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TBSのドキュメンタリー番組、夢の扉+で、「"楽しい会話"の力でさらば!認知症」と題し、共想法が特集されました。放映時間は、2014年2月9日(日)の18:30からでした。1週間前の2月2日夜7時過ぎに、都内の友人から、「来週は共想法特集ですって」と電話を受け、間もなく長崎県から「夢の扉+で次回は共想法特集と予告あり」とメールがありました。2月9日放映後の反響が予想されて、本番を心待ちしておりました。
夢の扉+特集番組が終了すると、その日のうちにメールで問い合わせが10通近くありました。その後も続々と問合せがあります。
主な質問を、下記のようにまとめました。どの方にも、共想法に関する最新情報を確実に受け取ることができる、賛助会員の制度をご案内し、多くの方にご入会頂きました。
Q 東京近郊の説明会があったら参加したい (3件)
A開催日が決まりましたらご連絡差し上げます。
Q 共想法の活動に参加したい (2件)
A千葉県内もしくは千葉県に近い場合:千葉県柏市増尾にある介護予防センターほのぼのプラザで継続的に開催されている共想法をご案内します。
千葉県から遠い場合(名古屋など):上京時にご連絡頂ければ、ご見学頂けます。/将来、参加できる場が近隣にできましたら、ご案内します。
Q 埼玉県に共想法の研究拠点があるか?
A 東武動物公園のある埼玉県宮代町にて、NPO法人きらりびとみやしろが、NPO法人ほのぼの研究所との協働事業として、共想法を実施しています。
Q 共想法の社会への普及に参加したい。土日のみ参加できる。
A 情報発信など、なんらかの形で運営に携わって頂けるとうれしいです。週末に開催する行事の際には、ご案内します。
Q 案内などを送って欲しい
A 送付します。
Q 共想法について詳しく学びたい
A 書籍「介護に役立つ共想法」をご覧下さい。
Q 共想法を介護施設等で実施してみたい
A NPO法人ほのぼの研究所事務局にご連絡下さい。書籍に書かれていない最新の実施のポイントなどもあります。共想法は、情報通信システムが発達した時代に生まれた新技術です。協働事業として、実施に携わる方と知識、知見を共有し、共同研究する形で進めており、常に進化しています。
介護予防センターほのぼのプラザますおでの共想法撮影の様子
問い合わせのあった方々の居住地域は、北から南へ、北海道室蘭市/北海道石狩郡当別町/岩手県盛岡市/長野県上田市、佐久市、飯田市/埼玉県狭山市、さいたま市/千葉県柏市、流山市、松戸市、市川市、千葉市/東京都青梅市、練馬区、杉並区、世田谷区、大田区、/神奈川県川崎市、大和市/愛知県名古屋市/京都府京都市/大阪府大阪市/兵庫県宝塚市、西宮市、神戸市/徳島県三好市/熊本県熊本市、天草市と、全国各地からです。この他、千葉大学大武研究室への問い合わせも多数あります。
2月18日の、ほのぼの研究所継続コース共想法には、さっそく近郊にお住まいの4名の方が、見学に見えました。
この他、個人宛に受け取った郵便の中から、2通をご紹介します。
NPO法人きらりびとみやしろにおける共想法撮影の様子
夢は、防ぎうる認知症にかからない社会を作ること。人間ってすごい!もっと人間のことを知りたい。どこかに眠る答えを探したい。大切な記憶を奪う病気から高齢者を守りたい。
7年前、ほのぼのとした社会を作りたいと、ほのぼの研究所を立ち上げたのが、大武美保子先生です。先生が日ごろから大切にしているのは「人と人とを丁寧に繋げていくこと」です。
ぎんさんの娘さんたちの会話から「笑顔と笑いの法則」を見つけられ、笑いを誘うロボット「ぼのちゃん」を開発しています。
大武先生は未来に向かって走り続けます。

