ほの研ブログ - ShimizuKさんのエントリ
5階から降りる時に、階段に片側ですが、ずうっと手すりがついていました。片手に荷物を持っていたので、反対側にもついていたらいいと思いながら降りました。
若いころ団地に10年ほどいましたが、手すりはなかったし、手すりのない不自由も全く感じていませんでした。

手すり
コメント:海浜ニュータウン共想法参加者 K.S.さん
N.T.さんの若い頃の感じ方は、私も同様でした。今では手すりなしでは怖くて、必須な設備になっています。確かに両側にあったらなお便利ですね。住まいの質は生活の質の向上につながるのでアイデアを集め、追求し続けたいものです。
若いころ団地に10年ほどいましたが、手すりはなかったし、手すりのない不自由も全く感じていませんでした。
海浜ニュータウン共想法 Aグループ参加者 Y.T.さん

手すり
コメント:海浜ニュータウン共想法参加者 K.S.さん
N.T.さんの若い頃の感じ方は、私も同様でした。今では手すりなしでは怖くて、必須な設備になっています。確かに両側にあったらなお便利ですね。住まいの質は生活の質の向上につながるのでアイデアを集め、追求し続けたいものです。
キッチンの向かい側の大きな部屋、天井が80?ぐらいの幅で転倒防止金具取り付け壁が設置されていた。団地が建てられた当初には全くなかったもの、賃貸住宅は壁に穴を空けるのはもってのほかだったので、印象に残った。

転倒防止金具取付壁
コメント:海浜ニュータウン共想法参加者 E.N.さん
地震の備えも万全な部屋を拝見して、日本は地震の活動期に入ったのを実感しました。これから来るであろう地震を考えると、身が引き締まる思いです。
海浜ニュータウン共想法 Bグループ参加者 N.S.さん

転倒防止金具取付壁
コメント:海浜ニュータウン共想法参加者 E.N.さん
地震の備えも万全な部屋を拝見して、日本は地震の活動期に入ったのを実感しました。これから来るであろう地震を考えると、身が引き締まる思いです。
緊急通報ボタンが設置されている位置について、どこに設置されていると良いのかについて改めて考えることができた。湯船につかっている時や、出入り口で転倒した時など、様々な場合が想定されて、なかなか一か所に絞るのは難しいと感じました。

緊急通報ボタン
コメント:海浜ニュータウン共想法参加者 K.N.さん
確かに緊急通報ボタンの設置場所は、難しいですね。
一か所でなく、あちこちに付けておければいいのかもしれません。
海浜ニュータウン共想法 Cグループ参加者 E.H.さん

緊急通報ボタン
コメント:海浜ニュータウン共想法参加者 K.N.さん
確かに緊急通報ボタンの設置場所は、難しいですね。
一か所でなく、あちこちに付けておければいいのかもしれません。
今回の真壁共想法のバス研修では、「街並み」グループを担当しました。
好天に恵まれた真壁の街は、古式豊かな建造物が立ち並び、地図や資料と照らし合わせながらの見学には力が入りました。潮田家の見世蔵に始まり、薬医門、高麗門、長屋門、板塀と続く街並みは壮観でした。殊に、潮田家の見世蔵等は、江戸末期から昭和前期まで盛んであった製糸業、石材業の商人によって建てられた蔵と聞きます。現在も人々の暮らしに活かされ、脈々と続く歴史の町、真壁にすっかり魅了された一日となりました。

潮田家の見世蔵
コメント:真壁のひなまつり共想法参加者 K.S.さん
見世蔵でしたか。そういえば、通りの角にあって、ずいぶんと間口が大きく開いていましたね。私は江戸・明治・大正・昭和と移り行く時代のおひな様飾りの方に気を取られてしまいました。また訪れたい街です。
好天に恵まれた真壁の街は、古式豊かな建造物が立ち並び、地図や資料と照らし合わせながらの見学には力が入りました。潮田家の見世蔵に始まり、薬医門、高麗門、長屋門、板塀と続く街並みは壮観でした。殊に、潮田家の見世蔵等は、江戸末期から昭和前期まで盛んであった製糸業、石材業の商人によって建てられた蔵と聞きます。現在も人々の暮らしに活かされ、脈々と続く歴史の町、真壁にすっかり魅了された一日となりました。
真壁のひなまつり共想法 A班参加者 M.N.さん

