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ほの研ブログ - 行事カテゴリのエントリ

 2016年12月13日(火)13:30から、さわやかちば県民プラザにて、「認知症予防のイロハ」をテーマに、恒例のクリスマス講演会を、さわやかちば県民プラザの後援で開催いたしました。 
 師走に入り、何かと慌ただしい折りでしたが、80名の方々にご参集いただき、さらに、ほのぼの研究所発足当初に取材頂いた方と、読売新聞東京本社医療ネットワーク事務局からの取材陣においでいただいたことは、誠に嬉しい限りでした。
 講演に先立ち、大武美保子ほのぼの研究所代表理事・所長の開会の挨拶に続き、さわやかちば県民プラザ所長淺岡裕様より、ほのぼの研究所の活動に対して、力強いエールを込めた熱いメッセージをいただきました。淺岡様には、ほのぼの研究所の活動に対して深いご理解と、今回の講演会後援のために多大なご尽力をいただきました。


後援して下さったさわやかちば県民プラザ淺岡裕所長の挨拶

  次いで、来賓の、産業技術総合研究所 人工知能研究センター サービスインテリジェンス研究チーム 研究チーム長の西村拓一様より、大武先生の研究活動への賛辞や、ほのぼの研究所に対する期待が述べられました。


来賓の産業技術総合研究所の西村拓一様の挨拶

 招待講演は、東京大学高齢社会総合研究機構協力研究員 セカンドライフファクトリー代表理事である、矢冨直美先生の「認知症に強い脳を作る」でした。
 冒頭での、高齢者の自立度の変化パターンに大きな性差のあることには驚かされましたが、自立度の低下防止や維持に不可欠な認知症予防のためには、それに対する強い脳をつくることが大切だと力説されました。


招待講演の矢富直美先生

 そのためには、まず、健康な脳をつくる、すなわち、脳を老化させないことが必要で、ウォーキングや水泳などの有酸素運動や、βカロテン、ビタミンA、Cやポリフェノールを多く含む抗酸化力のある食品の積極的な摂取が有効であると説かれました。
 さらに、認知症発症前に低下し始めるといわれている機能を鍛える具体的な知的活動を行うことで、脳を強くする必要を説かれました。例えば、エピソード記憶を鍛えるには、日記や家計簿等、思い出して記録すること。注意分割力を鍛えるには、ウォーキングをしながらおしゃべりをする、幾つかの調理作業を並行して段取りよく行う、計算や作業等を時間をきめててきぱきと行うこと。そして、計画力を鍛えるには、プラン作りから始める旅行、新しいレシピづくりやパソコン作業、趣味等を計画立て実行すること。これらが有効な知的活動として挙げられました。


講演に熱心に耳を傾ける参加者

 ここ数年、ようやく認知症予防に関する情報が多くもたらされるようになりましたが、断片的であったり、偏向があったりと、まだ玉石混交の模様で、受け手としては惑わされがちでした。しかしながら、長年にわたり、認知症予防、特に地域における、いわゆる一次予防に関して造詣の深い先生は、ご自身のフィールドワークに基づいた知見や科学的データをもとに、体系的に、かつわかりやすく解説して下さいましたので、難なく理解できて確信につながり、健康長寿の維持のためにすぐに実行に移したいと思いました。また、「使うことが大切。使わないと失われる」(Use it, or lose it approach)説の紹介も心に強く残りました。

 続く基調講演は、大武美保子ほのぼの研究所代表理事・所長の基調講演で、演目は「毎日できる認知症予防-『共想法』」。


基調講演の大武美保子ほのぼの研究所代表理事・所長

 まず、ほのぼの研究所の設立経緯や活動の概要説明がありました。そして市民研究員が出演し、当研究所で自主制作した動画資料を興味深く観ていただきました。認知症予防のためには、食事と運動に加えて、知的活動と社会的交流が必要であること、その基礎となるのが会話です。聞くことと話すことをバランスよく行う会話により、認知機能を総合的に高めることが期待できる訓練方法としての『共想法』を解説しました。
 その後、市民研究員4人による「最近食べたおいしかったもの」をテーマにした『共想法』の実演をご覧に入れました。


「最近食べたおいしいもの」をテーマに[共想法」の実演をする市民研究員

 最後に、さわりだけでも体験していただくことで、『共想法』への理解を深めていただこうと、ご参加の皆様に、隣席の方と2人一組になって、実演と同じ「最近食べておいしかったもの」をテーマに、一人当たり話題提供1分、質疑応答2分の持ち時間と、話す順番を決めた、写真を省略した『共想法』を体験していただきました。当日テーマを伝えるため、事前に写真を用意できないことから、写真があるつもりで想像しながら会話頂きました。これは、単に講演を聴きにいらしていただくだけでなく、実際に体験していただくことで、『共想法』へのご興味をお持ちいただき、実りある時を提供したいという思いを込めての、初めての試みでした。反応が大変気になりました。果たして、多くが初対面同士でいらしたにもかかわらず、10分も満たない間に会場は笑いにあふれ、一帯感が醸成されるのを感じることができました。




