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ほの研ブログ - 最新エントリー

真壁といえば、ひなまつりになっておりますが、共想法で参加できるとのことで、喜んで参加しました。
2月25日、真壁町に行って、ひなまつりを自由散策し、好きなところを写真撮影したのち、写真を題材にして共想法を楽しみましょうということで、それぞれ分かれて歩き始めました。おすすめ散策コースの説明を聞き、歩きましたが、さすがひなまつりということで、昔からの美しい段飾りには、びっくりで何枚も撮ってしまいました。歩いているうちに、人形の街なのに鮮やかな下駄や草履に目をひかれ、シャッターを押しました。今どきあのような、派手な履物を買う人がいるとは、またびっくりいたしました。楽しい1日でした。

真壁のひなまつり共想法 B班参加者 M.A.さん 



真壁の履物屋さん

コメント:真壁のひなまつり共想法参加者 K.S.さん
  本当にどんな方が求められるのでしょう。和装の文化も根強く守られていると感じられる街でしたね。そして「藤屋履物店」の店内は昭和の時代がタイムスリップしたような雰囲気でしたね。
ひときわ異彩を放っていたのが、築160年の古い民家を再生して、最近オープンした旅籠 ふるかわでした。屋根の上に桟敷をしつらえ、その上におひな様を数体並べていて、かぐや姫と書いたテーマが有り、物語風になっているのが現代風でした。それまで見て来たおひな様は大事そうに屋内に飾られていたので、このかぐや姫は埃や紫外線で大丈夫かと、少々気になりましたが、痛んだおひな様を修理するのも或は楽しみの一つなのかもしれません。

真壁のひなまつり共想法 C班参加者 Y.S.さん



屋根の上のおひな様

コメント:真壁のひなまつり共想法参加者 E.N.さん
  1日1組限定の宿、囲炉裏や五右衛門風呂を楽しめる民宿です。女子会などには最高ではないでしょうか。お雛様の日焼けは共通の悩みだそうです。
到着した時から「お芋食べなぁ」と賑やかだったお芋屋さん、行きは素通りしたものの、通り道の為、帰りも通ることに。ふと見るとほのぼのの皆さんがおいしそうに焼き芋をほおばっていて、我もと行ってみると大好物の「干し芋」屋さんでした。3袋買ったら真壁のひな祭りに飾ってあった「ねこやなぎ」をたくさんくれました。「春を1番に告げる」と聞き、バスの中ではうれしくて棚にのせ喜んでいましたが、いざバスを降り、電車で帰路につくと 持ちようがなく、なんでもらっちゃったかとやや後悔。家にようやく持ち帰ると1本の枝にミノムシが・・。遠くうちまで連れてきてしまいました。さっそく花瓶にさし春を満喫、おじさんに言われたように根っこが出たら庭に植えます。やっぱりいただいてよかったなぁ。

真壁のひなまつり共想法 D班参加者 T.T.さん 



干し芋を買い、もらったねこやなぎ

コメント:真壁のひなまつり共想法参加者 Y.N.さん
  真壁のねこやなぎ、私も1本頂きました。ねずみ色の毛の花穂が落ちた後しばらく花瓶の中で待っていると、白いヒゲのような根が3,4本でてきました。早速植木鉢に移すと緑の葉が次々と出てきています。来年の真壁のひなまつりまでにはどんな成長があるのか楽しみです。    

マジックペン

カテゴリ : 
今日の共想法 » 笑い・失敗談
執筆 : 
NoguchiM 2014-4-13 8:00
私がまだ現役の頃、ある夏の日友人が私のシャツのポケットが赤いよと言うので見てみると、ペンの蓋がとれていてインクがポケットに滲んでいた。おいおい冗談じゃないよ!これで3回目だ。この中には、買ったばかりのシャツがあって、何とか洗濯してもう一度着ることが出来ないかと試みたが、無理なので処分するより仕方がないシャツもあった。三度目の正直で、それ以後失敗はないが、なぜか黒いマジックぺンでは一度も失敗はない。呉々も失敗しないように・・

きらりびと第3チーム M.S.さん



マジックペン

コメント:きらりびと M.N.さん
夏に着るものはポケットが少なく、男性にとって不便ですよね。シャツのポケットを赤くしてしまったとのこと、それも3回も災難でしたね。夏場の持ち物はお互い気を付けましょう。

