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ほの研ブログ - 最新エントリー

 私は『蕪村』信奉者です。春夏秋冬暮らしの中で、あの句があった、あの絵があったと思い起こしては喜んでいる。
 そんな中に思わず忍び笑いをしてしまう俳画の傑作がある。京都・御室の花見にほろ酔い気分で浮かれ踊る人物(又平・・大津絵の名手)が心地よい筆運びで描かれている。名人に習おうと模写を試み、仔細に見ると右足は足裏を左足は爪先立ちを表現しており、その面白さに、もう一度笑えました
  市民研究員 SNさん


又平花見図(模写)

 コメント
 又平に逢ふや御室の花さかり 蕪村作
  の俳句に添えられた俳画です。原画の使用料は高額を請求され
  ましたので、SNさんに模写をお願いしました。さすが絵心の
  ある方の作品で素晴らしい出来栄えです。
  来年の花見にはヒンシュク覚悟でこんな格好で花見をしたいものです。
    市民研究員 AN

お名前失念

カテゴリ : 
今日の共想法 » 笑い・失敗談
執筆 : 
 2009-8-2 10:50
 人の名前をよく覚えている人は出世するそうだが、その点私は最初から失格である。 
 昔、ある出版社の編集長を訪ねて、名刺を交換し、話を始めた際に先方の名前を思い出せなくなった。再度名刺を取り出して確かめるのも失礼だと思い、確かA氏だったと決め込んで、会談中ずっと「Aさん」で呼び通した。
 話を終えるとA氏がエレベーターまで見送ってくれたが、別れの一礼を交わした時に、「私はBと申します」と済まなそうに言われた。 汗がどっと吹き零れた。
            県民プラザ受講者 Y.Oさん 


お名前失念


   市民研究員 M.Tさんのコメント
 一読、作者Y.Oさんの汗が画面を通してこちらへ飛んできそうな感じがしました。 わが身を振り返れば同様の事例が1回、2回、3回・・・、汗も涸れはてそうです。

 

二周年記念講演会及び交流会の報告

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TadenumaY 2009-7-26 15:10
 さる7月14日さわやかちば県民プラザで、ほのぼの研究所二周年記念の講演会と交流会が、開催されました。 当日はちょうど梅雨明け初日と天候にも恵まれ、さわやかちば県民プラザ所長森村隆二様、柏市医師会会長宮地直丸様、柏市介護予防センターほのぼのプラザますお所長秋谷敏雄様、科学技術振興機構森壮一様をご来賓に迎え、県民プラザの大研修室が一杯になるほどの盛況でした。

 この記念行事の報告を、当研究所の市民研究員である塚脇章生さんに書いていただきましたので、ここに掲載致します。

<ほのぼの研究所二周年記念講演会>
◆代表理事 大武美保子(東京大学准教授/NPO法人ほのぼの研究所代表理事・所長)の挨拶:
 今回の講演会、交流会も、ほのぼの研究所のメンバーによる手作りで準備したこと、ほのぼの研究所の開設趣旨を述べ、本日の記念行事は参加者にとって、一期一会の機会であると、交流会の有効活用を力説しました。

◆来賓 森村隆二(さわやかちば県民プラザ所長)のご挨拶:
 さわやかちば県民プラザは、千葉県の生涯学習と芸術文化の拠点として1996年に設置され、昨年12月で利用者がのべ500万人を超えたとの紹介がありました。研究教育機関との連携を目指して2007年度に企画した柏の葉アカデミア講座がきっかけで、2008年、2009年度の認知症の予防連続講座が実現したとの経緯を述べ、2周年を祝されました。


県民プラザ 森村所長

◆基調講演 東京大学准教授 大武美保子
「聞く力をつけて認知症予防」と題して、認知症予防には、「知的活動で、社会ネットワークの基礎となる会話が有効であること、計画力・エピソード記憶・注意分割力の重要性を「脳のパターン化仮説」で解説。共想法のマスコットキャラクター「聞き耳うさぎ」のイラストを用いて、共想法を紹介しました。


基調講演 大武准教授

◆活動報告と今後の予定 長谷川多度(NPO法人ほのぼの研究所副代表理事・市民研究員)
報告事項として、以下の四点について述べました。
?活動開始の背景、?ほのぼの研究所の特色、?現在までの主要行事、?研究成果の公開・発信状況、?民産官学の連携研究拠点で、人材育成機関である。次に、今後の予定として、以下の三つの活動への参加を呼びかけました。
?本年10月より開講予定の認知症の予防「ミニ講座」、?10月9日の特別講演会「回想法を学ぶ」、?会員募集要領


長谷川市民研究員

◆「ふれあい共想法」の公開実施:
4つのテーマ<?好きなものごと、?ふるさと・旅行・近所の名所、?健康と食べ物、?笑いと失敗談>について、テーマごとに6名を1グループとして、合計24人それぞれが用意した写真の説明を、一人1分間で実施。質問は時間の都合で各グループ先着の3人までとし、通常週一回一ヶ月で行う共想法を、約一時間で体験しました。

