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ほの研ブログ - NagahisaHさんのエントリ

愛猫ルーク

カテゴリ : 
今日の共想法 » 居心地のいい場所
執筆 : 
NagahisaH 2015-8-9 8:00
 我が家のペット、ルークです。一昨年まだ子猫の時、息子が拾ってきました。その後順調に育って大きくなりました。
 ルークの1日は、早起きの私といっしょに2階の小さなベランダに出てカラスや鳩、近所にいる野良猫を見物することから始まり、夜はまた、「綺麗だね」とか、「見てごらん」とあれこれ声をかける私といっしょに、星や月を眺めます。日中はキャットタワーのハンモックがお気に入りで、丸くなって寝ています。
 私にとってはルークのいる場所こそ、居心地のいい場所です。

継続コース参加者 K.M.さん


    

キャットタワーのハンモックがお気に入り
 
コメント:市民研究員 H.N.さん
愛情豊かな飼い主に絶大な信頼を寄せながら、穏やかに過ごしているルークの日常が伝わってくるようでした。そしてルークの一挙手一投足に目を細めているK.M.さんの様子やお宅のたたずまいさえも…。そう思うのは、猫好きの私に限ったことではないはずです。

 雨上がりに近所を散歩していると、四つ葉のクローバーが目に留まりました。歩きながら見つけるとはなんと幸運な、と思い、さっそく写真に撮ることにしました。
 ところが・・・周りのクローバーも全部四つ葉なのです。道理で、歩きながらでも見つかるわけです。最近は品種改良により、四つ葉ばかりのクローバーがあるようです。たくさんの四つ葉のクローバーの中から、一番雨露が映える開きかけの葉を、記念に写しました。

市民研究員 M.O.さん



四つ葉のクローバー

コメント:H.N.さん
フラワーショップで小さな鉢植えを見たことはありますが、露地ではまだ見たことはありません。開きかけの葉にこぼれ落ちそうに、けれどもしっかりと結んでいる小さな露の粒たちが何とも素敵な写真です。やっとみつけたものであれ、周りにたくさんあるものであれ、幸運に結びつくとされるものとの出会いは嬉しいものですね。

玉縄桜

カテゴリ : 
今日の共想法 » 私の発見
執筆 : 
NagahisaH 2015-7-19 8:00
 緑の葉が5月の風に揺れて、きらきら輝いてとてもきれいだったので、写真を撮りました。よく見ると、小さなさくらんぼがたくさん付いていました。
 この木は、昨年の12月には、枯葉がたくさんついていて、まるで枯葉でできたクリスマスツリーのようでしたし、2月末には、染井吉野より一足早く薄いピンクの花をつけてくれました。
 わたしだけが知っている、この玉縄桜の季節の姿という感じがしています。

継続コース参加者 A.U.さん


    

玉縄さくら
 
コメント:市民研究員 H.N.さん
青葉のかげにみつけたかわいらしい実は、さぞいとおしいものに見えたことでしょう。四季折々の玉縄桜の移ろいを「私だけのもの」としてそっと愛で、大事にしていらっしゃるおだやかで優しい気持ちが伝わりました。

鯛の骨

カテゴリ : 
今日の共想法 » 私の発見
執筆 : 
NagahisaH 2015-7-12 8:00
 4月に、鯛の産地、愛媛県に何泊かした折、兜煮から取り出して集めたものです。
「鯛中鯛」(たいちゅうたい)、または「鯛の中の鯛」(たいのなかのたい)というそうです。真鯛の胸鰭にあり、「めでたい鯛」の中でも、「さらにめでたい形」であるので、縁起物として喜ばれています。
 鳴門海峡の真鯛は荒波のなかで育つため、顎が発達し、美しい形になるとのこと。他の魚の同じ部位の骨も、なぜか「鯛中鯛」というそうです。鯛は骨になっても、“鯛”なのですね。

継続コース参加者 N.K.さん




鯛中鯛
 
コメント:市民研究員 H.N.さん
 魚好きの父が教えてくれて、幼いころ「鯛の鯛」と呼んで一生懸命取り出したことを思い出しましたが、縁起ものとは知りませんでした。それにしてもこんなにたくさん、道中にきっとよいことがあったことでしょうね。

