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ほの研ブログ - TadenumaYさんのエントリ

食の楽しみ

カテゴリ : 
今日の共想法 » 一分共想法
執筆 : 
TadenumaY 2011-10-16 10:00
"わたしの一日の最後は「食」。なにも食にこだわりがあるわけではなく、とにかくお腹を空かせて、家に帰って、夕食を口一杯に頬張るのが楽しみであり、一日の締めくくりなのです。高級なものじゃなくていい。ただただ素朴な料理で満足が得られます。ポイントは、ギリギリまで我慢してお腹を空かせること。体には良くないかもしれないけれど・・・食のありがたみとプチ幸せ気分が最高です。"
     社協共想法 参加者 F.T.さん記


一日の締めくくり

*コメント: 同参加者 M.T.さん
「食べるもの」というより「食べ方」にこだわってるのが新鮮。お腹が空いてると何でも美味しく、ありがたく食べれちゃうかもしれませんね。


 

既成概念を覆す技術と思考

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TadenumaY 2011-10-9 10:00
excite教育のコンテンツ、知識とスキルを知るインタビュー「既成概念を覆す技術と思考」と題する動画に、大武先生が出演され、9月27日に公開されました。

ふれあい共想法の基礎となる考え方や会話を行っている時の脳の働きの他、柔軟な素材でできたゲルロボットのこと、アニメのドラえもんとのびたくんについて、人間とは何か、人災と天災について、危機に対して柔軟になるための方法、自分の考えの由来を疑うことの大切さなど、話題は多岐に亘っています。是非、ご覧下さい。

ほのぼの研究所 広報G

先般、横浜市で行われました『認知症ケア学会大会』に、参加された、現在研修コースに参加されている永田映子さんに、聴講記を書いて頂きましたので、写真とともに掲載致します。ご覧下さい。

2011年9月24日〜25日、横浜市みなとみらい地区パシフィコ横浜で開催された第12回認知症ケア学会大会に参加しましたので、ご報告いたします。2万人近い会員数の認知症ケア学会が開催する大会は会場の規模も大きく、昨年の神戸大会同様大勢の方が参加されていました。


認知症ケア学会が開かれた会場の夕景

今年度は回想法の野村豊子先生が座長をつとめられたシンポジウム「コミュニケーションとアクティビティーの可能性」に、大武先生がシンポジストとして参加されました。題名は「写真と会話で“想い”を“共”有する共想法」でした。回想法的な共想法、あるいは共想法形式の回想法が可能と伺い、これからの広がりが楽しみになりました。


大武先生の講演(回想法と共想法)

他には園芸療法の安川緑先生、アートセラピーの長坂剛夫先生、古地図語りの会の福島廣子先生と本間萌先生がさまざまな活動を報告されました。その底には活動を見守る先生方の暖かいまなざしが流れているように感じられました。またケアをする側が反対に慰めと喜びを手にしていると伺い、人と人との関わりの奥深さを教えていただきました。


シンポジウムのパネリスト

夕方ステンドグラスの映える会場を後にし、近くのレストランで食事をしていましたら隣の席では「共想法って初めて聞いたわ」と早速話題になっていました。
                         永田映子さん記
追記:
永田さんは、「高齢者が写真で表現することについての意義の考察ー震災のさなかに制作されたアルバム画像において語られたものー」について、ポスター発表されました。


ポスターの前で説明する永田さん(後ろ向き)

大武美保子先生記
新幹線新青森下車し、五能線に乗り換え「ストーブ列車」に乗りました。外は深い雪ですが、電車の中は、石炭のダルマストーブが真っ赤に燃えて、とても暖かく、車内ではスルメとお酒を売っていて、順番でスルメを焼き皆さんで分けて頂きました。 車内は満員で、外の寒さを忘れ楽しむ方たちでとても賑やかでした。 前から美しい日本海の景色を撮りたいと思っていて、鈍行を選んでの一人旅、とても寒かったのですが、夢が叶った旅でした。

