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6月30日の夏越の祓(なごしのはらい)に櫻木神社(野田市)にお詣りしたときに、5cm位のこの蝶に出会いました。長いこと見ていても動かず、帰るまでに3回も見ることになりました。ということで、この蝶に自己紹介をお願いしたところ、「私の名前はアカボシゴマダラ、この神社の木陰はミストがあってり居心地が良いのよ。海外から持ち込まれたらしいという外来種で、幼虫の時エノキの葉を沢山食べて枯らしてしまったからと、悪者のレッテル貼られたのよ。もう少し休んだら駆除されない様に私も「茅の輪をくぐり」をしてから飛んで行くわ。バイバイ」 とのことでした。

アカボシゴマダラ蝶
コメント:市民研究員 H.N.さん
南洋風にも思える文様のような模様のインパクトが強い蝶ですね、初めて見ました。残念ながら、悪名高い特定外来種とのこと。ウェブ検索をしてみたら、「駆除の対象」という記述に続き、これも初めて知ったのですが、蝶のスピリチュアルな観点からすると、「成長と変化の導き」とありました。こじつけになるかもしれませんが、前半の半年のお祓いをし、後半の半年の無病息災を願う夏越しの祓の日での出会いは、なかなか意味深かったのかもしれませんね。
市民研究員 継続コース参加者 N.S.さん

アカボシゴマダラ蝶
コメント:市民研究員 H.N.さん
南洋風にも思える文様のような模様のインパクトが強い蝶ですね、初めて見ました。残念ながら、悪名高い特定外来種とのこと。ウェブ検索をしてみたら、「駆除の対象」という記述に続き、これも初めて知ったのですが、蝶のスピリチュアルな観点からすると、「成長と変化の導き」とありました。こじつけになるかもしれませんが、前半の半年のお祓いをし、後半の半年の無病息災を願う夏越しの祓の日での出会いは、なかなか意味深かったのかもしれませんね。
7月21日に撮影したミンミンゼミの羽化の様子です。近くの公園で地面に1〜2cmの穴が開き始、地下の蝉の幼虫が活動し始めたようでしたので、ずっと観察してみました。土の中で3〜7年暮らして幼虫になり、暗くなると木に登り、一時間かけて羽化するといわれています。雌は木に卵を産み付け、雄は求愛のために鳴いて居場所を知らせるそうです。夏の公園はセミたちの合唱でカラスも負けています。懸命に生きる7日間の生命の営みを思うと、蝉の声が応援歌に聞こえます

ミンミンゼミの羽化
コメント:市民研究員 A.S.さん
あのミンミンと言う音を聴くと蝉だけが夏を謳歌してるように聞こえます。夏の虫の代表格とも言える蝉の一生は長くて、短いようですが、羽化するにも相当なエネルギーをようするのでしょう。今年の夏は日照りが続き土が固く、穴あけが大変で蝉の羽化も少ないとか。写真の蝉さん頑張って出て来たのでしょうね。
継続コース参加者 N.K.さん

ミンミンゼミの羽化
コメント:市民研究員 A.S.さん
あのミンミンと言う音を聴くと蝉だけが夏を謳歌してるように聞こえます。夏の虫の代表格とも言える蝉の一生は長くて、短いようですが、羽化するにも相当なエネルギーをようするのでしょう。今年の夏は日照りが続き土が固く、穴あけが大変で蝉の羽化も少ないとか。写真の蝉さん頑張って出て来たのでしょうね。
山百合が良い香りを振りまいているので、誘われて飛んできました。育ち盛りの私は、美味しい野菜が沢山あるこの庭がお気に入りです。今日も朝からフレッシュな葉っぱを食べにきたのですが、百合の花びらがゆりかごのようで、ついまどろんでしまいました。「ユリ」だけに…。風が吹くとゆらゆらと揺れてハンモックみたいです。「あぁ、良い気持ち」と油断していたら、花びらがハラハラと落ちてしまいました。けれども、バッタの子どもは、そんな事ではあわてませんのでご心配なく。

山百合のゆりかご
コメント:市民研究員 H.N.さん
このバッタ類は草むらや田んぼ等にいるとばかり思っており、花の側にもいることを想像したことがなかったので、E.N.さんが表されたバッタ君の気持ちを、童話の一部のようにも感じました。沢山の野菜や花が育てられているというE.N.さん宅のお庭、その後のバッタ君の散策ストーリーの続きも、伺ってみたいと思いました。
市民研究員 E.N.さん

山百合のゆりかご
コメント:市民研究員 H.N.さん
このバッタ類は草むらや田んぼ等にいるとばかり思っており、花の側にもいることを想像したことがなかったので、E.N.さんが表されたバッタ君の気持ちを、童話の一部のようにも感じました。沢山の野菜や花が育てられているというE.N.さん宅のお庭、その後のバッタ君の散策ストーリーの続きも、伺ってみたいと思いました。
7月7日午前中に撮った「ヘビトンボ」の成虫です。その際、昆虫の気持ちになって観察してみました。 樹木に止まっていたのに、木の枝の伐採作業が入り、騒がしくなったのでコンクリートの電柱に移ったのでしょう。私が偶然、見つけてからは、4センチほどの体を僅かに移動しながら蛇のような目や大顎のある首から頭の部分を伸ばしてみせたのでしょう。どうやらこんな気持ちではないかと「幼虫の時は川や清流の中流以上の水辺の自然環境で餌を捕え、さなぎを含めて2〜3年を過ごせたのは良い時代だったと思っています。だけど、成虫になってからは2週間程しか生きられないので、早くパートナーに出会いたいなぁ。首から顔の部分をズームアップして観てほしいよ」と。実際に、ヘビを連想できますよ。

夏の虫になりきって、観察してみた 「ヘビトンボ」
コメント:市民研究員 A.S.さん
ヘビトンボとは珍しい?スナップの紹介ですね。近くに自然な池や水辺が有るところで幼虫時代を過ごし、大人になったら樹木の枝で休みたいのが、トンボの気持ちでしょう。コンクリートの柱で休憩とは、暑い夏に大変でしょうね。
市民研究員 K.S.さん

夏の虫になりきって、観察してみた 「ヘビトンボ」
コメント:市民研究員 A.S.さん
ヘビトンボとは珍しい?スナップの紹介ですね。近くに自然な池や水辺が有るところで幼虫時代を過ごし、大人になったら樹木の枝で休みたいのが、トンボの気持ちでしょう。コンクリートの柱で休憩とは、暑い夏に大変でしょうね。
今はいろいろな事がスピーディーで、使い捨ての世の中。もったいない精神で、つい色々と取っておく事が多いのですが、「これを何に使えるか?」を考えて取り置いた物の工夫し、整理をする様にしています。ペットボトルにはお米を入れて冷蔵。トイレットペーパーの袋はゴミ箱の中袋等に使用しています。友人から教えてもらった面白い使い方は、旅先で貰うシャワーキャップに新聞紙に包んだキャベツやレタスを入れて冷蔵する事です。

アップサイクル色々
コメント:市民研究員 H.N.さん
私にしては珍しくお米の値上がり気配を早くに察知して購入した自宅備蓄米の冷蔵保管に手を焼いていたので、ボトル入りのお米の販売を知りながら、思いつかなかったことを大反省しました。リサイクルに回すのも資源有効活用の一つでしょうが、それぞれの特長を考えて活用する工夫をするのも、クリエイティブで楽しいことのようだと再認識しました。
継続コース参加者 F.W.さん