笑いを誘うロボット「ぼのちゃん」撮影の様子
2014年2月9日放送 夢の扉+
あの“ぎんさん”の娘姉妹に学ぶ「認知症予防法」
ヒミツは、“おしゃべり”!? 会話+写真+工学で病に挑む!
ドリームメーカー:
千葉大学大学院 工学研究科 准教授/工学博士/大武美保子さん
夢の扉の鍵
「答えは色んな所に眠っている 気づかないだけ」
最後になりましたが、
撮影クルーの皆様、共想法参加者の素敵な笑顔をたくさん撮影下さり、
制作スタッフの皆様、分かりやすく伝えて下さり、
ありがとうございました。
TBS「夢の扉+」2014年2月9日 #140「"楽しい会話"の力でさらば!認知症」予告編YouTube動画
夢の扉+特集番組が終了すると、その日のうちにメールで問い合わせが10通近くありました。その後も続々と問合せがあります。
主な質問を、下記のようにまとめました。どの方にも、共想法に関する最新情報を確実に受け取ることができる、賛助会員の制度をご案内し、多くの方にご入会頂きました。
Q 東京近郊の説明会があったら参加したい (3件)
A開催日が決まりましたらご連絡差し上げます。
Q 共想法の活動に参加したい (2件)
A千葉県内もしくは千葉県に近い場合:千葉県柏市増尾にある介護予防センターほのぼのプラザで継続的に開催されている共想法をご案内します。
千葉県から遠い場合(名古屋など):上京時にご連絡頂ければ、ご見学頂けます。/将来、参加できる場が近隣にできましたら、ご案内します。
Q 埼玉県に共想法の研究拠点があるか?
A 東武動物公園のある埼玉県宮代町にて、NPO法人きらりびとみやしろが、NPO法人ほのぼの研究所との協働事業として、共想法を実施しています。
Q 共想法の社会への普及に参加したい。土日のみ参加できる。
A 情報発信など、なんらかの形で運営に携わって頂けるとうれしいです。週末に開催する行事の際には、ご案内します。
Q 案内などを送って欲しい
A 送付します。
Q 共想法について詳しく学びたい
A 書籍「介護に役立つ共想法」をご覧下さい。
Q 共想法を介護施設等で実施してみたい
A NPO法人ほのぼの研究所事務局にご連絡下さい。書籍に書かれていない最新の実施のポイントなどもあります。共想法は、情報通信システムが発達した時代に生まれた新技術です。協働事業として、実施に携わる方と知識、知見を共有し、共同研究する形で進めており、常に進化しています。

介護予防センターほのぼのプラザますおでの共想法撮影の様子
問い合わせのあった方々の居住地域は、北から南へ、北海道室蘭市/北海道石狩郡当別町/岩手県盛岡市/長野県上田市、佐久市、飯田市/埼玉県狭山市、さいたま市/千葉県柏市、流山市、松戸市、市川市、千葉市/東京都青梅市、練馬区、杉並区、世田谷区、大田区、/神奈川県川崎市、大和市/愛知県名古屋市/京都府京都市/大阪府大阪市/兵庫県宝塚市、西宮市、神戸市/徳島県三好市/熊本県熊本市、天草市と、全国各地からです。この他、千葉大学大武研究室への問い合わせも多数あります。
2月18日の、ほのぼの研究所継続コース共想法には、さっそく近郊にお住まいの4名の方が、見学に見えました。
この他、個人宛に受け取った郵便の中から、2通をご紹介します。
- 以前から共想法について伺っていたので、より詳しく理解出来ました。認知症予防の科学的研究として注目されているようですね。大武美保子先生もすてきな先生ですね。ぎんさんの娘さんたちの会話から、人と交わる会話の重要性もよく理解出来ました。私が参加している東村山の“いきいきシニア“という会はそれが中心です。科学的な面は弱いですが、引きこもり防止の効果はあると思いました。笑顔の大切さ、先生が言われた楽しいひと時をもつこと・年をとっても怖くない、そうありたいです。(81歳男性)
- 「共想法の意味がよくわかりました。認知に対しても脳の活性化が大切であることがぎんさんの娘さんたちの楽しそうな会話から伝わってきました。(88歳女性)

NPO法人きらりびとみやしろにおける共想法撮影の様子
TBS「夢の扉+」2014年2月9日OA #140「"楽しい会話"の力でさらば!認知症」の未放送映像 YouTube動画
夢は、防ぎうる認知症にかからない社会を作ること。人間ってすごい!もっと人間のことを知りたい。どこかに眠る答えを探したい。大切な記憶を奪う病気から高齢者を守りたい。
7年前、ほのぼのとした社会を作りたいと、ほのぼの研究所を立ち上げたのが、大武美保子先生です。先生が日ごろから大切にしているのは「人と人とを丁寧に繋げていくこと」です。
ぎんさんの娘さんたちの会話から「笑顔と笑いの法則」を見つけられ、笑いを誘うロボット「ぼのちゃん」を開発しています。
大武先生は未来に向かって走り続けます。

