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ほの研ブログ - 第36回全国介護老人保健施設大会山口参加報告

第36回全国介護老人保健施設大会山口参加報告

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
NagahisaH 2025-12-14 8:00
 小春日和の中11月27日から28日まで開催された、第36回全国介護老人保健施設大会山口に参加致しましたので、ご報告させていただきます。

 大会は、下関下関港国際ターミナルに隣接した市民会館・商業施設シーモールパレス・シーモール下関・海峡メッセ下関で、開会式や講演会やシンポジウム等が開催され、昭和百年となる今回の大会は、安倍昭恵さん、田村淳さんを記念講演の講師に迎え華やかに開幕しました。全国からの参集した大勢の参加者で賑わっていました。

会場入り口

 私の大会への参加は第30回別府大会以来6年ぶりでした。26日は東京駅からのぞみ、こだまを乗り継いで新下関へ、さらに山陽本線の黄色い電車に乗り換えてやっと下関に到着しました。27日に行った市民会館や商業施設シーモールの会場では、名物の大きなフグがお出迎えしてくれました。

ふぐの置き物

 ポスター会場で固めのパネルへのポスター設置に格闘していた私を見かねたのか、広島県からいらした隣の3名の方々が途中から手伝ってくださったので、何とか終えることができました。見学されていた九州の参加者の方が茨城県土浦出身の方だと分かり、未知の方とお会いできるのが全国大会の魅力だなと実感しました。

 コロナ禍を経て会場で私が感じたのは、皆さんが真剣に役立つ情報を得ようとしておられることでした。職員不足や高齢化、厳しい経営環境や、自然災害など課題は満載です。多職種の発表を伺って感銘を受け、私どももまだまだできることや工夫の余地があるのではと考えさせられました。雑巾縫いが生きがいの元漁師の男性や、オリジナルで見事な図案の雑巾縫いに取り組む男性には驚かされました。それらの雑巾は毎年小学校に寄付され、皆様の生きがいになっているそうです。

 シーモール5階にて27日の午後4時から5時の間の6件のうち、3番目でポスター発表をさせていただきました。発表タイトルは、「会話支援ロボットを用いた共想法の効果とその特徴ー共想法が高齢者の認知と心理面に与える効果とその特徴」です。通りすがりの見学者の感想は、「あら、ロボットだって。すごいね。」というものが多かったです。第30回では「会話支援ロボットと高齢者と共に創る共想法の未来」で奨励賞をいただきましたが、それ以降も共想法を長く継続してこられたのは幸いでした。座長の先生はネットで事前に共想法を検索して下さっていたようで、「これからも研究を続けて後継者を育ててください」という励ましの言葉をかけていただきました。高齢者の話を伺う時に苦労するのは話題をかえるタイミングですので、司会ロボットぼのちゃんがタイムキーパーとして有効であることに理解していただき、安心いたしました。

ポスター発表

 下関では来月滞在を楽しむためのリゾートホテルが開業するとのことで、これからが楽しみです。クルーズ船なども寄港することが増えるのではないでしょうか。関門海峡や巌流島を見渡せる海峡ゆめタワーにも一度のぼってみたいものです。

市民研究員 ・マカベシルバートピア 永田 映子

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