年代を問わず、2人一組の共想法体験で熱い会話を交わす会場の皆様
 
 そして、事後のアンケートでは、「コミュニケーションの楽しさが伝わってきた」という嬉しいコメントや、7割以上の方から「実演や体験を通じて『共想法』に参加してみたいと思った」という回答をいただきました。閉会後も話し足りない様子で退室なさる方々を拝見して、安堵したことでした。

 最後になりましたが、この講演会の後援にひとかたならぬお力を賜りました、淺岡裕所長をはじめとするさわやかちば県民プラザの方々に、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

市民研究員 松村 光輝

 5月から実施した第1期に続いて、第2期の「柏市認知症予防コミュニケーション体験講座」を、大武美保子先生を講師として、10月18日、11月15日、29日の3日間開講しました。前回同様、60歳以上の柏市民が対象で、男性7名、女性6名の方々に受講していただきました。
 今期は、初心者向けの講座と位置づけ、共想法体験を通して、毎日楽しくできる認知症予防を実感していただけるよう、座学に加えて、「街歩き共想法」を毎回とりいれました。東武アーバンパークライン沿いにある会場、柏市介護予防センターほのぼのプラザますおを中心としたエリアでの、「沿線の風景の新しい発見」をテーマとして、これまで何気なく見ていた景色、慣れ親しんでいる街並の中にも、新しいことに気づくということに意識をむけて、街歩きをするプログラムでした。

認知症予防に関する座学に耳を傾ける受講者
 
 初回の会場の裏手から、踏切を超えて雑木林までの比較的狭い地域での「新しい発見」としては、「名前のわからない珍しい赤い花」(のちにトーチリリーと判明)や、通りかかる人がほめるほど「きれいに剪定された柘植」、赤く色づいた「はなみずきの実」などが挙げられました。
 2回目は、会場から増尾駅までの商店街を散策しました。以前は何があったか思い出せない「更地」など、この地域の変遷を語る写真が紹介されました。「柏市のマンホールのフタ」の写真には、描かれている柏市のシンボルの説明や柏市で限定配布されるマンホールカードにも話題が及びました
 最終回は、増尾駅に近い踏切を越えて迄の街歩きとなりました。「わずかな実が残されている柿の木」「まっ赤に紅葉したハゼの木」など、普段は見過ごしがちな秋の風景にも出会いました。

会場の横にある赤い実をつけたハナミズキ


秋の日に映える公園の遊具を撮影

 「普段気づかないことに気づくことが大切であり、新しいことを頭の中に書き込み、それを人に伝えることで、記憶機能を訓練することができる。それが認知症の予防につながる」という先生の説明に、参加された方々は真剣に耳を傾けていました。
 どの回も見事な秋晴れに恵まれたため、秋の陽ざしを浴びながら、季節の移ろいを感じつつ、気持ちよく街歩きや写真撮影を楽しむことができたからでしょうか、受講生の事後のアンケートから、「この講座に満足した」「また、機会があれば参加したい」という声を伺うことができて、とても嬉しく思いました。

街歩きの後、お茶を飲みながらアンケート記入


街歩きで新しく発見した話題で共想法を実施

 本講座運営にお力を貸して下さったほのぼのプラザますおのご担当者はじめ、柏市福祉活動推進課の関係者の方々、そして受講生の方々に厚く御礼申し上げます。

市民研究員 魚谷 茜

 

柏の葉公園街歩き共想法

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TasakiT 2016-12-11 8:00
 今年最後の小春日和になった2016年11月22日(火)、柏の葉公園にて、街歩き共想法を実施しました。これは街歩き共想法の実施人材養成も兼ねたもので、街歩き共想法実践コース、継続コースの参加者、一般企業の方、市民研究員、千葉大学大学院生、20〜90歳代まで、合わせて19名が参集しました。
 千葉県立柏の葉公園は、1999年に開園しました。芝生広場、多種類の樹木林、花壇などで、四季折々の自然を楽しめるほか、日本庭園、総合競技場や、コミュニティ体育館、野球場、庭球場などのスポーツ施設も備えた、45haの、多世代が楽しめる広大な憩いの場所です。

街歩き前の大武先生の挨拶と講話

 柏の葉公園街歩き共想法は、公園センター事務所2階の会議室で、大武先生の、動画資料を用いた共想法、街歩き共想法による認知症予防の仕組みの解説と、その実践についての講話から始まりました。その後、早速、脚力と体調に応じた「健脚」「お散歩」「ゆっくり」の3つのコースに分かれて、街歩きです。案じられた夜来の雨も上がり、紅葉真っ盛りの木々の葉色は、なお一層鮮やかで、心が躍りました。
 今回の街歩きのテーマは、「新しい発見」です。訪れたことのある参加者も多い、馴染みのあるこの公園からも、さらに意識して新しい発見をすることは、脳を活性化することにつながり、意義があるのです。

