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ほのぼの研究所
Logo of FRIほのぼの研究所は、超高齢社会の課題である「認知症」を、高齢者を中心に全世代と共に考え、解決方法を提案する新しい学問を創り、「防ぎうる認知症にならない社会」を実現することを目的としています。その具体的な手段として、認知機能を活用する会話支援手法「共想法」の実践研究と普及を目指す組織です。2007年に開所し、2008年にNPO法人化しました。「共想法」実践研究の場を運営するのは、平均年齢70代の市民研究員、そこに参加するのは、20代から90代の個人と法人賛助会員。「共想法」とは、出題されるテーマに沿って写真を撮ってきて持ち寄り、写真を見ながら「話す」「見る」「聴く」「考える」を行う会話支援の方法です。雑談と比べて、加齢と共に低下しやすい、言葉を取り出す時に必要な認知機能が向上するエビデンスが得られています。
「ほのぼの研究所」の活動
 「共想法」を日々の生活の中に取り入れ、長持ちする脳の使い方を実践する高齢者が中心に活動しています。
・「共想法」継続コースの実施
・講演会開催、ニューズレターやブログで情報発信
・各地での「共想法」実施運営のサポート
・「防ぎうる認知症にならない社会」を共に目指す自治体や企業との協働事業
・活動を通じた人材育成、最先端技術の開発と評価
などを行っています。
大学コンソーシアム柏
千葉県柏市は、平成18年11月22日、柏市内及び近隣の10の大学に呼びかけ、「大学コンソーシアム柏」を設立しました。これは,生涯学習や手賀沼の浄化、産業の振興、市民の健康づくり、国際化など、まちづくりの幅広い分野で民産学官の連携交流を深めて大学と地域及び大学間の協働を促進し、大学と地域社会がともに発展できる体制をつくっていこうとするものです。ほのぼの研究所は、大学コンソーシアム柏 健康づくり分科会に研究プロジェクトとして参加しています。
ほのぼの研究所開設への道のり
ほのぼの研究所は、ほのぼの研究所というシステム自体が実験的試みであり、研究成果です。 ほのぼの研究所ができるまでの沿革を、簡単にご紹介します。 FRI in Kashiwa City Office on June 2007
  • 2007年4月 柏市役所にて、ふれあい共想法2007年1月ー2月実施報告ならびに、学会発表報告。今後の柏市と東京大学、柏市民との連携方法について話し合い、柏市民、柏市役所と企業、東京大学の連携研究拠点 ほのぼの研究所を開設することとなりました。
  • 2007年5月 ほのぼの研究所は、大学コンソーシアム柏健康づくり分科会に位置づけることが承認されました。
  • 2007年6月 柏市役所にて、ほのぼの研究所による関連部署との連携方法について説明を行い、組織の壁を越えた連携をはかる、ほのぼの研究所の構想を共有しました。その後、一人ひとり、質問やコメントをして、全員で議論しました。
  • 2007年7月 インターネット上にほのぼの研究所(本ウェブサイト)を開設し、柏市介護予防センターほのぼのプラザますおにおいて開所式を開催します。
「ほのぼの研究所」の開設
Fonobono Researchers in December 20072007年7月「ふれあい共想法」の活動に参加する市民、企業、柏市、東京大学で構成する“民産官学”連携研究拠点「ほのぼの研究所」を開設し、開所式を行いました。この様子は、J:COM、NHK、全国紙、地元各紙で報道され、このプロジェクトへの関心の高さが示されました。この研究所に携わる市民研究員は、2012年7月現在14名おります。市民研究員は「ふれあい共想法」に参加し、その後、実施者として参加する者より構成され、高齢化社会の新たな仕組み作りを実践的に研究しています。
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