アップサイクル色々
コメント:市民研究員 H.N.さん
私にしては珍しくお米の値上がり気配を早くに察知して購入した自宅備蓄米の冷蔵保管に手を焼いていたので、ボトル入りのお米の販売を知りながら、思いつかなかったことを大反省しました。リサイクルに回すのも資源有効活用の一つでしょうが、それぞれの特長を考えて活用する工夫をするのも、クリエイティブで楽しいことのようだと再認識しました。
2025年7月15日(火))13時30分より、東京都中央区日本橋の理化学研究所革新知能統合研究センターのオープンスペースにて、代表理事・所長の大武美保子が勤務する理化学研究所とほのぼの研究所の共催で、NPO法人ほのぼの研究所設立記念講演会「認知症の予防と治療の未来」を開催しました。
なお、本講演会は、令和7年度柏市社会福祉協議会 共同募金配分金による助成を受けて実施したものです

2025年度設立記会チラシ
招待講演講師として、国立研究開発法人量子医科学研究所(QST)脳機能イメージング研究センターセンター長・大阪公立大学医学研究科健康長寿医科学講座 病因診断科学 教授である樋口真人先生をお招きし、「招待講演」「基調講演」「両講師の対談」「交流会」の4部形式としました。

樋口真人先生
前日来、梅雨明け前に早くも接近の台風5号の影響が案じられる不安定な天候でしたが、栃木県を含めて関東圏各地から70歳代を中心に40〜90歳代の40余名の方々にご参加いただきました。

メモを取りながら熱心に視聴なさる参加者
開会の挨拶では、かねてより根強いリクエストのあった認知症の基礎研究や治療の最前線に関する講話を、その分野でトップランナーである樋口真人先生から拝聴できる念願が叶った経緯と感謝の念を、大武所長代表理事・所長が述べました。
続いて、大武所長の東大時代の恩師で、ほのぼの研究所の設立以来の理事でもある岩田修一東大名誉教授より、ご参加の皆様と様々な知見を共有できる喜びと共に、教え子の研究がLarge Language ModelというAIのトレンドが始まっている中、彼女らの研究が日本の叡智として世界に役立つものとなってほしいという激励を述べられました。

岩田理事挨拶
招待講演のタイトルは「認知症の革新的な診療を身近に利用できる社会へ」。千葉市の量子科学技術研究開発機構の脳機能イメージング研究センターセンター長であるとともに、大阪公立大学で教授をお務めになりながら、大阪での認知症研究と診療を統合するセンターの立ち上げにも関わるというクロスアポイントメントで、両所を行き来していらっしゃるという自己紹介から始まりました。

樋口先生講演演目
鞠知症病態の基本概念
◆神経変性性3大認知症は初期症状での鑑別・診断は困難。
診断の手がかりとなるもの…脳にたまるタンパクのごみ(凝集体)
.▲襯張魯ぅ沺蕊➨アミロイドβ・タウ
∩案側頭葉変性症➨タウ・あるいはTDP43
レビー小体型認知症➨アルファシヌクレイン

認知症者の脳に沈着するタンパク
恭弯慧診断・医療技術の進歩
◆アミロイドβ病変を「見つけて」「治す」
・PET(電子放射断層撮影法)により可視化(25万円)
・除去する抗体薬の開発【アデュカヌマブ】
・その後【レカネマブ】等の抗体薬が承認され、臨床利用
課題:アミロイドβは7〜8割除去され、認知機能障害の進行が3割遅延
も、効果の割に薬価が高価(300万円/年)タウ病変には?
◆タウ病変を「見つけて」「治す」
・QSTグループ(樋口先生)によるタウタンパクに結合するPET薬剤を開発
➨様々な認知症におけるタウ蛋白の蓄積パターンの可視化に成功、
現在日本を含めた4カ国で臨床試験が進行中。2027年には診断薬として承認される
見込み
・タウ遺伝子発現を抑制し、タウを除去する治療薬(核酸医薬)開発
啓\ぢ紊稜知症の革新的診療に向けて
・血漿中アミロイドβの計測システムを国内で準備中
・画像検所見を反映する血液タウ検査法のネットワークMABB:Multicenter
Alliance For Brain Biomarkers により全国の研究機関と血液バイオマーカーを開発中
・大阪公立大学開発のラクシスシステムは迅速・安価・微量・高感度のタウ血液検査が
可能に

次世代診断・診療ワークフローイメージとファシリティのイメージ
◆認知症根絶に向けたムーンショット型開発事業
認知症病態は’焼發涼素鬚涼濱儉∈挧ο群臭1蠑鼻,箸、連携かつ悪影響を及ぼ
し合い、3つ巴になって進行する。中年期からの様々な危険因子(難聴、うつ、
頭部外傷、身体活動低下、糖尿病、喫煙、高血圧、肥満など)が認知症リスクの
約半分を占めており、これらは炎症と細胞老化の連鎖反応として共通のメカニズ
ムで説明でき得る。「ムーンショット型研究開発事業」として、西日本の認知症
研究拠点:大阪健康長寿医科学センター(大阪長寿)を含めた、全国10研究機関
と12人の分担者と共に、病態の進行を操る鍵物質を見つけ出す事業を行い次世代
の認知症予防・治療の開発を進行(2024/11〜)

認認知症根絶に向けたムーンショット型研究開発事業
乎翡期以降のレジリエンス低下(認知症予防)を防ぐためのコミュ力、絆の重要性
「教育歴の長さが、レジリデンス(脳の強靭さ・打ち勝つ力)認知症発症の低減と
関係がある」➨神経細胞の同士の繋がり、脳内免疫細胞と神経の繋がり、
脳と様々な臓器とのつながり、人と人との繋がりがレジリエンスを強化し、認知
症に打ち勝つ力となる。特に中年以降はコミュニケーション能力の低下により、
レジリエンスを低下させる可能性があるため、それを防ぐための職場・家庭・
職場での役割や、そして本人たちが夢中に・生きがいとなり得るモノ・ヒトの創
成や参加による相互の「絆」強化が、認知症予防の重要な要素となり得ると説かれ
ました。

【重要】中高年期からレジリエンスを高めること
最後に、多くの構想や展望に関しては、試行錯誤が続くも、確実に次世代には間に合うと確信しているので、皆様の協力も得ながら邁進していくと講話㋾締めくくられました。
続く大武代表理事・所長の基調講演「会話で言語能力を高め、認知症の発症を遅らせる」では、まず認知症になり、同じ話ばかりする祖母の記憶が、写真を使った会話によって記憶が呼び覚まされ、会話が広がることに気づいたこと、「共想法」という会話支援手法を2006年に考案したことが、会話による認知症予防の研究に着手した契機だとしました。
実践研究の拠点として、NPO法人ほのぼの研究所を設立してフィールドワークを続け、共想法により「工学的に脳をどのように使えば、長持ちするのか」という実践研究を一貫して行い、さらに2017年より、人間の知能を育む人工知能についての基礎研究を、理化学研究所の革新知能統合研究センターで行っていると、研究プロセスを述べました。また介護現場でのコミュニケーション支援のためにと『介護に役立つ共想法』を、また昨年末には、研究結果に基づく、認知機能向上のための会話についてまとめた『脳が長持ちする会話』を上梓したと伝えました。