いざ、散策スタート

 落ち着いた雰囲気の秋咲きのバラ園、紅葉と鯉の泳ぐ池のコントラストが絶妙の日本庭園めぐりを起点に、ゆっくりコースは、紅葉をじっくりと愛で、お散歩コースは、落ち葉を踏みしめながら、ロックガーデン、冒険のトリデ、桜の広場をめぐって公園を縦断、健脚コースは、野球場や総合競技場や東京大学柏の葉キャンパスが臨める郷土の森まで、元気に脚をのばしました。初めて会った方々とも話が弾み、街歩き終了後のティータイムにも、情報交換やおしゃべりがさらに続きました。

多世代で紅葉を愛でながら



ウォーキングクラブメンバーのリードのもと、積極的に歩いて

 散策を楽しみ、それぞれに新しい発見があったことは、コースごとに行われた共想法の話題提供で、大いに読み取ることができました。ゆっくりコースからは、メタセコイアの大木や、紅葉越しの青い秋空等が挙げられました。お散歩コースでは、壊れかけの苔むした趣のあるベンチと枯葉が程よく乗っているベンチの対比など、視点の違いも感じられ、興味深いものでした。健脚コースでは、散策距離が長いこともあり、ハンカチの木やユリノキ、木に絡んだ紅葉した蔦の側にみつけたカマキリ等の自然に加えて、園内外の施設を見渡すことのできる風景等と、話題は多岐にわたりました。

タブレットで撮影した写真の中から共想法で使う話題を選ぶ


「新しい発見」がたくさん提供された共想法

 お天気に恵まれたこともあり、楽しかった約4時間のスケジュールは瞬く間に終了。公園を後にする頃には、秋の日はつるべ落とし、夜のとばりが下り始めていました。
最後になりましたが、今回の街歩き共想法の実施にあたり、ご協力いただきました柏の葉ウォーキングクラブ、一般財団法人千葉県まちづくり公社の方々に、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

市民研究員  根岸 勝壽

5月31日、6月14日、7月5日の3回にわたり、柏市介護予防センター「ほのぼのプラザますお」にて、大武先生を講師に、 60歳以上の柏市民を対象に「認知症予防コミュニケーション体験講座」が開講され、男性6名、女性9名が参加されました。
初日は、本講座のねらいである、単に知識を習得するだけではなく、「認知症予防の知識を、学び実践するための共想法を体験し、地域に広げていく」意義の解説を含めた、認知症、共想法についての座学の後、研究員による共想法実演で、さらに理解を深めていただきました。
 2日目には、課題として持ち寄った「好きな食べ物」をテーマの写真で、受講者たちが初めての共想法に挑戦しました。美味しそうな話題に、質問も活発に発せられました。「食べ物」は不変のテーマのようです。
 3日目も、まとめの座学に加えて、「近所の名所・お勧めの場所・初めて気づいた場所」をテーマに共想法を実施。社寺、公園、里山、樹木、商業施設等々、色々な角度から話題が提供され、活発な質疑応答が交わされました。

受講生が参加した共想法

講座期間中、受講生は延べ25名の方に、講座で得た見聞を伝え、最近の体験を話題にしたという、課題の結果も得ることができました。伝えた相手は主に家人、友人、知人で、そのうちでもやはり、家人が一番多く、共想法は認知症の予防だけでなく、夫婦、家族、円満にも役立ちそうに思えました。
 なお、本講座運営におきましては、ほのぼのプラザますおのご担当に大変お世話になりました。ありがとうございました。

 2016年度秋学期の同体験講座は2016年10月18日、11月15日、29日(火)に予定されています。関心をお持ちの多くの方のご参加をお待ちしております。
以下のページに詳細情報があり、参加申込できます。
2016年秋学期 柏市認知症予防コミュニケーション体験講座

市民研究員 魚谷 茜

2016年ほのぼの研究所設立記念交流会

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
ShimizuK 2016-7-24 8:00
 設立記念講演会終了後、さわやかちば県民プラザ1階のレストラン赤坂クーポールに場所を移して、交流会が開かれました。参加者55名の楽しい交流の模様をお知らせしましょう。予定より少し遅れて、元気な田崎研究員の司会でいよいよスタートです。
 まず、ほのぼの研究所代表理事 大武先生がご来場の御礼の後、様々な分野の20代から90代までの参加者同士、ひとりでも多くの方に声をかけるというチャレンジをしてほしいこと、またほのぼの研究所は高齢者以外の方々にも広く門戸を開いているので、多世代の方々から参加方法やチャレンジしてみたいことについての提案も大歓迎と、開会の辞を述べました。
 次に、ユカイ工学株式会社代表の青木俊介様より、来賓のご挨拶を頂きました。もとより個人賛助会員として大武先生の研究に興味を持たれ、サポートしていただいておりましたが、自社で開発されているロボットを共想法の社会実装に役立てられるのではないかと、最近、法人賛助会員となられたこと、また、法人会員の特典のひとつでもある評価調査に、市民研究員が携わった事例も紹介していただきました。


