ログイン | 新規登録
メインメニュー

ほの研ブログ - TasakiTさんのエントリ

ほのぼの研究所 2021年度活動方針

カテゴリ : 
ほの研日誌 » お知らせ
執筆 : 
TasakiT 2021-6-6 8:00
 2021年度は、2020年より始まった新型コロナウイルス流行から約一年、当研究所理事会を開催する5月26日現在、3回目の緊急事態宣言下にあります。流行の長期化により、高齢者の認知症リスクがさらに高まり、待ったなしの状況にあります。2020年度は、活動を基本オンライン、一部ハイブリッドとして対応し、新しい活動様式を作りだしながら、実践しました。2021年度も、基本的に在宅で活動することを前提とした上で、オンライン活動から取り残されがちな方に配慮しながら、以下の事業に取り組みます。

 第一に、遠隔による共想法実施、研究事業に、引き続き取り組みます。具体的には、スマートフォンおよびタブレットアプリケーションを用いた共想法に、引き続き取り組みます。2020年度、2019年度まで対面の共想法に参加していた継続コース参加者を対象に、遠隔共想法アプリを順次導入しました。導入に当たっては、電話による支援の他、緊急事態宣言が解除された期間中に、活動場所に一人ずつ来て頂き、少人数の市民研究員と、遠隔会議システムで接続した理化学研究所職員、市民研究員とで使い方を体験頂く取り組みをしました。今年度、どうしても導入が難しい方には、流行状況に配慮しながら、少人数で介護予防センターに来て頂いて実施するなどの取り組みを併せて行います。利用を通じたシステムの改良と使いやすさの評価、遠隔での会話が参加者に与える効果の評価をします。また、「安全に外に出よう」を遠隔共想法の通年テーマとし、人との密な接触を避けながら、身体を動かしてフレイルを防ぐ生活様式を提案、実践します。

 第二に、遠隔による人材育成、連携事業に取り組みます。2020年度、協働事業先である、きらりびとみやしろや、野花ヘルスプロモートにおいては、遠隔共想法支援システムの導入に至りませんでした。2021年度は、2020年度の利用を通じて改良を進めた、次世代遠隔共想法支援システムを、これらの協働事業先で導入する支援をします。また、新たな協働事業先として、柏市に拠点を置くNPO法人コミュニティ活性化応援団と連携し、遠隔共想法による認知症予防サービスの拡大に取り組みます。これを実現するため、支援システムを使い、サービスを提供できるよう、ほのぼの研究所の市民研究員自身が、そして、協働事業先のメンバーが、スキルを身に着ける学習プログラムを、実施を通じて作ります。

 第三に、オンラインによる普及事業に取り組みます。具体的には、講演会をオンラインで開催します。2020年度は、夏に設立記念講演会、冬にクリスマス講演会と、年2回、オンライン講演会を開催し、講演の動画をインターネット配信しました。2021年度もオンラインで開催すると共に、感染とワクチン接種の状況を見ながら、オンラインでの視聴が難しい方を対象に、ビデオ鑑賞会を開催する計画です。これまで開催した講演会についても、ハイライト部分を一部動画として配信する取り組みに挑戦して行きたいと考えています。

NPO法人ほのぼの研究所 代表理事・所長
理化学研究所 革新知能統合研究センター チームリーダー
大武美保子

料理の神髄

カテゴリ : 
今日の共想法 » 歳を重ねて気づいたこと
執筆 : 
TasakiT 2021-1-24 8:00
 家庭向けの料理本『きちんと日本料理』を見て作った鮎の煮つけの写真をパソコンで取り込んだものです。このときは子持ちのアユを使いました。
 料理は小さい頃から好きで、自己流でしたが、遊びのひとつでもありました。ところが歳を重ねるにつれ、その伝統や基本にも関心を持つようになってきています。例えば魚も焼いてから煮る等、手を抜いてはいけないことといいこととがあることがわかりました。そして何より大事な基本は、食べる人への思いやりが大切だということ。こうした料理に関する奥深さについても気づきのひとつです。

市民研究員 K.S.さん



鮎の煮つけ

コメント:市民研究員T.T.さん
料理を遊びでできるなんて、それは素敵な考え方です。苦ではなくなりますね。そして奥深い料理へのお気持ち。見習わないといけませんね。さっそく料理する時に、おっと!テーマを見るとなるほど・・もう少し歳を重ねてから気づくことにします。気づけますように・・。いつまでもなんにでも興味を持っての姿勢、教わりました。