大武代表理事の基調講演
次いで、認知症を脳や身体の疾患が原因で記憶や判断力等の障害が起こり、生活に支障を来たす状況であると定義づけ、その予防のためのアプローチとして、生理的アプローチと認知的アプローチが必要であると述べました。そして、若い時から言語能力が高かった人の中には、脳に疾患があっても認知症が発症しない人がいたという修道女研究を紹介しました。認知的アプローチの中でも、特に会話やコミュニケーション能力に着目し、テーマに沿った写真を持ち寄り、それについて話題提供、質疑応答をすることで、加齢になると低下しやすい体験記憶、注意分割機能、計画力、実行機能などの認知機能を活用する会話にフォーカスして開発した「共想法」について説明をしました。

修道女研究

共想法での行動と活用される認知機能
実践を重ねた結果、その効果検証のために、ランダム化比較試験を行い、介入群において、加齢により低下しやすい言語流暢性が有意に向上する結果が得られ、今後実施するより長期間の介入研究の基礎となる、急激に低下する恐れのある認知機能の底上げができることを確かめたと述べました。
最後に、ほのぼの研究所では、「脳が長持ちする会話」を日常に取り入れる習慣作りの重要性を鑑み、「長持ち脳検定」や「長持ち脳」のコミュニティづくり事業や、特に次世代の40〜50代をターゲットにした活動を拡大することで、「脳が長持ちする会話」を世の中に広めていきたいと抱負を述べ、終話しました。
小休憩を挟んだ講師2人の対談に先駆け、びっしりと記入された質問用紙が寄せられました。対談時間内にすべてにお答えすることは不可能であるものの、webサイトを含めすべて回答させていただくことをご承知おきいただき、幾つかの質問に両講師が対談をしながら回答しました。

対談しながら、参加者の質問に答える両講師
取り上げられた質問は「教育歴の長さと認知症リスクの関係」「アミロイドβは睡眠時にしか除去されないのか」「認知症予防と運動との関係性」「認知症検査における心理的ハードル」「芸術活動と認知症予防」とどれもが興味深いものでした。すべての質問に対しては、ご本人に必ず回答するほか、公開が承諾されたものに関しては、時宜を応じてブログ等にてご公開予定です。ここでは以下2例をご紹介します。
【質疑応答の2例】
Q―「認知機能検査を受けるのには、心理的ハードルがありますが…」
A―アミロイドβ除去治療法の発展により、将来的にはハードルは下がる可能性があります。早期発見により、ライフスタイルの変更などの予防的措置を講じる時間的委余裕が生まれるからです。血液検査等の新しい診断技術が脳内の変化をリアルタイムに捉えることができるので、早期介入の可能性を高めていくべきだと思います。(樋口先生)
現在は、認知機能検査を、測らなくても下がっていることが分かるくらい、認知機能が大幅に低下した後に行うことが多いです。血圧で言えば、高血圧と診断されるくらい、高い血圧になって初めて測るようなものです。本来は、高血圧ではない「血圧が高め」のような段階で気づければ、対策が立てられます。今後は、まだ大きな問題にならない、中年期のうちから認知機能を測定し、自分の特性を知っておいた上で、変化に気づけるようにする仕組みづくりをできればと考えています。(大武所長)
Q−「睡眠中にしかアミロイドβは除去されないのですか?。睡眠時間が不規則で短いので不安です」
A―基礎研究では睡眠中の方が脳内の水の流れがアミロイドβの除去に効果的だとされていますが、人間での実証はさらに必要だと思われます。起床時にも除去はされるものの、睡眠中の方が効果が高いとされています。(樋口先生)
最後に大武所長から投げかけられた「世界で初のタウタンパクに結合するPET薬剤開発の成功要因」に関する樋口先生への質問には、大手の製薬会社のような人工的なタウではなく、実際の患者の脳組織やモデル動物のそれを使ったこと、モデル動物の早期導入や、診断薬が微量で効果を発揮するという特性を活かした迅速な臨床応用の戦略が奏功したと思うと回答されました。そして何より小さな発見や疑問を見逃さず、立ち止まって考える姿勢や、他の人と違うことをしてみることも重要だったと、ご自身の真摯な研究への向き合い方を語られました。
休憩後の交流会は、認知症予防分野の推し活の重要メンバーに、大武代表理事に加えて、早速樋口先生を加えたといわれた、笑顔の岩田理事に再登場いただき、「みんなで元気に生きていきましょう」と乾杯の音頭をとっていただきました。

岩田理事の音頭で乾杯
樋口先生の講話から、様々な分野で進められている技術開発や事業構想から、早期発見、治療への道筋が身近になりつつあることを誰もが実感でき、光が見えてきた安堵の念を抱いたように思えました。そうした思いを反映したのか、なおかつ研究について熱く、しかも気さくにお話し下さる樋口先生の雰囲気もあいまって、対談に続く交流会は、レイアウト変更のためのインターバルを挟みながらも、中座する方はわずかでした。両講師とも積極的に参加者の輪に入って下さったので、そこここに笑顔の会話の花が咲き、閉会が延刻したほどでした。そして、夕刻のゲリラ豪雨再来も案じられる中、最後まで参加者をお見送り下さった樋口先生のお人柄に感謝いたしました。

参加者と歓談する講師
最後になりましたが、当講演会の開催にあたり、共催者として多大なご尽力をいただきました理化学研究所革新知能統合研究センター センター長室の方々、並びに助成金を賜りました柏市社会福祉協議会様を始めとする、全ての関係者の方々に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
なお、本講演会は、令和7年度柏市社会福祉協議会 共同募金配分金による助成を受けて実施したものです

2025年度設立記会チラシ
招待講演講師として、国立研究開発法人量子医科学研究所(QST)脳機能イメージング研究センターセンター長・大阪公立大学医学研究科健康長寿医科学講座 病因診断科学 教授である樋口真人先生をお招きし、「招待講演」「基調講演」「両講師の対談」「交流会」の4部形式としました。

樋口真人先生
前日来、梅雨明け前に早くも接近の台風5号の影響が案じられる不安定な天候でしたが、栃木県を含めて関東圏各地から70歳代を中心に40〜90歳代の40余名の方々にご参加いただきました。

メモを取りながら熱心に視聴なさる参加者
開会の挨拶では、かねてより根強いリクエストのあった認知症の基礎研究や治療の最前線に関する講話を、その分野でトップランナーである樋口真人先生から拝聴できる念願が叶った経緯と感謝の念を、大武所長代表理事・所長が述べました。
続いて、大武所長の東大時代の恩師で、ほのぼの研究所の設立以来の理事でもある岩田修一東大名誉教授より、ご参加の皆様と様々な知見を共有できる喜びと共に、教え子の研究がLarge Language ModelというAIのトレンドが始まっている中、彼女らの研究が日本の叡智として世界に役立つものとなってほしいという激励を述べられました。

岩田理事挨拶
招待講演のタイトルは「認知症の革新的な診療を身近に利用できる社会へ」。千葉市の量子科学技術研究開発機構の脳機能イメージング研究センターセンター長であるとともに、大阪公立大学で教授をお務めになりながら、大阪での認知症研究と診療を統合するセンターの立ち上げにも関わるというクロスアポイントメントで、両所を行き来していらっしゃるという自己紹介から始まりました。

