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ほの研ブログ - TadenumaYさんのエントリ

2009年度 ほの研十大ニュース

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TadenumaY 2010-5-9 8:00
2009年度、ほのぼの研究所は、情報発信・人材育成・研究発表・継続実施の四つのコンセプトを掲げ、ほのぼの社会の実現に向かって各種の事業を進めてまいりました。以下に代表的な十項目を挙げ、十大ニュースとして発表します。

<情報発信>
情報発信は?五月よりほの研ブログを掲載開始?七月に設立二周年記念講演会?十月に第一回特別講演会(回想法の野村豊子先生)?十二月にクリスマス講演会を実施。


5月 ほの研ブログ掲載開始



7月 設立2周年記念講演会



10月 第一回特別講演会



12月 クリスマス講演会


<人材育成>
人材育成は?当研究所所長大武准教授による月二回全六回の連続講座?市民研究員を講師とする全三回の共想法体験講座で共想法の普及と、有能な人材の確保をはかる。


4月 全六回連続講座(〜6月)



10月 研究員による体験講座開始


<研究発表>
研究発表は、?六月に高松で開催された人工知能学会全国大会で、市民研究員が発表、?国際的には十一月に米国アトランタで開催の国際回想法学会において、大武准教授が共想法について発表。国内外で開催される学術講演会での参加発表を進めた。


6月 人工知能学会参加発表



11月 国際回想法学会参加発表


<継続事業>
継続事業としては、?賛助会員や新規見学者を対象に、月一回のティータイム共想法を八月に開始、?二〇一〇年二月から、体験講座修了者有志を対象に、全四回の標準共想法を行うなど、多彩な活動を行っております。


8月 ティータイム共想法開始(月一回)



2月 標準共想法開始


2009年度 ほの研十大ニュースをまとめ、ほの研ブログに掲載された記事へのリンクを貼ります。

?ほの研ブログ掲載開始
?設立2周年記念講演会
?第一回特別講演会
?クリスマス講演会
?全六回連続講座
?研究員による体験講座開始
?人工知能学会参加発表
?国際回想法学会参加発表
?ティータイム共想法開始
?標準共想法開始

TAMA市民大学講演会を聴講して

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TadenumaY 2010-4-25 8:00
TAMA市民大学講演会の報告を、当研究所の市民研究員である塚脇章生さんに書いていただきました。開催後に速報としてまとめられたものですが、本日掲載出来ましたのでご覧ください。

平成22年2月20日(土)の午後、多摩市立関戸公民館で開催された「TAMA市民大学」講演会で、わが「ほのぼの研究所」の大武美保子先生が『話して、聞いて、脳を元気に〜ふれあい共想法について〜』と題して、ご講演された。以下は、その要旨である。



関戸公民館は、中央に見える円筒形のガラス部分にある。


講演会の参加者は、多摩市及び近隣在住の高齢者、男女約150名。
平均年齢67歳。

ご講演は、4つの主題、?サービス学、?共想法、?ほのぼの研究所、?タコ実現、と共想法のミニ実演であった。各主題で扱われたことがらは次の通りである。
?サービス学では、サービス学とはなにか、産業構造の変化とサービス学、製品とサービスの関係、サービス・サイエンスとサービス工学、マルチスケールサービス設計手法、について。
?共想法では、研究の背景、文明病としての認知症、会話による認知症の予防、知的活動と社会的ネットワークの実現、共想法における工夫は人と話しやすい材料の用意と聴いて話をすること。
?ほのぼの研究所では、スタートからの歩み、メンバーの状況など。
?タコ(他己)実現では、周り(「他」者)を楽しませて自分(自「己」)も楽しむこと、同じ時間、同じ場所にいることが重要、など。



