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ほの研ブログ - 最新エントリー

優先席

カテゴリ : 
今日の共想法 » 歳を重ねて気づいたこと
執筆 : 
TasakiT 2021-1-10 8:00
 53歳で髪を染めるのをやめて白髪になったところ、電車で席を譲られるようになり、4〜5人のグループで私が一番年下でも、声がかかるようになりました。私が前に立つと席を譲らなければならないと思われるのが嫌で、いつも自ら優先席のある車両に乗るようにしていました。
 ところがある時、テレビ番組で優先席を必要とされる人は高齢者だけでなく、外見ではわからない身体が不自由だったり、不調な人、妊婦さん、私よりも高齢な人等がいるとわかり、優先席マークの表示の意味も含めておおいに納得しました。
 まだまだ元気な私、気配り目配りをして、席を譲ろうと思ったのでした。

市民研究員 M.Y.さん



優先席

コメント:市民研究員T.T.さん
う〜ん なるほど。わたくしも、いつ白髪染めを止めようかとちょうど考え、悩みどころだ!と思っていたので、白髪染めからのお話がとても興味深く・・。ここからシルバーシートの話題になるなんて、本当に写真だけではわからず気づけない心の中身がお聞きできて、とても納得のお話でした。
見かけより気持ち重視で行きたいと感じました。

新年のご挨拶2021

カテゴリ : 
ほの研日誌 » お知らせ
執筆 : 
NagahisaH 2021-1-3 8:00

2021年 丑年 北海道の牧場にて

あけましておめでとうございます

旧年は、感染症流行により、世界中が翻弄された年でした。ほのぼの研究所では、集まって会話をするという、日常の当たり前の営みを丁寧に行うことが、認知症予防につながるという考えから、会話支援手法、共想法の研究開発と普及に取り組んできました。ところが、集まって会話をすることが、感染予防の観点で、危険な行為となってしまいました。この状況は、しばらく続くことが当初より予想できましたので、活動をオンライン中心に切り替え、ますますニーズが高まった認知症予防を、感染症流行下において実施する方法について、実践を通じて研究しました。以下、2020年の主な取り組みについてご紹介します。

第一に、月1回定期的に集まって開催していた、共想法継続コースを、在宅、オンラインの、遠隔共想法に順次切り替えました。これは、感染症拡大以前より開発していた、在宅で会話ができる遠隔会話支援システムを活用するものです。スマートフォンおよびタブレットアプリケーション上に、順に映し出される、参加者が撮影した写真を見ながら、順に会話します。端末に慣れている方から順に導入し、電話などを活用しながら、まずは、実施者同士、次に、実施者と参加者の一対一、実施者に2名、3名の参加者と、ステップを踏んで実施しました。必要な方には、感染予防対策を施した上で、定期開催していた会場に1名ずつお越し頂き、遠隔の実施者と、会場にいる実施者と、参加者とでグループ会話をする、新システムを体験頂き、自宅でできるように練習をしました。

第二に、ウェブシステムを導入し、週1回定期的に集まって開催していた、研究会を、ウェブ会議システムを用いた月1回の研究会に切り替えました。具体的には、感染症流行下で普及が進み、高齢者にとっても比較的使いやすい、zoomを導入しました。1人ずつ練習を重ね、一対一で接続できるようになった後、実施者が一堂に会することができるようになり、各種活動の準備と振り返り、議論することができました。また、年1回開催していた、各地の協働事業者や関係者が一堂に会する合同研修を、同様にウェブ会議システムを用いて実施しました。遠方の参加者からは、移動時間がない分参加しやすいと好評でした。

第三に、2016年より毎年実施協力してきた、柏市主催の認知症予防講座を、感染状況が比較的落ち着いていた秋に、柏市介護予防センターを会場として、オンラインとオンサイトのハイブリッド形式で開催しました。会場から遠くに住む講師と実施者の一部は、ウェブ会議システムから参加、講義を行いました。会場の近くに住む実施者は、会場にいて、共想法を実演し、参加者による体験を支援しました。テーマは「いまこそおうちで認知症予防」とし、在宅で会話ができる遠隔会話支援システムの体験を通じて、認知症予防について学ぶプログラムとしました。

第四に、研究所設立当初より、年2回ペースで開催してきた講演会を、オンラインで開催しました。夏の設立記念講演会は、「今こそ、実践!真の健康づくり」をテーマとし、疲労の研究の第一人者である渡辺恭良先生に神戸からご講演頂きました。冬のクリスマス講演会は、「コロナ禍での認知症予防」をテーマとし、認知症予防の実践研究の第一人者である西野憲史先生に、北九州からご講演頂きました。その後、講演の動画をYouTubeに掲載し、より幅広く多くの方に視聴いただけるようにしました。これに伴い、「NPO法人ほのぼの研究所」というチャンネルを開設しました。2021年年始において、2回の講演会について、それぞれ、招待講演、基調講演、招待講演者と基調講演者による対談の3本ずつ、合計6本の動画を掲載しています。