笑いを誘うロボット「ぼのちゃん」撮影の様子
2014年2月9日放送 夢の扉+
あの“ぎんさん”の娘姉妹に学ぶ「認知症予防法」
ヒミツは、“おしゃべり”!? 会話+写真+工学で病に挑む!
ドリームメーカー:
千葉大学大学院 工学研究科 准教授/工学博士/大武美保子さん
夢の扉の鍵
「答えは色んな所に眠っている 気づかないだけ」
最後になりましたが、
撮影クルーの皆様、共想法参加者の素敵な笑顔をたくさん撮影下さり、
制作スタッフの皆様、分かりやすく伝えて下さり、
ありがとうございました。
ほのぼの研究所市民研究員 田口良江
「つきじ」とばかり思っていましたが、「ついじ」と読むそうで、ひとつ賢くなりました。同じような塀を奈良で見かけたことがありますが、谷中のものはゴツゴツして趣がありました。砂や土を固めて作るそうで、足や道具で踏み固めたのでしょうか。昔の人は大変だったろうなと思いました。向かい側に現代風の築地塀がありました。そちらはすっきりとしたモダンな意匠で、なかなかお洒落でした。

築地塀
コメント:市民研究員 H.T.さん
まず、台東区の「まちかど賞」が目に留まりました。重厚な土と瓦を交互に積み重ねて造られたという、築地塀の由緒ある佇まいに見入ってしまいました。一度は訪ねてみたいものです。
谷中共想法 ぶらりグループ参加者C.O.さん

築地塀
コメント:市民研究員 H.T.さん
まず、台東区の「まちかど賞」が目に留まりました。重厚な土と瓦を交互に積み重ねて造られたという、築地塀の由緒ある佇まいに見入ってしまいました。一度は訪ねてみたいものです。
建物の写真を撮っていたら、後ろで「にゃぁ〜、にゃぁ〜」という鳴き声に気がつきました。振り向くとネコが座っていました。せっかくそばにいるので「写真撮らせてください」とお願いしたら、何とゴロンと仰向けになって面白いポーズしてくれました。座り直したネコにお礼を言ったら「にゃぁ〜」と応えてくれました。谷中にネコは多いそうですが、ただ1匹出会ったネコは優しくて写真好きで、ラッキーでした。

谷中で出会った猫
コメント:市民研究員 H.T.さん
「写真撮らせてください」の声かけにすっかり気を良くした猫ちゃんと、猫好きならではの会話をほのぼのとした気持ちで楽しませて頂きました。仰向けのポーズがいいですね。
谷中共想法 ぶらりグループ参加者S.N.さん

谷中で出会った猫
コメント:市民研究員 H.T.さん
「写真撮らせてください」の声かけにすっかり気を良くした猫ちゃんと、猫好きならではの会話をほのぼのとした気持ちで楽しませて頂きました。仰向けのポーズがいいですね。
6個200香港ドルで買ったカラフル時計。ケーブルカー待ちの行列を抜けて、猛ダッシュで店に走り、猛ダッシュで戻ったことを昨日のことのように思い出します。文字盤が見やすく、老眼にヤサしいこの時計。いつまで動くかな?!

おみやげの時計
コメント:市民研究員 E.N.さん
旅先でのいい買い物は、いつまでも心に残る宝物ですね。実物を見せていたきましたが、ぴたりと腕になじむその摩訶不思議な動きは、購買欲をそそります。
実践コース参加者 M. I. さん

おみやげの時計
コメント:市民研究員 E.N.さん
旅先でのいい買い物は、いつまでも心に残る宝物ですね。実物を見せていたきましたが、ぴたりと腕になじむその摩訶不思議な動きは、購買欲をそそります。
冬の沖縄は12月〜3月、北海道は6月〜9月の各4大会。暑さ、寒さを避けるウォーキング大会。8月の函館で北海道リーグ2回目の完歩メダルをもらいました。自然の中を歩き、歩友とのふれあいは楽しみが一杯です。

完歩のメダル
コメント:市民研究員 E.N.さん
2014年1月に実施された谷中共想法では、歩く会の女性が参加してくださいました。女性であっても、男性と同じペースで歩くというお話に感動しました。これからも健康作りについて、アドバイスをお願いいたします。
実践コース参加者 H. Y. さん

完歩のメダル
コメント:市民研究員 E.N.さん
2014年1月に実施された谷中共想法では、歩く会の女性が参加してくださいました。女性であっても、男性と同じペースで歩くというお話に感動しました。これからも健康作りについて、アドバイスをお願いいたします。
起床してカーテンを開けたら、もうびっくり庭一面の大雪です。メジロちゃんの餌台にも高く雪が、何はともあれ早速雪を払い、大好きなリンゴを置きました。目ざとくつがいで飛んできて交互にリンゴを啄んでいます。その姿を窓越しに、朝茶を頂きながら、至福の時を過ごします。