優先席

カテゴリ : 
今日の共想法 » 歳を重ねて気づいたこと
執筆 : 
TasakiT 2021-1-10 8:00
 53歳で髪を染めるのをやめて白髪になったところ、電車で席を譲られるようになり、4〜5人のグループで私が一番年下でも、声がかかるようになりました。私が前に立つと席を譲らなければならないと思われるのが嫌で、いつも自ら優先席のある車両に乗るようにしていました。
 ところがある時、テレビ番組で優先席を必要とされる人は高齢者だけでなく、外見ではわからない身体が不自由だったり、不調な人、妊婦さん、私よりも高齢な人等がいるとわかり、優先席マークの表示の意味も含めておおいに納得しました。
 まだまだ元気な私、気配り目配りをして、席を譲ろうと思ったのでした。

市民研究員 M.Y.さん



優先席

コメント:市民研究員T.T.さん
う〜ん なるほど。わたくしも、いつ白髪染めを止めようかとちょうど考え、悩みどころだ!と思っていたので、白髪染めからのお話がとても興味深く・・。ここからシルバーシートの話題になるなんて、本当に写真だけではわからず気づけない心の中身がお聞きできて、とても納得のお話でした。
見かけより気持ち重視で行きたいと感じました。
 7月に入ったすぐの昼下がり、商工会の人たちが、家の近くの橋の所でイルミネーションの取り付けの準備をしているのを見かけました。例年なら、七夕の他に鳩ケ谷氷川神社の祭り、夜祭もあるのですが…。夜になって、点灯されたイルミネーションが水面に映っている景色を撮りに行きました。
 この川は蛍を見かけるほど自然が豊かなところとはいえませんが、コシラサギやフナは見かけます。両川岸には樹齢50年ほどの百日紅が80数本も並んでいるので、この日は併せて、夜の百日紅の花見も楽しむことができました。

市民研究員 K.S.さん



川に架かるイルミネーション

コメント:市民研究員 T.T.さん
写真をパっと見たとき 蜘蛛の巣に露がかかっているのかと思いました。とても幻想的ですね・・。私も地元でいろんなイルミネーションを見ますが、こちらの川にかかった風景はなんとも言えず、水面に反射しているのも現物を見てみたいと感じました。季節を感じました。
 自宅で過ごす時間後が多くなったので、何か楽しんでやることはないかと探したところ、新聞の投稿欄の色々なイラストに目が行き、それらに色鉛筆で色をつけてみることにしました。ところが、いざ塗りはじめてみると、本当にこの色を使っていいものだろうかと思い悩むことしきり、普段ものをきちんと見ていないことに気づかされました。
 なお、後日談になりますが、塗り絵はきっと近々通うことになるかもしれないデーサービスで、必ずやることになりそうなので、今はこれ以外のことを楽しみにしたいと、続けることはやめにして、また別の楽しみをリサーチ中です。

市民研究員 M.Y.さん



新聞投稿のイラストに色をつけてみた

コメント:市民研究員 T.T.さん
素敵なアイディアですね。新聞にこんなにイラストがあるのにもびっくりです。続けられないのは将来のため・・ならば納得、仕方ないですが、身近にあるものからイラストをみつけ塗る!塗り絵好きな私には塗れそうなイラストを見つけること・・が、増えそうです。
 「三密」を避け、外出を控えて自宅に籠りがちとなり、ともすれば鬱に近いような気持になってしまう日々が続いていたある日、殺風景な庭の片隅の古いバラの株から新芽が伸びて小さなつぼみがついているではありませんか!しばらくすると、このように大きな一輪の真っ赤な花が咲きました。
 思い起こせば、これはバラが大好きだった亡き夫のために私がプレゼントしたものだったものでした。この一輪のバラの花で、懐かしい思い出がよみがえり、心を癒し、和やかさを取り戻してくれたのでした。

市民研究員 Y.T.さん


心を癒してくれた一輪のバラ

コメント:市民研究員 T.T.さん
う〜ん・・とても感慨深い癒されるお話。私も和やかさ穏やかさを感じるお話でした。そこだけカラーが映えますね。こんな時、気づけて良かったです、何かみつけていただきホッとしました。バラも見てもらってきっとうれしいですね。