樋口先生講演演目
鞠知症病態の基本概念
◆神経変性性3大認知症は初期症状での鑑別・診断は困難。
診断の手がかりとなるもの…脳にたまるタンパクのごみ(凝集体)
.▲襯張魯ぅ沺蕊➨アミロイドβ・タウ
∩案側頭葉変性症➨タウ・あるいはTDP43
レビー小体型認知症➨アルファシヌクレイン

認知症者の脳に沈着するタンパク
恭弯慧診断・医療技術の進歩
◆アミロイドβ病変を「見つけて」「治す」
・PET(電子放射断層撮影法)により可視化(25万円)
・除去する抗体薬の開発【アデュカヌマブ】
・その後【レカネマブ】等の抗体薬が承認され、臨床利用
課題:アミロイドβは7〜8割除去され、認知機能障害の進行が3割遅延
も、効果の割に薬価が高価(300万円/年)タウ病変には?
◆タウ病変を「見つけて」「治す」
・QSTグループ(樋口先生)によるタウタンパクに結合するPET薬剤を開発
➨様々な認知症におけるタウ蛋白の蓄積パターンの可視化に成功、
現在日本を含めた4カ国で臨床試験が進行中。2027年には診断薬として承認される
見込み
・タウ遺伝子発現を抑制し、タウを除去する治療薬(核酸医薬)開発
啓\ぢ紊稜知症の革新的診療に向けて
・血漿中アミロイドβの計測システムを国内で準備中
・画像検所見を反映する血液タウ検査法のネットワークMABB:Multicenter
Alliance For Brain Biomarkers により全国の研究機関と血液バイオマーカーを開発中
・大阪公立大学開発のラクシスシステムは迅速・安価・微量・高感度のタウ血液検査が
可能に

次世代診断・診療ワークフローイメージとファシリティのイメージ
◆認知症根絶に向けたムーンショット型開発事業
認知症病態は’焼發涼素鬚涼濱儉∈挧ο群臭1蠑鼻,箸、連携かつ悪影響を及ぼ
し合い、3つ巴になって進行する。中年期からの様々な危険因子(難聴、うつ、
頭部外傷、身体活動低下、糖尿病、喫煙、高血圧、肥満など)が認知症リスクの
約半分を占めており、これらは炎症と細胞老化の連鎖反応として共通のメカニズ
ムで説明でき得る。「ムーンショット型研究開発事業」として、西日本の認知症
研究拠点:大阪健康長寿医科学センター(大阪長寿)を含めた、全国10研究機関
と12人の分担者と共に、病態の進行を操る鍵物質を見つけ出す事業を行い次世代
の認知症予防・治療の開発を進行(2024/11〜)

認認知症根絶に向けたムーンショット型研究開発事業
乎翡期以降のレジリエンス低下(認知症予防)を防ぐためのコミュ力、絆の重要性
「教育歴の長さが、レジリデンス(脳の強靭さ・打ち勝つ力)認知症発症の低減と
関係がある」➨神経細胞の同士の繋がり、脳内免疫細胞と神経の繋がり、
脳と様々な臓器とのつながり、人と人との繋がりがレジリエンスを強化し、認知
症に打ち勝つ力となる。特に中年以降はコミュニケーション能力の低下により、
レジリエンスを低下させる可能性があるため、それを防ぐための職場・家庭・
職場での役割や、そして本人たちが夢中に・生きがいとなり得るモノ・ヒトの創
成や参加による相互の「絆」強化が、認知症予防の重要な要素となり得ると説かれ
ました。

【重要】中高年期からレジリエンスを高めること
最後に、多くの構想や展望に関しては、試行錯誤が続くも、確実に次世代には間に合うと確信しているので、皆様の協力も得ながら邁進していくと講話㋾締めくくられました。
続く大武代表理事・所長の基調講演「会話で言語能力を高め、認知症の発症を遅らせる」では、まず認知症になり、同じ話ばかりする祖母の記憶が、写真を使った会話によって記憶が呼び覚まされ、会話が広がることに気づいたこと、「共想法」という会話支援手法を2006年に考案したことが、会話による認知症予防の研究に着手した契機だとしました。
実践研究の拠点として、NPO法人ほのぼの研究所を設立してフィールドワークを続け、共想法により「工学的に脳をどのように使えば、長持ちするのか」という実践研究を一貫して行い、さらに2017年より、人間の知能を育む人工知能についての基礎研究を、理化学研究所の革新知能統合研究センターで行っていると、研究プロセスを述べました。また介護現場でのコミュニケーション支援のためにと『介護に役立つ共想法』を、また昨年末には、研究結果に基づく、認知機能向上のための会話についてまとめた『脳が長持ちする会話』を上梓したと伝えました。

大武代表理事の基調講演
次いで、認知症を脳や身体の疾患が原因で記憶や判断力等の障害が起こり、生活に支障を来たす状況であると定義づけ、その予防のためのアプローチとして、生理的アプローチと認知的アプローチが必要であると述べました。そして、若い時から言語能力が高かった人の中には、脳に疾患があっても認知症が発症しない人がいたという修道女研究を紹介しました。認知的アプローチの中でも、特に会話やコミュニケーション能力に着目し、テーマに沿った写真を持ち寄り、それについて話題提供、質疑応答をすることで、加齢になると低下しやすい体験記憶、注意分割機能、計画力、実行機能などの認知機能を活用する会話にフォーカスして開発した「共想法」について説明をしました。

修道女研究

共想法での行動と活用される認知機能
実践を重ねた結果、その効果検証のために、ランダム化比較試験を行い、介入群において、加齢により低下しやすい言語流暢性が有意に向上する結果が得られ、今後実施するより長期間の介入研究の基礎となる、急激に低下する恐れのある認知機能の底上げができることを確かめたと述べました。
最後に、ほのぼの研究所では、「脳が長持ちする会話」を日常に取り入れる習慣作りの重要性を鑑み、「長持ち脳検定」や「長持ち脳」のコミュニティづくり事業や、特に次世代の40〜50代をターゲットにした活動を拡大することで、「脳が長持ちする会話」を世の中に広めていきたいと抱負を述べ、終話しました。
小休憩を挟んだ講師2人の対談に先駆け、びっしりと記入された質問用紙が寄せられました。対談時間内にすべてにお答えすることは不可能であるものの、webサイトを含めすべて回答させていただくことをご承知おきいただき、幾つかの質問に両講師が対談をしながら回答しました。