法人賛助会員 ユカイ工学株式会社代表 青木俊介様

 続いて、ほのぼの研究所の長谷川副代表理事が、設立以来10年近くを経て、「ふれあい共想法」が、社会参加を加味した新しい形「街歩き共想法」を生み出したこと、活動を通じて90歳をこえても元気であることへの感謝の意を述べ、一同の健康と、ほのぼの研究所の発展を祈念して乾杯の音頭をとりました。


乾杯する参加者達

 しばらく、歓談しながらのティータイムを楽しみ、和やかな雰囲気になった頃、恒例の自己紹介タイムに入りました。「街歩き共想法」のデモンストレーションにご協力いただいた、トップバッターの柏の葉ウォーキングクラブのメンバーからは、楽しそうな活動の一端も紹介されました。次いで、2014年コープみらい地域かがやき賞を頂いたコープみらい千葉県本部の方々、賛助会員の方々からは、ほのぼの研究所とのかかわり、初めてご参加の方々からは、共想法へのご興味、市民研究員や大武研究室の面々からはそれぞれの担当業務や研究課題等が披露されました。


多世代交流の輪

 トリの大武先生は、ひとりでも多くの人の認知症予防が可能になるよう、招待講演で飯島先生が紹介されたサルコペニア発症の自己診断基準となる「指輪っか」のような、わかりやすい基準や兆候を、会話の中から早くみつけたいという展望を語りました。


中締めの挨拶 上橋監事

 最後に、ほのぼの研究所監事で柏市議会議員 上橋 泉様から、熱い思いを込めた中締めのご挨拶としていただいた後、威勢のよい三本締めで、まだまだお名残惜しいなか、閉会となりました。

市民研究員 佐藤 和子

2016年ほのぼの研究所設立記念講演会

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TasakiT 2016-7-17 8:00
 2016年6月28日(火)13:30より、柏市柏の葉のさわやかちば県民プラザ3階中研修室において、ほのぼの研究所設立記念講演会を開催致しました。さわやかちば県民プラザの利用は、2008年秋の「ふれあい共想法実施者養成講座」、2009年の設立2周年記念講演会以来久方ぶりでしたので、懐かしく、感慨深いものでした。

 講演会のテーマは「フレイルと認知症の予防」、団塊の世代が後期高齢者になるという2025年問題も喫緊の課題となっている中、タイムリーで興味深いテーマであったこともあり、ご案内早々から申込みが殺到しました。果たして、あいにくのはっきりしないお天気にもかかわらず、20〜90歳台の幅広い年代の100名近くの方々にご参集いただきました。また、会場周辺エリアの、しかもほのぼの研究所の講演会に初めてご参加の方々が多かったことも、嬉しいことでした。


さわやかちば県民プラザ



満席の講演会会場

 大武美保子 ほのぼの研究所代表理事・所長、千葉大学准教授の開会の挨拶のあと、まずご来賓の挨拶として、柏市福祉活動推進課課長で、ほのぼの研究所の活動拠点:柏市介護予防センター ほのぼのプラザますおの所長でもいらっしゃる佐藤盪塒佑、柏市の認知症予防、フレイル予防の具体的施策や、アカデミアとの連携をさらに密にした今後の事業展開について述べられました。


ご来賓 ほのぼのプラザますお佐藤盪埆蠶垢琉Щ

次いで、千葉大学・産業連携研究推進ステーション・特任准教授の片桐大輔先生がこれまでの「病気になったら治療」という考え方から「病気にならない”未病”」という考え方が重要、「それには楽しく参加して継続できることが大事」と述べられ、そしてその具体的な方策である、「フレイル予防と共想法による認知症予防」が柏市を起点にして広がり、全国的な健康寿命の延伸へつながることへの大きな期待が述べられ、設立記念を祝して下さいました。
 

ご来賓 千葉大学片桐大輔先生の挨拶

 いよいよ、東京大学 高齢社会総合研究機構准教授の飯島勝矢先生による招待講演「市民の手による『フレイル予防』活動〜3つの原点から〜」が始まりました。飯島先生は東京大学医学部加齢医学講座やスタンフォード大学研究員を経て現職に就かれるとともに、一億総活躍国民会議の有識者民間議員もなさっている、老年医学、循環器内科学、総合老年学のスペシャリストでいらっしゃいます。
 「フレイル」(Fraility)という用語は、予防意識を高めるために、2014年に日本老年医学会が提唱した、高齢になって多面的な能力や筋力が衰え、要介護になる手前、かつ介入次第で元の状態へ戻りうる状態を表すもので、まだまだ耳慣れないものでした。けれども、どれもが納得させられてしまう事例を挙げてのエネルギッシュな解説に、会場の方々は引き込まれ、しっかりインプットされた様子でした。さらに、フレイルを予防し、健康長寿を保つためには、より早期からの「栄養(食・口腔機能)、身体活動(運動、社会活動など)、社会参加(就労・余暇活動・ボランティア)」の3つが必要で、その中でも社会参加が最重要であることも語られました。まさに、すぐにでも予防のために意識改革をしなければという思いに駆られたことでした。

