も働く車のことは息子に聞いてました。それにしても素晴らしい写真が撮れました、お見事。

絵本

カテゴリ : 
今日の共想法 » 笑い・失敗談
執筆 : 
NagahisaH 2019-3-17 8:00
 今年の年始のこと、孫が来るので、笑って楽しんでもらおうと、この本をプレゼントしました。表紙のように、大きなゾウ、人間のお風呂の中のブクブク、そして最も臭いのきついスカンクなど子供が喜びそうな内容だったので、4才の孫は面白そうに読んでおりました。その脇でみんながおせち料理を食べていましたが、お嫁さんが難しそうな顔をしていました。
 果たして、息子夫婦が帰宅した後、この絵本が置いていかれたのがわかったのでした。お嫁さんの気にさわったとみえます。TPOをわきまえなかった、私の失敗談でした。

継続コース参加者 M.A.さん



置いていかれてしまった絵本

コメント:市民研究員 H.N.さん
新年早々、少し残念でしたね。けれども、出版社や作者から察するに、ユーモアとためになることが詰まったこの絵本のM.A.さんのチョイスは、スマートそのものだったと思います。きっと近い内に、お孫さんがそっと「ねぇ、持って帰っていいでしょ?」と声をかけて下さると確信いたします。