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ほの研ブログ - ハザードマップを持って出かけてみたカテゴリのエントリ

利根運河と江戸川の合流点から下流に向かうエリアは、洪水危険レベル最上位の浸水深3〜5mとして、ハザードマップは赤く塗られています。かつて水田やコスモス畑のあったこの新川耕地に久しぶりに訪れてみると、景色は一変、奥に見える大きな建物に続いて、東洋一の物流基地の建設が進み、重機が忙しく動いていました。
 けれども、近代的な建物とはいえ、危険度の高い土地は大丈夫なのかと心配になり、改めて確かめると、小さな字で「大規模な盛度造成工事の進んでいる新川耕地の一部は造成後の高さを勘案し、浸水深0.0m〜6.0mとなる」との但し書があり、この洪水の基準は想定し得る最大規模の降雨(1000 年程度に1回降るかもしれない雨)であり、利根川流域、八斗島流域の72時間総雨量491mm、坂川および新坂川流域の24時間総雨量690mmが想定されている」とあり、このエリアの建物の一部が避難場所にも指定されていて、杞憂とわかり、想定外のないことを念じたのでした。

市民研究員 H.N.さん



江戸川沿いに建設中の物流基地

コメント:市民研究員 M.N.さん
東洋一の物流基地の建設とは、写真から見ても大きさが感じられます。最近各地で洪水の被害があり心配ですが、このエリアは大量の雨にも想定されおり、避難場所にも利用できることは良かったですね。でも、災害は忘れた頃にやってくる1,000年に一度は明日かも?
 写真の上方に見えるところは、野田市で標高が1番高い所だそうです。我が家から歩いて13分位、写真の下方に見える利根運河の土手の上になります。ここの大学は避難場所とされていますが、建物の中には避難できず、野球場のグラウンンドが指定されているようです。グラウンドの側には湧き水が出ている所もありますので、豪雨災害の時はどうなるかまだわかりません。一時の避難場所としてなら良いですが、2〜3日の避難をするには対策を考えないといけないと思いました。周りの自治会ではどのように考えているのか調べてみます。防災に対して、見直す良い機会となりました。

市民研究員 M.Y.さん

        

市内で一番標高の高いところ

コメント:市民研究員 H.N.さん
運河の土手の下から撮影すると、高台のようには見えますが、撮影場所が野田市で一番標高の高いところだとは、意外でした。標高は洪水の危険度と相関はあるようですが、自治体が指定した避難場所なので、安全性に問題は少ないと思います。ハザードマップをご覧になる機会を得て、防災について生活者の視点から改めて見直す機会があったことことをぜひ活かしていただきたいと思いました。