 最後に、地域住民のフレイル予防のために、市民サポーターが中心となって予防活動を実践し、その効果が如実に表れているという柏市民の活動(柏スタディー)が全国に拡散し、それが「総合知としてのまちづくり」につながっていると、締めくくられました。


招待講演 東京大学飯島勝矢先生

 休憩をはさんでの大武先生の基調講演は「歩いて、話して、認知症予防-街歩き共想法のすすめ」についてでした。テーマを決めて写真と話題を持ち寄り、話し手と聞き手が交互に交代しながら、会話する共想法の開発・研究経緯、体験記憶・注意分割力・計画力といった総合的な認知機能を活用し高めることが認知症予防につながること、知識を得るだけでなく、実践し、継続することの大切さについて述べられました。


基調講演 大武美保子所長・代表理事

 その後、ほのぼの研究所の活動主体である市民研究員と、柏市認知症予防コミュニケーション体験講座参加者による「好きな食べ物」をテーマにした「ふれあい共想法」の実演を見ていただきました。大勢のギャラリーの前での実演は、百戦錬磨の研究員たちも最初は少々上がり気味でしたが、徐々に興に乗ってきました。会場に笑いが広がるなど、参加者に楽しんでご理解いただけたようでした。


市民研究員らの「ふれあい共想法」実演

 次に、加齢に伴い途切れがちな最近の話題づくりと、体験記憶の機能を高めるために新しく考案された、「街歩き」と「共想法」を組み合わせた新手法:「街歩き共想法」実演が続きました。「柏の葉エリアのおすすめの場所」のテーマで、飯島先生の柏スタディーにも関わりの深い柏の葉ウォーキングクラブの有志6人に、事前に街歩きをして撮影していただいた写真をもとにお願いしました。さすが、日頃から活動的にフレイル予防に努めていらっしゃる方々だけに、初めてとは思えないほどスムーズに話題提供、質疑応答が進み、驚かされました。また、柏の葉の隠れたおすすめスポット、柏の葉ウォーキングクラブの活発な活動情報を伺うことができました。


柏の葉ウォーキングクラブのメンバーによる「街歩き共想法」実演

 会場が温かい雰囲気に包まれた中、大武先生がほのぼの研究所のこれまでと、これからの展望を熱く語り、講演会は閉会となりました。
  事後のアンケートでは9割以上から好評価を頂き、「役立つ情報を得られた」というお声が大変多かったのは嬉しいことでした。

 最後になりましたが、このたびの開催に際しましては、講演会場に隣接する、県立柏の葉公園を拠点に広く活動なさっている、柏の葉ウォーキングクラブの方々に、共想法の実演はもとより、企画準備、参加者募集等々、多大なご協力をいただきました。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

市民研究員 松村 光輝

 平成28年度の継続コースは、4月26日のオリエンテーションから始まりました。共想法「継続コース」は、ほのぼの研究所のオリジナルプログラムで、発足から6年目になります。昨年度末のコース終了時アンケートでは、9割の方が、引き続き参加を希望されたのは嬉しいことでした。新参加者を含めて11名のスタートとなりました。

  認知症予防を目標に、4回を1シリーズとして3ターム、年間に12回の共想法を実施します。年度初めには、継続コース参加者、研究員全員が恒例の健康テストを受けることになっています。
  毎回、課題のテーマに沿って、参加者は2枚の写真を撮り、準備します。1グループ5〜6名で行います。2枚の写真の説明時間はひとり2分、一巡して次に、ひとり3分の質疑応答になります。ルールで、持ち時間と順番が決められるので、全員参加となります。初めは話すのに夢中になって、他の人の話を聞くのがおろそかになりがちですが、お互いによく聞くようになると、質疑が活発になります。他の人に決められた時間内に説明すること、そしてメモをすることは許されていませんから、目で写真をしっかりと確かめ、皆さんの話をよく聞いて記憶するトレーニングになります。


聞く力をつけて認知症予防

  共想法で使用するテーマ(課題)の写真は、今まではデジカメで撮って、実施者宛てに送信していましたが、昨年度からは、参加者に貸与されたタブレット(ほのタブ)を利用して写真を撮影、それをそのまま実施者の表示パネル(ほのぼのパネル)に登録出来るようになったので、便利になりました。そのシステムも日々使い勝手が便利に更新されていますので、タブレットを活用するようになって、参加者も実施者もますます共想法を楽しめるようになりました。