ほのぼの研究所2015年度活動方針

カテゴリ : 
ほの研日誌 » お知らせ
執筆 : 
NagahisaH 2015-6-14 8:00
 ほのぼの研究所は、2007年に研究拠点として設立してから、今年で8周年を迎えます。今年度は、人材の発掘と育成をテーマに、次の三つの重点事業に取り組みます。

  第一に、これまで講演会や共想法の各コース等に参加頂いたことがある方にお会いし、意見交換する場を設け、今後の活動への参加と実施への協力を呼びかけます。共想法の広まりと共に、全国各地、施設で実施したいとの要請があることから、共想法を実施する人材に必要な知識や技能を整理し、研修のための資料や問題集を作成します。新メンバーにとっては、それ自体が研修の場となり、また、すでに実施の輪に加わっているメンバーにとっては、知識と技能の再確認と相互学習の場となります。以上を通じ、要請のある医療機関、介護施設、地域包括支援センター等との連携を図ります。

 第二に、大学における地域活性化人材育成課程の一環として、大学生のインターンシップを受け入れます。千葉大学では、文部科学省の地(知)の拠点整備事業の一環としてクリエイティブ・コミュニティ創成拠点が進められています。この中で、地域NPOインターンシップという授業があり、そのインターンシップ先の一つとして、NPO法人ほのぼの研究所が参加します。具体的には、後述するように、企業、自治体等と連携して、健康観光支援サービスの開発を共に行い、活動を通じて、地域活性化人材の育成を図ります。同時に、共想法の実施人材の多世代化を図ります。

  第三に、2014年より実施してきた街歩き共想法を、企業、自治体、観光地、大学と連携することで、受益者負担での実施を可能とし、事業として持続可能とするための方法を明らかにします。認知症予防の4要素である、食事、運動、知的活動、社会的交流に対応する一連の活動を、多くの高齢者が好む活動の一つである、旅行の中に含まれるようにした、街歩き共想法に基づく健康観光支援サービスを開発します。

NPO法人ほのぼの研究所代表理事・所長
千葉大学准教授 大武美保子

 ほのぼの研究所では、街歩きと共想法を組み合わせた「街歩き共想法」が考案され、認知症予防と同時に健康づくりを目的とした取り組みとして、各地で実施してまいりました。第5回は、埼玉県川口市、「SKIPシティ」を舞台に開催しました。街歩きしたグループ毎に報告します。企画全体の報告は SKIPシティ川口街歩き共想法 実施報告 をご覧ください。


たっぷりグループのメンバー

 たっぷりグループは中央のジェントルマンと彼を囲んだ女性7名の計8名、好奇心旺盛なメンバーが揃いました。
 展示物が目白押しの映像ミュージアムでは、見るもの聞くことすべてが物珍しく、目まぐるしく館内を歩きながら必死に写真を撮りました。


映画スタッフワークの現場

  スタッフワークの現場では、一本の映画を作るにはこれほどの多職種のスタッフが必要なのだと改めて知り、感動しました。また、「ロケ弁」は日本のテレビ等ではお馴染みですが、海外では撮影現場で料理を作るケータリングが一般的だということを教えていただきました。


興味津々の映画作りの現場

  往年の大スターの展示には、その面影を辛うじて思い出せる年代としてとても懐かしく思いました。黒澤明監督をはじめとする才能豊かな映画監督等、今日の日本の映像文化を作り上げた人々の努力の跡をたどることができる場所として、世界に誇れる貴重な施設であると確信しました。また、新しい技術を体験できる参加型の展示として、天気予報の画面をその場で合成できる装置がありました。本職のアナウンサー顔負けの才能を発揮するメンバーがいて、お互いに楽しむことができました。


映像公開ライブラリー

 昼食の後、まず映像公開ライブラリーを訪れました。ここは大変多くのNHKの番組や価値のある貴重な映像の中から希望するものを視聴することができる施設です。メンバーに特別希望がなかったので、紅白歌合戦の映像を鑑賞しました。白組の司会は宮田輝アナウンサーで、若かりし頃の北島三郎、村田英雄、ペギー葉山、水前寺清子等の歌手達が出演していて懐かしく思いました。