配布資料を示しながらの講演。会場は大入り満員だった。


共想法のミニ実演は、テーマ「好きな食べ物」について、6人+4人=10人の方が各自用意した写真1枚を説明された。時間の関係で、質疑応答の時間は、残念ながら割愛されたが、ご年配の方らしく、甘党関連の題材が多く面白かった。メンバーの1人に、私も加えて頂き、先生のお気遣いに恐縮した次第である。



共想法のミニ実演。


事前に画像を送った参加者が、壇上でスクリーンに向かい、説明した。
尚、このご講演は、昨年5月頃、講演タイトルと同名の共想法の紹介記事が、年金受給者のための生活情報誌「長陽」に掲載されたことがきっかけである。主宰者の「共想法」へのご関心は高く、今後の展開が期待される。

※ 注: 一枚目の写真は、大武美保子先生より、二枚目、三枚目の写真は、TAMA市民大学TCC事務局関様より、それぞれご提供頂いたものです。

老犬のひとりごと

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今日の共想法 » ティータイム共想法
執筆 : 
TadenumaY 2010-4-18 11:20
 ある日の午後、私は何時もの通りこくりこくりとうたた寝を決め込んでいると、急に人の声がしてきた。はて?今日は主人は朝から不在の筈だと思いだし、塀の外を覗いてみると女性2人と男性2人が何やら話しながら近寄って来た。どうもよそ者らしいが怪しい人ではないらしい。塀の上に上がって歓迎の意味で、とりあえず尻尾を振てみせたら、女性の一人が近寄ってきて喉元をくすぐるので思はず大あくびをした。そこをめがけてもうひとりの女性がすかさす写真を撮りにかかった。

 私はもう老犬であるからなりふりはかまはないが、若い時であれば一声吠えて抗議をするところだ。でも今日は久しぶり団地族以外の異邦人にお目にかかって眠気が覚めた。
    3月26日のオンデマンドバス試乗者 Y.H.さん 記



老犬のひとりごと


*コメント: 同オンデマンドバス試乗者 M.O.さん
 人通りの少ない路地に、一緒に遊んでくれそうな人が歩いているのを見つけて、大喜びで駆け寄ってきた老犬。あごをくすぐったら、尻尾を振り、笑うように大あくび。かわいいけれど、番犬にはならないかも。

花冷えの初蛙

カテゴリ : 
今日の共想法 » ティータイム共想法
執筆 : 
TadenumaY 2010-4-11 8:00
柏の水辺公園の先にある土手を、ホトケノザやオドリコソウを眺めながら歩いていた時のこと。緑色のいきものがぴょんと跳ねた。バッタにしては早すぎると思ったら、小さなアマガエルだった。すかさず捕まえたところ、寒かったのか、眠かったのか、小指にしがみついている。カメラを向けてしばらくの後、大きく足を伸ばして跳び上がり、画面から消えていった。 花冷えに負けず、すくすくと大きくなりますように。 
 一句 “ 花冷えに 指に巻きつく 初蛙 ”
   3月30日ティータイム(1分間)共想法の参加者 M.O.さん 記



花冷えの初蛙


*市民研究員Y.T.さんのコメント
 小指に巻きつく初蛙とは、なんとも、“ほのぼの” とした佳句と写真です。水辺公園までは、柏市北部で試験運行していたオンデマンドバス(コンビニクル)で行ったそうです。春らしい光景との遭遇でしたね。オンデマンドバスに乗って外出すると良いことがありそうです。

P.S.: オンデマンドバスについては、オンデマンドバスもしくはコンビニクルをご覧下さい。

薪ストーブ

カテゴリ : 
今日の共想法 » 好きなものごと
執筆 : 
TadenumaY 2010-4-4 8:00
 家が山林の中で薪燃料に不自由しないので、薪ストーブを入れました。小屋は建築の足場に使う鉄の丸棒で、屋根は波板で作り、周りをシートで覆うという簡単なものです。薪ストーブは、まろやかな暖かさが特徴です。煮物や蒸しものは勿論ですが、おき炭を火鉢に鶏肉を焼きながら食べると最高です。この隠れ家にいると、都会の喧噪を離れ大原の里の庵に住み、庵暮らしの楽しさを書いている、方丈記の作家のような心境です。
     H22年3月共想法「体験コース」参加者 H.K.さん記