  平成28年度夏学期の共通テーマは「やってみた」。課題のための写真を撮るために、自分の体を使って、これまで経験したことのないことに挑戦することで、見たことのない風景に出会ったり、気づかなかったものごとを発見したりする喜びを味わうことができて、運動と満足感の両方が得られます。すなわち、課題のために新しいことを計画し、身体を動かし、体験を記憶し、テーマを気にかけつつ行動して注意分割力を養うことで、おのずと脳をフル回転させることになり、認知症予防へつながるのです。
 共想法終了後は、お茶の時間を設けて、おやつをいただきながらくつろぎ、和やかに歓談、ひといき気分転換をしてから帰途につきます。今回はそれに先立ち、全員で記念写真を撮りました。


共想法継続コース参加者全員で記念写真

 夏学期の2回目は、5月10日に実施されました。テーマは前述の「やってみた」シリーズの「10分歩いて発見したもの」でした。いつも通る道とは反対方向に歩いてみつけたもの、いつもと違う観点で巡った街並みから見えてきたもの等、楽しい話題が挙げられました。今後、折に触れてご紹介してまいりますので、どうぞお楽しみに。

継続コース担当 市民研究員 田口良江

 2016年4月19日(火)、13時30分より、柏市介護予防センターほのぼのプラザますお「まなび館」にて「ふれあい共想法」1日体験コースを実施しました。今回は20〜70歳台の幅広い年代・分野の方々9名が参加して下さいました。
 まず、大武先生から、ほのぼの研究所の誕生から今日までの経緯や、認知症予防、そして認知症予防手法である共想法、さらに進化した街歩き共想法についての説明がありました。


大武先生による共想法についての講義

 研究員、参加者の自己紹介を終えると早速、研究員4人による共想法のデモンストレーションを観ていただきました。その後、2016年1月から始まった街歩き共想法について、実際に街歩きや共想法を実施している写真や、期待される効果などを示した画面資料を用いて、具体的な理解を深めていただき、街歩きの際に使用する専用アプリを搭載したタブレットの使い方も簡単に説明しました。

 今回は、1日体験コースとしては初めての試みとして、実際に街歩き共想法体験をしていただく企画でしたので、早速、会場周辺散策に出発しました。共想法のテーマは「沿線の風景」。研究員がタブレットの使用方法等をサポートしながら、会場周辺の東武野田線(アーバンパークライン)沿い一帯を、30分ほど巡りました。新緑に映える空のもと、初夏を思わせる陽気も手伝って、初めて会った方々ともすぐに打ち解けて、和気あいあいの話題探しが進みました。


会場周辺を散策しながら街歩きの話題を探す参加者

 会場に戻って、共想法に使用する写真を取り込む間は、当講座主務の田口研究員が、認知症予防に関する座学を行いました。前段の自身の脳血管系疾病を経ての共想法との出会い、それに続くほのぼの研究所との長年にわたる関わりについての体験談や、その後の生き方への熱い思いには、熱心に耳を傾けていただきました。後段の大武先生の論文に基づく「認知症発症リスクを下げる生活習慣、症状と生活習慣病」「認知症の発症を抑制する因子と栄養との関係」(認知症予防に役立つICTより)の講義では、認知症とその予防について理解を深めていただきました。
 
 いよいよ、参加者に2グループに分かれての、共想法がスタート。短時間で巡ったにもかかわらず、話題は空の色、懐かしい趣の時計屋さん、珍しい苗字の表札、興味深い土地区画、マンホール、桜花の花筏、コーラスのサークル案内ポスター等々、参加者の幅の広さを反映した多岐にわたる話題が提供されました。質疑応答ではその道のうんちくが語られたり、出身地や知人との人間関係等へとどんどん話が広がったりと、話題沸騰、お楽しみいただけた様子でした。


参加者による共想法体験


 すべてのスケジュールを終えた後の1階の談話室でのお茶の時間には、アンケートの記入をしていただきながら、大武先生、参加者、研究員との懇談の輪がさらに大きく広がり、和やかに親睦を深める中、閉会となりました。

 アンケートでは、「共想法やほのぼの研究所への理解を深めることができ、相互に情報交換ができて有意義だった」という旨の好意的ご意見を多くいただきました。これを励みに、認知症予防に関する認識がさらに高まり、共想法がひとりでも多くの方にご理解いただけるよう、今後も活動に邁進していきたいと思いました。

市民研究員 長久秀子

鹿手袋街歩き共想法実施報告

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ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TaguchiY 2016-5-1 8:00
 2016年3月28日、埼玉県さいたま市南区鹿手袋にて、大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所とシゴトラボ合同会社共催、ほのぼの研究所と千葉大学を後援として、「鹿手袋〜『名前の由来』と『隠れた名所』をたどる街歩き」が行われました。