対談しながら、参加者の質問に答える両講師
取り上げられた質問は「教育歴の長さと認知症リスクの関係」「アミロイドβは睡眠時にしか除去されないのか」「認知症予防と運動との関係性」「認知症検査における心理的ハードル」「芸術活動と認知症予防」とどれもが興味深いものでした。すべての質問に対しては、ご本人に必ず回答するほか、公開が承諾されたものに関しては、時宜を応じてブログ等にてご公開予定です。ここでは以下2例をご紹介します。
【質疑応答の2例】
Q―「認知機能検査を受けるのには、心理的ハードルがありますが…」
A―アミロイドβ除去治療法の発展により、将来的にはハードルは下がる可能性があります。早期発見により、ライフスタイルの変更などの予防的措置を講じる時間的委余裕が生まれるからです。血液検査等の新しい診断技術が脳内の変化をリアルタイムに捉えることができるので、早期介入の可能性を高めていくべきだと思います。(樋口先生)
現在は、認知機能検査を、測らなくても下がっていることが分かるくらい、認知機能が大幅に低下した後に行うことが多いです。血圧で言えば、高血圧と診断されるくらい、高い血圧になって初めて測るようなものです。本来は、高血圧ではない「血圧が高め」のような段階で気づければ、対策が立てられます。今後は、まだ大きな問題にならない、中年期のうちから認知機能を測定し、自分の特性を知っておいた上で、変化に気づけるようにする仕組みづくりをできればと考えています。(大武所長)
Q−「睡眠中にしかアミロイドβは除去されないのですか?。睡眠時間が不規則で短いので不安です」
A―基礎研究では睡眠中の方が脳内の水の流れがアミロイドβの除去に効果的だとされていますが、人間での実証はさらに必要だと思われます。起床時にも除去はされるものの、睡眠中の方が効果が高いとされています。(樋口先生)
最後に大武所長から投げかけられた「世界で初のタウタンパクに結合するPET薬剤開発の成功要因」に関する樋口先生への質問には、大手の製薬会社のような人工的なタウではなく、実際の患者の脳組織やモデル動物のそれを使ったこと、モデル動物の早期導入や、診断薬が微量で効果を発揮するという特性を活かした迅速な臨床応用の戦略が奏功したと思うと回答されました。そして何より小さな発見や疑問を見逃さず、立ち止まって考える姿勢や、他の人と違うことをしてみることも重要だったと、ご自身の真摯な研究への向き合い方を語られました。
休憩後の交流会は、認知症予防分野の推し活の重要メンバーに、大武代表理事に加えて、早速樋口先生を加えたといわれた、笑顔の岩田理事に再登場いただき、「みんなで元気に生きていきましょう」と乾杯の音頭をとっていただきました。

岩田理事の音頭で乾杯
樋口先生の講話から、様々な分野で進められている技術開発や事業構想から、早期発見、治療への道筋が身近になりつつあることを誰もが実感でき、光が見えてきた安堵の念を抱いたように思えました。そうした思いを反映したのか、なおかつ研究について熱く、しかも気さくにお話し下さる樋口先生の雰囲気もあいまって、対談に続く交流会は、レイアウト変更のためのインターバルを挟みながらも、中座する方はわずかでした。両講師とも積極的に参加者の輪に入って下さったので、そこここに笑顔の会話の花が咲き、閉会が延刻したほどでした。そして、夕刻のゲリラ豪雨再来も案じられる中、最後まで参加者をお見送り下さった樋口先生のお人柄に感謝いたしました。

参加者と歓談する講師
最後になりましたが、当講演会の開催にあたり、共催者として多大なご尽力をいただきました理化学研究所革新知能統合研究センター センター長室の方々、並びに助成金を賜りました柏市社会福祉協議会様を始めとする、全ての関係者の方々に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
市民研究員 長久 秀子
関東地方が梅雨明けした7月18日火曜日、ラコルタ柏の5階の柏中央公民館講堂で、大武美保子ほのぼの研究所代表理事・所長が「今から始める認知症予防 共想法体験」と題して講演を行いました。これは柏市シニアクラブ連合会のリーダー研修会の一環として実施されたものです。当会は高齢者により会員相互の親睦と総合扶助を目的とした自主組織で、支部毎に温泉地でのグランドゴルフ大会を含む一泊の研修旅行や、ボウリング大会など多彩なイベントが開催されているとのことで、羨ましく思いました。

柏市シニアクラブ連合会会長等リーダー研修会場
赤い椅子が印象的な会場には51名ほどの方々が参加され、初めて先生のお話に触れる方が大部分だったこともあり、熱心に聴講されていました。司会は副会長の亀田絹子様が担当され、会長の山田俊治様の開会挨拶では、大武所長の経歴を丁寧にご紹介いただきました。

柏市シニアクラブ連合会会長挨拶
続いて大武所長からは40分にわたる熱意溢れる講話がなされ、共想法の歴史や今後の展望、ご自身の体験を交えた分かりやすいお話が展開されました。共想法を考案した経緯やこれまでの研究のプロセスに加えて、会話が認知機能に与える影響が大きいという話、「話す」「聴く」「考える」という一連の作業を通して、加齢に伴う認知機能の低下を「脳の使い方を工夫する」ことにより、防ぐことを目指しているのが共想法だという説明がなされました。また、認知機能を高めて脳を長持ちさせてくれるのが共想法というツールであるとも述べました。た。
特に最近、自身の骨密度が上がったという事実は、日ごろの栄養管理と運動によるところが大きいとのことで、有言実行の研究者であるという印象を強く与えるものでした。毎日冷ややっこを食べる習慣は早速我が家でも真似してみたいと思いました。
最後に大武所長の近著『脳が長持ちする会話』について紹介がありました。認知機能を活用する性質を持つ会話、即ち、脳が長持ちする会話を、日常生活に取り入れることを提案するものです。共想法はその理論をもとに編み出された会話支援の方法ですが、日々の会話に一工夫加えることで、脳を長持ちさせることにつながると述べました。

大武所長による講話
講話の後は、市民研究員4名による共想法の実演がありました。テーマは「最近楽しかったこと」です。北海道旅行、理研での講演会、蛍の撮影、トリックアート展などが話題として提供されました。司会ロボットのぼのちゃんは、今日もしっかりお仕事をしてくれましたので、ほっとしました。
ほのぼの研究所担当の講話の後は、柏市の福祉担当者、高齢者支援課の島澤智宏課長による、柏市における超高齢社会への対応施策に関するお話がありました。特に柏市の女性の健康寿命が全国平均よりかなり長いという事実には衝撃を受けました。令和4年時点で、全国平均が75.5歳のところ、84.5と、9歳長いとのことです。(出典:全国平均については、厚生労働科学研究「次期健康づくり運動プラン作成と推進に向けた研究」、柏市については、「第2次柏市健康増進計画」より)

柏市高齢者支援課長島澤智宏様の講話
これは、柏市が長年高齢者問題に真剣に取り組んできたこと、市民の皆様が自分事としてその問題に向きあい、地道に努力されたことの結果だと感じました。ところで地元のつくば市はどうなのかと急に気になりだしましたが、仕事と家事にかまけて我が街を顧みなかったことも遅まきながら自覚され、大変学びの多い有意義な一日となりました。
研修会終了後、主催者の関係者と、講演、実演したメンバーで、集合写真を撮影しました。
この出講に当たり、ご尽力いただきました柏市シルバークラブ連合会の関係者の方々に深く御礼申し上げます。ありがとうございました。

柏シニアクラブ幹事と柏市講師、ほのぼの研究所講師・実演者

柏市シニアクラブ連合会会長等リーダー研修会場
赤い椅子が印象的な会場には51名ほどの方々が参加され、初めて先生のお話に触れる方が大部分だったこともあり、熱心に聴講されていました。司会は副会長の亀田絹子様が担当され、会長の山田俊治様の開会挨拶では、大武所長の経歴を丁寧にご紹介いただきました。