NHKTV人形劇歴代の登場人物たち


NHKショップのキャラクターとの撮影スポット

  NHKショップのバナーナ夫人をはじめ、「チロリン村とくるみの木」の野菜達や「ひょっこりひょうたん島」の登場人物等の展示には、童心にかえった気分になりました。チロリン村に声の出演をしていた黒柳徹子さんが今も現役で活躍されているのは、素晴らしいのひとことです。NHKの多くの番組が戦後の子ども達の情操教育に果たした役目の大きさに感慨もひとしおでした。
  天候に左右されずに楽しめる盛りだくさんの施設は、今後家族と訪れてみたい場所のひとつとなりました。また研究員の清水さんに教えていただいた川口市の鋳物産業や植木産業についても大変興味が湧き、この機会がなかったらおそらく川口市を訪れることはなかっただろうと街歩き共想法に参加できたことに感謝しました。

たっぷりグループ 永田映子・野口宗昭

 ほのぼの研究所では、街歩きと共想法を組み合わせた「街歩き共想法」が考案され、認知症予防と同時に健康づくりを目的とした取り組みとして、各地で実施してまいりました。第5回は、埼玉県川口市、「SKIPシティ」を舞台に開催しました。街歩きしたグループ毎に報告します。今回は、「健脚グループ」からの実施報告です。企画全体の報告は SKIPシティ川口街歩き共想法 実施報告をご覧ください。


健脚グループのメンバー

 ベスト観光シーズンの10月下旬、当日は晴天に恵まれ、街歩きを楽しむのには絶好の日和となりました。わが健脚グループは、交通手段等の関係で現地集合を希望された方がほとんどでした。最寄り駅からタクシーに分乗して、集合時刻に余裕をもってSKIPシティへ到着しましたので、柏からバスで訪れる参加者との合流までの間、一息つきながら言葉を交わしました。
 全体集合のあいさつや説明、記念撮影などを済ませた後、グループでの行動開始となりました。メンバーは、総勢7名(実践コース受講者、企業関係者、きらりびとの方々、ほの研メンバー)と、多彩な方々です。


ゲーム感覚で学べるくらっしースクール


双方向交流で学べるくらっしーシアター

 まず、消費生活をテーマにした全国唯一の本格的な参加体験型施設:彩の国くらしプラザの参加体験ゾーンへ行きました。くらっしーシアターでは、くらしプラザのキャラクター:くらっしー君の案内により、最近ニュースで取り上げられることの多いオレオレ詐欺等の悪質商法にあわないようにする心構え等、日々の暮らしに役立つことを色々学びました。各客席に設置されたボタンを操作して回答する双方向、リアルタイムで行われる参加体験型学習は大変面白く、皆さんの朝からの緊張がすっかり緩んだように見えました。

 続いての映像ミュージアム見学からは学生のグループと合流、ガイドさん付きの案内になりました。実際の撮影機器・カメラやセットの展示、撮影現場の模型等を見ながら、わかりやすい説明を受けましたので、映画やテレビ放送の制作過程をとても身近に感じることができました。


映画撮影用の実物カメラ


映写機器と蒸気機関車の画面


 パリの街角のセットでは、実際のカメラを用いて撮影した映像がモニターに映し出されたので、何となくスターになったような気分にさせてくれました。
 ここでの目玉は、何といっても、映像合成技術により、“魔法のじゅうたん”に乗って世界旅行や、恐竜ランドに行ける体験を楽しめたことでした。魔法のじゅうたんの目まぐるしい動きをカメラに収めるのは、思ったより困難でしたが、うまく捉えて撮る楽しみも味わえたようでした。


「空飛ぶじゅうたん」撮影現場

 映像の世界に浸っている間に時計は12時を回っており、あっという間に昼食の時間となりました。共想法に使う写真の選定をした後、共想法実施会場の会議室でお弁当を食べたり、施設内にある飲食店を利用したりと、仲間同士で和気あいあいのひとときを過ごしました。
 その後は、再探検です。主だった女性群は、建造物を外観からも楽しもうと周辺の散策に出かけました。SKIPシティの建物群は少し離れて眺めると、建物の屋上にプラネタリウムのドームや天文台等があることがわかりました。BS衛星放送を発信する巨大なアンテナを眺めた後はNHKアーカイブスに向かいました。ここでは、NHKが保存している懐かしいテレビ番組を観たり、お土産ショップや喫茶コーナーを利用したりして過ごしました。
 短い時間でしたが、皆さんの足取りは軽やかで、さらなる話題発見につながる有意義な街歩き、探検のひとときになったようです。


