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ほの研ブログ - 最新エントリー

 2019年3月7日から8日にかけて、だんぢり祭りやNHK連続テレビ小説「カーネーション」で有名な大阪府岸和田市にある、野花ヘルスプロモート(以下、略して野花)を訪問しましたのでご報告させていただきます。
 報告者はほのぼの研究所の市民研究員ですが、協働事業者である野花の担当として2015年12月より3回ほどお邪魔しています。今回は司会ロボットぼのちゃんをご披露し、その操作を覚えていただくことと、各部署の責任者に、会話支援手法、共想法を理解していただくという目標がありました。そのために、大武先生、理研の田村さん、永田の3名で、東京駅から難波を経由して岸和田へ電車で向かいました。
 7日は朝9時20分の新幹線に乗り、昼食は車内で駅弁を楽しみました。午後1時半に岸和田駅前のホテルで待ち合わせをした在宅統括責任者の正木さんのご案内で、有料老人ホーム喜平久米田、のばなデイサービスセンターを見学しました。正木さんが責任者であるのばなデイサービスセンターは、最近完成した明るい雰囲気の建物で、白い床板が印象的でした。お風呂以外に足湯もありましたし、カラフルなトイレやカフェ風の厨房はとてもおしゃれでした。

のばなデイサービスセンター カフェ風の厨房

 最後のサービス付き高齢者向け住宅のばなの見学のあと、ロボットの操縦講習会を田村さんの指導で実施しました。正木さんと、サ高住施設長の福濱さんが講習を受けられ、熱心にビデオを撮影されていました。

ロボットの操縦講習会

 次の8日は昨日と同じ会場で大武先生の講演会がありました。講演はのばな各部署責任者向けでしたので、代表の冨田さん、前日より引き続きの正木さん、福濱さんをはじめ、施設統括責任者の岡田さん、サ高住施設長の福濱さん、喜平久米田施設長の瀧川さん、ケアマネ管理者の信貴さん、訪問看護管理者の南木さん、渉外担当の原田さん、MS事業部、臨床心理士の大村さん、篠倉さん、藤本さんが参加されました。

大武先生講演会

 講演会では先生のご研究の経緯、今後の展望をお伝えしましたので、興味津々の参加者の皆様は熱心に聴講されていました。それぞれ簡単な感想を述べていただき、その後11時ごろからぼのちゃんの司会による共想法が始まりました。ぼのちゃんは特に女性に人気があり、皆さんスマホで写真を撮りながらぼのちゃんに呼び掛けていました。
 参加者は上の方々のなかから選ばれた5名の皆様、技術指導は田村さん、ぼのちゃんによる司会のセッションは終始大変和やかな雰囲気で進みました。写真はそれぞれ1枚、話題提供1分、質疑応答2分で、合計15分ほどかかりました。

野花共想法

 大阪の皆様はさすがに話の盛り上げ方をご存知で、笑いとユーモアの絶えない生き生きとした共想法となりました。臨床心理士の皆様からは、色々な場所でやってみたいという感想をいただきました。筆者も同じように高齢者施設で働く者として、皆様の仕事に対する真摯な態度や明るい雰囲気に大いに刺激を受けました。共想法についての活発な質疑応答がなされたのち、12時過ぎに研修は無事終了しました。参加者のある女性が、ぼのちゃんや大武先生の存在自体が癒しだとおっしゃっていたのがとても嬉しかったです。

質疑応答風景

  今回の訪問では新しい施設を見学させていただき、講演会では冨田代表をはじめ皆様の吸収力と尽きないエネルギーに圧倒されました。施設の看板にNobana inn Day Service Clubという英語表記をみつけた時は、まるでハワイにいるような気分になり、野花ヘルスプロモートの今後の展開がとても楽しみになりました。

デイサービスセンター玄関

 ぼのちゃんという強力な助人を得て、忙しくとも学びを重ねていく若い方々の積極的な姿勢を拝見して、私もぼやぼやしてはいられないと思った次第です。また私の経験が多少なりともお役にたてるのであれば、今後とも尽力させていただきたく思います。

市民研究員 永田映子

先月より高校三年生の娘が近所のドラッグストアでアルバイトを始めました。今までバイトをしたことが無く、初めてお金を稼ぐことを体験しています。
 ある日店内をのぞいてみると、レジ打ちの対応をしていましたので、お客さんとして薬を買ってみました。家とは違うハキハキ、キビキビした対応に感心をしてお店を出ました。見慣れている店頭でしたが、いつもと違う風景に見えたので、記念に写真を写しました。同じ風景でも新鮮に見えました。
 