柏市シニアクラブ連合会会長挨拶
続いて大武所長からは40分にわたる熱意溢れる講話がなされ、共想法の歴史や今後の展望、ご自身の体験を交えた分かりやすいお話が展開されました。共想法を考案した経緯やこれまでの研究のプロセスに加えて、会話が認知機能に与える影響が大きいという話、「話す」「聴く」「考える」という一連の作業を通して、加齢に伴う認知機能の低下を「脳の使い方を工夫する」ことにより、防ぐことを目指しているのが共想法だという説明がなされました。また、認知機能を高めて脳を長持ちさせてくれるのが共想法というツールであるとも述べました。た。
特に最近、自身の骨密度が上がったという事実は、日ごろの栄養管理と運動によるところが大きいとのことで、有言実行の研究者であるという印象を強く与えるものでした。毎日冷ややっこを食べる習慣は早速我が家でも真似してみたいと思いました。
最後に大武所長の近著『脳が長持ちする会話』について紹介がありました。認知機能を活用する性質を持つ会話、即ち、脳が長持ちする会話を、日常生活に取り入れることを提案するものです。共想法はその理論をもとに編み出された会話支援の方法ですが、日々の会話に一工夫加えることで、脳を長持ちさせることにつながると述べました。

大武所長による講話
講話の後は、市民研究員4名による共想法の実演がありました。テーマは「最近楽しかったこと」です。北海道旅行、理研での講演会、蛍の撮影、トリックアート展などが話題として提供されました。司会ロボットのぼのちゃんは、今日もしっかりお仕事をしてくれましたので、ほっとしました。
ほのぼの研究所担当の講話の後は、柏市の福祉担当者、高齢者支援課の島澤智宏課長による、柏市における超高齢社会への対応施策に関するお話がありました。特に柏市の女性の健康寿命が全国平均よりかなり長いという事実には衝撃を受けました。令和4年時点で、全国平均が75.5歳のところ、84.5と、9歳長いとのことです。(出典:全国平均については、厚生労働科学研究「次期健康づくり運動プラン作成と推進に向けた研究」、柏市については、「第2次柏市健康増進計画」より)

柏市高齢者支援課長島澤智宏様の講話
これは、柏市が長年高齢者問題に真剣に取り組んできたこと、市民の皆様が自分事としてその問題に向きあい、地道に努力されたことの結果だと感じました。ところで地元のつくば市はどうなのかと急に気になりだしましたが、仕事と家事にかまけて我が街を顧みなかったことも遅まきながら自覚され、大変学びの多い有意義な一日となりました。
研修会終了後、主催者の関係者と、講演、実演したメンバーで、集合写真を撮影しました。
この出講に当たり、ご尽力いただきました柏市シルバークラブ連合会の関係者の方々に深く御礼申し上げます。ありがとうございました。

柏シニアクラブ幹事と柏市講師、ほのぼの研究所講師・実演者
市民研究員 永田 映子
2025年5月〜6月にかけてほのぼの研究所では「虹色未来大学」様とのコラボ企画−スマートフォンを活用した最新AI体験、地域の魅力を再発見する街歩き、そして写真を用いた対話「共想法」ーを、以下3日間にわたる楽しく学びのあるプログラムとして実施しました。
◆Day1 スマホでAI体験
◆Day2 街歩き体験
◆Day3 共想法体験

コラボ企画チラシ
虹色未来大学様は、2022年に設立、『志縁』をキーワードに掲げ、令和シニアの新3K(行動・経験・感動)を提唱し、人生100年時代の長い余生を仲間と共に再創造していく“ハッピーエイジング・メゾット”啓蒙活動を行っている柏市民公益活動促進基金に登録の任意団体です。柏市、我孫子市を中心にデジタル機器を活用した高齢者のつながり創出事業をはじめとして幅広く活動中です。
2024年1月に開催したほのぼの研所の認知症予防講座「共想法」体験会にメンバーが参加されたのをきっかけに、この企画が実現しました。
なお、本イベントは、令和7年度柏市社会福祉協議会 共同募金配分金による助成を受けて実施したものです。
3日間の様子を、先週(Day1)に引き続き、今週は(Day2・Day3)の模様を報告させていただきます。
◆Day2 街歩き体験
6月10日、千葉県流山市にある「白みりんミュージアム」にて街歩き体験を実施いたしました。あいにくの雨天となったため、当初予定していたつくばエクスプレス線柏の葉キャンパス駅周辺の散策コース」から変更、初めての「屋内での街歩き」となりました。が、お足元が悪い中にもかかわらず、参加者16名、虹色未来大学サポーター5名、ほのぼの研究所市民研究員6名 計27名の多くの方々にご参加いただきました。

切絵灯篭が迎えてくれる白みりんミュージアム玄関
□ミュージアムでの多くの学びと体験
20名を超える団体として、まずミュージアムのガイドの方に館内をご案内いただきました。参加者には地元にお住いの方もいらっしゃいましたが、みりんの歴史については初めて知ることも多かったようで、皆さん熱心に説明を聴いてくださいました。特に、「天晴(あっぱれ)」や「万上(まんじょう)」といったみりんの二大ブランドの歴史には強い関心が寄せられていました。

熱心にガイドさんの説明に耳を傾ける方々
続いて、地元にゆかりの深い俳優が登場するドラマ仕立ての動画「流山白みりんはじめて物語」を鑑賞した後は、それぞれが「もろみをかき混ぜる」等五感を使う体験コーナーやみりんに関するクイズコーナーを試される楽しく学べるひとときとなり、時間が経つのもあっという間に感じられました。

「流山白みりんはじめて物語」の鑑賞(左)色々な体験(右)
□ 「共想法体験」にそなえて写真の撮影と登録
いろいろな体験を通して、自由に写真撮影をしていただきましたので、終了が近づく頃に全員で集まり、Day3「共想法」で使用するための「新しい発見」をテーマにした写真登録も行いました。「どの写真にしようか迷うなぁ」という写真選びに困る声もありましたが、前回の学びを思い出し、スタッフの方々のサポートを受けながらスマホ操作を確認、全員が無事登録を完了しました。
□手厚いに感謝
あいにくの雨ではありましたが、皆さんの笑顔が詰まった集合写真が、当日の楽しさを物語っています。
ご参加の方々、そして手厚くスマホ操作のサポーをして下さったに虹色未来大学の方々に心より感謝申し上げます。

帆船の模型の前で全員で記念撮影
◆Day3 共想法体験
6月24日、ラコルタ柏での「共想法体験」には、参加者12名、見学者5名、虹色未来大学サポーター8名、ほのぼの研究所市民研究員8名 計33名にご参加いただきました。前回の街歩きには参加されなかった方にも「共想法に興味がある」と見学に来て下さる等、新たな広がりも見られました。
□ 認知症予防の学び
まずは、大武所長より「認知症予防」に関する講話があり、「身近に認知症の方がいるので勉強になった」という声も聞かれ、熱心にメモを取りながら耳を傾けて下さいました。

認知症予防に関する講話
□ 共想法:写真を介した対話の体験
「共想法」についての説明の後、いよいよ、写真を見ながら仲間と語り合う、認知症予防につながる会話支援手法「共想法」の体験開始!!。1グループ4人に分かれ、各自がDay2街歩きで撮影し登録した写真が映し出される画面㋾見ながら、1分間で説明→その後、他のメンバーが2分間質問をし、本人が答えるという流れで進められました。街歩きから2週間が経っていましたが、どなたも体験を鮮明に記憶されており、会話が盛り上がりました。「そうだったね!」、「ああ、そういう意味だったのだ」といった反応も多く、写真がきっかけとなって個人の記憶が他者との共通体験に変わる瞬間があちこちで見られました。

