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ほの研ブログ - 鹿手袋街歩き共想法実施報告

鹿手袋街歩き共想法実施報告

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TaguchiY 2016-5-1 8:00
 2016年3月28日、埼玉県さいたま市南区鹿手袋にて、大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所とシゴトラボ合同会社共催、ほのぼの研究所と千葉大学を後援として、「鹿手袋〜『名前の由来』と『隠れた名所』をたどる街歩き」が行われました。

 シゴトラボ合同会社は、「100歳まで働けるものづくりの職場」をめざして、孫育てグッズの企画制作販売をしている埼玉県の企業です。かねてよりほのぼの研究所と協働して下さっている大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所が、大企業と中小企業が共に地域や社会にとって新しい"価値"を生み出すために連携するプロジェクト「グッドビジネスニッポン」で募集した「いきいきシニアライフ共想プロジェクト」に、シゴトラボ合同会社が応募採択されたことから、この企画が実現しました。

- いきいきシニアライフ共想プロジェクト
- シゴトラボ合同会社

 採択されたテーマ「「共想法で地図づくりをする」を展開するにあたり、先ずは街歩き共想法を行い、フォトブックを作成しようということで、今回の「鹿手袋街歩き共想法」が企画された次第です。


「ヘルシーカフェのら」の外観

 ほのぼの研究所から、大武美保子先生、清水市民研究員、学生研究員鷺谷が参加した今回の街歩きは、参加者に小学生を含むというこれまでにない形のもので、総勢25名の参加となりました。共想法開催場所は、シゴトラボ合同会社に隣接する「ヘルシーカフェのら」。木の香りのする、明るく温かみのある店内で、参加者への説明を行った後、同カフェの大家の方に先導していただき、鹿手袋近辺の「名所」を全員で散策しました。


鹿手袋は小道が入り組んだ住宅街です

 「漁船を彷彿とさせる名前のデイケアセンター」や「老舗の洋食店」などの鹿手袋の隠れた名所を1時間ほど散策した後、共想法が始まりました。写真について、時間を意識して話し、質問するという初めての体験に、共想法の開始前は、参加者はやや緊張した面持ちでしたが、「高架下」や「桜」、「怪しい研究所」などの個性的な写真や、子どもの微笑ましい発表などが続くにつれ、会場は間もなく和気あいあいとしたムードに包まれました。3グループの共想法の後、アンケートなどを記入していただき、解散となりました。


子ども達も参加した共想法

 準備に時間がかかり予定時間を過ぎるなど課題もありましたが、今回の取り組みのチャレンジで、ほの研が協働しあえる団体の仲間の輪を広げられ、今後の活動の可能性を感じました。

学生研究員 鷺谷峻記

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