継続コース参加者 K. H. さん

 

いつもと違って見えた店頭
 
コメント:市民研究員 K.S.さん
手をかけ目をかけ、大事に大事に育てられたお嬢様でしょう。初めてアルバイトをしている先へお客さんになっていらしたなんてなんとも微笑ましいですね。
私も成長されたお嬢様のお話を一緒に喜ばせて頂きました。素敵お話とお写真です。

朝の紅茶

カテゴリ : 
今日の共想法 » 生きていて良かったこと
執筆 : 
ShimizuK 2019-4-7 8:00
 20年ほど前から朝の飲み物は紅茶になりました。紅茶を美味しく淹れるのは難しいのですが、美味しくできた時はご機嫌になります。朝の空気が少し冷たく、清々しく感じるころ、ベランダにでて、空を仰ぎながら、のんびりと紅茶を飲む時が幸せのひと時です。殊に午前中に外出の用がない時は、バス停をめざして急ぎ足の人々をボーッと眺めて過ごします。

市民研究員 A. U. さん

 

朝の紅茶
 
コメント:市民研究員 K.S.さん
なんて繊細に五感を発揮され日常、スケジュール空きのひと時の過ごし方をされていらっしゃるのでしょう。朝の空気が少し冷たく,清々しい午前中の空気とこだわりの紅茶の香りも漂ってくるようです。至福のひと時の美味な紅茶、ご相伴にあずかりたいものです。
 旅行好きで、毎月のように出かけて楽しんでおります。写真は京都二条城に一人旅をした時のもの、かなりの距離を歩き二条城に着いたことを思い出しました。
 先日は鳥取砂丘から出雲大社を見て足立美術館等巡りました。また、岩手県の猊鼻渓(げいびけい)で船くだりを楽しみ、その後青森で十和田湖、奥入瀬渓谷を歩き、秋田県、角館と駆け足の東北の旅にも出かけました。90歳過ぎても3泊の旅を頑張れたのは嬉しいことでした。健康で、元気に旅に出られることには、大変喜ばしく、感謝するのみです。

継続コース参加M.A.さん



二条城

コメント:市民研究員 H.N.さん
上手に撮られた写真と共に、大変いきいきと旅のお話をなさるM.A.さんの様子を拝見するのは大変嬉しく、元気をいただいております。そして、各地をご一緒させていただけたような気分にもなりウキウキいたします。何より、そのエネルギッシュな生き方に、頭が下がるばかりです。日頃のご精進の賜物ですね。次の旅のお話も楽しみにしております。

カマキリの抜け殻

カテゴリ : 
今日の共想法 » 笑い・失敗談
執筆 : 
TasakiT 2019-3-24 8:00
  カマキリが脱皮するということを、全く知りませんでした。ある日、陽炎のように頼りない生き物らしいのを見つけた時に、もしかして「新種?!」と浅はかにも胸を躍らせました。しかしよく見ると2本のカマの前方には三角の顔があり両の目も口もあります。先ほどまで4本あった足は風に飛ばされて2本になりました。
 小さいころから虫好きの息子にたずねてみると、「カマキリが脱皮するのを、お母さんは知らなかったのと?」と軽くいなされました。

継続コース共想法参加者 T.Y.さん



新種発見!?

コメント:市民研究員 T.T.さん
カマキリの脱皮・・こおろぎやすずむしの皮は見たことありましたが・・とてもすごい写真です!初めて見ました!それもこんなに綺麗に!図鑑みたいですね。専門的なことは好きな人に聞くといいのです、私も働く車のことは息子に聞いてました。それにしても素晴らしい写真が撮れました、お見事。

絵本

カテゴリ : 
今日の共想法 » 笑い・失敗談
執筆 : 
NagahisaH 2019-3-17 8:00
 今年の年始のこと、孫が来るので、笑って楽しんでもらおうと、この本をプレゼントしました。表紙のように、大きなゾウ、人間のお風呂の中のブクブク、そして最も臭いのきついスカンクなど子供が喜びそうな内容だったので、4才の孫は面白そうに読んでおりました。その脇でみんながおせち料理を食べていましたが、お嫁さんが難しそうな顔をしていました。
 果たして、息子夫婦が帰宅した後、この絵本が置いていかれたのがわかったのでした。お嫁さんの気にさわったとみえます。TPOをわきまえなかった、私の失敗談でした。