参加者による共想法体験

最終日、全員で記念撮影
□感謝とコラボの成果と今後について
今回のコラボレーションは初の試みでしたが、参加者の皆さまのご協力と前向きな姿勢に支えられ、笑顔と学びにあふれた3日間となりました。
ご参加・ご協力いただいたすべての皆さまに心より感謝申し上げます。
「学び合い、つながり合う場」として、今後も活動を続けてまいります。
今後も、虹色未来大学さんとの連携による新たな企画を予定しております。
詳細が決まり次第、またご案内いたしますので、ぜひご参加ください。
以下リンクにて、当報告前半をご覧いただけます。
リンク:スマホAI × 街歩き × 共想法体験3日間プログラム実施報告 その1
◆Day1 スマホでAI体験
◆Day2 街歩き体験
◆Day3 共想法体験

コラボ企画チラシ
虹色未来大学様は、2022年に設立、『志縁』をキーワードに掲げ、令和シニアの新3K(行動・経験・感動)を提唱し、人生100年時代の長い余生を仲間と共に再創造していく“ハッピーエイジング・メゾット”啓蒙活動を行っている柏市民公益活動促進基金に登録の任意団体です。柏市、我孫子市を中心にデジタル機器を活用した高齢者のつながり創出事業をはじめとして幅広く活動中です。
2024年1月に開催したほのぼの研所の認知症予防講座「共想法」体験会にメンバーが参加されたのをきっかけに、この企画が実現しました。
なお、本イベントは、令和7年度柏市社会福祉協議会 共同募金配分金による助成を受けて実施したものです。
3日間の様子を、先週(Day1)に引き続き、今週は(Day2・Day3)の模様を報告させていただきます。
◆Day2 街歩き体験
6月10日、千葉県流山市にある「白みりんミュージアム」にて街歩き体験を実施いたしました。あいにくの雨天となったため、当初予定していたつくばエクスプレス線柏の葉キャンパス駅周辺の散策コース」から変更、初めての「屋内での街歩き」となりました。が、お足元が悪い中にもかかわらず、参加者16名、虹色未来大学サポーター5名、ほのぼの研究所市民研究員6名 計27名の多くの方々にご参加いただきました。

切絵灯篭が迎えてくれる白みりんミュージアム玄関
□ミュージアムでの多くの学びと体験
20名を超える団体として、まずミュージアムのガイドの方に館内をご案内いただきました。参加者には地元にお住いの方もいらっしゃいましたが、みりんの歴史については初めて知ることも多かったようで、皆さん熱心に説明を聴いてくださいました。特に、「天晴(あっぱれ)」や「万上(まんじょう)」といったみりんの二大ブランドの歴史には強い関心が寄せられていました。

熱心にガイドさんの説明に耳を傾ける方々
続いて、地元にゆかりの深い俳優が登場するドラマ仕立ての動画「流山白みりんはじめて物語」を鑑賞した後は、それぞれが「もろみをかき混ぜる」等五感を使う体験コーナーやみりんに関するクイズコーナーを試される楽しく学べるひとときとなり、時間が経つのもあっという間に感じられました。

「流山白みりんはじめて物語」の鑑賞(左)色々な体験(右)
□ 「共想法体験」にそなえて写真の撮影と登録
いろいろな体験を通して、自由に写真撮影をしていただきましたので、終了が近づく頃に全員で集まり、Day3「共想法」で使用するための「新しい発見」をテーマにした写真登録も行いました。「どの写真にしようか迷うなぁ」という写真選びに困る声もありましたが、前回の学びを思い出し、スタッフの方々のサポートを受けながらスマホ操作を確認、全員が無事登録を完了しました。
□手厚いに感謝
あいにくの雨ではありましたが、皆さんの笑顔が詰まった集合写真が、当日の楽しさを物語っています。
ご参加の方々、そして手厚くスマホ操作のサポーをして下さったに虹色未来大学の方々に心より感謝申し上げます。

帆船の模型の前で全員で記念撮影
◆Day3 共想法体験
6月24日、ラコルタ柏での「共想法体験」には、参加者12名、見学者5名、虹色未来大学サポーター8名、ほのぼの研究所市民研究員8名 計33名にご参加いただきました。前回の街歩きには参加されなかった方にも「共想法に興味がある」と見学に来て下さる等、新たな広がりも見られました。
□ 認知症予防の学び
まずは、大武所長より「認知症予防」に関する講話があり、「身近に認知症の方がいるので勉強になった」という声も聞かれ、熱心にメモを取りながら耳を傾けて下さいました。

認知症予防に関する講話
□ 共想法:写真を介した対話の体験
「共想法」についての説明の後、いよいよ、写真を見ながら仲間と語り合う、認知症予防につながる会話支援手法「共想法」の体験開始!!。1グループ4人に分かれ、各自がDay2街歩きで撮影し登録した写真が映し出される画面㋾見ながら、1分間で説明→その後、他のメンバーが2分間質問をし、本人が答えるという流れで進められました。街歩きから2週間が経っていましたが、どなたも体験を鮮明に記憶されており、会話が盛り上がりました。「そうだったね!」、「ああ、そういう意味だったのだ」といった反応も多く、写真がきっかけとなって個人の記憶が他者との共通体験に変わる瞬間があちこちで見られました。

参加者による共想法体験

最終日、全員で記念撮影
□感謝とコラボの成果と今後について
今回のコラボレーションは初の試みでしたが、参加者の皆さまのご協力と前向きな姿勢に支えられ、笑顔と学びにあふれた3日間となりました。
ご参加・ご協力いただいたすべての皆さまに心より感謝申し上げます。
「学び合い、つながり合う場」として、今後も活動を続けてまいります。
今後も、虹色未来大学さんとの連携による新たな企画を予定しております。
詳細が決まり次第、またご案内いたしますので、ぜひご参加ください。
以下リンクにて、当報告前半をご覧いただけます。
リンク:スマホAI × 街歩き × 共想法体験3日間プログラム実施報告 その1
市民研究員 三浦 真代
2025年5月〜6月にかけてほのぼの研究所では「虹色未来大学」様とのコラボ企画−スマートフォンを活用した最新AI体験、地域の魅力を再発見する街歩き、そして写真を用いた対話「共想法」ーを、以下3日間にわたる楽しく学びのあるプログラムとして実施しました。
◆Day1 スマホでAI体験
◆Day2 街歩き体験
◆Day3 共想法体験

