ログイン | 新規登録
メインメニュー
  • カテゴリ お知らせ の最新配信
  • RSS
  • RDF
  • ATOM

ほの研ブログ - お知らせカテゴリのエントリ

 2008年にNPO法人ほのぼの研究所を設立してから、今年で10年の節目を迎えます。2017年度は、次の10年を見据えて、市民研究員発掘事業、共想法実施人材養成事業に重点的に取り組みました。この結果、新たな出会いがあり、市民研究員を発掘し、教育系企業との連携により、共想法実施人材を養成する本格的な研修を行うことができました。また、代表理事が理化学研究所へ移籍したことに伴い、共想法研究体制の強化が求められるようになった結果、市民研究員が理化学研究所の非常勤職員に着任し、協働事業者が理化学研究所と共同研究契約を締結することとなりました。共想法が非営利事業のみならず、営利事業としても成り立ち、共想法の実施者が有償で共想法を実施する近未来を先取りする形での実施体制となりました。
 2018年度からは、ほのぼの研究所の主な活動拠点である、介護予防センターほのぼのプラザますおが、柏市役所直営から、柏市社会福祉協議会を指定管理者とする施設となりました。以上を踏まえ、今年度は、昨年度の市民研究員発掘事業、共想法実施人材養成事業を継続した上で、主として以下の二つの事業に取り組みます。

 第一に、知識の構造化事業に取り組みます。10年の歩みの中で生まれた知識、具体的には、活動や運営の手順が、必ずしも明文化されていないため、新たな参加者にその趣旨が理解しづらいという課題が明らかになりました。新たに活動に参加頂く方が、新たな視点で抱く「なぜ?何のために?」という率直な疑問に答える必要があります。
 そこで、これまで取り組んできた、また、今後取り組む予定の一つずつの活動が、何を目的に、なぜ実施し、それがどのような意味や効果を持つのか、他に目的を達成する手段があるとすれば何があるか、その活動をもしも実施しなかった場合や、実施の仕方を変えた場合にどのような問題が発生しうるか、より効果的に実施するためには、何がポイントとなるか、どのような新たな工夫が考えられるか、丁寧に整理する計画です。具体的には、ほのぼの研究所ガイドブック、10周年史、規程、活動記録様式、ウェブサイトなどのアウトプットを考えています。

 第二に、自治体との連携による共想法事業に取り組みます。具体的には、柏市における事業を、新たな形で位置づけ、これを、自治体における事業のロールモデルとすることを目指します。
 2007年より、ほのぼの研究所は、介護予防センターほのぼのプラザますおを拠点に、柏市の支援を得て、共想法の活動を展開してきました。特に、2011年からは、共想法継続コースの形で、共想法を定期的に開催し、今日に至るまで、共想法に興味を持って下さった多くの方に参加頂いています。同時に、2016年からは、柏市が主催し、ほのぼの研究所が実施協力する形で、共想法の講座を開催しています。
 今年度からは、共想法継続コースを、柏市が主催する共想法の講座の受け皿として、柏市が行政として位置付けた上で実施します。公助による認知症予防活動を、共助による認知症予防活動につなげ、自治体がNPOを支援する一つの形となります。いつからでも参加しやすいよう、新たに参加する方向けのテーマと、継続参加者向けのテーマとを用意するなど、初めての方にも、継続している方にも、共に満足頂ける開催の仕方を研究します。

NPO法人ほのぼの研究所 代表理事・所長
理化学研究所 革新知能統合研究センター チームリーダー
大武美保子

新年のご挨拶2018

カテゴリ : 
ほの研日誌 » お知らせ
執筆 : 
fri 2018-1-7 8:00

2018年 戌年
上空より三保の松原と富士山を望む

旧年は、2007年に研究拠点ほのぼの研究所を開所して10年となる節目の年でした。大学発非営利組織として、代表理事の本務地と共に、最初の5年を東京大学柏キャンパス、次の5年を千葉大学柏の葉キャンパスを、事務所所在地として来ました。2017年の代表理事の理化学研究所への異動に伴い、次の10年を見据え、柏市文化・交流複合施設「パレット柏」に、事務所所在地を移転し、新たな一歩を踏み出しました。次の10年の間に、どのような状態になることを目指しているか、初夢の形で表現したいと思います。