    7月 Bコース継続共想法 参加者 M.A.さん記


ストーブ列車に乗って

*コメント:Y.T.さん
秋田・能代から青森・五所川原へ走るので「五能線」と言うのだそうですが、私も乗ったことがあります。車窓からの日本海へ沈む夕日が素晴らしかったのを記憶しています。 冬には、これがストーブ列車に変身とか。スルメを焼き、熱燗が飲め、外は銀世界、ロマンがありますねえ。いつもM.A.さんの写真とお話に感動しています。
上高地は標高1500mで、山岳美渓谷美が楽しめます。上高地の中心地は何と言っても河童橋です。付近の風景は中部山岳国立公園で、上高地の象徴でもあります。橋の上から右に奥穂高連山が、左に焼岳が見え青く澄んだ大正池や憧れの帝国ホテルが見られ、美しい景観で何度行っても又行きたくなる所です。特に奥穂高に雪が見られる景色は最高に美しいと思います。バス停より河童橋に向かって歩きますと上高地ビジターセンターが有り、四季に変わる自然の美しさを知ることが出来ます。カラマツの紅葉と新雪の晩秋に訪れるのが一番美しく、自然に彩られた上高地らしい瞬間でしょう。
     
     8月 柏キャンパス共想法 参加者 M.A.さん記



河童橋と穂高連山

*コメント:Y.T.さん
写真が趣味、かつ登山が趣味というM.A.さんは、80歳代とお聞きしています。山を歩き、写真を撮るというのは、大変な体力を必要とします。先日の共想法で「九十九里をハダシで歩く会」に参加されたお話をお聞きしビックリしましたが、これも訓練?につながっているのでは。

成田祇園祭

カテゴリ : 
今日の共想法 » ふるさと・旅行・近場の名所
執筆 : 
TadenumaY 2011-9-18 10:00
毎年7月7〜9日の前後に行われるお祭り。古くは飲み食いをするだけのお祭りであったのが,大日如来に五穀豊穣等を祈願するお祭りとして変化をしていきました。成田市の10の地区から屋台,山車が参加,3日間町を練り歩きます。一番の見どころは,新勝寺の総門から薬師堂前という場所に通じる坂を屋台,山車を引いて駆け上がる場面です。数トンある屋台,山車を子どもから大人まで数百人が力を合わせて駆け上る姿は,見ているだけでも気分が盛り上がります。
 
      7月 赤い羽根記念講演会「一分共想法」
         ゲスト参加者 K.W.さん記



成田祇園祭の勇壮な山車

*コメント:M.O.さん
息子さんが山車を引いているのに付き添いながら、何とかシャッターチャンスをとらえて撮影されたのだそうです。坂の途中の貴重な一瞬です。
石川県出身のボクは、仕事中の妻を埼玉に残し、息子と娘を連れて帰省した。ボクにとってはふるさと、子どもたちにとっては旅行だ。寄ったのは兼六園のそばにある金沢21世紀美術館である。2004年にオープンした、現代アートを展示する新名所だ。三人が向かったのはプールの作品。と言っても水の下は透明ガラスになっており、中は青い空洞だ。パパは急いで階段を上り、はしゃぐ子ども達をカメラに収めた。ん? 雨粒が落ちてきた。

         7月 赤い羽根記念講演会「一分共想法」
            ゲスト参加者 A.K.さん記


金沢21世紀美術館・プールの作品

*コメント: 同ゲスト参加者 Y.K.さん
一瞬、見ただけではどういうシーンなのか分からない不思議な写真でした。でも、お子さんが喜んでいる表情がとても楽しそうで、良かったです。
1月にニューヨークに旅行に行った。 行く前は、自由の女神を絶対に見に行こうと思っていたが、氷点下3度の中、見に行くのは無理だと断念。 
代わりに行ったのが、トイザラスのLEGOブロックで出来た女神像。記念に撮影しました。
 
      7月 赤い羽根記念講演会での「一分共想法」
          ゲスト参加者 Y.K.さん記


LEGOブロックの自由の女神

コメント: 同ゲスト参加者 A.K.さん
せっかくNYに行ったのに、トイザラスで見たレゴの女神が記念の1枚とは。残念だけどいいネタ。でも実際よかったったところは他にあるんでしょう?エエ〜ッ! それが、ココ?!

盛岡紀行

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 旅行記
執筆 : 
TadenumaY 2011-9-4 10:30
去る6月、「第25回人工知能学会全国大会in盛岡」に、応援団として出席された市民研究員の佐藤由紀子さんに「紀行文」を書いて頂きましたので、本日、掲載させて頂きます。尚、応援団には同じく市民研究員の田口良江さん、武下秀子さんが同行されました。

              『盛岡紀行』  市民研究員 佐藤由紀子記
5月31日、田口良江さん、武下秀子さんと私の三人は、東北新幹線の「一関駅」で途中下車し、平泉、中尊寺、金色堂に立ち寄りました。世界遺産登録直前で、賑わっているでしょうと思っていましたが、3・11の大震災の後の為か、人影もまばらで広い境内が寂しい位、閑散としていました。金色堂は50年前に訪れた時は、覆堂もガラスもなく、ただ薄汚れていて、螺鈿の柱や華まんが目の前にあり、手で触った覚えが有ります。


