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共想法
Co-imagination Method in January 2007「共想法」は、テーマを決めて写真などの素材と共に話題を持ち寄り、話し手と聞き手が交互に交代しながら、会話する手法です。テーマは、好きなものごと、健康、食べ物、笑い、失敗談など、多岐に亘ります。認知症予防に有効とされる認知活動(体験記憶、注意分割、計画)を支援することを通じ、認知症予防回復につなげることを目指します。
「ふれあい共想法」の誕生
FRI Director on July 2007認知症は、筋力トレーニングのように繰り返し同じことをすれば防げるというわけではなく、体験記憶、注意分割力、計画力といった総合的な認知機能を活用し高めることが、予防回復に効果があることが知られています。
このような中、認知症予防回復を目的として、大武美保子・東京大学人工物工学研究センター准教授が開発した新手法が「共想法」です。会話は、認知症予防回復に効果的な認知機能を総合的に活用することから、画像を用いての会話が活発になるよう支援するシステムを開発し、これを用いて認知症の予防回復に役立てる「ふれあい共想法」プログラムを考案しました。
「ふれあい共想法」の実施方法
  1. 参加者は6人程度のグループ
  2. 写真とそれにまつわる話題を準備
  3. 司会者が画像をパソコンに入力
  4. スクリーンに投影された画像を説明
  5. 記憶効果の測定
「ふれあい共想法」の活動
    Participants of Co-imagination Method in January 2007
  • 2007年1〜2月にかけて一回、5〜6月にかけて一回、10月に午前午後二回、12月に午前午後二回、合計六グループ36名を対象に実施しました。最初の二回は、介護予防センター「ほのぼのプラザますお」参加者有志、10月と12月は柏市広報での一般公募により、応募者数52名の中から予定の合う方を対象としました。
  • Participants of Co-imagination Method in May 2007
  • 10月に「さわやかちば県民プラザ」が主催した「柏の葉アカデミア
    講座」で、「認知症の予防」と題して開発者の大武所長が講演し、その後、東京大学柏キャンパス一般公開にて「ふれあい共想法」の体験実施を行いました。この講座には47名の応募がありました。
「ふれあい共想法」より得られたこと
記憶効果の測定は、合計五回の実施で持ち寄られた画像をパソコン上にランダムに提示し、“誰が持ってきた”“どのテーマの画像か”を当てる課題をクイズのように行いました。正解率はきわめて高く、参加そのものが体験的記憶となった可能性が示唆されました。また、会話活性度の測定から、写真を用いたほうがコメント頻度が高く、会話が活発になっていることも分かりました。公募による初対面同士者でも会話が盛り上がり、会話支援手法としての有効性が明らかになりました。
今後の展望
  • 柏市が運営する介護予防センター“ほのぼのプラザますお”で、「ふれあい共想法」の実施を継続すると共に、実施の輪を広げてゆき、かつ、実施者の養成に取り組みます。
  • 市民同志で認知症予防サービスを提供する仕組みを構築し、地域の高齢者、特に認知症予防活動を通じた仲間づくりに参加したい高齢者を募り、ネットワーク化することを企画します。
  • 繰り返し参加される人向けに『歌の共想法<童謡・歌謡曲>』『笑う共想法』『詠む共想法<俳句・短歌>』『おやつ共想法』などテーマ毎に参加者が集える、明るい企画を開発します。
  • 認知神経機能計測や記憶効果の測定など、認知機能の計測方法の開発を進め、科学的知見を蓄積します。
  • パソコンやメールを使える参加者を募り、その中から実施者の養成をはかり、ケーブルテレビ回線を用いた双方向システムによる遠隔共想法の実験も企画しています。
ふれあい共想法の活動に参加しませんか
Illustration of Co-imagination Program
  • 「ふれあい共想法」では、共想法参加者と市民研究員(ボランティア)を募集しています。参加ご希望の方は、下記事項をご記入の上、メール或いはFAXにて事務局にご連絡頂ければ、説明会などのご案内を致します。

申し込み方法:
(1)氏名、(2)住所もしくは所属、(3)連絡先電話番号、(4)メールアドレス(ございましたら)を明記の上、FAXまたはEメールにて事務局宛にお送り下さい。

宛先:ほのぼの研究所 事務局
Eメール : fri_office'at'fonobono.org('at'を@に書き替えて送信下さい)
FAX: 04-7136-4248
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