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ほの研ブログ - UotaniAさんのエントリ

カラスウリの花

カテゴリ : 
今日の共想法 » 早寝早起きしてみた
執筆 : 
UotaniA 2021-8-29 8:00
 早朝5時40分に撮ったカラスウリの花です。朝のいつもの散歩道をかえて、大通りの横道に入ってみると、ラーメン屋さんの駐車場の生垣に1輪咲いていたのを見つけました。何年かぶりの出会いに感動し、その後早朝1週間通いつめ、最多8輪まで見届けました。何色の実を見せてくれるのか楽しみです。朝7時ごろまで咲いていたので、オレンジカラスウリかもしれないと思っています。

継続コース参加者N.K.さん



カラスウリの花

コメント: 市民研究員 A.U.さん
うりというからには食べられるかもしれないと思って調べてみました。熟したものは苦いが青いうちは漬物にして食べる、葉は天ぷらや、ゆでて胡麻和えに、とありました。それにしても、この優雅な白い花から実になった時の鮮やかな色を想像できません。夜中に咲いて明け方には終わってしまうのも、神秘的で、早朝に一週間通いつめたN.K.さんのお気持ちが伝わってきます。
 季節を感じるものといえば、夏野菜、それならばトマトということになります。このトマトはコロナ禍でも楽しめる家庭農園のためにと、友人から苗を分けてもらって育てているものです。少し前に根元付近にクワガタの幼虫がいることがわかったので、甥っ子が主に育てています。
 本来ならば、片手ほどのサイズの大きな実がなるはずの苗でしたが、なぜかプチトマトサイズにしかなりません。どうやらクワガタに栄養を取られてしまったのかもしれない?と思っていますが。

お江戸共想法参加者 S.I.さん



大きくなりそこねた?トマト

コメント:市民研究員 A.U.さん
 栄養分をクワガタに分けてあげるとは優しいトマトです。山椒は小粒でもピリリと辛いと言います。ミニサイズでも、おいしいトマトになるといいですね。ところでクワガタは養分満点で大(くわ)型になったのでしょうか?
 昨年は1回しか美容院のカットに行かれなかったため、髪が伸びてしまいました。これほど伸ばしたのは、子供の頃以来ウン十年来のこと。そろそろ美容院に行かなければと思っていた矢先、新型コロナウィルス感染が始まり、未知のウィルスのことを考えると、しっかり対策がなされていても行く気になれなかったのと、人と会うための外出機会が激減、ヘアスタイルに構わなくなった哀しい結果です。友人の「それは単なるズボラ!」、常に側にいるも、遠慮か面倒かで発言をしてなかった人の「なかなか凄いよね!」に発奮、新年を迎えるために、昨年のもろもろのよからぬことをすっきり忘れて、身も整えたいと、年末に断髪を決行したのでした。

継続コース参加者 H.N.さん



コロナ禍で?伸びてしまった髪の毛

コメント: 市民研究員 A.U.さん
素敵な三つ編みおさげができそうなくらいのびましたね。女性にとって髪は命などといいますが、長いがゆえに、洗髪や乾燥には時間がかかります。それだけに、辛抱の末に髪を切った時の気分のよさはひとしおだったことでしょう。「なかなか凄いよね」とおっしゃった方はどんなふうに感じられたでしょう?伺ってみたい気がします。

子供の骨折

カテゴリ : 
今日の共想法 » 去年のニ大ニュース
執筆 : 
UotaniA 2021-3-14 8:00
 昨年夏のほのぼの研究所初のオンライン講演会当日の準備をしていた午前中、長男が通う幼稚園から電話がかかってきました。右腕を骨折したと聞き、慌ててお迎えに行きました。自分で食事が食べられないので、食べさせた後、お昼過ぎからの講演会が開演となりました。
 それから約2ヶ月、写真の添え木をつけて包帯を巻き、三角巾で右腕を釣り、お風呂の度に包帯を巻きなおし、何とか安静を保って、快復に。
11月の七五三には、近くの氏神様に、無事の成長を心からお願いしたのでした。

継続コース参加者 M.O.さん



2カ月間長男の骨折快復に使われていた添え木

コメント: 市民研究員 A.U.さん
まだまだ暑い最中(さなか)、添え木をつけて包帯をまいて、と姿を想像しただけで汗が吹き出しそうですし、痛々しい感じです。その上、右腕とあっては、介助をする方も並々ならぬ労力を要されたことでしょう。2ヶ月経って、無事に添え木が取れた時の開放感は言葉にならないくらい?でしょうか。
ところで、この添え木、何でできているのでしょう?興味津々です。
七五三のお祝いが無事にできてよかったこと。おめでとうございます。

朝のラジオ体操

カテゴリ : 
今日の共想法 » 免疫力を高める工夫
執筆 : 
UotaniA 2020-10-17 8:00
 健康のために、朝6時半からのラジオ体操に、長年通っています。コロナが流行し始めた2月末は、常連メンバーもパラパラ、マスクを着けた人もパラパラでした。4〜5月になると、自宅待機組の中年のジョギングが増えてきて、活気のある朝の公園になって、我々シニア組もパワーをもらいました。6月には平常に戻り、マスク着用で、体操を頑張って続けています。
 朝の体操は、身体によいばかりでなく、何気ない会話や挨拶から、1日のエネルギーをもらえるものです。

