ほの研ブログ - friさんのエントリ
2010年度の四大成果は、2011年5月に発行したほの研通信第7号で、長谷川多度当研究所事務局長よりご報告しましたが、関連するブログ記事がほぼ揃いましたので、改めて総括します。
2010年の特色としては、第一に、厚労省所管の福祉医療機構から助成を頂き、且つ赤い羽根募金からも助成をたまわり、業務の内容が公的な性格を帯びるようになったことです。
第二に、地域が全国規模に拡大したことです。関東近県は勿論、西は長崎県、東は福島県にまたがり、先生他市民研究員十数名は東奔西走いたしました。
第三に、業務の内容は、最も難しい引き籠り高齢者や初期認知症者の方に共想法を試みた点で、今後の改善点について貴重な知見を得ることができました。
第四に、技術的な改良が加えられた点です。十指に余る学識経験者から貴重な助言を頂き、検証方法への反映や、ほのぼのパネルソフトの改良など、遂にはロボットによる共想法司会の試みまでとびだしました。
これ等を四大成果として列挙いたします。併せて、関連するブログ記事へリンクします。
?共想法の実施(標準共想法・遠隔地の共想法・小規模多機能型居宅介護施設や介護老人保健施設の初期認知症者共想法・乗り合いタクシー送迎付共想法。地区社会福祉協議会への出前共想法など)
・郡山での共想法と日の出
・乗り合いタクシー共想法
・柏中央地区ボランティア交流会出前講座
?長崎北病院、きらりびとみやしろとの協働
・宮代町「ふれあい共想法」講演会
?講演会・交流会(三周年行事、クリスマス行事、NHK取材と放映)
・WAM記念講演会・交流会
・クリスマス講演会・交流会
?研究活動(学会参加、有識者の外部評価。ソフト改良、ロボット司会)
・長崎学会 聴講記
・長崎紀行
・人工知能学会セミナー聴講記
・テルテル坊主ロボット共想法司会実験
・アンドロイド
事務局長 長谷川多度 記
2010年の特色としては、第一に、厚労省所管の福祉医療機構から助成を頂き、且つ赤い羽根募金からも助成をたまわり、業務の内容が公的な性格を帯びるようになったことです。
第二に、地域が全国規模に拡大したことです。関東近県は勿論、西は長崎県、東は福島県にまたがり、先生他市民研究員十数名は東奔西走いたしました。
第三に、業務の内容は、最も難しい引き籠り高齢者や初期認知症者の方に共想法を試みた点で、今後の改善点について貴重な知見を得ることができました。
第四に、技術的な改良が加えられた点です。十指に余る学識経験者から貴重な助言を頂き、検証方法への反映や、ほのぼのパネルソフトの改良など、遂にはロボットによる共想法司会の試みまでとびだしました。
これ等を四大成果として列挙いたします。併せて、関連するブログ記事へリンクします。
?共想法の実施(標準共想法・遠隔地の共想法・小規模多機能型居宅介護施設や介護老人保健施設の初期認知症者共想法・乗り合いタクシー送迎付共想法。地区社会福祉協議会への出前共想法など)
・郡山での共想法と日の出
・乗り合いタクシー共想法
・柏中央地区ボランティア交流会出前講座
?長崎北病院、きらりびとみやしろとの協働
・宮代町「ふれあい共想法」講演会
?講演会・交流会(三周年行事、クリスマス行事、NHK取材と放映)
・WAM記念講演会・交流会
・クリスマス講演会・交流会
?研究活動(学会参加、有識者の外部評価。ソフト改良、ロボット司会)
・長崎学会 聴講記
・長崎紀行
・人工知能学会セミナー聴講記
・テルテル坊主ロボット共想法司会実験
・アンドロイド
事務局長 長谷川多度 記
7月12日(火)午後1:30より、東京大学柏キャンパス 図書館1階メディアホールにて、ほのぼの研究所赤い羽根記念講演会「閉じこもりを防ぎ認知症を遅らせる」が開催されました。その折、「一分共想法」のデモンストレーションが行われ、平成23年度の新しい試みである「継続コース」、「研修コース」の参加者と、ゲストの方々、総勢23名に、4グループに分かれて頂いて、「好きなものごと」、「健康・食べ物」、「笑い・失敗談」、「ふるさと、旅行、近所の名所」とそれぞれ異なったテーマで、「一分共想法」に挑戦して頂きました。ここで披露されました話題を当ブログにて、順次掲載していく予定です。