  • ・・・2027年。高齢者を始めとする多世代の人が、健康支援産業の担い手となり、自らの健康状態やライフステージに合わせて、認知症予防事業などの実施者として勤務している。

  • その中に、会話支援手法、共想法が、認知症予防、質の高い生活、コミュニケーション、コミュニティづくりを支援するサービスの基盤として、社会の中で活用されている。

  • 共想法実施者は、継続的な研修を通じて、互いに刺激し合い、切磋琢磨しながら、質の高いサービスを提供している。

  • 効果的な共想法を確実に実施するよう支援する装置やロボットなどが開発され、商品化され、実施者や参加者はそれらを使いこなしている。

  • 共想法の効果検証の臨床試験が、国内外の各種機関において実施され、エビデンスが蓄積されている。

  • NPO法人ほのぼの研究所は、各種機関と連携しながら、共想法の実施者の養成、認証機関となり、共想法の発展と普及、品質保証を担う。・・・

このような未来に向けて、2017年はその端緒となる取り組みをしました。

  • 人材育成分野の企業の協力を得て、共想法ガイドブックを開発し、2日間にわたる本格的な実施者養成研修を試行。

  • 適性ある実施者を発掘する仕組みづくりを目指して、認知症予防無料講習会を実施。

  • 地域のウォーキングクラブや高齢者就労を支援する団体、自治体が運営する施設との共催や後援により、ワークショップや講演会を開催。

  • 共想法司会ロボットを用いた共想法の実践。

  • 共想法実施を通じて生活の知恵を引き出し共有するための、テーマ設定の検討。

日本の総人口に占める高齢者の割合は、2007年から2017年の間に、21.5%から27.7%まで上昇しました。認知症対策は待ったなしの状況です。開所当時83歳だった最高齢市民研究員が、健やかに93歳を迎えることができたことを始め、多くの方と共に10年の歩みを進めることができましたことを、心より喜ばしく、ありがたく思います。次の10年は、さらなる時代の転換期となることが予想されます。そのような中、よりよい社会を創っていかれるよう、努めて参ります。

2018年は、2008年にNPO法人ほのぼの研究所を設立して10年となる節目の年となります。本年も、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

2018年元旦
NPO法人ほのぼの研究所代表理事・所長
理化学研究所 チームリーダー 大武美保子

 2007年に研究拠点ほのぼの研究所を設立してから、本年2017年で10年の節目を迎えます。次の10年を見据え、共想法の研究活動をより一層加速することを目指して、2017年4月、当研究所大武美保子代表理事が千葉大学から理化学研究所に移籍しました。次世代人工知能の基盤技術を研究開発することを目的として設立された、理化学研究所革新知能統合研究センターに、認知行動支援技術チームのチームリーダーとして着任しました。人間の知能を育む人工知能の開発を目指して、共想法による認知症予防効果を検証する臨床研究を行うと共に、それを可能とする技術を開発します。実験後、実験に用いる技術が製品、サービスとなり、実験実施人材が事業の担い手となり、社会に広く普及することを目指します。理化学研究所では、事業化に向けた基礎研究を行い、ほのぼの研究所では、事業化に向けた環境構築を行います。
 以上に伴い、ほのぼの研究所の事務所を千葉大学柏の葉キャンパスから、柏市文化・交流複合施設「パレット柏」内に移転しました。パレット柏は、2016年に柏市にオープンした、柏市民交流センター、柏市民ギャラリー、柏市国際交流センター、柏市男女共同参画センター、市民活動サポートセンターの5つの施設の複合施設です。柏市民交流センター内コワーキングスペースを拠点に、活動を展開して参ります。防ぎうる認知症にかからない社会の実現に向けて、新たな一歩を踏み出します。志を同じくする皆様と共に活動できることを楽しみにしています。