潮田家の見世蔵
コメント:真壁のひなまつり共想法参加者 K.S.さん
見世蔵でしたか。そういえば、通りの角にあって、ずいぶんと間口が大きく開いていましたね。私は江戸・明治・大正・昭和と移り行く時代のおひな様飾りの方に気を取られてしまいました。また訪れたい街です。
真壁といえば、ひなまつりになっておりますが、共想法で参加できるとのことで、喜んで参加しました。
2月25日、真壁町に行って、ひなまつりを自由散策し、好きなところを写真撮影したのち、写真を題材にして共想法を楽しみましょうということで、それぞれ分かれて歩き始めました。おすすめ散策コースの説明を聞き、歩きましたが、さすがひなまつりということで、昔からの美しい段飾りには、びっくりで何枚も撮ってしまいました。歩いているうちに、人形の街なのに鮮やかな下駄や草履に目をひかれ、シャッターを押しました。今どきあのような、派手な履物を買う人がいるとは、またびっくりいたしました。楽しい1日でした。

真壁の履物屋さん
コメント:真壁のひなまつり共想法参加者 K.S.さん
本当にどんな方が求められるのでしょう。和装の文化も根強く守られていると感じられる街でしたね。そして「藤屋履物店」の店内は昭和の時代がタイムスリップしたような雰囲気でしたね。
2月25日、真壁町に行って、ひなまつりを自由散策し、好きなところを写真撮影したのち、写真を題材にして共想法を楽しみましょうということで、それぞれ分かれて歩き始めました。おすすめ散策コースの説明を聞き、歩きましたが、さすがひなまつりということで、昔からの美しい段飾りには、びっくりで何枚も撮ってしまいました。歩いているうちに、人形の街なのに鮮やかな下駄や草履に目をひかれ、シャッターを押しました。今どきあのような、派手な履物を買う人がいるとは、またびっくりいたしました。楽しい1日でした。
真壁のひなまつり共想法 B班参加者 M.A.さん

真壁の履物屋さん
コメント:真壁のひなまつり共想法参加者 K.S.さん
本当にどんな方が求められるのでしょう。和装の文化も根強く守られていると感じられる街でしたね。そして「藤屋履物店」の店内は昭和の時代がタイムスリップしたような雰囲気でしたね。
ひときわ異彩を放っていたのが、築160年の古い民家を再生して、最近オープンした旅籠 ふるかわでした。屋根の上に桟敷をしつらえ、その上におひな様を数体並べていて、かぐや姫と書いたテーマが有り、物語風になっているのが現代風でした。それまで見て来たおひな様は大事そうに屋内に飾られていたので、このかぐや姫は埃や紫外線で大丈夫かと、少々気になりましたが、痛んだおひな様を修理するのも或は楽しみの一つなのかもしれません。

屋根の上のおひな様
コメント:真壁のひなまつり共想法参加者 E.N.さん
1日1組限定の宿、囲炉裏や五右衛門風呂を楽しめる民宿です。女子会などには最高ではないでしょうか。お雛様の日焼けは共通の悩みだそうです。
真壁のひなまつり共想法 C班参加者 Y.S.さん

屋根の上のおひな様
コメント:真壁のひなまつり共想法参加者 E.N.さん
1日1組限定の宿、囲炉裏や五右衛門風呂を楽しめる民宿です。女子会などには最高ではないでしょうか。お雛様の日焼けは共通の悩みだそうです。
到着した時から「お芋食べなぁ」と賑やかだったお芋屋さん、行きは素通りしたものの、通り道の為、帰りも通ることに。ふと見るとほのぼのの皆さんがおいしそうに焼き芋をほおばっていて、我もと行ってみると大好物の「干し芋」屋さんでした。3袋買ったら真壁のひな祭りに飾ってあった「ねこやなぎ」をたくさんくれました。「春を1番に告げる」と聞き、バスの中ではうれしくて棚にのせ喜んでいましたが、いざバスを降り、電車で帰路につくと 持ちようがなく、なんでもらっちゃったかとやや後悔。家にようやく持ち帰ると1本の枝にミノムシが・・。遠くうちまで連れてきてしまいました。さっそく花瓶にさし春を満喫、おじさんに言われたように根っこが出たら庭に植えます。やっぱりいただいてよかったなぁ。