24人の参加者は、これまでふれあい共想法の講座に参加した高齢者や市民研究員の他、ふれあい共想法に興味を持つ大学生や、企業の開発者、柏市役所の職員など多彩な顔ぶれで、多種多様な話題が飛び出しました。ぶっつけ本番で参加された方も多く、ドギマギされた場面もありましたが、会場の聴衆共々楽しいひと時でした。


共想法の公開実施



記念行事会場


<ほのぼの研究所二周年記念交流会>
記念講演会に引き続き、さわやかちば県民プラザ1階・レストラン赤坂クールポール柏の葉店にて、ほのぼの研究所設立二周年記念交流会を開催しました。

◆交流会・開会挨拶:大武美保子
 3階での講演、実演をきっかけに、活発な懇談が深まることを勧められました。

◆来賓挨拶と乾杯:宮地 直丸(柏市医師会会長)
認知症は症状であり、予防には「話=会話」が重要であること、記憶・注意・計画は、それぞれ過去、現在、未来に対応し、共想法にはこれらが備わっているとコメントされました。そして、社会とつながり、活動的な80歳を目指しましょうと、励ましの言葉を頂き、コーヒーで乾杯しました。


宮地柏医師会会長

◆交流会風景:
認知症予防への思い、24人共想法での写真への質問、などなどコーヒーとケーキの懇談の1時間はアット言う間に終了しました。


交流会風景

◆中締め:上橋 泉(柏市会議員/NPO法人ほのぼの研究所監事)
ほのぼの研究所の今後の発展と参加者のご活躍を祈念し、万歳三唱でお開きとなりました。


上橋柏市会議員

 
以 上

錦鯉の飼育鑑賞

カテゴリ : 
今日の共想法 » 好きなものごと
執筆 : 
TadenumaY 2009-7-21 17:30
好きなものごとは、錦鯉の水槽飼育鑑賞です。時間の空いている時にボーとながめているだけでいやされます。本来、錦鯉は大きな池でのびのび育てるものですが、何せマンション暮らしのしがないサラリーマンなので、そうもできません。窮屈な環境で可愛そうとも思いますが、大きくなる姿を夢見たあこがれなのでしょう。
              ほのぼの研究所二周年記念講演会
              ふれあい共想法公開実施参加者 M.A.さん


錦鯉の飼育鑑賞


同参加者 N.M.さんのコメント
錦ゴイを水槽で飼えるとは知りませんでした。家族には不評とのことでしたが、泳ぐ姿がとてもきれいで印象的でした。

絶句一番

カテゴリ : 
今日の共想法 » 笑い・失敗談
執筆 : 
 2009-7-19 10:40
 昨年11月から詩吟を習うことにしました。入会したばかりなのに、12月の納吟会へ出席するよう先生に言われ、気楽に会場へ入ったら、受付で渡されたプログラムの冒頭に「絶句-題-S.Oさん」と印刷されていました。絶句が何を意味するのか判らないままに、開会の言葉が終わって名前を呼ばれました。舞台に上がって支部と名前を言った後、題名の通りに「アッツ」と絶句して見せたら、会場からどっと笑いが返ってきました。今も恥ずかしい思いで一杯です。
              県民プラザ受講者 S.O.さん


絶句一番


市民研究員 M.T.さんのコメント

 「絶句」は漢詩の形式の一つです。そして杜甫(盛唐の詩人)に絶句という有名 な作品があります。
  しかし、何といっても私たちに親しみのもてるのは日本語の『絶句!!』です よネ。

BBC放送

カテゴリ : 
今日の共想法 » 笑い・失敗談
執筆 : 
TadenumaY 2009-7-12 9:30
イギリス国会議事堂の時計塔ビッグベンがデジタル化されることになり、
不要になった長針・短針の計8本(時計は4面ある)が売りに出されることに。「希望者は申し込んでください」とBBCが海外向け日本語放送を行った。
 
 ヨーロッパ旅行中あるいは遠洋航海中の漁船の日本人たちから、どっとハガキが殺到。 だが、これはBBC恒例の「エイプリル・フール」放送。
だから、時計は今もアナログのままである。
    県民プラザ連続講座受講者 A.M.さん


ビッグベン時計塔

市民研究員 Y.T.さんのコメント:
日本人は何事にも好奇心旺盛ですね。 しかし、ビッグベンの綺麗な時報の音色(ウエストミンスター・サウンド)が聞けなくなったら大変なことでした。

高松学会&旅行記

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 旅行記
執筆 : 
TadenumaY 2009-7-5 9:00
市民研究員の長谷川多度さんが、帰京後、一日で速報としてまとめられたものですが、ブログへの掲載が遅れ、本日ようやくアップロード出来ましたのでご覧ください。

期間:2009年6月17日〜19日
  
第1日目
蓼沼、佐藤、長谷川の3名で金刀比羅さんに参詣、発表の成功を祈願。
途中の山門で思わず万歳、本宮まで785段、到達したかどうかは企業秘密。
奥社まで1368段、勿論時間の都合で最初から棄権。