リンク(新しいウィンドウが開きます)
理化学研究所革新知能統合研究センター
パレット柏

理化学研究所革新知能統合研究センターゲストスペース
回想法実践家Pam & Alex Schweitzer夫妻が来訪


パレット柏にて 利用申し込みに行った日に記念撮影

NPO法人 ほのぼの研究所 代表理事・所長
国立研究開発法人 理化学研究所 革新知能統合研究センター チームリーダー
大武美保子

新年のご挨拶2017

カテゴリ : 
ほの研日誌 » お知らせ
執筆 : 
NegishiK 2017-1-1 8:00

2017年 酉年
鹿児島県出水郡長島町の野生の鷹

あけましておめでとうございます

 旧年は、2006年に共想法を考案して10年となる節目の年でした。多くの方に支えられ、文字通り、想いを共にし、共に育むことができたことに感謝申し上げます。

 2016年は、「防ぎうる認知症にかからない社会」の実現に向けて、基礎研究、社会実装共に、次の一歩を踏み出す年となりました。
 基礎研究の面では、第一に、千葉大学附属病院認知症疾患医療センターにおいて、軽度認知障害の方を対象とする共想法の臨床試験が始まりました。第二に、千葉大学大学院看護学研究科の先生方が中心に推進する学内プロジェクトの一環で、エンド・オブ・ライフケアにおける共想法の活用が可能であることを、実践を通じて明らかにしました。第三に、共想法を、対面だけでなく、音声や文字列を介して遠隔で実施する実験を試行しました。
 社会実装の面では、第一に、イノベーションにつながる研究を支援する制度である、科学技術振興機構ACCELに、共想法の研究がフィージビリティスタディとして採択され、事業化に向けた企業との連携体制の構築が始まりました。第二に、千葉県柏市から受託し、認知症予防コミュニケーション体験講座を開講しました。第三に、鹿児島県長島町主催の地域活性化コンテスト「できるまで帰れません」に、ほのぼの研究所の学生研究員が参加し、共想法を地域活性化に役立てる手法を検討しました。
 両者を横断する取り組みとして、ロボットベンチャーとして注目を集める、ユカイ工学株式会社に法人賛助会員にご入会頂き、見守りロボットBOCCOの高齢者見守り分野への利用評価実験に協力しました。

 2017年は、2007年に研究拠点ほのぼの研究所を開所して10年となる節目の年となります。本年も、ご参加、ご支援、ご協力、ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

2017年元旦
NPO法人ほのぼの研究所代表理事・所長
千葉大学准教授 大武美保子

新年のご挨拶2016

カテゴリ : 
ほの研日誌 » お知らせ
執筆 : 
NagahisaH 2016-1-3 8:00

2016年 申年
長野県 地獄谷野猿公苑の母子猿

あけましておめでとうございます

 旧年は、「防ぎうる認知症にかからない社会」につながる、共想法を起点とする新しい認知症予防事業の創出に向けて、これまでにも増して、多方面との連携による事業を展開した一年となりました。活動を支えて下さったすべての方々に、心より感謝申し上げます。

 第一に、2014年よりはじめた街歩き共想法は、大学、病院、企業との連携により、ヘルスツーリズム事業としての展開を意識して開催しました。
 2015年3月には、愛知県豊田市足助町において、名古屋大学と足助病院との連携により、病院を中心とする健康な街づくりと観光による地域活性化をはかるモデル事業として実施しました。
 また、同じく3月に、千葉県柏市柏の葉スマートシティにおいて、スイスの研究者を主な対象に、インバウンドの健康観光のモデル事業として実施しました。科学技術振興機構、スイス大使館、チューリッヒ大学が共催する、日本―スイス 合同ワークショップの現地視察の受入機関として協力しました。
 11月には、千葉大学普遍教育科目「地域NPO活動体験」実習生、大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所、株式会社JTBコーポレートセールス法人営業千葉支店と連携し、千葉県成田市成田山新勝寺および成田山公園一帯で実施しました。街歩き共想法に加えてフォトブックを作成することで、事業としての付加価値を高める可能性を探りました。