メジロ
コメント:市民研究員 H.T.さん
メジロちゃん、好物のリンゴもらえてよかったね。今年の大雪に餌を求め、移動中に亡くなった野鳥もいたと聞いています。春に向かって、庭には、いろいろな小鳥たちが遊びにやってくることでしょう。
実践コース参加者 M. N. さん

メジロ
コメント:市民研究員 H.T.さん
メジロちゃん、好物のリンゴもらえてよかったね。今年の大雪に餌を求め、移動中に亡くなった野鳥もいたと聞いています。春に向かって、庭には、いろいろな小鳥たちが遊びにやってくることでしょう。
昨年の「梅まつり」に、母とでかけた時にとった湯島天神の梅園の写真です。近所の「うさぎや」さんで買い求めた「どら焼き」をいただきながら眺め、どら焼きが美味しかったことをよく覚えています。今年(2014年)も今日(2月8日)から梅まつりが始まっていることと思いますが、もう2,3週間経つと、この写真のような光景がみられるようになると思います。
寺社に出向く目的の1つに、みなさんが描かれた絵馬をながめて、元気をもらうということがあります。この時もっとも印象に残ったのは「〇と結婚できますように」というもの。多くの「〇学校、合格できますように」の中で異彩を放っていたので・・・。

湯島の梅
コメント:台東区生涯学習講座参加者 M.O.さん
満開の梅を起点に、どらやき、絵馬と、想像が膨らみます。そろそろ満開ということですので、この記事をタイミングよくご覧になった方は、是非行ってみてはいかがでしょうか。
寺社に出向く目的の1つに、みなさんが描かれた絵馬をながめて、元気をもらうということがあります。この時もっとも印象に残ったのは「〇と結婚できますように」というもの。多くの「〇学校、合格できますように」の中で異彩を放っていたので・・・。
台東区生涯学習講座参加者 K.Y.さん

湯島の梅
コメント:台東区生涯学習講座参加者 M.O.さん
満開の梅を起点に、どらやき、絵馬と、想像が膨らみます。そろそろ満開ということですので、この記事をタイミングよくご覧になった方は、是非行ってみてはいかがでしょうか。
スカイツリーの姿をとても綺麗に撮影できる場所があります。言問橋のたもとで、ビルに邪魔されず、下までしっかりと写すことができます。この場所を見つけたときには、ここは私の秘密の場所だと喜んでいました。スカイツリーは夜になると、紫やシャンパンツリーと呼ばれる水色、季節によって緑や赤、ピンクなど様々な色でライトアップされます。それをよく撮りに行くのですが、その場所は、実は皆さんよく知っていて、特別な日は撮影したい人でいっぱいでした。やっぱりそうですよね。

言問橋からのスカイツリー
コメント:台東区生涯学習講座参加者 M.O.さん
また一つ、共想法で耳寄りなお話を教えて頂きました。さっそく、言問橋に行ってみようと思います。言問橋の近所に住んでいるという参加者の方が、地元でない人が増えた、とおっしゃっていました。
台東区生涯学習講座参加者 Y.N.さん

言問橋からのスカイツリー
コメント:台東区生涯学習講座参加者 M.O.さん
また一つ、共想法で耳寄りなお話を教えて頂きました。さっそく、言問橋に行ってみようと思います。言問橋の近所に住んでいるという参加者の方が、地元でない人が増えた、とおっしゃっていました。
2014年2月8日(土)14:00-16:30、生涯学習講座「共想法体験〜写真を使って、会話をしよう〜」が台東区生涯学習センター5F研修室において、台東区教育委員会主催で開催されました。
この講座は、高齢者施設ボランティアの養成を目指す、連続五回の生涯学習講座の第二回として開催されました。最終回の第五回では、実際に介護施設にて実習を行います。第二回の目的は、初対面の高齢者と効果的にコミュニケーションを図る方法の一つとして、受講者が共想法を学ぶことです。台東区研修担当の方が、大武美保子著「介護に役立つ共想法」を読み、共想法のことを知ったことがきっかけで、開催の運びとなりました。