揚げ物の油きり

カテゴリ : 
今日の共想法 » 私の工夫
執筆 : 
NoguchiM 2014-4-13 7:50
暇を見ては、チラシを2センチの幅でくるくると蛇腹に折ったのを作っておきます。揚げ物をした時に、これを開いてその上に揚げ物を並べていくと、山の下に油が落ちて、カラッと油が切れます。バットもペーパーナプキンも必要なく使い捨て出来るので、後の始末がとても楽で便利です。友達からフキノトウを頂きましたので、さっそく春一番のご馳走を楽しみました。

きらりびと第3チーム N.A.さん



揚げ物の油きり

コメント:きらりびと M.N.さん
揚げ物の油きりにチラシの紙を使うとは、なかなか思いつきません。このような簡単な工夫がいいですね。カラッと油が切れたてんぷら、美味しそう・・・・・

金だわし

カテゴリ : 
今日の共想法 » 私の工夫
執筆 : 
NoguchiM 2014-4-13 7:40
鍋底・シンク周りを洗う時、金だわしを使っている。新しいものはちょっと大きく、使っているうちに形が崩れて使いにくい。そこで、使用前に二分の一に切り、オクラの袋に入れて口を輪ゴムでしばる。大きさも丁度、3本の指でしっかり押さえて洗える。オクラの袋は網目がつまっているので、金だわしがいつまでもくずれない。非常に便利なすぐれもの?

きらりびと第3チーム M.K.さん



金だわし

コメント:きらりびと M.N.さん
オクラの袋に目を付けたM.K.さん、まさに工夫の一言ですね。日頃、工夫に関心をもち、努力している姿が目に浮かぶようです。

海浜ニュータウン共想法 実施報告

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
NoguchiM 2014-4-6 8:00
  千葉県の海浜ニュータウンは、1970年代から、高度経済成長下の東京のベッドタウンとして開発が進められました。全国各地にあるニュータウンは、街と住民の高齢化の問題に直面しています。千葉大学の教員が設立した、NPO法人ちば地域再生リサーチは、海浜ニュータウンをモデル地区として、住宅のリフォームを中心とした団地再生に取り組んでいます。
  NPO法人ほのぼの研究所は、高齢化に対応した住まいづくりについて学ぶため、海浜ニュータウンにある高洲団地を訪問し、リフォームされた団地を見学し、共想法をすることを計画しました。千葉大学 コミュニティ再生・ケアセンター、NPO法人ちば地域再生リサーチ、UR都市機構にご協力頂き、計画が実現しました。
  2014年3月17日(月)、JR柏駅に9時集合、マイクロバスで高洲団地に向かい、高洲第一ショッピングセンター内の千葉大学サテライトキャンパス準備室に11時過ぎに到着。現地に集合した団地住民、企業の方と合流しました。大武先生の挨拶と、参加者全員による自己紹介の後、UR都市機構が管理する高洲団地の高齢者向け賃貸住宅の改装前、改装後を見学しました。


千葉大学サテライトキャンパス準備室にて、大武先生の挨拶と自己紹介



UR都市機構の職員の説明を聞く参加者


  UR都市機構の職員の方に、住宅の改良点や新設設備について解説して頂きながら、そこの場所で各自が、感じたものや目に留まったものの写真を撮り、キャンパス準備室に再集合しました。共想法のテーマに沿って3つにグループ分けし、Aグループは外装、Bグループは内装、Cグループは工夫としました。グループ毎に、話が重ならないように、写真の選定をして昼食となりました。昼食と並行して、撮影された写真のパソコンへの取り込みを行い、共想法の実施となりました。写真、一人一枚です。持ち時間は、一人当たり、話題提供一分、質疑応答二分ずつです。例えば、次のことが話題になりました。

【外付けエレベータ】 五階建ての建物の外階段に、階段の上り下りを補助するため、外付けエレベータが設置されています。二階と三階の間、四階と五階の間の踊り場に止まります。(Aグループ 外装)


外付けエレベータの外観



外付けエレベータの出入口


【転倒防止金具取付壁】  台所の向かいの大きい壁です。従来、賃貸ではむやみに釘が打てませんでした。地震防災のために、転倒防止金具が取り付けられるよう、壁が厚くなっています。(Bグループ 内装)

転倒防止金具取付壁


【フローリングの床に新素材の襖】は面白い。 通常の襖は、紙製か布製ですが、新しい素材を使っていて、掃除が楽です。この襖はとりはずしが簡単で掃除が楽です。(Cグループ 工夫)