干し芋を買い、もらったねこやなぎ
コメント:真壁のひなまつり共想法参加者 Y.N.さん
真壁のねこやなぎ、私も1本頂きました。ねずみ色の毛の花穂が落ちた後しばらく花瓶の中で待っていると、白いヒゲのような根が3,4本でてきました。早速植木鉢に移すと緑の葉が次々と出てきています。来年の真壁のひなまつりまでにはどんな成長があるのか楽しみです。
真壁のひなまつり共想法 D班参加者 T.T.さん

干し芋を買い、もらったねこやなぎ
コメント:真壁のひなまつり共想法参加者 Y.N.さん
真壁のねこやなぎ、私も1本頂きました。ねずみ色の毛の花穂が落ちた後しばらく花瓶の中で待っていると、白いヒゲのような根が3,4本でてきました。早速植木鉢に移すと緑の葉が次々と出てきています。来年の真壁のひなまつりまでにはどんな成長があるのか楽しみです。
回転寿司の景品のストラップです。食べ終わったお皿を入れると5皿に1回画面にスロットマシンなどが映し出され、当たりがでるとこの景品が出てきます。これまで家から徒歩5分のS回転寿司へは2〜3ヶ月に1回程度の外食でしたが、家から徒歩15分のところにK回転寿司が2ヶ月前に開店し、娘のマイブームとなり、最近は、月に2回位、S寿司のときより5皿〜10皿増となりました。食べ過ぎない程度に家族で外食を楽しみたいなと思います。

回転寿司のストラップ
コメント:M.O.さん
回転寿司も食玩も、日本が誇る食のエンターテイメントだと思います。スロットを加えて両方同時に楽しめるようになり、食玩をストラップにして持ち歩けるようになったら、娘さんがはまるのも無理はないですね。食べ過ぎに気を付けて、家族だんらんのひとときをお楽しみ下さい。
兵庫県老人福祉事業協会 軽費ケアハウス部会職員研修会
共想法参加者 A.S.さん

回転寿司のストラップ
コメント:M.O.さん
回転寿司も食玩も、日本が誇る食のエンターテイメントだと思います。スロットを加えて両方同時に楽しめるようになり、食玩をストラップにして持ち歩けるようになったら、娘さんがはまるのも無理はないですね。食べ過ぎに気を付けて、家族だんらんのひとときをお楽しみ下さい。
神輿は、初めて長崎に転勤できた時に主人と【おくんち】にいって長坂(奉納踊りが行われる諏訪神社の参道にある石段のこと)でみました。その頃は、階段で見るのはお金はいらなかったんです。朝早くに行って、それでも途中ぐらいまで一杯になっていましたので、階段の途中に座りました。【おくんち】をみて、大満足したことを覚えています。何十年も前なので、どこの町がどの踊りかは覚えていませんが、龍踊りはありました。

神輿
コメント:長崎北病院 Y.A.さん
長崎ならやっぱり【おくんち】ですね。奉納踊りはたくさんの人がいると聞くので、見る事ができたなんてうらやましいです。私は早起きが苦手なので、まだ見たことはありませんが、この写真を見て是非行って見てみたいと思いました。
長崎北病院参加者 M.Y.さん