コラボ企画チラシ
虹色未来大学様は、2022年に設立、『志縁』をキーワードに掲げ、令和シニアの新3K(行動・経験・感動)を提唱し、人生100年時代の長い余生を仲間と共に再創造していく“ハッピーエイジング・メソッド”啓蒙活動を行っている柏市民公益活動促進基金に登録の任意団体です。柏市、我孫子市を中心にデジタル機器を活用した高齢者のつながり創出事業をはじめとして幅広く活動中です。
2024年1月に開催したほのぼの研究所の認知症予防講座「共想法」体験会にメンバーが参加されたのをきっかけに、この企画が実現しました。
なお、本イベントは、令和7年度柏市社会福祉協議会 共同募金配分金による助成を受けて実施したものです。
参加者の皆様から「また参加したい!」と好評だった3日間の様子を本日(Day
1)と来週(Day2・Day3)の2週間にわたり、報告させていただきます。
◆Day1 スマホでAI体験
5月27日、ラコルタ柏にて、虹色未来大学の代表者である柳葉様を講師として「スマホでAI体験」を実施していただきました。参加者18名、虹色未来大学サポーター8名、ほのぼの研究所市民研究員7名 計33名と多くの皆様にご参加いただき、会場は大いに賑わいました。
□初めての操作でも安心サポート
ご参加の皆様には、事前にApple/Androidのスマホの種類ごとに着席していただき、講座がスタート。柳葉様の丁寧な説明のもと、Googleマップ、Googleレンズ、そしてGoogle Geminiなど、AI技術が搭載されたアプリの活用方法を学びました。
まずはQRコードの読み取りから挑戦。最初は戸惑う方もいらっしゃいましたが、すぐに虹色未来大学のサポーターがマンツーマンでサポートし、安心して進められる環境が整っていました。何度か繰り返すうちに、皆さんどんどん操作に慣れていかれ、アプリを立ち上げたり、目的地を検索したり、身の回りのものを調べたりと、楽しみながらスマホを活用されていました。Googleマップではご自身がいきたいところを検索してみたり、Googleレンズでは持ってきたペットボトルを調べてみたりと皆さん、思い思いに楽しみながら操作をされていました。

「スマホでAI体験」受講中の皆様
□会場が笑顔に包まれた「AIとの会話」
特に盛り上がったのはGoogle Gemini体験。「今日の天気は?」「○○について教えて」「人生相談に乗って」と話しかけると、まるで友達のように応えてくれるAIに、参加者の皆さんも驚きと笑顔でいっぱいに!スマホに語りかける声があちこちから聞こえ、会場全体が和やかで活気ある雰囲気に包まれました。

AIアプリに関しての知識を共有
この日学んだスマホ操作は、次回Day2「街歩き体験」で活用予定。「学びっ放し」ではなく、実践につなげる設計だからこそ、参加者の皆様も真剣そのもの。AIやデジタル技術に対するハードルが下がり、「やってみたい!」という気持ちが育まれた一日となりました。そのため参加者同士で助け合いながら、熱心に取り組んでいる様子が印象的でした。初めての方も多く、スマホに対する親しみや自信が芽生えた様子がうかがえました。
□頼もしいサポートに感謝
虹色未来大学のサポーターの皆様には、スマホの扱いに不慣れな方や戸惑っている方々をみつけられては、迅速かつ大変親切で丁寧なサポートやアドバイスをしていただきました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
次週掲載の続きのご報告もお楽しみに。
◆Day1 スマホでAI体験
◆Day2 街歩き体験
◆Day3 共想法体験

コラボ企画チラシ
虹色未来大学様は、2022年に設立、『志縁』をキーワードに掲げ、令和シニアの新3K(行動・経験・感動)を提唱し、人生100年時代の長い余生を仲間と共に再創造していく“ハッピーエイジング・メソッド”啓蒙活動を行っている柏市民公益活動促進基金に登録の任意団体です。柏市、我孫子市を中心にデジタル機器を活用した高齢者のつながり創出事業をはじめとして幅広く活動中です。
2024年1月に開催したほのぼの研究所の認知症予防講座「共想法」体験会にメンバーが参加されたのをきっかけに、この企画が実現しました。
なお、本イベントは、令和7年度柏市社会福祉協議会 共同募金配分金による助成を受けて実施したものです。
参加者の皆様から「また参加したい!」と好評だった3日間の様子を本日(Day
1)と来週(Day2・Day3)の2週間にわたり、報告させていただきます。
◆Day1 スマホでAI体験
5月27日、ラコルタ柏にて、虹色未来大学の代表者である柳葉様を講師として「スマホでAI体験」を実施していただきました。参加者18名、虹色未来大学サポーター8名、ほのぼの研究所市民研究員7名 計33名と多くの皆様にご参加いただき、会場は大いに賑わいました。
□初めての操作でも安心サポート
ご参加の皆様には、事前にApple/Androidのスマホの種類ごとに着席していただき、講座がスタート。柳葉様の丁寧な説明のもと、Googleマップ、Googleレンズ、そしてGoogle Geminiなど、AI技術が搭載されたアプリの活用方法を学びました。
まずはQRコードの読み取りから挑戦。最初は戸惑う方もいらっしゃいましたが、すぐに虹色未来大学のサポーターがマンツーマンでサポートし、安心して進められる環境が整っていました。何度か繰り返すうちに、皆さんどんどん操作に慣れていかれ、アプリを立ち上げたり、目的地を検索したり、身の回りのものを調べたりと、楽しみながらスマホを活用されていました。Googleマップではご自身がいきたいところを検索してみたり、Googleレンズでは持ってきたペットボトルを調べてみたりと皆さん、思い思いに楽しみながら操作をされていました。

「スマホでAI体験」受講中の皆様
□会場が笑顔に包まれた「AIとの会話」
特に盛り上がったのはGoogle Gemini体験。「今日の天気は?」「○○について教えて」「人生相談に乗って」と話しかけると、まるで友達のように応えてくれるAIに、参加者の皆さんも驚きと笑顔でいっぱいに!スマホに語りかける声があちこちから聞こえ、会場全体が和やかで活気ある雰囲気に包まれました。

AIアプリに関しての知識を共有
この日学んだスマホ操作は、次回Day2「街歩き体験」で活用予定。「学びっ放し」ではなく、実践につなげる設計だからこそ、参加者の皆様も真剣そのもの。AIやデジタル技術に対するハードルが下がり、「やってみたい!」という気持ちが育まれた一日となりました。そのため参加者同士で助け合いながら、熱心に取り組んでいる様子が印象的でした。初めての方も多く、スマホに対する親しみや自信が芽生えた様子がうかがえました。
□頼もしいサポートに感謝
虹色未来大学のサポーターの皆様には、スマホの扱いに不慣れな方や戸惑っている方々をみつけられては、迅速かつ大変親切で丁寧なサポートやアドバイスをしていただきました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
次週掲載の続きのご報告もお楽しみに。
市民研究員 三浦 真代
自分の暮らしを観察してみると、近くの公園の散策は欠かせません。季節、季節の植物を愛でたり、小鳥のさえずりに耳を傾けたり。この日は、亀と青鷺が向かい合う姿に遭遇しました。何年も公園の散策をしていますが、亀の姿を見たのは初めてで、青鷺と何を思って向かい合っているのか?と思い、思わず写真に納めました。亀と青鷺が、お互いに意識はしているようなのに、近づく訳でも、威嚇したりする訳でもなく、不思議な空間でした。こういう出会いがあるので、公園の散策はやめられません。

亀と青鷺がであって・・・
コメント:市民研究員 A.U. さん
木々の緑と水面が初夏の訪れを知らせ、亀と青鷺の姿がまるで絵本の表紙のようです。貴重な場面に遭遇できたN.K.さん、散歩の賜物ですね。幸せのおすそ分けありがとうございます。
継続コース参加者 N.K.さん

亀と青鷺がであって・・・
コメント:市民研究員 A.U. さん
木々の緑と水面が初夏の訪れを知らせ、亀と青鷺の姿がまるで絵本の表紙のようです。貴重な場面に遭遇できたN.K.さん、散歩の賜物ですね。幸せのおすそ分けありがとうございます。