複合施設、台東区生涯学習センター
以下、実施状況をご報告いたします。
参加者は、受講者5名(2名欠席)、生涯学習課研修担当3名、大武先生、市民研究員5名、合計14名でした。会場は、参加者が十分入れるような広さで、スクリーンも設置され、窓からの眺望も楽しめる、落ち着いた豊かな環境でした。
この日の天候は開催日の夜半から当日は、天気予報通り、吹雪と積雪の荒天候に見舞われ、一時、予定通りの内容での開催が危ぶまれるような状況でした。研修担当の方からは、天候状況にあわせ、その時点、時点で、交通状況や参加者一人ひとりの状況を把握した対応や、温かいお茶のもてなし等、きめ細やかなご配慮がありました。

当日、会場からの雪景色
以下は当日の流れです。
13:30 研究員集合、講座用の資料の配布準備、椅子とテーブルを共想法用に配置、プロジェクタ設置の準備等を行いました。
配布資料は、1.レジメ、2.ケアワーク2012年9月号「ふれあい共想法で認知症予防を」、3.アンケート2件(共想法体験、講演会に関して)、4.チラシ2件(真壁ひなまつり共想法、谷中で共想法)、5.ほの研通信15号と、最新版の資料でした。

講座用に配布した資料と回覧した書籍「介護に役立つ共想法」
14:00 講座開始
1.はじめのあいさつ 台東区研修担当の方より 連絡事項・紹介
2.講座、講師大武先生
以下、レジメに沿ってテキストや動画、その他の資料を活用し、進められました。
1) 配布資料確認、自己紹介(ほのぼの研究所市民研究員、受講者) 、動画上映
2)高齢者にとってのコミュニケーション
3)介護施設で初めて出会う高齢者の方と会話をするきっかけを作るひとつの方法である共想法、書籍「介護に役立つ共想法」回覧
4)共想法の実施手順、動画上映
15:00 休憩
その間、写真を当日持ってきた方の写真をシステムに登録しました。
5)共想法体験 1人 写真1枚、話題提供時間1分、質疑応答時間2分
1回目 テーマ 「谷中」、PC司会:田崎
参加者:大武先生、研究員…田口、松村、永田、清水
2回目 テーマ「近所」(台東区) 、PC司会:大武先生
参加者 受講者…K.Tさん、K.Hさん、Y.N.さん、K.Sさん

受講者Y.N.さんの話題提供「言問橋からのスカイツリー」
6)介護施設での実習に向けて、まとめ
7)質疑応答
3.終了あいさつ 台東区研修担当の方より 連絡事項
16:30 講座終了
講座の前半、全員の自己紹介では、参加された受講者の方には、受講したきっかけや、期待するものなどを紹介していただき、交流が図られていました。傾聴を学んでいる方が多いことが分かりました。特に、大武先生とほのぼの研究所の紹介として、講座翌日の2月9日に放送されたTBS「夢の扉+」の「楽しい会話でさらば!認知症」の予告動画の上映も行いました。
4)共想法の実施手順では、介護老人保健施設マカベシルバーピアの動画上映を行いました。熱心に受講されていた受講者の中からは、「興味があるが遠慮がちな高齢者は、共想法に参加しているのか?」、といった、的確な質問が出ました。この質問には、実施者の永田さんが、「そのような方は、まず見学頂いて、入院などにより欠員が出た時に参加頂けるよう、工夫している」、と具体的にお答えしました。参加者が自然に引き込まれた1時間だったのではないでしょうか。
講座後半の5) 共想法体験では、写真が持ってこなかった受講者も会話に参加できるように、その方に適した話題のタイミングのところで、入ってこられるように、振ってみられました。そのことで、見学から参加へと話の輪が広がりました。共想法は、実施者の対応の仕方によって、皆が参加して楽しめることを、体験を通して伝えました。共想法を行ってからは、参加者一人ひとりの存在をより意識し、打ち解けた雰囲気が流れだしたように感じられました。

共想法後の打ち解けた雰囲気
6)介護施設での実習に向けて、以下のまとめがありました。
(1)共想法という、良く知らない方とでも会話をしやすくする方法がある。
(2)写真を使うと、良く知らない方とでもスムースに話をすることができる。
(3)共想法を活用(応用)して、実習やボランティア活動に役立てることができる。
7)質疑応答のところでは、受講者の方から、「共想法で提供された話題に対する質問について、話題提供者以外の人が答えてもよいのか?」といった質問がだされました。それに対して、大武先生は、話題提供をみんなで会話を楽しむための「呼び水」に喩えた上で、「呼び水から、参加者の皆さんで話を膨らませながら会話を盛り上げて行くので、一つの話題に対し、できるだけ多くの参加者が発言するのがよい」ということでした。講座は、時間があっという間にすぎたように感じられたのではないでしょうか。閉講後も残られて、先生と質疑応答が続き、そこでも、とても意欲的な姿に出会えました。