フローリングの床に新素材の襖



共想法の実施風景

  共想法終了後、参加者でお茶と、高洲団地第一ショッピングセンター内の和菓子屋さんで買ったお団子や桜餅を囲んで懇談しました。話が盛り上がり、終了は定刻を過ぎて16時半過ぎになりました。
  今回の共想法は、現地集合と、柏集合の2通りの参加方法を用意しました。特にこの団地にお住まいの方の参加が得られて、直接お話を伺えたことがよかったように思います。千葉大学 コミュニティ再生・ケアセンター、NPO法人ちば地域再生リサーチの方には、会場の手配から、地域住民の参加募集、UR都市機構との連絡調整等、全般にわたりお世話になりました。また、UR都市機構の方には、リフォーム前後の部屋を詳しくご案内頂きました。ここに感謝申し上げます。

市民研究員 根岸勝壽

真壁のひなまつり共想法 実施報告

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
NagataE 2014-3-30 8:00
  前日までは、震えるような冬の寒さでしたが、当日は一変して穏やかな春の陽気に包まれた2014年2月25日、ほのぼの研究所初めてのバス研修が行われました。
  目的は、見学と共想法を組み合わせた新しいプログラムをつくることです。茨城県桜川市真壁町のひなまつりを見学し、一週間後の3月4日、千葉県柏市の介護予防センターほのぼのプラザますおに於いて、共想法を行いました。交通が不便な場所であっても、足が悪い人でも参加しやすいよう、バスを使って現地まで往復する進め方を試しました。

<行きのバス>
  バスには、東武野田線増尾駅から6名、JR常磐線柏駅から 15名乗り込み、合計21名がルンルン気分で、時間通り9時に柏を出発しました。バスの座席はあらかじめグループがまとまって座れるように、名入りの袋が置いてあります。中に、真壁町出身の市民研究員、永田映子さんが集めて下さった、詳しい地図やいろんな資料が入っていて、見学ルートについて相談出来るよう、細かく配慮されていました。


バスの中で一日の流れの説明

  高速道路に入ってからは、以下のことを実施しました。
・司会を担当した市民研究員、根岸勝壽さんより、一日の流れの説明(配布資料使用)
・大武先生の開会挨拶、街歩き共想法のポイントと趣旨説明
−できるだけ独自の視点で世界を見て、写真と話題を用意すること
−今回のバス研修は、千葉大学後援で、街歩き共想法の実践研究である
・参加者確認、名簿を確認しながら、グループリーダーが、名簿番号のSDカードを渡す
・デジカメに渡されたSDカードを入れ、各自動作確認を兼ね自分で自分を記念撮影
・グループ毎に、グループリーダーの連絡先確認
・全員、簡単に自己紹介
・地図を用いて、真壁のひなまつりの主な見所の説明(配布資料使用)
・バスを降りる直前に歩数計確認、歩数記入
予定通り、11時に真壁町庁舎駐車場に到着し、真壁町で開催されている共想法参加者のY.H.さんと合流しました。柏からバスで参加した殆どの皆さんは、真壁町は初めての方が多く、全く土地勘は有りませんでしたので、Y.H.さんの参加は大変助かりました。バスを降りてからは、昼食に全員集合する以外、5名または6名ずつの4つのグループ毎に見学しました。


桜川市真壁市町庁舎駐車場に到着、バスを降りグループ毎に見学開始


<真壁町にて>
  真壁家は、平安時代末期から戦国時代まで約430年の歴史が有り、真壁町の基礎を築きました。206軒もの商家や民家に、江戸時代から平成まで伝えられている、さまざまなおひな様が所狭しと飾られ、数多くの見学客で賑わいを見せていました。


江戸時代(面は貝殻)から平成までのおひな様

  真壁町は、おひな様だけでなく、街並みが国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されていて、国の登録有形文化財に選定されている歴史的建造物が多くあります。昔の城下町の風情を残し、鍵の手に作られた町割りや、旧家の長屋門、店舗・住居を兼ねた見世蔵、土蔵等を沢山見ることが出来ました。