共想法使用写真「ウサギとカメのオブジェ」



共想法使用写真「効果音を作成する装置」

 午後2時30分くらしプラザ4階の会議室に集合して、いよいよ共想法の開始となりました。メンバーからは「ウサギとカメのオブジェ」や「効果音を作成する装置」等の写真提供があり、大いに話題が広がり、皆さんの大変楽しそうな様子が印象的でした。
 共想法の後は、いつものように会話の余韻を楽しみながらお茶とおやつで一服して、帰宅の途につきました。
 今回の企画に対し、親身になってのご協力、ご支援を賜りましたSKIPシティの関係の方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

健脚グループ  根岸勝壽 ・ 清水きよみ

豆苗

カテゴリ : 
今日の共想法 » 健康・食べ物
執筆 : 
NagahisaH 2014-8-31 8:00
  原産地は中国。ここ2〜3年、スーパーで根付き1パック100円ぐらいで売られています。根から上を使い終わっても、かいわれ大根と同じように水栽培で2〜3回は台所で栽培できます。夏場は生育も早く、1週間位でまた食べられます。シャキシャキとした食感で、生でも、茹でても、炒めてもよしです。栄養価はホーレンソウのビタミンB、Cの2倍はあるそうです。手間要らず、安価、癖もないので、主婦には味方の食品です。

市民研究員Y.N.さん



豆苗
                       
コメント:市民研究員 H.T.さん  
  豆苗(とうみょう)、聞きなれない言葉でしたが、話題提供に驚いてしまいました。次々に健康に良い食品が開発されていきますね。豆苗も納得です。台所での水栽培、調理も簡単、苦手な者にも容易に取り組めそうで嬉しくなりました。
 6月、信越トレイル黒倉小池周辺の樹の上に産みつけられたモリアオガエルの卵塊です。
 モリアオガエルは体長4〜8cm、樹木の上で生活しています。繁殖期になると、オスが産卵場所に集まり、メスが産卵・受精すると同時に白い粘液が分秘され、この粘液を集まったオス・メスが足でかき回すと、白い泡の塊になります。直径10〜15cmほどの泡の中には卵が300〜800個ほど産みつけられ、オタマジャクシは1ヶ月ほどかけて成長するそうです。
 池の周りの木々はクリスマスの飾りがつけられているようでした。

継続コース参加者 N.K.さん



樹の上に産みつけられたモリアオガエルの卵塊

コメント:市民研究員 Y.S.さん
 湿原など限られた環境のもとでしか生息出来ないモリアオガエル!そのため、絶滅危惧種に指定されているだなんて、なんと可愛そうな動物なのでしょう。もっと強くなれ!と言いたいです。そしてクリスマスの飾りの様な卵塊をあちこちの公園で見られればいいですね。
 モリアオガエルの卵と同じ場所の池の中で見つけたクロサンショウウオの卵です。
 サンショウウオの卵は種類ごとに決まった形をしていて、クロサンショウウオの卵はアケビ型でおもちの様な白い色をしています。まれに藻類が入り込み緑色がかった透明のもあるとのこと。親よりずっと大きく、握りこぶしほど大になるのは、卵の外側の寒天質が水を吸って膨らむからだそうです。
 透明なものは時々見かけていましたが、白い卵には初めてお目にかかりました。とても神秘的な情景でした。

            継続コース参加者 N.K.さん



クロサンショウウオの卵

コメント:市民研究員 Y.S.さん
 モリアオガエルに引き続き、クロサンショウウオも環境に左右されやすい動物の様ですね。山奥の水が綺麗な池や沼などに生息しているのでしょうか?テレビで観たことがありますが、実際にはまだ見たことがありません。ふわふわとおもちの様に白い塊の中に何個の卵が入っているのでしょうか?絶滅しないように守ってあげたいですね。