講座風景
即日、受講者の方から、話題の200字要旨が、研修担当の方からは、今回の研修に対する熱い思いが寄せられました。天候は厳しかった替わりに、得ることが多い出前講座を行うことができました。今回の講座が介護施設での実習にお役に立つようにと祈っております。
ここで余談となりますが、講座のお話があった時、ほのぼの研究所は、初の試みとして、街歩きと組み合わせた共想法を、台東区浅草で開催する案を練っていたところでした。その台東区からの連絡でしたので、びっくりしました。星の巡り会わせでしょうか。その後、浅草ではなく、谷中で開催することができました。詳しくは、「谷中共想法 実施報告」をご参照下さい。
報告の最後になりましたが、今回の講座を開催するにあたり、多大なご支援とご協力をくださいました、台東区教育委員会関係の方々に、ほのぼの研究所一同より心から感謝とお礼を申し上げます。
この講座は、高齢者施設ボランティアの養成を目指す、連続五回の生涯学習講座の第二回として開催されました。最終回の第五回では、実際に介護施設にて実習を行います。第二回の目的は、初対面の高齢者と効果的にコミュニケーションを図る方法の一つとして、受講者が共想法を学ぶことです。台東区研修担当の方が、大武美保子著「介護に役立つ共想法」を読み、共想法のことを知ったことがきっかけで、開催の運びとなりました。

複合施設、台東区生涯学習センター
以下、実施状況をご報告いたします。
参加者は、受講者5名(2名欠席)、生涯学習課研修担当3名、大武先生、市民研究員5名、合計14名でした。会場は、参加者が十分入れるような広さで、スクリーンも設置され、窓からの眺望も楽しめる、落ち着いた豊かな環境でした。
この日の天候は開催日の夜半から当日は、天気予報通り、吹雪と積雪の荒天候に見舞われ、一時、予定通りの内容での開催が危ぶまれるような状況でした。研修担当の方からは、天候状況にあわせ、その時点、時点で、交通状況や参加者一人ひとりの状況を把握した対応や、温かいお茶のもてなし等、きめ細やかなご配慮がありました。

当日、会場からの雪景色
以下は当日の流れです。
13:30 研究員集合、講座用の資料の配布準備、椅子とテーブルを共想法用に配置、プロジェクタ設置の準備等を行いました。
配布資料は、1.レジメ、2.ケアワーク2012年9月号「ふれあい共想法で認知症予防を」、3.アンケート2件(共想法体験、講演会に関して)、4.チラシ2件(真壁ひなまつり共想法、谷中で共想法)、5.ほの研通信15号と、最新版の資料でした。

講座用に配布した資料と回覧した書籍「介護に役立つ共想法」
14:00 講座開始
1.はじめのあいさつ 台東区研修担当の方より 連絡事項・紹介
2.講座、講師大武先生
以下、レジメに沿ってテキストや動画、その他の資料を活用し、進められました。
1) 配布資料確認、自己紹介(ほのぼの研究所市民研究員、受講者) 、動画上映
2)高齢者にとってのコミュニケーション
3)介護施設で初めて出会う高齢者の方と会話をするきっかけを作るひとつの方法である共想法、書籍「介護に役立つ共想法」回覧
4)共想法の実施手順、動画上映
15:00 休憩
その間、写真を当日持ってきた方の写真をシステムに登録しました。
5)共想法体験 1人 写真1枚、話題提供時間1分、質疑応答時間2分
1回目 テーマ 「谷中」、PC司会:田崎
参加者:大武先生、研究員…田口、松村、永田、清水
2回目 テーマ「近所」(台東区) 、PC司会:大武先生
参加者 受講者…K.Tさん、K.Hさん、Y.N.さん、K.Sさん

受講者Y.N.さんの話題提供「言問橋からのスカイツリー」
6)介護施設での実習に向けて、まとめ
7)質疑応答
3.終了あいさつ 台東区研修担当の方より 連絡事項
16:30 講座終了
講座の前半、全員の自己紹介では、参加された受講者の方には、受講したきっかけや、期待するものなどを紹介していただき、交流が図られていました。傾聴を学んでいる方が多いことが分かりました。特に、大武先生とほのぼの研究所の紹介として、講座翌日の2月9日に放送されたTBS「夢の扉+」の「楽しい会話でさらば!認知症」の予告動画の上映も行いました。
4)共想法の実施手順では、介護老人保健施設マカベシルバーピアの動画上映を行いました。熱心に受講されていた受講者の中からは、「興味があるが遠慮がちな高齢者は、共想法に参加しているのか?」、といった、的確な質問が出ました。この質問には、実施者の永田さんが、「そのような方は、まず見学頂いて、入院などにより欠員が出た時に参加頂けるよう、工夫している」、と具体的にお答えしました。参加者が自然に引き込まれた1時間だったのではないでしょうか。
講座後半の5) 共想法体験では、写真が持ってこなかった受講者も会話に参加できるように、その方に適した話題のタイミングのところで、入ってこられるように、振ってみられました。そのことで、見学から参加へと話の輪が広がりました。共想法は、実施者の対応の仕方によって、皆が参加して楽しめることを、体験を通して伝えました。共想法を行ってからは、参加者一人ひとりの存在をより意識し、打ち解けた雰囲気が流れだしたように感じられました。