年初には考えてもいなかった新しいことに、結果として挑戦する1年となりました。いずれの活動も、防ぎうる認知症にならない社会の実現を目指す同志である関係の皆様のご協力、ご支援により実現したものです。困難を共に乗り越える仲間がいることを心強く思います。改めて感謝申し上げます。

活動のオンライン化により、地理的な制約が少なくなったことから、会話による認知症予防研究に、関心があるより多くの方に参加いただくことが可能な状況になったと言えます。2021年も引き続き、2020年に始めた新たな活動を継続しつつ、より効果的な活動方法を、実践を通じて探索し、活動の輪を広げて参りたいと思います。本年もご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2021年元旦
NPO法人ほのぼの研究所代表理事・所長
理化学研究所 チームリーダー 大武 美保子

お茶ボランティア

カテゴリ : 
今日の共想法 » お茶のある暮らし
執筆 : 
NegishiK 2020-12-27 8:00
 お茶淹れボランティアとして活動し始めたのは10年ほど前のことです。当時中国茶にはまっていた私は、写真のような茶器を持って様々な団体の会合に出向き、無償でお茶淹れをしていました。会合の会場は市民センターのような公共の施設が多く、参加者が多い場合は、その施設備え付けの急須などをお借りして、会議の邪魔にならないようにおかわりのお茶をついで回りました。この茶器に薔薇の花びらを浮かべて入れる薔薇茶が、女性には一番人気がありました。

継続コース参加者 K.T.さん



人気の薔薇茶を淹れるときに使った茶器セット

コメント:市民研究員K.N.さん
お茶と一口に言いますが、奥深いものなのですね!
私は、田舎育ちなので薬缶にお茶の葉を入れて湯飲みで飲んでいました。時たま茶柱が立つのが楽しみで、これが寝ているとがっかりしたことを覚えています。素晴らしい茶器で入れたお茶はさぞかし美味しいでしょうね。
2020年12月22日(火)13時30分より、ほのぼの研究所クリスマスオンライン講演会を開催いたしました。 コロナ禍による外出自粛で、高齢者の認知症発症リスクが高まる中、いかにして認知症を防ぐか、役に立つ情報を共有することを目的として、テーマを「コロナ禍での認知症予防」としました。「招待講演」「基調講演」「両講師の対談」の三部形式とし、それぞれの動画を、Youtube上で配信しますのでご案内します。自分が認知症になりたくない人、親が認知症にならないようにしたい人、必見です。
動画をクリックすると再生が始まります。大きい画面でご覧になりたい方は、その後右下に表示されるYouTubeという文字をクリックすると、YouTubeのページが開きます。YouTubeのページからは、全画面表示が可能です。

招待講演
【コロナ禍での認知症予防】認知症予防の基礎−コロナ禍における実践―西野 憲史

基調講演
【コロナ禍での認知症予防】オンライン認知症予防活動―大武 美保子

両講師の対談
【コロナ禍での認知症予防】対談−西野 憲史×大武美保子

 このバッグの表地はマスクを作った端布を利用して作ったものです。たいてい端布は捨ててしまうものですが、たまたま形と寸法が同じような布が残ったので、何かできないかと考えて、このようなバッグを作った次第です。
 新型コロナウイルスの感染を少しでも予防できたらとの思いで作り始めたマスクですが、いろいろな方に差し上げて喜ばれました。また、ある方には大変気に入っていただき、その端布でこのようなバッグができたということです。

2020年度柏市認知症予防講座参加者 S.H.さん



手作りマスクの端布で作ったバッグ

コメント:市民研究員H.N.さん
ひと頃はマスクの入手が困難だったことが思い出され、贈られた方の嬉しそうな様子が想像できます。それにしても、マスクの端布を活用なさったとは思えない、素敵な色づかいのバッグのアイデアと細かい作業に感服です。私も、沢山溜まっているマスクの端布の活用を考えてみることにします。

携帯用保温ボトル

カテゴリ : 
今日の共想法 » 好きなものごと
執筆 : 
NegishiK 2020-12-13 8:00
 この携帯用保温ボトルは今年から使い始めました。容量は0.35リットルで大きさも重さも負担にならずちょうどいいのです。この夏は「熱中症にならないわ!」と持ち歩き、重宝しました。所属しているある団体の「70周年記念品」としていただいたものでもあるので、これを見るたびに「さぁ、私も頑張るわ!」と元気づけられています。夏は氷を入れて、冬はホットで、と欠くことのできない、私の大切で、大好きなもののひとつです。

2020年度柏市認知症予防講座参加者M.S.さん

 

携帯用保温ボトル

コメント:市民研究員K.N.さん
70周年の記念品とはすばらしいですね、大切にしてください。
今年は、コロナウィルスと熱中症とのダブルパンチで大変でしたが、M.S.さんは元気に講座に参加されました。携帯用保温ボトルのおかげですね!