金刀比羅さん

発表の前夜祭、当セッションの全員参加。 
我々を除いてほとんどの人が博士様、ああ場違いの集まりと思いきや、
和気あいあいの気の置けない面々でした、卓上の讃岐うどんにご注目。


讃岐うどん店川福本店

第2日目
6/18午前約3時間余りの11名の発表に先立ち、先ず本セッションの主宰者大武准教授の全般説明がありました。近未来チャレンジセッション「認知症予防支援サービスと忘却の科学」の複数回に亘る長期の発表会を立ち上げ、広く成果を世に問うテーマに熱い視線が集まりました。


人工知能学会


市民研究員の蓼沼さん堂々の貫録で発表、終わって質問を3問受ける。2問は難なくこなすが、3問目は..難解な脳の仕組みで先生が代わって説明、金刀比羅様の後ろ立てがあったとは言え、本当にご苦労さまでした。スクリーンは「ほのぼの内閣」。


学会発表


壺井 栄さんの有名な24の瞳の像、映画に2度なったとのこと、オリーブの島は
素朴で印象的でした。


小豆島


手を振って高速艇に乗り組む3人、積載人員150名、V=60k/h
高松港→小豆島30分、屋上の特別室を独占、鏡のような瀬戸内を
を快走する。
♪♪〜〜憧れの小豆島航路〜〜♪♪


高速艇


本旅行の白眉 祖谷渓(イヤタニ)のかつら橋です。悠然と渡るは蓼沼、佐藤のご両人で、全然ブレていないのは、日ごろほの研で修養しているためか。
休みの日は、渡れない観光客もいるほどの過熱ぶりとのこと。


かずら橋


ホテルの窓から眺めた高松城、眼の前が高松港で水城とのこと。高松市は人口約40万、
戦災で全焼し、今は美しい景観の都市に生まれかわっている。


高松城


高松港、遥か正面の山は屋島。壇の浦合戦の古戦場で有名。
それにしても平家の盛衰はまさに一炊の夢、
「祇園精舎のかねの声…….
、盛者必衰の理をあらわす」を現地で感じた旅でした。


高松港


終わり

北海へそ踊り

カテゴリ : 
今日の共想法 » 笑い・失敗談
執筆 : 
 2009-6-28 10:10
 ”へそ”は身体の中心だ。「北海へそ祭り」は北海道の中心、富良野を「へそ」とかけ、町興しで昭和44年発足した。この写真は約20年前、家族で旅行したとき見たものだ。

 薄暗い商店街の奥から、今まで見たことがない、人間の身体がどうなっているか分らない不思議な集団が踊りながらやってくる。 集団が間近に来てやっと理解できた。
 腹に大きな顔が描かれ、”へそ”はくちびるで囲ってある。 観客は頭でっかちな姿に腹の底から笑い、笑いが伝染していく。
   県民プラザ受講者 Y.I.さん



北海へそ踊り


市民研究員 M.T.さんのコメント
 ”目は口ほどに物をいい”とは古くから云われておりますが、『へそ』が『くち』だったらいったいどんな事を云うのでしょうか?

”くちで、町興し町興しと叫んでばかりいないで、へそで、町興しをしてみろ!!”

お出迎え

カテゴリ : 
今日の共想法 » 好きなものごと
執筆 : 
 2009-6-21 16:00
勤め人であれば誰もが迎える定年そして退職。この図はTさんが四十有余年の勤めを終えた日に、同僚たちの送別の宴をうけ夜中の二時に帰宅した際の『妻出迎え』を再現したものだそうです。夫が見当たらないのが一寸心配ではありますが、いづれにしても昨今の若い人たちにはなかなか理解出来ない構図かも知れません。
 因みに、現在の状況をTさんに伺うと「あの日の事は夢のよう」との事でした。
県民プラザ受講者 M.Tさん


お出迎え

市民研究員 K.Tさんのコメント:
 中村草田男に「降る雪や明治は遠くなりにけり」の句がありますが、昭和もだんだん遠くなっていくように感じられます。「戦後強くなったものは女性とナイロン靴下」この話、古すぎますネ。 
 あれから約1年、美しいレディに育ち、家の中から庭の隅々まで、わがもの顔で振舞って、ハラハラしながらも楽しく、癒してくれた「野鳥」オナガのピーは、自然に帰らなくてはならない宿命、飼ってはならないのだ。柏市の鳥「カラス科」全長37cm・頭上は黒・尾が長くブルー実に美しい。 旅立って行った。嫁ぐ娘を送る親の心境で、人には目出度いことだと言う。
              市民研究員 I.U.さん


美しいレディー・オナガのピー

 5/24掲載の「オナガのピーちゃん」の続きです。なんとも目頭が熱くなるようなエピソードでした。大人になるまで育てて頂いて「ありがとう」とピーちゃんの声が聞こえるようです。
広報担当 Y.T.