神輿
コメント:長崎北病院 Y.A.さん
長崎ならやっぱり【おくんち】ですね。奉納踊りはたくさんの人がいると聞くので、見る事ができたなんてうらやましいです。私は早起きが苦手なので、まだ見たことはありませんが、この写真を見て是非行って見てみたいと思いました。
2013年3月12日から14日まで2泊3日の旅です。研修は13日、朝9時から夜7時まででした。参加メンバーは大武先生、千葉大学4年生の山口健太さん、動画を撮影する志茂さん、記録担当の田口です。
研修日3月13日(水)強風で大雨、気温19℃ <長崎は今日も雨だった>
研修目的は、軽度認知症の方を対象とする共想法の効果的な実施方法を検討するために、脳リハビリ外来に通院する、患者さんと実施者の一日を動画記録に撮ることです。午後は軽度アルツハイマー型認知症で脳リハビリ外来に通う女性2名、男性1名、合計3名の患者さんが参加する共想法の撮影があります。強風雨の中、10名近い患者さんが集まりました。
9時30分から12時迄、午前中のリハビリです。

パソコンに取り込んだ桃の花を題材に患者さんと話し合う小縫好織奪
看護師さんから血圧の測定を受け、計算ドリル、次に作業療法士さんの合図で発声練習、音読、早口言葉を全員で唱和します。2グループに分かれ、片方は椅子に腰かけたまま体操をするグループです。もう片方はパソコンに取り込んだ写真を見て話し合うグループで、回想法をします。休憩のあと、夏目漱石作「三四郎」の部分を音読、スタッフの解説と質問で患者さんと問答して理解を深めます。午前中のみリハビリへ参加する患者さんは昼前に帰宅、午後から共想法または脳トレに参加する患者さんは、テーブルを囲んで昼食です。

全員が声を揃えて発声練習をします。担当は岩下スタッフ
朝一番、志茂さんはカメラの位置を確かめ設置して、早速撮影にかかります。患者さんに刺激を与えないように姿勢を低くしての撮影です。
患者さんは全体に静かで、大声を出すなど他の方の迷惑になるような方はいません。発声練習の「音読」「早口言葉」ではスタッフが「ゆっくりでいいからはっきり読んでください」と言います。活舌をよくする練習は声がよく揃っていました。「今日は何年何月何日何曜日でしょうか」はとても大事な質問です。
花を当てるクイズではたまたま花瓶に活けてあったボケの一枝が話題になりました。患者Bさん「ボケの花、名前が気の毒だわ」患者Cさん「この頃は(認知症を)ボケといわないのよ」患者Bさん「それでも名前が気のどく」とボケの花の名前にこだわっていました。
2時からは、3人の軽度アルツハイマー型認知症患者さんが参加する共想法です。ロボット研究員ぼのちゃんも飛び入り参加します。

1週間前に撮った写真の小道具をのせたワゴン
司会者の阿南さんが手早くパソコン、プロジェクター等の準備を完了。記録者と副司会者を兼ねる小砲気鵑、小道具を乗せたワゴンを引いて部屋に来ました。補助司会者の岩下さんが参加者3名と入室します。ぼのちゃんの担当は山口さんです。見学は名誉院長の辻畑先生、大武先生、田口です。
共想法が始まる前に司会者が必ず参加者に伝える言葉があります:「これから共想法をします。共に想うと書きます。みんなと一緒に想い合う、撮った写真を見ながら話し合いましょう。テーマは日本の行事です。」なお、テーマは毎月変わります。岩下さんの指導で発声練習は音読と早口言葉です。「バッチリ声が出ていましたよ」と参加者を励まします。次のフェイススケールは、にこにこ顔から泣いている顔まで6つ並んでいます。「皆さんは今どのような気持ちですか。あまり考え込まないで自分の気持ちに近い顔の番号に○を付けてください。」と述べ、用紙を回収します。

機材のセッティングをしながら打ち合わせをする阿南さん・小砲気鵝志茂さん
司会者は言います、「今日はお客様が来ています。ぼのちゃん自己紹介してください」。いよいよ共想法開始です。参加者の一人Aさんは聞いてもらいたい話を、唐突に何度も話し始めるので、その都度司会者は「今は○○の話をしていますからね。」ときっぱり伝えます。副司会者は参加者の撮った道具類をワゴンの上から取り出して示します。参加者の間に入った補助司会者は、気配りをして参加者に発言を促し又見守りますが、今日はお客様があり、皆さんのテンションが上がっていることもあって、促しはありません。参加者のBさんは午前中のテレビによるクイズの都道府県問題にもよく答えていましたし、産地の名産品もよく知っていて、ほとんどの場面でリーダーシップをとっていました。そのBさんが共想法の最後に司会者が「月見団子とすすきの写真はBさんが撮りました」と言うと「これ!わたしが撮ったのですか」といいました。「先週撮りましたね」と言われても全く思い出せない様子でした。