長くのびたヘチマ

カテゴリ : 
今日の共想法 » 早寝早起きしてみた
執筆 : 
NagahisaH 2020-12-6 8:00
 日頃から仕事の日は朝早く起き、7時には職場である施設に着くようにしています。道が空いていて、通勤時間が短縮できるからです。真冬は辛いですが、夏は清々しい景色を見ることができて、気持ちがいいものです。ある日車を降りて、駐車場に植えてあるヘチマにふと目を移すと、いつの間にか長く伸びていました。
 これらを植えてくれた運転手さんは、とても親切で、毎年これでヘチマコロンを作り、分けてくれます。

市民研究員E.N.さん



長くのびたヘチマの実

コメント:市民研究員 H.N.さん
この話題が配信される頃、今年産のヘチマコロンがお手許に届けられ、使っていらっしゃるのではないかと想像しています。ゴーヤに押されて軒先で見ることが珍しくなったヘチマの清々しい写真からつらなるストーリーは、何かとても懐かしい思いを呼び起こしてくれました。
2020年8月25日(火)13時30分より、ほのぼの研究所設立記念オンライン講演会を開催いたしました。 講演会のタイトルは、いわゆる巷にあふれる健康情報とは一線を画す、確たる研究、知見に裏付けされた健康に関する情報をお届けすることを目的として、「今こそ、実践!真の健康づくり」としました。前回の設立記念講演会より好評の、「招待講演」「基調講演」「両講師の対談」の三部形式としました。 この三部形式に沿って、「招待講演」「基調講演」「両講師の対談」の動画を、それぞれYoutube上で配信しますのでご案内します。
それぞれの動画をクリックすると動画が始まります。大きい画面でご覧になりたい方は、その後右下に表示されるYouTubeという文字をクリックすると、YouTubeのページが開きます。YouTubeのページからは、全画面表示が可能です。

報告記事:2020年ほのぼの研究所設立記念講演会

招待講演
【今こそ実践!真の健康づくり】疲れにくく、生き活きとした毎日を送るために―渡辺恭良

基調講演
【今こそ実践!真の健康づくり】認知機能を保つ、くらしの工夫ー大武美保子

両講師の対談
【今こそ実践!真の健康づくり】対談ー渡辺恭良×大武美保子

お寺カフェの朝食

カテゴリ : 
今日の共想法 » 早寝早起きしてみた
執筆 : 
NagahisaH 2020-11-29 8:00
 平日の朝、散歩を兼ねて築地本願寺境内にある築地本願寺カフェで、話題の「18品の朝ごはん」(1,980円)を食べてみました。
 お盆にお粥と味噌汁と16品のおかずが小皿に見た目も美しく供されました。お粥が美味しくて、おかわりをしてしまうほどでした。お盆の中央のカード裏に「18品目」は「仏様の48の請願のうち18番目の『あなた(生きとし生けるもの)を決して忘れない』という根本的なものに由来していると記されていました。
 こちらのカフェは朝8時オープン、週末は混むので、平日に早起きしてお試しあれ。

江戸共想法実践・参加者E.I.さん



彩りも美しいお寺カフェの朝食


コメント:市民研究員 H.N.さん
開かれたお寺だと聞いていた築地本願寺ですが、カフェもできていたのですね。清々しい朝の空気の中、栄養満点の何よりおいしそうな朝食をいただけば、1日中元気は間違いなしですね。早起きは苦手ですが、この朝食を目当てになら、できそうに思いました。

手賀沼の朝日

カテゴリ : 
今日の共想法 » 早寝早起きしてみた
執筆 : 
SuzukiA 2020-11-22 7:30
 早起きをして朝日を撮ろうと、近くの手賀沼に出かけました。着いたときにはまだ暗くて、わずかに東の空が明るんでいましたが、次第に明るさも増し、きれいな朝やけになり、昇陽を迎えました。
 この沼は昭和30年代にできたそうですが、私が柏市に越してきた50年代には生活用水が入り、水質汚染湖沼ワーストテンに輝きました。現在は下水道も完備され、利根川からも導水され、最近ではトライアスロン競技ができるほど、浄化されました。

市民研究員K.N.さん



手賀沼の朝日

コメント:市民研究員 A.S.さん
朝日が昇る光景と湖面に映る陽も素晴らしく、今日も良い日になりそうで、早起きして得した気分にもなれます。手賀沼の水質は改善されつつありますが、最近は外来植物が繁殖して蓮の花も育たないと言われており、環境には厳しい状況がまだあるようです。沼もこの陽にあたって少しは浄められているようにも見えます。