 第二に、「防ぎうる認知症にかからない社会」の土台となる「高齢者が役割を持ち、多世代へ貢献することができる社会」において共想法を活用する方法を明らかにするため、共想法の多世代への展開と、多世代による実施運営に取り組みました。
 2015年1月から2月にかけて、科学技術振興機構の調査事業として、多世代が参加するワークショップを開催し、高齢者が若者、次世代を支える持続可能な社会の実現に必要な要素を明らかにしました。
 さらに、新たな取り組みとして、8月より千葉大学の実習生を6名受け入れ、企業と連携し、上述したように、フォトブックを作成する本づくり街歩き共想法の企画運営を支援しました。

 第三に、年2回、夏と冬に自主事業として開催してきた講演会を、地域の産業振興を支援する公的機関との共催事業として実施しました。
 具体的に、2015年6月の設立記念講演会は、千葉県柏市の東葛テクノプラザにおいて、千葉県産業振興センターと共催しました。12月のクリスマス講演会は、千葉県千葉市の千葉市ビジネス支援センターにおいて、千葉市産業振興財団と共催しました。いずれも、講演だけでなく、参加者がアイディアを出し合うワークショップの時間を設ける、参加型の企画としました。

 一連の活動実績が認められ、2015年3月には、コープみらい地域かがやき賞を受賞し、8月には、大同生命厚生事業団のシニアボランティア活動助成に採択されました。10月には、当研究所の大武美保子代表理事・所長が、千葉大学先進科学賞を受賞しました。

 新年は、これまで活動を共にした、もしくは、今後の展開に必要な組織と連携しながら、活動と共に人の流れを作り出し、活動の推進に携わる人の輪を拡げて参ります。企業、自治体、公的機関、大学、病院や介護施設等と連携することを通じて、共想法事業を次々と生み出す触媒としての役割を強化し、「防ぎうる認知症にかからない社会」の実現に向けて、歩を進めたいと思います。

 本年もご指導ご鞭撻ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

2016年元旦
NPO法人ほのぼの研究所代表理事・所長
千葉大学准教授 大武美保子

ほのぼの研究所2015年度活動方針

カテゴリ : 
ほの研日誌 » お知らせ
執筆 : 
NagahisaH 2015-6-14 8:00
 ほのぼの研究所は、2007年に研究拠点として設立してから、今年で8周年を迎えます。今年度は、人材の発掘と育成をテーマに、次の三つの重点事業に取り組みます。

  第一に、これまで講演会や共想法の各コース等に参加頂いたことがある方にお会いし、意見交換する場を設け、今後の活動への参加と実施への協力を呼びかけます。共想法の広まりと共に、全国各地、施設で実施したいとの要請があることから、共想法を実施する人材に必要な知識や技能を整理し、研修のための資料や問題集を作成します。新メンバーにとっては、それ自体が研修の場となり、また、すでに実施の輪に加わっているメンバーにとっては、知識と技能の再確認と相互学習の場となります。以上を通じ、要請のある医療機関、介護施設、地域包括支援センター等との連携を図ります。

 第二に、大学における地域活性化人材育成課程の一環として、大学生のインターンシップを受け入れます。千葉大学では、文部科学省の地(知)の拠点整備事業の一環としてクリエイティブ・コミュニティ創成拠点が進められています。この中で、地域NPOインターンシップという授業があり、そのインターンシップ先の一つとして、NPO法人ほのぼの研究所が参加します。具体的には、後述するように、企業、自治体等と連携して、健康観光支援サービスの開発を共に行い、活動を通じて、地域活性化人材の育成を図ります。同時に、共想法の実施人材の多世代化を図ります。

  第三に、2014年より実施してきた街歩き共想法を、企業、自治体、観光地、大学と連携することで、受益者負担での実施を可能とし、事業として持続可能とするための方法を明らかにします。認知症予防の4要素である、食事、運動、知的活動、社会的交流に対応する一連の活動を、多くの高齢者が好む活動の一つである、旅行の中に含まれるようにした、街歩き共想法に基づく健康観光支援サービスを開発します。