継続コース参加者 M.A.さん



置いていかれてしまった絵本

コメント:市民研究員 H.N.さん
新年早々、少し残念でしたね。けれども、出版社や作者から察するに、ユーモアとためになることが詰まったこの絵本のM.A.さんのチョイスは、スマートそのものだったと思います。きっと近い内に、お孫さんがそっと「ねぇ、持って帰っていいでしょ?」と声をかけて下さると確信いたします。

タイ語で挨拶

カテゴリ : 
今日の共想法 » 努力が実ったこと
執筆 : 
TasakiT 2019-3-10 8:00
 昨年12月に登ってきたタイの山(チェンダオ山)のポーターの若者達です。今までどこの国の山に行っても「こんにちは!・ありがとう!」の日本語の挨拶で通してきましたが、今回はタイ語で挨拶をしよう!!と決心し、「サワディーカー」(朝昼晩の挨拶)、「コープクン」(ありがとう)を練習し、忘れないように手にも書いて、山の途中で仕事をしていた若者に、声をかけてみました。すると、起き上がって返事をしてくれたのです。通じた!うれしかった!!話せたらもっと外国旅行も充実するのでしょうね…。

継続コース参加者 K.N.さん



挨拶を交わすことができたタイのポーター達

コメント:市民研究員 T.T.さん
まさに練習の賜物ですね。身振り手振り身体を使うのではなく言葉で通じた時の嬉しさがよく伝わりました。挨拶してちゃんと繋がれたなんてすごいです。いつもなにかを努力されているKさん、私も見習わなくちゃ!

余情残心

カテゴリ : 
今日の共想法 » 努力が実ったこと
執筆 : 
NagahisaH 2019-3-3 8:00
 一年と少し前から裏千家の茶道を習い始めました。先生はお寺の住職です。初めてお茶会で袴を着けてお点前を披露した茶室には、「余情残心」と書かれた掛け軸がしつらえられていました。余情残心とは、茶事が終わり、余ったお茶を飲みながら、その日の反省をし、お帰りになられたお客様のことを思い続けるという意味の表現です。
 私もこの日茶事が終わった後に、この言葉の意味を感じるとることができたのでした。

継続コース参加者 T.T.さん



初めてお点前を披露した茶室

コメント:市民研究員 H.N.さん
若かりし頃、お菓子の美味さにひかれて数年お稽古に通ったことを思い出しました。正式なお茶会でのお点前披露にお声がかからなかったことは、いうまでもありません。T.T.さんの真面目な取り組みの姿勢と成果を伺い、改めてまた、心静かに茶道に向き合ってみたいという気持ちになりました。

10年日記、出納帳、メモ帳

カテゴリ : 
今日の共想法 » 健康・食べ物
執筆 : 
NoguchiM 2019-2-24 8:00
 物忘れをしないように記録している10年日記、出納帳、メモ帳です。
 日記は9年目。以前は楽しい事を書いていましたが、最近は、本やドキュメンタリ−の感想、漬物の材料や調味料の分量、花の開花などの備忘録になっています。友達の誕生日の記録は、お祝いを失することがなく役立っています。
 出納帳は簡単な記入にしていますが、特別な出費は後で役立ちます。出かけた時の支出はピッタリあうと、快感です。メモ帳には花や本の名前、心に残る言葉、料理方法などを記録しておき、人と話すときに重宝しています。

継続コース共想法参加者 C.O.さん



記録をして物忘れ防止

コメント:市民研究員 M.N.さん
10年間の記録素晴らしいですね。これは C.O.さんの宝物ですね。私の物忘れ防止は、毎朝飲むサプリメントがあり、カレンダーにメモし、冷蔵庫に貼って確認をしています。

次郎柿の木

カテゴリ : 
今日の共想法 » 生きていて良かったこと
執筆 : 
UjihashiT 2019-2-17 8:00
 毎日柿の木の前を通るたびに、見上げては柿の実を眺めています。なぜなら、今年は17個も実って、驚かされているからです。苗木を植えてから26〜27年は過ぎているのですが、これまでは実ったのは7個が最高でしたから。両隣のご主人たちも驚いて話しかけてくれるほど、注目の的にもなりました。
 「今まで生きていてよかった」と、次郎柿の木がつぶやいているようです。まだ、収穫はしていませんが、鳥が先にさらっていきそうです。カラスへの割り当ては1個なのですが、果たしてどうなるでしょうか。

市民研究員 K.S.さん



初めてたくさん実った次郎柿の木

コメント: 市民研究員 T.U.さん
 抜けるような空の色が懐かしく思い出される今日この頃の気候ですが、大きな柿の実が沢山たわわに実って、支える枝も重くて大変そうです。
 最終的に人間様への分け前はいくつ残ったのか? とても気になります。