 シゴトラボ合同会社は、「100歳まで働けるものづくりの職場」をめざして、孫育てグッズの企画制作販売をしている埼玉県の企業です。かねてよりほのぼの研究所と協働して下さっている大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所が、大企業と中小企業が共に地域や社会にとって新しい"価値"を生み出すために連携するプロジェクト「グッドビジネスニッポン」で募集した「いきいきシニアライフ共想プロジェクト」に、シゴトラボ合同会社が応募採択されたことから、この企画が実現しました。

- いきいきシニアライフ共想プロジェクト
- シゴトラボ合同会社

 採択されたテーマ「「共想法で地図づくりをする」を展開するにあたり、先ずは街歩き共想法を行い、フォトブックを作成しようということで、今回の「鹿手袋街歩き共想法」が企画された次第です。


「ヘルシーカフェのら」の外観

 ほのぼの研究所から、大武美保子先生、清水市民研究員、学生研究員鷺谷が参加した今回の街歩きは、参加者に小学生を含むというこれまでにない形のもので、総勢25名の参加となりました。共想法開催場所は、シゴトラボ合同会社に隣接する「ヘルシーカフェのら」。木の香りのする、明るく温かみのある店内で、参加者への説明を行った後、同カフェの大家の方に先導していただき、鹿手袋近辺の「名所」を全員で散策しました。


鹿手袋は小道が入り組んだ住宅街です

 「漁船を彷彿とさせる名前のデイケアセンター」や「老舗の洋食店」などの鹿手袋の隠れた名所を1時間ほど散策した後、共想法が始まりました。写真について、時間を意識して話し、質問するという初めての体験に、共想法の開始前は、参加者はやや緊張した面持ちでしたが、「高架下」や「桜」、「怪しい研究所」などの個性的な写真や、子どもの微笑ましい発表などが続くにつれ、会場は間もなく和気あいあいとしたムードに包まれました。3グループの共想法の後、アンケートなどを記入していただき、解散となりました。


子ども達も参加した共想法

 準備に時間がかかり予定時間を過ぎるなど課題もありましたが、今回の取り組みのチャレンジで、ほの研が協働しあえる団体の仲間の輪を広げられ、今後の活動の可能性を感じました。

学生研究員 鷺谷峻記

2016年1月26日、流山市生涯学習センター3Fの市民活動推進センター大会議室にて、恒例のほのぼの研究所合同研修会を開催しました。これは毎年1回関係者全員で集まり、通期を反省、次期のテーマ、課題、展望等、運営方法全般について、確認、討議し合うものです。
 大武先生、大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所横田孝子さん、株式会社ルミテックの堀川まゆみさん、伊藤祐輝さん、はるばる岸和田市からいらした有限会社野花ヘルスプロモートの正木愼三さん、神奈川県からの賛助会員2人、協働事業者の埼玉県のNPO法人きらりびとみやしろ、茨城県の介護老人保健施設マカベシルバートピアのメンバー、ほのぼの研究所市民研究員、そして千葉大学工学研究科大武研究室の学生2人、総勢19人とこれまでになく大勢が参集。遠来を含めた全国各地、民産学、多世代の参加者は真剣に、そして時には笑いを交えて語り合い、高め合い、濃密な時を共有することができました。

 大武先生の趣旨と以下のスケジュール説明を交えた開会の挨拶を皮切りに、早速過密なスケジュールがスタートしました。
 ?午前の部-≪2015年度活動報告≫
 ?午後の部1-≪新事業と情報共有≫
 ?午後の部2-≪2016年度計画≫


発表者の報告に熱心に耳を傾ける参加者

                 
≪2015年度活動報告≫
 まずは、協働事業者 きらりびとみやしろの田崎誉代さんの「きらりびと ふれあい共想法実施報告・課題・今後の予定」と題した発表から始まりました。健常高齢者を対象に開始して5年目に入り、様々な場面で積極的、かつ様々な工夫を重ねて共想法の実施や普及活動に力を注いでいる実施者だけに、参加者の喜ばしい変化の報告や、スムーズに参加者の士気を高揚させるテーマ設定のヒントやコツの紹介には説得力がありました。一方、他所の実施者にも共通する、大きな課題も投げかけられ、質疑応答が活発に行われました。

 次いで、同じく協働事業者のマカべシルバートピアの永田映子さんからは、「マカベ゙共想法報告 2015年の活動」と題して、2011年のスタートから4年経過した共想法と、月曜日自由会話の報告がありました。介護老人保健施設という特性上、運営面での困難や、環境の変化をカバーする工夫や努力には、並々ならぬ使命感を感じました。一方、共想法参加を生きがいとして楽しまれたり、意欲的に参加されるようになったりした参加者のエピソードの報告には、実施者にとっての嬉しい達成感も垣間見ることができました。