潮田家住宅 見世蔵



細谷家住宅 長屋門

  現在、町の人口は約2万人ですが、ひな祭りの期間中に真壁を訪れる観光客は10万人を超えると言う事です。テレビの影響もあってか、年々盛んになるようです。3月3日を過ぎると、片付けが始まるのですが、これがひどく大変と仰っていましたので、暫く飾っていたら如何ですか?とお尋ねしたら、誰も見る人がいなくなるので片付けるのだそうです。宝物のおひな様を褒めて、眺めて頂けるから、飾って嬉しいのでしょうね。
  老舗の伊勢屋旅館にて昼食をとり、すいとん、五目ちらし、みそおでんを楽しみました。お食事中、真壁町で開催されている共想法参加者のK.O.さんが、真壁のひなまつりの歴史について語り、おみやげに和菓子まで下さりました。住民の発案で始まり、年々盛り上がっている真壁のひなまつりは、町おこしの成功例として、参考になります。
  お菓子屋さん、小物屋さんでお土産を買い、酒蔵で試飲し、私以外の皆様は甘酒やコロッケに舌鼓を打ち、楽しく真壁町を堪能出来た一日でした。最後にユニークな屋台の焼き芋屋さん。美味しい焼き芋をたらふくご馳走になりましたが、食べるのに夢中で、焼き芋の写真を撮るのを忘れてしまった事が残念でした。
  どの方も、良い思い出がいっぱいだったと見え、満足そうな顔が印象的でした。

<帰りのバス>
  帰りのバスでは、以下のことを実施しました。
・乗車したら直ぐ、歩数計確認、歩数記入 
・ベスト3の写真の番号と、そのテーマを、配布資料に記入
・ベスト3の写真が決まった人から、SDカード、配布資料をグループリーダーに提出
・翌週の共想法の案内(3月4日)
・真壁での体験を、日常生活に活かす方法について、大武先生より解説
−旅人になったつもりで、家に帰ってからも身近なものごとを観察すること
−気づいたことを、沢山写真に撮ること
高速道路を降り、そろそろ柏が近づいた頃、今回の計画を担当した市民研究員の、閉会の挨拶が有りました。時間に正確で怪我人なし、楽しく大満足なバス研修でした。
  この様に素晴らしい研修が出来たのは、全般計画を立てて下さった二人の市民研究員と、真壁在住の参加者がいらした事、お天気に恵まれた事でしょうか。詳しい地図やいろいろな資料等を準備して下さったり、真壁の歴史やおひな様を説明して下さったりと、大勢の方に御協力頂いたことは、大変幸せだと思います。

<後日の共想法>
  3月4日には、「街並み」、「食べ物/おみやげ」、「歴史/自然」の三つのテーマで共想法を開催しました。見学してから一週間でしたが、随分日にちが経ったように感じました。共想法にご参加の皆様は、思い出すように楽しかった話を沢山して下さいました。見学と共想法を組み合わせる、共想法の新しい進め方が、また一つ増えました。


真壁のひなまつり共想法

市民研究員 佐藤由紀子記

 真壁平四郎はある冬の日、草履を温めたことでお殿様からお叱りを受け、のちに出家して偉いお坊さんになりました。秀吉との違いは、草履をお尻に敷いたと誤解されたことですが、この最中をたべると縁起がよいとされています。
Heishiro Makabe warmed the sandals of the boss on a winter day. His boss got very angry because he mistook that Heishiro sat on it. Later, he became a great Buddhist priest. It is believed that people may have a good luck if they eat the wafers.

マカベ共想法参加者 Y.H.さん



平四郎出世最中

コメント:市民研究員 E.N.さん
 偶然ですが、中学時代の恩師が平四郎の子孫であることがわかりました。共想法のおかげで不思議な発見があるものです。恩師のT先生はとても姿勢のよい男性で、竹箒は寝せて使うべしとの教えは今でも忘れられません。
Unexpectedly, I found that my teacher when I was a junior high school student is a descendant of Heishiro. He had a good posture and taught us a good way to use bamboo brooms.
 スカイツリーと東京タワーのどちらが好きかというテーマで、共想法をしました。若い人は知らないと思いますが、東京タワーの鉄骨の材料として戦車が使われていたのです。そんな東京タワーが私は好きです。
I prefer Tokyo Tower to brand-new Sky Tree. Tanks are used for the steel beams of Tokyo Tower.

マカベ共想法参加者 M.M.さん



東京タワー物語

コメント:市民研究員 E.M.さん
 私は団塊の世代の一人ですが、東京タワーが戦車でできていることを知りませんでした。
I am one of the baby boomers. However, I didn't know about the story that tanks are reused for Tokyo Tower.