心に浸みた詩集の表紙

カテゴリ : 
今日の共想法 » あなたの空
執筆 : 
TasakiT 2020-2-23 8:00
 ラジオ深夜便で、寮美千子さんの話を聞いて知った本の表紙です。寮さんが、奈良少年刑務所の少年に1ヶ月に1回、半年間、詩の授業をした時の少年たちの詩集です。「空が青いから白をえらんだのです」という題の詩を発表した寡黙な少年が、「今年は、お母さんの7回忌です。お母さんは死ぬ前『つらいことがあったら空を見て、そこに私がいるから』と最期の言葉を残しました。父は、体の弱い母をいつも殴っていたけど、僕は小さかったから何もできなかった...」と切り出すと、仲間から共感の言葉がかけられたというエピソードに心打たれました。
 空を見るのは前から好きでしたが、青い空を見ると、この本の表紙の空を思い出します。

継続コース参加者 C.O.さん



心に浸みた詩集の表紙

コメント:市民研究員 T.T.さん
「空」というテーマで、本の表紙の写真が出てくるなんて考えていなかったので「ほぉ〜」と興味津々。きれいな青の表紙のこの本は詩集とのこと。伺ったお話は切なく、胸がきゅんとなりました。ラジオ深夜便は私共「きらりびと共想法」に参加の方の話題にもよく出ます。話題がいっぱいのこのラジオ番組を聴いてみたい!空の表紙の詩集も読みたいと思いました。人それぞれ、いろんな空・・がありますね。

地獄極楽小路

カテゴリ : 
今日の共想法 » 気になる標識・看板
執筆 : 
TasakiT 2020-2-9 8:00
 昨年の秋、高校の友人が故郷の新潟市内を案内してくれた時に見つけた、住宅街の小道の標識です。写真の奥は日本海です。右側の松林のところにかつて刑務所があったそうです。看板を左に行くと料亭街です。料亭は今では、おしゃれなカフェになっている所もあります。
 料亭ではめをはずしすぎると、地獄に行くことになるのかもしれませんね。それとも〜?「天国と地獄は隣り合わせ」という言葉もありますが、何だか、意味深い名前だなとしみじみ思いました。

市民研究員A.U.さん



何とも意味深い名前の小路

コメント:市民研究員 T.T.さん
写真の文字のインパクトがすごいです。刑務所・・と聞くともっとです。行ってみたいような行くのを躊躇してしまうような。でもおしゃれなカフェも行きたいし日本海に続く道の入り口、「天国と地獄の隣り合わせ」とのこの看板、とても興味がわき、もっと調べて行ってみたいと思いました。決して地獄の方へ近寄ることのないように・・。
 ここ一年体質改善に取り組んでいます。低体温、低血圧、冷え性を改善するため体を温める「温活」の日々です。
 生姜は漢方薬の70%に使われている生薬で、体を温めるといわれています。毎日飲んでいるのが、生姜紅茶黒糖入りです。以前も試したことがあったのですが、生姜をすりおろすのが面倒で続きませんでした。味や風味は生の方がいいのですが、今回は手軽なジンジャーパウダーを使うことで、続けることができました。おかげで体温は35.4℃ から 36.2℃になりました。何事も継続が大事ですね。 

継続コース参加者 M.S.さん


「温活」を続けるのに役立ったジンジャーパウダー

コメント:市民研究員 T.T.さん
生姜って本当にポカポカのイメージです。お肉と合わせても抜群だしお茶に入れてもおいしいです。いいものを取り入れても続かなければダメですものね。パウダーは、いいですね。チューブを利用してましたがいいことを聞きました。早速真似します。

風鈴

カテゴリ : 
今日の共想法 » 季節を感じるもの
執筆 : 
TasakiT 2019-9-8 8:00
 静岡県袋井市の遠州三山で「風鈴祭り」が行われますが、そのひとつの可睡斎を訪れた時の風鈴の小道で風に揺れている江戸風鈴です。長い階段を登ったその先、目の前に現れた風鈴たちは、色とりどりのドレスを着て、風の伴奏で踊っているみたい!と感じました。
 テレビ番組で、外国人と日本人に風鈴の音を聞かせて皮膚の温度を測る実験をした結果、外国人は皮膚温が上昇し、暑いと感じ、日本人は、皮膚温が下がり涼しく感じるとのことでした。日本人が風鈴の音を聞いて涼しいと感じるのは、”脳の誤解" ”気のせい”という解説に啞然としました。

継続コース参加者 N.S.さん


可睡斎の風鈴の小道の江戸風鈴

コメント:市民研究員 T.T.さん
見ているだけで夏、そして澄んだ綺麗な軽やかな音が聞こえてきます。誤解・・なんでしょうか?昔から心や頭に植え付けられている?いやいや、その気持ちがきっと情緒あふれる・・なんでしょうね。写真だけでも感じますよ〜。音色のさわやかさと金魚売り・・おじさんまで一緒に思い出しました。