患者さんのリハビリ共想法風景
ぼのちゃんの感想を聞かれると、Aさんは「まあまあ」あとのお二人は「可愛かった」「よかった」とのこと。ぼのちゃんのベストを見て「かっこいい。長崎では毛皮はちょっとね。千葉は寒いのですか」とBさん。
一度話しだしたら止まらないBさんは、とくによく話されました。冗談も分かるし認知症の症状が感じられないのです。大武先生が、「どうして認知症がわかったのでしょうか」と聞きましたら「ちょっと気になって外来に行ったそうです」とスタッフが答えてくださいました。
夕食の時、向かい側にいらした名誉院長の辻畑先生に私が質問しました。「私が認知症を心配して病院に行った時に、どのようにして診断されるのでしょうか。」「あなたの日常生活をよく分かっている方が同行されるのがいいでしょう。この頃あなたの日常生活で、以前と違ったことを教えてくださいと聞きます。あなたは変わったことはない、物忘れがあるくらいですと答えるでしょう。同行者がいろいろ気付いたことを言います。あなたはその一言ずつに反論し、否定します。自分を正当化します。これが認知症の特徴です。」なるほど、自分では気が付かないのだと思いました。
実りの多い長い1日研修でした。リハビリとして行う共想法の難しさと、取り組んでいる病院・スタッフの研究熱心さには頭が下がりました。長崎北病院の脳リハビリ外来に通う患者さんは幸せだと思いました。認知症ができるだけ進みませんように願っております。
開花の季節にちょうど重なったので、14日は3時間ほどハウステンボスに立ち寄り、チューリップ畑を見て帰りました。初めて行ったハウステンボスの写真をご覧ください。

晴れて満開のチューリップが見事でした
研修日3月13日(水)強風で大雨、気温19℃ <長崎は今日も雨だった>
研修目的は、軽度認知症の方を対象とする共想法の効果的な実施方法を検討するために、脳リハビリ外来に通院する、患者さんと実施者の一日を動画記録に撮ることです。午後は軽度アルツハイマー型認知症で脳リハビリ外来に通う女性2名、男性1名、合計3名の患者さんが参加する共想法の撮影があります。強風雨の中、10名近い患者さんが集まりました。
9時30分から12時迄、午前中のリハビリです。

パソコンに取り込んだ桃の花を題材に患者さんと話し合う小縫好織奪
看護師さんから血圧の測定を受け、計算ドリル、次に作業療法士さんの合図で発声練習、音読、早口言葉を全員で唱和します。2グループに分かれ、片方は椅子に腰かけたまま体操をするグループです。もう片方はパソコンに取り込んだ写真を見て話し合うグループで、回想法をします。休憩のあと、夏目漱石作「三四郎」の部分を音読、スタッフの解説と質問で患者さんと問答して理解を深めます。午前中のみリハビリへ参加する患者さんは昼前に帰宅、午後から共想法または脳トレに参加する患者さんは、テーブルを囲んで昼食です。

全員が声を揃えて発声練習をします。担当は岩下スタッフ
朝一番、志茂さんはカメラの位置を確かめ設置して、早速撮影にかかります。患者さんに刺激を与えないように姿勢を低くしての撮影です。
患者さんは全体に静かで、大声を出すなど他の方の迷惑になるような方はいません。発声練習の「音読」「早口言葉」ではスタッフが「ゆっくりでいいからはっきり読んでください」と言います。活舌をよくする練習は声がよく揃っていました。「今日は何年何月何日何曜日でしょうか」はとても大事な質問です。
花を当てるクイズではたまたま花瓶に活けてあったボケの一枝が話題になりました。患者Bさん「ボケの花、名前が気の毒だわ」患者Cさん「この頃は(認知症を)ボケといわないのよ」患者Bさん「それでも名前が気のどく」とボケの花の名前にこだわっていました。
2時からは、3人の軽度アルツハイマー型認知症患者さんが参加する共想法です。ロボット研究員ぼのちゃんも飛び入り参加します。