薪ストーブ


*市民研究員Y.T.さんのコメント
 薪燃料から発生するCO2は、樹木が既に吸収しているCO2が排出されるだけで、新たに地上にCO2を増加させることがなく、地下から汲み上げている化石燃料に比べ二酸化酸素の発生量が80%も減少すると云われています。
これからは、昔に返って、鴨長明的生き方も理想ですね。
 1980年、私は仕事でオーストラリアに住んでいた。この国で値段が安く、日本人の口に合う食材は牛肉。ある日、マーケットでふっと見ると、いつも買う肉の半分以下の値段で肉の缶詰が売られている。掘り出し物だと思い、いつもより多量に買い込み料理をしたが、味がおかしい、おいしくない。仲間に食べさせてみてもまずいと言う。

 不思議に思い、説明をよく読むと、犬用の缶詰であることが分かった。今から30年前、日本にドッグフードがあったかどうか定かでないが、肉の缶詰を見るたびにその時のドッグフードを思い出す。

    標準共想法(4回シリーズ)参加者 Y.M.さん記



知らなかった、ドッグフードとは!



*市民研究員A.Mさんのコメント
ある日、我が家の食卓から棒状のチーズが消えた。まさか・・・と思いつつ、夫に聞くとビールのつまみに食べたと言う。恐る恐る、味はどうだった?と聞くと、「なんかコツコツした粒状のものが入ってたけど」。それは骨です。犬用のチーズだったのです。肉の缶詰でもチーズでも同じ生き物の食料。味はともかく、命に別状がなかったことは確かですね。

え? これ食べるの?

カテゴリ : 
今日の共想法 » 健康・食べ物
執筆 : 
TadenumaY 2010-3-21 8:00
 食べ物と言うテーマには、ちょっと変わった写真をお見せしましょう。
2007年1月中米のエルサルバドルからパナマへの旅行中、ニカラグアで写した写真です。パンアメリカン・ハイウエイを走行中、バスを止めて見たのはこの光景でした。

 数人の男性がそれぞれこのグリーン・イグアナを下げて食用として売っていました。 どう料理するのかは聞きませんでしたが、美味しそうに肥えているでしょう?
     標準共想法(4回シリーズ)参加者 Y.M.さん記




食用のイグアナ


*市民研究員 A.M.さんのコメント
 こんな珍獣を食するなんて、4本足で食べないものは机、2本足で食べないものは梯子といわれる中国人だって、きっとびっくりするにちがいない! ちなみに、イグアナの肉はチキンに似ている、とメキシコ人から聞いたことがあります。

丹巌洞

カテゴリ : 
今日の共想法 » ふるさと・旅行・近場の名所
執筆 : 
TadenumaY 2010-2-6 11:11
 昨年7月14日に行われました、ほのぼの研究所・設立二周年記念講演会にて、参加者のうち4組24名の方々(一組6名)に、一分間共想法をして頂きました。 その折、2組目のY.O.さんが、地元・福井の『丹巌洞』のお話をして下さいました。その時はインターネット上の写真でしたが、今年のお正月、Y.O.さんが帰省された折に、ご自分で撮影された新しい写真と「後日談」を送ってくださいましたので、当時のお話とその折の参加者S.M.さんのコメントと共に掲載させて頂きます。

 “地元福井にある江戸後期の風景として丹巌洞をご紹介します。空襲や震災の被害を免れ、今は料亭になっています。当時は密議所として利用され坂本竜馬、由利公正も訪れたようです。”
    ほのぼの研究所 二周年記念講演会
    ふれあい共想法公開実施・参加者 Y.O.さん