共想法後の打ち解けた雰囲気
6)介護施設での実習に向けて、以下のまとめがありました。
(1)共想法という、良く知らない方とでも会話をしやすくする方法がある。
(2)写真を使うと、良く知らない方とでもスムースに話をすることができる。
(3)共想法を活用(応用)して、実習やボランティア活動に役立てることができる。
7)質疑応答のところでは、受講者の方から、「共想法で提供された話題に対する質問について、話題提供者以外の人が答えてもよいのか?」といった質問がだされました。それに対して、大武先生は、話題提供をみんなで会話を楽しむための「呼び水」に喩えた上で、「呼び水から、参加者の皆さんで話を膨らませながら会話を盛り上げて行くので、一つの話題に対し、できるだけ多くの参加者が発言するのがよい」ということでした。講座は、時間があっという間にすぎたように感じられたのではないでしょうか。閉講後も残られて、先生と質疑応答が続き、そこでも、とても意欲的な姿に出会えました。

講座風景
即日、受講者の方から、話題の200字要旨が、研修担当の方からは、今回の研修に対する熱い思いが寄せられました。天候は厳しかった替わりに、得ることが多い出前講座を行うことができました。今回の講座が介護施設での実習にお役に立つようにと祈っております。
ここで余談となりますが、講座のお話があった時、ほのぼの研究所は、初の試みとして、街歩きと組み合わせた共想法を、台東区浅草で開催する案を練っていたところでした。その台東区からの連絡でしたので、びっくりしました。星の巡り会わせでしょうか。その後、浅草ではなく、谷中で開催することができました。詳しくは、「谷中共想法 実施報告」をご参照下さい。
報告の最後になりましたが、今回の講座を開催するにあたり、多大なご支援とご協力をくださいました、台東区教育委員会関係の方々に、ほのぼの研究所一同より心から感謝とお礼を申し上げます。
市民研究員 清水きよみ
ほのぼの研究所では、話題探しのコツを楽しみながら学ぶことを目的として、街歩きと共想法を組み合わせた新しい企画に取り組んでいます。初めての取り組みとして、台東区役所のご協力を得て、朝から昼過ぎにかけて台東区谷中を散策し、午後、谷中区民館で共想法を行いました。街歩きしたグループ毎に報告します。歩く速さにあわせて、「ゆっくりグループ」、「ぶらりグループ」、「健脚グループ」の3グループができました。今回は、「健脚グループ」からの実施報告です。
企画全体の報告については、谷中共想法 実施報告をご覧下さい。
実施日:2013.01.18(火) AM10:00〜PM16:30
参加者:男性6名、女性1名の7名
実施内容:
私達健脚グループは、谷根千すべてを回ろうと、地図の縁をたどってみることにしました。
AM10:00 日暮里駅を出発。谷中の案内板の前で自己紹介をビデオ撮影。
御殿坂を登り、夕焼けだんだんを下り、谷中銀座に入りました。

夕焼けだんだん

谷中銀座商店街入口
色々なお店を見ていると、時間のたつのが早かったです。早速おやつ兼朝食を買われた方もいたようです。
AM10:50 谷中銀座を抜け、よみせ通りを左折すると饅頭屋がありました。
ここでおやつに、10円饅頭を買いました。

10円饅頭屋さん
笑吉の指人形を見て時計を見ると早11時を過ぎており、人形公演の見学は次の機会にして、団子坂を上り、森鴎外記念館に立ち寄りましたが、ここもじっくり見たら予定時間までに回り切れないことがわかっているので、中庭を通り抜けて塩見公園より根津神社を目指すことにしました。この塩見公園は、その昔はここから東京湾が見渡せ、船の出入りが見えたことからこの名がついたと、案内に書いてありました。それにしても平地の少ない坂ばかりの町でした。

