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ほの研ブログ - NagahisaHさんのエントリ

鳥小屋風鍵ホルダー

カテゴリ : 
今日の共想法 » 私の工夫
執筆 : 
NagahisaH 2017-5-28 8:00
 玄関の鍵が行方不明になり、しょっちゅう探し回っているのを見かねた息子の嫁が、鳥小屋風の鍵ホルダーをゼントしてくれました。それで少しは鍵を探す頻度は減ったようです。けれどもまだ、外出前に、鳥小屋に鍵が見当たらず探し回ることがあります。なぜなら、まだそこに置くことをしっかり習慣づけていないため、無意識にどこかに置いてしまうことがあるからです。せっかくのプレゼントを無にしないような工夫が必要ですね。

市民研究員 K.N.さん

 

鳥小屋風鍵ホルダー
  
コメント:市民研究員 H.N.さん
私は、持ち歩くバッグに必ず取り付けるようにして、鍵の捜索活動は不要となりましたが、恥ずかしながら、探し回るものが多々あります。なんとも可愛い鳥さんがセンサーで察知して「鍵、ここにかけて!」といってくれると、もっと便利?いいえ、忘れもの防止には、やはり何等かの意識づけが必要なのかもしれませんね。
 いなり寿司は簡単に作れて、少々作り置きもできるので、帰りが遅くなるとわかっているときなどには、作っておくと便利です。今回は、細かく切った、干し椎茸、ハス、人参、貝柱などの具材を甘めのおだしで汁が無くなるまで煮て、少し丁寧に作ってみました。酢飯に混ぜ、予め煮ておいた揚げの袋に詰めてできあがりです。混ぜご飯にしないで酢飯にゴマだけを入れる方もいらっしゃいますね。

継続コース参加者 M.A.さん




丁寧につくったいなり寿司

コメント:市民研究員H.N.さん
 合わせ酢はいうまでもなく、油揚げも酢飯に混ぜる具も、調理済み商品が多数出回っている中、お好みやこだわりがあって、すべて手作りなさるとは、頭が下がります。運動はもちろん、こうして食にも信念をお持ちだからこそ、いつまでもお元気なのだと、納得いたしました。近い内に煎じた爪の垢を頂きに伺いたいと思いました。 
 5月から実施した第1期に続いて、第2期の「柏市認知症予防コミュニケーション体験講座」を、大武美保子先生を講師として、10月18日、11月15日、29日の3日間開講しました。前回同様、60歳以上の柏市民が対象で、男性7名、女性6名の方々に受講していただきました。
 今期は、初心者向けの講座と位置づけ、共想法体験を通して、毎日楽しくできる認知症予防を実感していただけるよう、座学に加えて、「街歩き共想法」を毎回とりいれました。東武アーバンパークライン沿いにある会場、柏市介護予防センターほのぼのプラザますおを中心としたエリアでの、「沿線の風景の新しい発見」をテーマとして、これまで何気なく見ていた景色、慣れ親しんでいる街並の中にも、新しいことに気づくということに意識をむけて、街歩きをするプログラムでした。

認知症予防に関する座学に耳を傾ける受講者
 
 初回の会場の裏手から、踏切を超えて雑木林までの比較的狭い地域での「新しい発見」としては、「名前のわからない珍しい赤い花」(のちにトーチリリーと判明)や、通りかかる人がほめるほど「きれいに剪定された柘植」、赤く色づいた「はなみずきの実」などが挙げられました。
 2回目は、会場から増尾駅までの商店街を散策しました。以前は何があったか思い出せない「更地」など、この地域の変遷を語る写真が紹介されました。「柏市のマンホールのフタ」の写真には、描かれている柏市のシンボルの説明や柏市で限定配布されるマンホールカードにも話題が及びました
 最終回は、増尾駅に近い踏切を越えて迄の街歩きとなりました。「わずかな実が残されている柿の木」「まっ赤に紅葉したハゼの木」など、普段は見過ごしがちな秋の風景にも出会いました。

会場の横にある赤い実をつけたハナミズキ


秋の日に映える公園の遊具を撮影

 「普段気づかないことに気づくことが大切であり、新しいことを頭の中に書き込み、それを人に伝えることで、記憶機能を訓練することができる。それが認知症の予防につながる」という先生の説明に、参加された方々は真剣に耳を傾けていました。
 どの回も見事な秋晴れに恵まれたため、秋の陽ざしを浴びながら、季節の移ろいを感じつつ、気持ちよく街歩きや写真撮影を楽しむことができたからでしょうか、受講生の事後のアンケートから、「この講座に満足した」「また、機会があれば参加したい」という声を伺うことができて、とても嬉しく思いました。