*同参加者 S.M.さんのコメント
 “福井の有名な格式高い料亭に、お金をためて行ってみたいとのこと・・・地元だから。身を削るほど高い料亭は一度行かれただけでも、ずっとその時のことを憶えていられると思います。”


丹巌洞



今は、格式高い料亭に

Y.O.さんの後日談<お便り> 
 帰省した際に、「丹巌洞」の写真撮影してきましたので、お送りいたします。余談ではありますが、弟の同級生の親が丹巌洞を経営していたり、うちの祖母の作った野菜の一部が丹巌洞で調理されていたりと、僕の実家と縁ある料亭でした。

第18回人工物工学コロキウム 

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TadenumaY 2010-1-31 8:00
 先日、東京大学人工物工学センター主催で行われました「第18回人工物工学コロキウム」への参加報告を、当研究所の市民研究員である塚脇章生さんに書いて頂きましたので、ご覧ください。

 平成22年1月18日(月)、東京大学柏キャンパスにて、「サービス工学における新たな付加価値の創造」と題してサービス工学に関する最近の研究動向と展望について研究発表会が開催された。

 プログラムは、?サービス工学に関する経済産業省の取り組み、?労働集約型サービスと複合現実情報環境技術、?ヒューマンモデリングによるサービス研究、?基調講演:サービス工学は学問領域か??日本最大級の利用者満足度調査JCSI、?看護サービスの解析と支援、?ほのぼの研究所におけるサービスの漸進的開発―2050年を見据えて―、?パネルディスカション:サービス工学のロードマップ、?交流会、と盛り沢山。

 参加者も会場ほぼ満杯の盛況で、ほのぼの研究所からは、長谷川副代表理事以下5名の市民研究員及び賛助会員1名が聴講した。



   大武先生の講演


 ほのぼの研究所の代表理事を務める大武美保子・東京大学准教授は、1) サービス工学に関する最近の研究、2) 実証的システム開発事例=漸進的開発(ピースミール)としての「共想法による認知症予防」、3) 高齢社会の新たな仕組みづくりを実践的に研究する拠点としての「ほのぼの研究所」と市民研究員、4) 2050年を見据えての展開コンセプト、と豊かな話題を提供された。



パネルディスカッション


 プログラム、?科学技術振興機構研究開発センター:吉川弘之先生の基調講演は、「サービス工学」という新たな学問領域が、世の中に受容されるための要件をユニークな視点で述べた、示唆に富んだ興味深い内容で、感銘を受けた。

※ 注: 写真は、市民研究員・佐藤由紀子さんの撮影によるものです。

箱根駅伝とマラソン

カテゴリ : 
今日の共想法 » 一分共想法
執筆 : 
TadenumaY 2010-1-17 8:30
新春早々、共想法に興味を持つ方を対象に、参加することを通じて理解を深めて頂くことを目的として、「お正月」をテーマに一分共想法を行いました。すがすがしいお話が集まりましたので、新鮮なうちにお届けします。

<新春一分共想法(1/4)>
自宅が大磯なので箱根駅伝は身近な正月のイベントである。毎年2,3日は国道一号線で応援するが、選手達の必死な姿にいつも感動を覚える。自分も走る人間なので、選手達が夫々に努力したのだろうことは容易に想像できる。東洋大学の柏原君は、今年は一段と逞しくなり輝くような力を発揮していた。日々の積み重ねは、マラソンだけでなく人生においても大事な事である。私も「継続は力」を信じ、今年も色々な事に努力する思いを新たにした。


箱根駅伝とマラソン

                  Y.O.さん のお話でした。 

*M.O.さんのコメント
山中湖をゆっくり一周走っただけで足がつってしまった私には、Y.O.さんがフルマラソン、しかもそれを45回完走されたと伺って、想像がつかない世界とびっくり。日々、自分の体をメンテナンスし、大会に向けてベストコンディションに持っていく技術について、もっと詳しく伺いたいと思いました。