NPO法人ほのぼの研究所代表理事・所長
千葉大学准教授 大武美保子

新年のご挨拶2015

カテゴリ : 
ほの研日誌 » お知らせ
執筆 : 
SatoY 2015-1-4 8:00


早暁の大洗海岸


あけましておめでとうございます

  旧年は、防ぎうる認知症にかからない社会を創ることを目標に掲げ、社会に与える影響から逆算して活動した一年でした。目標の実現に近づくためには、ほのぼの研究所だけでなく、多くの方や組織との連携が必要になります。2014年2月に放映された、TBSテレビ夢の扉+「楽しい会話の力でさらば!認知症」を通じ、全国各地の個人や自治体、企業からの問い合わせがあり、これらに対応するための体制作りが急務となりました。
  そこで、認知症予防と同時に健康づくり、地域活性化の効果が期待できる、全国各地に展開しうる新たなプログラムとして、街歩きと共想法を組み合わせた「街歩き共想法」を考案しました。これまでに、東京都台東区の谷中、茨城県桜川市真壁町、千葉県千葉市の海浜ニュータウン、千葉県柏市の柏の葉スマートシティ、埼玉県川口市のスキップシティの五か所で開催し、効果的な手順を検討しました。
  本年は、旧年に開発した街歩き共想法を各地へ展開し、人と街に与える効果検証を行います。この他、旧年より準備を進めてきた事柄に取り組みます。具体的には、企業と連携し、「共想法」を受益者負担により営利事業として社会実装するための、プログラム開発と、講師の育成を行います。同時に、「防ぎうる認知症にかからない社会」の土台となる「高齢者が役割を持ち、多世代へ貢献することができる社会」において共想法を活用する方法を明らかにするため、高齢者だけでなく多世代の方に共想法に参加頂きます。共想法への参加が各世代に与える影響と、双方向の会話を通じた世代を超えた相互学習の可能性について検討します。国際連携については、2012年の在外研究がきっかけとなり、スイスと日本の研究者が健康な老化について議論するワークショップを日本で開催します。ここでも、街歩き共想法を実施します。
  旧年の一連の活動を支えて下さったすべての方々に、心より感謝申し上げます。本年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

2015年元旦
NPO法人ほのぼの研究所代表理事・所長
千葉大学准教授 大武美保子

ほのぼの研究所2014年度活動方針

カテゴリ : 
ほの研日誌 » お知らせ
執筆 : 
SatoK 2014-5-4 8:00
ほのぼの研究所は、2007年に研究拠点として設立してから、今年で7周年を迎えます。今年度は、次の四つのことに取り組みます。
  第一に、防ぎうる認知症にかかわらない社会を創ろうキャンペーンを開催し、趣旨に賛同頂ける企業の参加を募ります。設立記念講演会、クリスマス講演会などの定例行事や、街歩き共想法などでの企業PRから、共想法を活用した新たなサービスの研究開発まで、皆様と共創していくプログラムを用意しています。是非ともご参加下さい。
  第二に、年初より試験的に開催してきた街歩き共想法を、様々な地域において、サークル、自治体、企業との協働事業として開催します。特に、昨年度より開講した共想法実践コースにおいて、今年度は、受講者と共に、街歩き共想法を企画します。共想法に興味がある方に、一人でも多く体験頂くための手順を確立します。
  第三に、病院や介護施設、老人ホームと連携して、軽度認知障害の方を中心に、共想法の本格的な臨床試験を始めます。そのために、共想法への参加をきっかけにして、認知機能を積極的に活用する生活習慣を定着させる技術を開発します。楽しい会話の前提となる、楽しい話題を見つけたり、創り出したりすることを支援するシステムを開発し、一週間に少なくとも一つ以上の楽しい話題を見つける「一週一話」の可能性を、共想法継続コースにおいて探ります。日常生活の中で情報の出し入れを積極的に行うことが、認知機能に与える影響を明らかにします。
  第四に、共想法の基礎や最新の考え方、技術を、幅広く継続的に学べる、遠隔教育システムを開発します。講演会や、各施設における共想法実施を記録した動画を基に、教材を作成し、継続的に学習できる仕組みを創ります。