森鴎外記念館

根津神社
AM11:15 根津神社到着、本殿に参拝して本日の共想法に参加の皆様のご健康をお祈りし、池のカメさんの甲羅干しを見ながら、あかじ坂を登り次の大名時計博物館に向かいました。ここも中には入らずに、表にある勝山藩下屋敷跡の石碑を見て、路地を抜けて言問通りへと向かい、途中に幹回り約3M位ある大ヒマラヤスギの木を抱いたお家の前を通りました。

甲羅干しのカメ
AM11:45 言問通りに面したカヤバ珈琲店を見つけ、昼食休憩をとることにしました。昼食は、A,B,C,Dのランチがあり、値段は、コーヒー付きで900円とリーズナブルでした。2階の和室でちゃぶ台を囲んでの食事もたいへんおいしかったです。

ランチタイム
路地の向いは、下町風俗資料館付設展示場(旧吉田屋酒店)になっており、古民家が残されていました。このお家も年代物の家でした。

旧吉田酒店
PM12:20 カヤバ珈琲店を出て谷中で最後まで営業していたという銭湯の建屋を見て、築地塀のある観音寺に行き、塀を見ながら谷中区民会館へと向かいました。
到着は、PM1:00過ぎだったと記憶しています。
途中休憩をはさみ3時間での谷根千散歩は、少し忙しかったようにも思います。ちなみに私の歩いた歩数は、約10,000歩でした。
幼少の頃(6歳まで)ここ初音町に住んでいたというM.N.さんの案内が周到で、大変助かりました。M.N.さん有難うございました。
企画全体の報告については、谷中共想法 実施報告をご覧下さい。
実施日:2013.01.18(火) AM10:00〜PM16:30
参加者:男性6名、女性1名の7名
実施内容:
私達健脚グループは、谷根千すべてを回ろうと、地図の縁をたどってみることにしました。
AM10:00 日暮里駅を出発。谷中の案内板の前で自己紹介をビデオ撮影。
御殿坂を登り、夕焼けだんだんを下り、谷中銀座に入りました。

夕焼けだんだん

谷中銀座商店街入口
色々なお店を見ていると、時間のたつのが早かったです。早速おやつ兼朝食を買われた方もいたようです。
AM10:50 谷中銀座を抜け、よみせ通りを左折すると饅頭屋がありました。
ここでおやつに、10円饅頭を買いました。

10円饅頭屋さん
笑吉の指人形を見て時計を見ると早11時を過ぎており、人形公演の見学は次の機会にして、団子坂を上り、森鴎外記念館に立ち寄りましたが、ここもじっくり見たら予定時間までに回り切れないことがわかっているので、中庭を通り抜けて塩見公園より根津神社を目指すことにしました。この塩見公園は、その昔はここから東京湾が見渡せ、船の出入りが見えたことからこの名がついたと、案内に書いてありました。それにしても平地の少ない坂ばかりの町でした。

森鴎外記念館

根津神社
AM11:15 根津神社到着、本殿に参拝して本日の共想法に参加の皆様のご健康をお祈りし、池のカメさんの甲羅干しを見ながら、あかじ坂を登り次の大名時計博物館に向かいました。ここも中には入らずに、表にある勝山藩下屋敷跡の石碑を見て、路地を抜けて言問通りへと向かい、途中に幹回り約3M位ある大ヒマラヤスギの木を抱いたお家の前を通りました。

甲羅干しのカメ
AM11:45 言問通りに面したカヤバ珈琲店を見つけ、昼食休憩をとることにしました。昼食は、A,B,C,Dのランチがあり、値段は、コーヒー付きで900円とリーズナブルでした。2階の和室でちゃぶ台を囲んでの食事もたいへんおいしかったです。

ランチタイム
路地の向いは、下町風俗資料館付設展示場(旧吉田屋酒店)になっており、古民家が残されていました。このお家も年代物の家でした。

旧吉田酒店
PM12:20 カヤバ珈琲店を出て谷中で最後まで営業していたという銭湯の建屋を見て、築地塀のある観音寺に行き、塀を見ながら谷中区民会館へと向かいました。
到着は、PM1:00過ぎだったと記憶しています。
途中休憩をはさみ3時間での谷根千散歩は、少し忙しかったようにも思います。ちなみに私の歩いた歩数は、約10,000歩でした。
幼少の頃(6歳まで)ここ初音町に住んでいたというM.N.さんの案内が周到で、大変助かりました。M.N.さん有難うございました。
健脚グループリーダー 市民研究員 根岸勝壽