街歩きの後、お茶を飲みながらアンケート記入


街歩きで新しく発見した話題で共想法を実施

 本講座運営にお力を貸して下さったほのぼのプラザますおのご担当者はじめ、柏市福祉活動推進課の関係者の方々、そして受講生の方々に厚く御礼申し上げます。

市民研究員 魚谷 茜

 

柿の実

カテゴリ : 
今日の共想法 » ふるさと・旅行・近場の名所
執筆 : 
NagahisaH 2016-12-18 8:00
 澄んだ晩秋の空を背景に、わずかに実を残した大きな柿の木が目にとまりました。どうやら豆柿のように見えました。
 本家には色々な種類の柿がありました。幼い頃、毎年のように、「柿の実は全部取らずに、鳥たちのために何個かを残しておくのよ」と、人の生命、そして動物や植物の生命も大切にし、感謝をして毎日を生きていくことの大切さを、祖母から教えられていたことを思い出しました。
 街歩き共想法の体験を通して、街の中を見る眼も違ってきたように思いました。

柏市認知症予防コミュニケーション体験講座受講生 Y.K.さん



幼い頃を思い出させてくれた柿の実
  
コメント:市民研究員 H.N.さん
 諸般の都合で柿の実がたくさん残ったままの木も多くなった昨今ですが、こうして自然に感謝し、さらに自然を守るための風習や知恵が受け継がれていることを知り、心が温かくなりました。街歩きで発見された話題から、私も「新しいこと」を伺うことができて、嬉しく思いました。

ジム通い

カテゴリ : 
今日の共想法 » 筋肉を使う
執筆 : 
NagahisaH 2016-12-4 8:00
 東大のNPO法人が運営している、小規模のスポーツジムに10年前からお世話になっております。最初の1年間は週2回、2年目からは週1回のトレーニングになり、現在に至っています。筋力は何歳になっても成長するとのこと。その効果のあらわれでしょうか、ステップの低いバスには、体を腕に任せて軽く乗れるようになりました。動くベルトコンベアを歩くのは、汗をかき、相当疲れますが、1日が楽しく過ぎていきます。これも長い間親切に指導していただいているおかげだと、大変感謝しています。

継続コース参加者 M.A.さん

 

ジムで週1回汗を流す
  
コメント:市民研究員 H.N.さん
 かつて街歩きをご一緒した時に、母と同じ年代でいらっしゃるのに、まったく手すりを使わず急な石段の中央をどんどん昇られたのに、驚きましたが、こうしたトレーニングを重ねられていらした証だったのですね。なかなかハードなトレーニングのご様子に、驚かされるとともに、頭が下がります。私の週1回の筋トレ教室を続ける励みにもなりました。

冷やし中華

カテゴリ : 
今日の共想法 » 健康・食べ物
執筆 : 
NagahisaH 2016-10-16 8:00
 スーパーで買ってきた生麺で、自分でつくります。美味しく仕上げるコツは、何年か食べ歩きをしてわかったことですが、麺をもむように洗い、ぬめりをとることでしょうか。具はキュウリ、ハム、たまごが定番ですが、夏はトマトもいいでしょうし、カニ風味かまぼこを添えても美味しくなります。
 普段は余り料理をする方ではありませんが、寒い時期にはチャーハンを作りますし、簡単な酒の肴をつくるのが得意かもしれません。

柏市認知症予防コミュニケーション体験講座受講生 K.N.さん



冷やし中華

            
コメント:市民研究員H.N.さん
参加者の皆様に、「美味しそう!」「なかなか手がこんでいる」「中華レストランの一品みたい!」といわしめたK.N.さんのお料理の腕前とセンスは、ご家族にも評判の、かなりのものだとお見受けしました。忘れもしません、その後間もなく、我が家の食卓に冷やし中華がのりました。
 2015年のノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章氏は、東京大学宇宙線研究所長ですが、実はこの研究所は、柏市柏の葉にあるのです。
 建物には、ノーベル賞受賞を記念して梶田所長の写真が掲げられ、正面に、楷の木が記念植樹されました。柏市民としてこんな嬉しいことはありません。市民との交流会も、昨秋開かれました。
 梶田先生とは面識もありません。けれども、私たち柏の葉ウォーキングクラブでは、時々東大柏キャンパス内をウォーキングしますが、写真を見上げるたびに、誇らしい気持になるのです。