継続コース参加者 N. K. さん



朝の公園でのラジオ体操

コメント:市民研究員A. U. さん
長年続けてきた習慣が途絶えてしまうのは、体だけでなく、心も委縮してしまいます。マスクをして、間隔を十分にとって、戸外の新鮮な空気を吸って、なんとか日常の習慣を取り戻せてよかったです。木漏れ日までが新鮮に感じます。いつもの日常がほんとにありがたく思えます。

笑顔と人との関わり

カテゴリ : 
今日の共想法 » 免疫力を高める工夫
執筆 : 
UotaniA 2020-9-27 8:00
 上の写真は7月3日、下は8月4日に駐車場の隅で、男の子2人が青いバケツで育てていた向日葵です。長雨でなかなか育たない!不安定で倒れてしまいそう!おせっかいなおばさんは、ひそかに見守っていました。「夏はわたしでしょ!」の様な顔をして咲いた時、「やったね!」と声をかけると、とびっきりの笑顔の男の子達。私も本当に嬉しかったです。
 非日常の日々、ずっと浅い呼吸をして過ごしていました。免疫力向上には、マスクに隠れていても、口角を挙げての笑顔と、人との関わりが大切です。 

継続コース参加者 N. S. さん



7月3日の向日葵


8月4日の向日葵

コメント:市民研究員A. U. さん
長雨にも負けず、夏の代表格のようなひまわりの花が咲いて、一安心の男の子達も嬉しかったでしょう。それにもまして、「やったね」の声かけが嬉しくてマスクに隠れた笑顔がとびっきりだったのでしょうね。青空と黄色のひまわりと「やったね」の4文字がコロナ感染症の流行を忘れさせてくれます。

ある焼酎を愛飲する理由

カテゴリ : 
今日の共想法 » 笑い・失敗談
執筆 : 
UotaniA 2020-4-19 8:00
 東京三軒茶屋にある居酒屋さんの開店一周年のお祝いの会に招かれた私は、帰り際に自分のリュックサックの肩掛けを、お店に並べてあった麦焼酎「山猿」の未開封一升瓶に引っ掛けてしまいました。パッシャーン!という心地よい音と共に、麦を焦がしたような良い香りがお店の中に漂いました。それ以来、麦焼酎というと、「山猿」を愛飲しています。

継続コース参加者 K.T.さん



愛飲している焼酎

コメント:市民研究員 A. U. さん
「山猿」の酒蔵にとっては嬉しい失敗ですね。最近は若い女性が好んで飲むほどの焼酎人気だそうですが、麦を焦がしたいい匂いといえば、お菓子の「こうせん(麦こがし)」を思いだします。
 家からほど近いところにある東大柏の葉キャンパスの柏図書館に行くことが多いのですが、閉館近くの夜9時頃に2Fにある衛星放送テレビで米国のCNNニュース等を見るのが習慣になっています。忙しい仕事の後ですので、海外のニュース等の生放送は気分転換になりますし、若いころ米国留学の経験がありますので、ヒアリングの勉強にもなります。最近は米国の大統領選挙関連のニュースが多いようで、キャスターのコメントは興味深いものです。
 私にとっては、その時間は多忙な生活に見出す、貴重な「閑」に値するものになっていると思います。

継続コース参加者 M.A.さん



海外ニュース生放送を視聴

コメント:市民研究員 H.N.さん
お仕事の後の貴重な時間にも様々な自分磨きを習慣づけていらっしゃる姿勢に感服です。英語のニュース視聴に挑戦しても、単語を聴き取るのがせいぜいで独特の速さにも音を上げてしまいます。長年のキャリアの足元にも及びませんが、ぜひ近い内にヒアリングのコツを伝授していただきたいものです。
 4年前に飾り棚に転倒防止のつっぱり棒を設置しました。その時天井との間にスペースがあったので、何気なく本棚を置いていました。最近、その本棚がつっぱり棒の役目を台無しにしていることに気づき、急いで処分しました。同時につっぱり棒のネジを締め直しました。防災用品の点検の必要を感じた良い機会になりました。   

継続コース参加者 T.M.さん


役目をしっかりと果たせるように点検したつっぱり棒

コメント 市民研究員 H.N.さん 
お話を伺って、私もしばらく手を抜いていたことを思い出し、早速ネジの点検をしました。結構緩んでいるものですね。インターネットで調べてみると、つっぱり棒にふさわしい天井の建材や、効果的な設置位置などの情報がたくさんありました。防災用品は、ただ備えるばかりでなく、点検と情報収集が常に必要だということを、再認識しました。
 2019年10月10日(木)13:30から千葉県松戸市のあいおいニッセイ同和損保松戸支社の会議室において、MS&ADインターリスク総研とNPO法人ほのぼの研究所共催による、「今からはじめる認知症予防」〜安全なカーライフを続けるために〜をテーマの、講演会・体験会を開催いたしました。