NPO法人ほのぼの研究所代表理事・所長
千葉大学准教授 大武美保子

TBSのドキュメンタリー番組、夢の扉+で、「"楽しい会話"の力でさらば!認知症」と題し、共想法が特集されました。放映時間は、2014年2月9日(日)の18:30からでした。1週間前の2月2日夜7時過ぎに、都内の友人から、「来週は共想法特集ですって」と電話を受け、間もなく長崎県から「夢の扉+で次回は共想法特集と予告あり」とメールがありました。2月9日放映後の反響が予想されて、本番を心待ちしておりました。

TBS「夢の扉+」2014年2月9日 #140「"楽しい会話"の力でさらば!認知症」予告編YouTube動画


夢の扉+特集番組が終了すると、その日のうちにメールで問い合わせが10通近くありました。その後も続々と問合せがあります。
主な質問を、下記のようにまとめました。どの方にも、共想法に関する最新情報を確実に受け取ることができる、賛助会員の制度をご案内し、多くの方にご入会頂きました。

Q 東京近郊の説明会があったら参加したい (3件)
 A開催日が決まりましたらご連絡差し上げます。
Q 共想法の活動に参加したい (2件)
 A千葉県内もしくは千葉県に近い場合:千葉県柏市増尾にある介護予防センターほのぼのプラザで継続的に開催されている共想法をご案内します。
千葉県から遠い場合(名古屋など):上京時にご連絡頂ければ、ご見学頂けます。/将来、参加できる場が近隣にできましたら、ご案内します。
Q 埼玉県に共想法の研究拠点があるか?
 A 東武動物公園のある埼玉県宮代町にて、NPO法人きらりびとみやしろが、NPO法人ほのぼの研究所との協働事業として、共想法を実施しています。 
Q 共想法の社会への普及に参加したい。土日のみ参加できる。
 A 情報発信など、なんらかの形で運営に携わって頂けるとうれしいです。週末に開催する行事の際には、ご案内します。
Q 案内などを送って欲しい
 A 送付します。
Q 共想法について詳しく学びたい
 A 書籍「介護に役立つ共想法」をご覧下さい。
Q 共想法を介護施設等で実施してみたい
 A NPO法人ほのぼの研究所事務局にご連絡下さい。書籍に書かれていない最新の実施のポイントなどもあります。共想法は、情報通信システムが発達した時代に生まれた新技術です。協働事業として、実施に携わる方と知識、知見を共有し、共同研究する形で進めており、常に進化しています。


介護予防センターほのぼのプラザますおでの共想法撮影の様子

問い合わせのあった方々の居住地域は、北から南へ、北海道室蘭市/北海道石狩郡当別町/岩手県盛岡市/長野県上田市、佐久市、飯田市/埼玉県狭山市、さいたま市/千葉県柏市、流山市、松戸市、市川市、千葉市/東京都青梅市、練馬区、杉並区、世田谷区、大田区、/神奈川県川崎市、大和市/愛知県名古屋市/京都府京都市/大阪府大阪市/兵庫県宝塚市、西宮市、神戸市/徳島県三好市/熊本県熊本市、天草市と、全国各地からです。この他、千葉大学大武研究室への問い合わせも多数あります。
2月18日の、ほのぼの研究所継続コース共想法には、さっそく近郊にお住まいの4名の方が、見学に見えました。

この他、個人宛に受け取った郵便の中から、2通をご紹介します。

  • 以前から共想法について伺っていたので、より詳しく理解出来ました。認知症予防の科学的研究として注目されているようですね。大武美保子先生もすてきな先生ですね。ぎんさんの娘さんたちの会話から、人と交わる会話の重要性もよく理解出来ました。私が参加している東村山の“いきいきシニア“という会はそれが中心です。科学的な面は弱いですが、引きこもり防止の効果はあると思いました。笑顔の大切さ、先生が言われた楽しいひと時をもつこと・年をとっても怖くない、そうありたいです。(81歳男性)