柏の葉ウォーキングクラブ「街歩き共想法」参加者 T.G.さん



東京大学宇宙線研究所

コメント:市民研究員 H.N.さん
  四季の移ろいや自然を楽しみながら、健康維持につながるウォーキングに、さらに心の励みになるものが加わるとは、羨ましい限りです。学問の木ともいわれている楷の木の紅葉の落ち葉は持ち帰る受験生もいると聞きます。今年の秋のキャンパス内のウォーキングが楽しみですね。
 柏の葉公園のボート池の向こうに沈む夕日です。以前は夕日を見ると、「きれいだな〜。でも今日も一日終わってしまう。さびしいな」と思っていました。最近は「きれいだな〜。今日も一日、良い日だった。明日も素晴らしい日になるぞ」と思うようになりました。
 忙しく仕事をこなす毎日から、時間が贅沢にある生活になりました。夕日を見た時の思いの変化は、毎日のゆったりとしたウォーキングのお陰かもしれません。

柏の葉ウォーキングクラブ「街歩き共想法」参加者 S.S.さん



柏の葉公園ボート池に映る夕日

コメント:市民研究員 H.N.さん
 何度か柏の葉公園には足を運んでいますが、このように幻想的な光景は目にしたことがないので、心が洗われる思いがしました。かすかに波立つ池の面にも映る夕日をご覧になりながらのお気持ちに、心豊かに充実した日々をお過ごしの様子を想像いたしました。
  人工知能学会現場イノベーション賞は、実生活やビジネスの現場における実問題に関して、人工知能技術により解決した事例を学会として評価した上で、その研究開発を遂行した個人や団体を表彰するものです。NPO法人ほのぼの研究所は、「認知症予防を目的とする会話支援技術『共想法』の開発と超高齢社会における実用化」について、2015年度人工知能学会現場イノベーション賞銀賞を受賞しました。以下が受賞理由です。

   現在の高齢社会において認知症の克服は、社会的緊急課題となっている。受賞者は人工知能技術がその解決策となる可能性を示し、かつ一般市民による参加型手法により認知症克服を実践した。具体的には、認知症の予防を目指した会話支援技術「共想法」を開発し、そこでの認知機能の積極的な活用により、認知症予防の手段を提供した。そして、共想法支援システムを開発し、高齢者が参加するサービスを通して得られた知見を基に方法を改良しつつ、共想法プログラムを展開してきた。共想法では参加者が「市民研究員」として実践研究者になるという特長があり、得られた知見を市民研究員が人工知能学会全国大会近未来チャレンジセッション「認知症予防回復支援サービスの開発と忘却の科学」において報告を行っている。その結果、当該セッションは高い評価を得て、修了認定を受けている。このような人工知能技術の社会的課題への適用と実践的な活動により、認知症の克服という課題解決へ大きく貢献したことを評価し、現場イノベーション賞銀賞を授与いたします。

  表彰式は、2016年6月24日に開催されました。

NPO法人ほのぼの研究所代表理事・所長
大武美保子



人工知能学会現場イノベーション賞受賞

新しい草履

カテゴリ : 
今日の共想法 » 冬支度
執筆 : 
NagahisaH 2016-2-28 8:00
 浅草で新しい草履をオーダーしました。小売りもしてくれる問屋さんです。まず台を、次に鼻緒を選びます。店員さんが一緒に見てくれましたが、どうも趣味が合いません。「自分で選びますから」とひとりで選んでいたら、大旦那さんと思われる人がアドバイスして下さり、気に入ったものがみつかりました。さすがです!
 以前は鼻緒をその場ですげてくれたのですが、職人さんの数が1人へと減ってしまったとのことで、しばらくしたら取りにいくことになりました。年内には仕上がるとのことで、お正月に間に合いそうです。

継続コース参加者M.S.さん



新調した草履

コメント:市民研究員H.N.さん
 「お正月に新しいものを身に着ける」ならわしを知らない若者がいるというインターネット調査結果に驚いてから、久しく経ちます。大切な節目にお清めや気分一新のため、また運気を上げるともいわれるならわしは続けていきたいと思うのは、古い考えなのでしょうか。
 ところで、素敵な新しい草履をお召しになって、どちらに初詣にいらしたのでしょうか。