1週間前に撮った写真の小道具をのせたワゴン
司会者の阿南さんが手早くパソコン、プロジェクター等の準備を完了。記録者と副司会者を兼ねる小砲気鵑、小道具を乗せたワゴンを引いて部屋に来ました。補助司会者の岩下さんが参加者3名と入室します。ぼのちゃんの担当は山口さんです。見学は名誉院長の辻畑先生、大武先生、田口です。
共想法が始まる前に司会者が必ず参加者に伝える言葉があります:「これから共想法をします。共に想うと書きます。みんなと一緒に想い合う、撮った写真を見ながら話し合いましょう。テーマは日本の行事です。」なお、テーマは毎月変わります。岩下さんの指導で発声練習は音読と早口言葉です。「バッチリ声が出ていましたよ」と参加者を励まします。次のフェイススケールは、にこにこ顔から泣いている顔まで6つ並んでいます。「皆さんは今どのような気持ちですか。あまり考え込まないで自分の気持ちに近い顔の番号に○を付けてください。」と述べ、用紙を回収します。

機材のセッティングをしながら打ち合わせをする阿南さん・小砲気鵝志茂さん
司会者は言います、「今日はお客様が来ています。ぼのちゃん自己紹介してください」。いよいよ共想法開始です。参加者の一人Aさんは聞いてもらいたい話を、唐突に何度も話し始めるので、その都度司会者は「今は○○の話をしていますからね。」ときっぱり伝えます。副司会者は参加者の撮った道具類をワゴンの上から取り出して示します。参加者の間に入った補助司会者は、気配りをして参加者に発言を促し又見守りますが、今日はお客様があり、皆さんのテンションが上がっていることもあって、促しはありません。参加者のBさんは午前中のテレビによるクイズの都道府県問題にもよく答えていましたし、産地の名産品もよく知っていて、ほとんどの場面でリーダーシップをとっていました。そのBさんが共想法の最後に司会者が「月見団子とすすきの写真はBさんが撮りました」と言うと「これ!わたしが撮ったのですか」といいました。「先週撮りましたね」と言われても全く思い出せない様子でした。

患者さんのリハビリ共想法風景
ぼのちゃんの感想を聞かれると、Aさんは「まあまあ」あとのお二人は「可愛かった」「よかった」とのこと。ぼのちゃんのベストを見て「かっこいい。長崎では毛皮はちょっとね。千葉は寒いのですか」とBさん。
一度話しだしたら止まらないBさんは、とくによく話されました。冗談も分かるし認知症の症状が感じられないのです。大武先生が、「どうして認知症がわかったのでしょうか」と聞きましたら「ちょっと気になって外来に行ったそうです」とスタッフが答えてくださいました。
夕食の時、向かい側にいらした名誉院長の辻畑先生に私が質問しました。「私が認知症を心配して病院に行った時に、どのようにして診断されるのでしょうか。」「あなたの日常生活をよく分かっている方が同行されるのがいいでしょう。この頃あなたの日常生活で、以前と違ったことを教えてくださいと聞きます。あなたは変わったことはない、物忘れがあるくらいですと答えるでしょう。同行者がいろいろ気付いたことを言います。あなたはその一言ずつに反論し、否定します。自分を正当化します。これが認知症の特徴です。」なるほど、自分では気が付かないのだと思いました。
実りの多い長い1日研修でした。リハビリとして行う共想法の難しさと、取り組んでいる病院・スタッフの研究熱心さには頭が下がりました。長崎北病院の脳リハビリ外来に通う患者さんは幸せだと思いました。認知症ができるだけ進みませんように願っております。
開花の季節にちょうど重なったので、14日は3時間ほどハウステンボスに立ち寄り、チューリップ畑を見て帰りました。初めて行ったハウステンボスの写真をご覧ください。

晴れて満開のチューリップが見事でした
市民研究員 田口良江記