  • 「共想法の意味がよくわかりました。認知に対しても脳の活性化が大切であることがぎんさんの娘さんたちの楽しそうな会話から伝わってきました。(88歳女性)


NPO法人きらりびとみやしろにおける共想法撮影の様子

TBS「夢の扉+」2014年2月9日OA #140「"楽しい会話"の力でさらば!認知症」の未放送映像 YouTube動画


夢は、防ぎうる認知症にかからない社会を作ること。人間ってすごい!もっと人間のことを知りたい。どこかに眠る答えを探したい。大切な記憶を奪う病気から高齢者を守りたい。
7年前、ほのぼのとした社会を作りたいと、ほのぼの研究所を立ち上げたのが、大武美保子先生です。先生が日ごろから大切にしているのは「人と人とを丁寧に繋げていくこと」です。
 ぎんさんの娘さんたちの会話から「笑顔と笑いの法則」を見つけられ、笑いを誘うロボット「ぼのちゃん」を開発しています。
 大武先生は未来に向かって走り続けます。


笑いを誘うロボット「ぼのちゃん」撮影の様子

2014年2月9日放送 夢の扉+
あの“ぎんさん”の娘姉妹に学ぶ「認知症予防法」
ヒミツは、“おしゃべり”!? 会話+写真+工学で病に挑む!
ドリームメーカー:
千葉大学大学院 工学研究科 准教授/工学博士/大武美保子さん
夢の扉の鍵
「答えは色んな所に眠っている 気づかないだけ」

最後になりましたが、
撮影クルーの皆様、共想法参加者の素敵な笑顔をたくさん撮影下さり、
制作スタッフの皆様、分かりやすく伝えて下さり、
ありがとうございました。

ほのぼの研究所市民研究員 田口良江

新年のご挨拶2014

カテゴリ : 
ほの研日誌 » お知らせ
執筆 : 
SatoY 2014-1-5 8:00



あけましておめでとうございます


  旧年は、ほのぼの研究所が、2008年のNPO法人設立から数えて、五周年を迎えることができました。皆様と共に歩むことができる幸運に、心から感謝申し上げます。

  昨年は、人材養成、産学連携、国際連携の三点を重点項目として、活動を展開しました。
  第一に、共想法の実践コースを、新たに開講しました。「デジカメと会話」、「パソコンと会話」の二つの切り口で、共想法への効果的な参加方法と、共想法の実施手順を学ぶ、人材養成プログラムを開発しました。開催を通じ、今後の展開を共に担う仲間を拡げることができました。
  第二に、ほのぼの研究所の活動がきっかけとなり、千葉大学とパラマウントベッド株式会社の共同研究講座が開設され、新たな産学共同研究が始まりました。看護学と工学の連携による、新たな高齢者支援学の構築を目指しています。NPO設立五周年と、共同研究講座設立を記念して、「ベッドと看護学から見た健康づくり」をテーマに、講演会を開催しました。
  第三に、「言葉と老化の関係」研究の第一人者である、スーザン・ケンパー先生を、アメリカ・カンザス大学より招待し、高齢者の特性に配慮したコミュニケーション手法について、クリスマス講演会で講演頂きました。

  本年は、上記重点項目に加え、次のことに取り組みます。まず、共想法実施の場を広げることを目的として、共想法と、旅行やウォーキングなど、相補う活動を組み合わせたプログラムの開発に取り組みます。次に、防ぎうる認知症にかからない社会を創ることを目指し、産業界との連携をさらに推し進め、共想法を核とする新たな事業と産業を構想します。さらに、医療機関と連携して、共想法の本格的な臨床試験を始めます。本年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

2014年元旦
NPO法人ほのぼの研究所代表理事・所長
千葉大学准教授 大武美保子