 あいおいニッセイ同和損保の保険代理店6社を含む関係者25名、MS&ADインターリスク総研の杉澤昇様、中井大介様、理化学研究所小暮純生先生、ほのぼの研究所大武美保子所長他3名が参加いたしました。

 はじめに、MS&ADインターリスク総研基礎研究本部シニア研究員杉澤昇様が、認知症発症者が交通事故を起こすケースが増えていることに触れ、会話を切り口に認知症予防を研究している大武美保子ほのぼの研究所代表理事・所長、理化学研究所チームリーダーを紹介しました。
 大武所長は祖母が認知症になったこと、専門は工学であるも、機械はどんどん進歩するが、人間の頭がどんどん衰えていくことを防ぎたいと、研究の動機と抱負を語りました。そして、損保関係の方にも理解しやすいように、車を例にとり、車が丁寧に使えば長持ちするのと同じように頭も丁寧に使えば長持ちするという考えから、頭が長持ちする使い方を研究していると述べました。そして、ほのぼの研究所は研究に参加した被験者の中で、予防に興味を抱いた人が共に活動している、参加型の研究組織であること、参加した理化学研究所の技術開発顧問の小暮先生と市民研究員を紹介しました。

大武代表理事・所長の「頭の健康チェックのすすめ」の講話

  認知症になりにくい暮らし方として「ふれあい共想法」をビデオで紹介しました。何を話そうか―写真を撮る―話す―会話の輪を拡げる―どう伝えようか考える―質問する―思いを共有する―普通の会話と違ってテーマを決める、など、共想法の特徴と効用についての話を展開、「考えることを避けない生活を送ること」が認知機能が下がりにくい生活のポイントであると述べました。さらに、一見当たり前に見えるものの、認知症を発症するとできなくなってしまう行動の事例を挙げ、共想法に定期的に参加することで、認知機能低下の底上げを図ることができることを具体的に解説しました。
 最後に「頭の健康チェックのすすめ」として骨粗しょう症有病率同様、認知症有病率は、加齢と共に上昇すると述べました。80歳代後半には40%、90歳代前半では60%と、加齢に伴う認知機能の低下は、現時点では避けられないものの、「頭の健康チェック」をする=「自分の認知機能を知る勇気」を持ち知ることを契機に、低い場合は訓練により機能が低下しないように努めることにつなげられるため、重要であると締め括りました。 

 次いで、MS&ADインターリスク総研上席コンサルタントで、認知症予防専門士資格をお持ちの中川大介様より、「高齢者安全運転検査」についての説明がありました。まず、加齢に伴い、認知機能が低下することはやむを得ないこと、現段階では認知症の薬物療法が確立していないこと、また近年高齢に起因する交通事故が増加していることから、認知症発症前の予防の重要性は高まっているという背景を述べられました。そして、運転免許更新時の認知機能検査を嫌い、免許を返納する人が増えていること、高齢者の交通事故が認知機能と身体機能の低下に起因する単独事故が多いという現実を踏まえた、高齢者に「いつまでも安全運転を支援するサービス」:「安全運転支援メニュー」の開発経緯が述べられました。
 MCI(軽度認知症)の段階で改善に取り組めば、正常に戻れるチャンスがあるので、スクリーニングで認知機能と身体機能の度合いを数値化して、危険要素の自覚を促し、MCIや認知症の疑いがある人を早期に発見することが、事故を防ぐことにつながると、認知症の早期発見と予防の必要性を強調されました。

中山大介様の「高齢者安全運転検査」についての講話

 お二人の講話の後、体験会に移りました。
 共想法には6名の損保関係者が体験され、「好きなものごと」をテーマに、「俳優 岡田准一」「お茶 綾鷹」「自社ビル」「柏レイソルのマーク」「国会中継」「一万円札紙幣一千万円分」など、ユニークな写真が持ち寄られました。若い方が多く、共想法にすぐになじまれて、笑いが絶えず、大盛り上がりでした。

若い世代も交えて、大盛り上がりの共想法体験

 もう一方では、運転適性診断と物忘れ相談プログラムにも挑戦しました。運転適性検査ではアクセルチェッカーでアクセルを踏み続けて、サインがでたら、すばやく、正確に、むらなく、アクセルを離すことをチェックしました。数値化された結果を見て、「納得!」といったお顔をされていました。

物忘れ相談プログラムを体験

 参加者の中には、認知症予防ということで興味を持っていただけたのか、ご自身のお母様とそのお友達を誘って下さった方もあり、総勢30余名和やかな雰囲気の中、無事終了することができました。
 開催に当たり、お骨折り下さったMD&ADインターリスク総研、並びにお忙しい中、貴重な時間をさいて下さったあいおいニッセイ同和損害保険株式会社の関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

(市民研究員 松村光輝・魚谷茜)