 3番目は、前任者から昨年夏以降引き継いで奮闘中の田口研究員が、ほのタブの扱いにも慣れ、新しい参加者が加わることでさらに活気づいてきた、2015年継続コースの実施報告をしました。中でも、共想法の話題テーマのための写真撮影のために、積極的に活動することを生活習慣化した何人かの参加者の好事例の報告は、大変印象的でした。

 後半は、千葉大学の「地域NPO活動体験」インターンシップ生受け入れ関連の報告となりました。まず、大日本印刷株式会社の横田孝子さんに、「健康観光支援サービスの開発による地域活性化体験結果報告」と題して、「記録づくり」:本(フォトブック)本づくりを担当して下さった立場から、民産学が連携して実施にこぎつけた「成田山街歩き共想法」のうち、特にフォトブック(本づくり)に特化して、その位置づけや作業工程をわかりやすく説明していただきました。


本づくりについて説明する大日本印刷株式会社の横田孝子さん


 続いて、根岸研究員が、「地域NPO活動体験」インターンシップ生受け入れ先であるほのぼの研究所としての立場で、2014年の開始から第8回目の「街歩き共想法」:「成田山街歩き共想法」と本づくりについて発表しました。昨年初夏の千葉大学西千葉キャンパスでの試行での知見を経て、大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所と株式会社JTBコーポレートセールス法人営業千葉支店のご協力と、ほのぼの研究所のサポートをバックに、インターン生によるその企画・運営が成功裏に終えられた報告があり、健康観光事業としての可能性もあると結びました。

≪新事業と情報共有≫
 午後の部1は、新たに協働事業者として共想法を導入する、大阪府岸和田市の野花ヘルスプロモート、正木愼三さんの「共想法開催に向けた取り組みと目標』からスタートしました。まず、躍動感・臨場感あふれる街の象徴・自慢のだんぢり祭りや市内の写真をふんだんに用いた岸和田市の紹介にはぐいぐいと引き込まれました。続いて、施設の事業紹介、自治体や地域との連携など、共想法取り組みへの経緯や熱い意気込みを伺い、近畿圏初の協働事業者としての展開に大いに期待が膨らみました。

 次に、昨年から共想法の話題さがし〜実施まで活用できるようになったツール:タブレットアプリ(ほのタブ)の改良を担当している企業:株式会社ルミテックの堀川まゆみさん、伊藤祐輝さんから、新しい機能の発表と実演がありました。通常、共想法は数人が一カ所に集まって実施しなければなりませんが、新機能では、電話機能を用いて、タブレットの写真を見ながら、離れた人同士でも共想法の実施が可能です。遠隔地とのコミュニケーション等を含めた、共想法の普及や発展にも大いに寄与しそうな予感がしました。


株式会社ルミテックの伊藤祐輝さんによるほのタブ新機能の紹介


 午後の部1の最後は、大武先生から、先生と大武研究室の研究についての情報提供がありました。資料『本を通して人に会い学問を創る 老年言語学,回想法,そして共想法』(情報管理 vol.58)を用いて、共想法の進化と他の学問とのつながりのプロセスについて、資料『認知症予防のための会話による体験記憶支援技術の開発』(日本老年看護学会誌 vol.20)では、ぎんさんの娘さん姉妹の会話や街歩き共想法から得られた知見を通しての、体験記憶支援技術の開発へのプロセスや事例の紹介がありました。

 次いで、「ヒトと社会を賢く楽しくする環境を生み出すシステムづくり」を目的として「会話」「言葉」を通した研究・開発を行っている、千葉大学大学院工学研究科大武研究室の面々が取り組んでいる、多岐にわたる研究事例の紹介があり、役立つ開発に勤しんでいる学生諸氏に、大きなエールを送りたいと思いました。
 そして最後に、2016年度に実施する柏市事業(柏市福祉活動推課「認知症予防コミュニケーション体験講座」)の実施要領が紹介されました。


先生並びに大武研究室の研究について紹介する大武先生


≪2016年度計画≫
 例年よりたっぷり時間をかけて親睦も深めた、ティータイムブレイクで英気を養った後の最終ピリオドでは、2016年度計画事業として、恒例の設立講演会のコンセプト等ラフ案、さらには、連携を計画している各企業との事業内容、インターンシップ生の受け入れ等についての計画案が次々紹介され、身が引き締まると共に士気が喚起されました。


参加者記念撮影


 その後、「ほのぼの研究所の活動や共想法を、ひとりでも多くの方々に普及させ、認知度を上げ、社会的責任を果たすためには?」、「共に活動をしていただける方々をどのように募ることができるか?」等についての熱いブレーンストーミングが、終了予定時刻を過ぎてもしばらく続き、陽が落ちた屋外の冷気に、そのほとぼりを冷ましつつ、ようやく家路につきました。

市民研究員  長久 秀子