赤い羽根記念講演会 一分共想法
赤い羽根記念講演会 一分共想法
今週より数回に分けて、去る7月13日、ほのぼの研究所WAM記念講演会で公開実施致しました「一分共想法」で、参加者の皆様より頂きました話題と写真とコメントを掲載してゆきます。テーマは、『写真で語る東葛の魅力』です。集まった話題から、東葛地域の魅力を語る上でのキーワードは、「水、花、人、物」と分かりました。ほの研ブログの記事が、この地域の魅力を発見、再発見する助けになれば幸いです。
なお、「東葛」とは「東葛飾」の略であり、元来は東葛飾郡に属した市町村全てを指す地域呼称です。現在では、東葛飾県民センターが管轄する松戸市、鎌ケ谷市、柏市、我孫子市、流山市、野田市を指すことが多く、JR常磐線・東武野田線・国道6号を軸とした交通体系の上に、松戸市・柏市を核とした経済圏を構成する地域とされています。
なお、「東葛」とは「東葛飾」の略であり、元来は東葛飾郡に属した市町村全てを指す地域呼称です。現在では、東葛飾県民センターが管轄する松戸市、鎌ケ谷市、柏市、我孫子市、流山市、野田市を指すことが多く、JR常磐線・東武野田線・国道6号を軸とした交通体系の上に、松戸市・柏市を核とした経済圏を構成する地域とされています。
共想法は、テーマを決めて写真などの素材と共に話題を持ち寄り、時間を決めて話し手と聞き手が交互に交代しながら会話し、想いを共有する手法です。標準的な方法では、一人三枚の写真を用いて、持ち時間五分で話題提供します。
「一分共想法」は、短い時間で共想法のエッセンスを実感していただく目的で、ほのぼの研究所二周年記念講演会をきっかけに編み出した新しい実施方法です。一人の持ち時間は一分で、写真一枚を用います。短い時間で会話のきっかけを作ることができます。ティータイムに一分共想法を行うのが「ティータイム共想法」です。
2009年8月25日に開催した第一回ティータイム共想法では、六名の市民研究員、賛助会員が、手賀沼の蓮の花や白いセミなど、夏休みに見つけた面白いものごとについて、一人一分で写真一、二枚を使って順に話しました。話題提供がきっかけとなり、次々と質問や、他の参加者のエピソードが飛び交いました。
今後とも、市民研究員や賛助会員を中心にティータイム共想法を試行し、これまで共想法に参加された方、これから参加してみたい方が気軽に集える場に育てていく計画です。
「一分共想法」は、短い時間で共想法のエッセンスを実感していただく目的で、ほのぼの研究所二周年記念講演会をきっかけに編み出した新しい実施方法です。一人の持ち時間は一分で、写真一枚を用います。短い時間で会話のきっかけを作ることができます。ティータイムに一分共想法を行うのが「ティータイム共想法」です。
2009年8月25日に開催した第一回ティータイム共想法では、六名の市民研究員、賛助会員が、手賀沼の蓮の花や白いセミなど、夏休みに見つけた面白いものごとについて、一人一分で写真一、二枚を使って順に話しました。話題提供がきっかけとなり、次々と質問や、他の参加者のエピソードが飛び交いました。
今後とも、市民研究員や賛助会員を中心にティータイム共想法を試行し、これまで共想法に参加された方、これから参加してみたい方が気軽に集える場に育てていく計画です。
大武美保子(ほのぼの研究所所長)
ほのぼの研究所は、2007年7月に研究拠点として発足し、2008年7月には、運営組織がNPO法人化しました。この間、広報かしわを通じた公募実施、さわやかちば県民プラザでの連続講座開催など、多くの活動を行ってきました。ほの研日誌では、これまでとこれからの活動状況をお知らせします。
大武美保子(ほのぼの研究所所長)
共想法は、テーマを決めて写真などの素材と共に話題を持ち寄り、話し手と聞き手が交互に交代しながら会話し、想いを共有する手法です。同じテーマであっても、参加者によって視点が異なるので、どのような話題が集まるか、実施する度にわくわくします。2007年1月に、世界初の共想法を千葉県柏市で実施して以来、のべ1000件以上の話題が集まりました。今日の共想法では、これらの中から、興味深い話題を少しずつご紹介していきたいと思います。
大武美保子(ほのぼの研究所所長)