中尊寺

田口さんは病気の後の初めての旅行。武下さんは一週間前にけがをしたためコルセット姿で、本来なら絶対安静中の旅行でした。


月見坂にてのお二人

平泉でのんびりし過ぎた為か?或いは筆者の計算違いか?バスに乗り遅れ、列車も乗り遅れ、盛岡に着いたのは夕方の7時半近くで、集合時間より30分も遅くなり、大武先生始め、参加者の皆様に大変ご迷惑をお掛けした事を反省しています。


セッション前夜の交流会

この日のメニューは「焼肉と冷麺」、冷麺は、しこしこ固めでひんやり冷たく、焼き肉にとても合って美味しかったです。この他盛岡には有名な「わんこそば」や「じゃじゃ麺」が有り、この3つを“盛岡三大麺”と言うそうです。


「冷麺」しこしこ固めでひんやり

翌日は、いよいよ「アイーナ」岩手県民情報センターの最上階で、人工知能学会が行われ、座長・大武先生の「新語紹介」で始まりました。学会報告のトップバッターは塚脇さん、次に報告なさったのは現在研修コースに参加なさっている、永田映子さん。お二人とも落ち着いて立派な報告でした。我々応援団は、パンフレットやチラシを配ったり、写真を撮りまくったり、もしかしたら、わさわさと、うるさく目立ったかも知れません。

「光原社」、昔宮沢賢治の製本を一手に引き受けていた印刷所が有った所で、昼休みに永田さんの案内で、大武先生、塚脇さん、応援団3名で見学。今は喫茶店と、お土産屋さんになっていました。


光原社前にて

光原社の裏に行くと、北上川がとうとうと流れていて、そのすぐ横の白壁に宮沢賢治の自筆と思われる「アメニモマケズ、カゼニモマケズ」の詩が書いてありました。詩の中に、共想法のルーツは宮沢賢治にあり?と思うような一節「ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ」があり、全員喜び写真を撮りました。


宮沢賢治の詩



ソシテワスレズ

打ち上げは、言うまでもなく「わんこそば」で有名な「東屋」で行われました。わんこそばは、蕎麦振る舞いが原型だそうで、薬味や箸やすめが見事でした。


盛岡で有名なわんこそば店



食べたわんこそばのお椀

学会発表のストレスを、ここぞ!とばかりに発散し、ご覧の写真の様に平らげました。これで6人分?、えっ、えっ、一人分??? まさか〜楽しく、有意義な盛岡学会紀行でした。

盛岡人工知能学会聴講記

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TadenumaY 2011-8-28 9:00
市民研究員の武下秀子さんに、去る6月に盛岡市で行なわれました人工知能学会聴講記を書いて頂きましたので、本日、写真と共に掲載致します。


2011年度第25回人工知能学会全国大会は、6月1日(水)岩手県民情報交流センター(岩手県盛岡市)「アイーナ」において開催された。ほのぼの研究所からは、大武美保子先生、塚脇章生さん、永田映子さん、応援者として、佐藤由紀子さん、田口良江さん、武下秀子が参加した。

 近未来チャレンジ2011(サバイバル・オブ・チャレンジ)セッション「認知症予防回復支援サービスの開発と忘却の科学」について、15件の貴重な研究成果の発表が行われた。分科会は、主催者である大武美保子先生のご挨拶<「ふれあい共想法」の新語紹介等>に始まった。


大武先生の講演

ほのぼの研究所の塚脇さんは、“認知症予防回復支援サービス「ふれあい共想法」の介護福祉施設における実施手法の開発”について発表された。7月から10月までの介護福祉施設(柏市、郡山市)及び【柏市介護予防センターほのぼのプラザますお】への来所者を対象とした共想法の実施により、認知症があっても共想法に参加でき、慣れてくれば楽しめることも確かめられた。また、実施に必要な事前準備、要介護者を対象とする実施の工夫、フェイススケールによる主観評価が可能であることが確かめられ、以後、持続可能な実施体制を整える計画であると締めくくられた。


市民研究員 塚脇章生さんの発表



「マカベシルバートピア」永田映子さんの発表

分科会の最後に、大武美保子先生が「高齢者が遠隔操作するロボットを用いた司会による共想法形式のグループ会話支援」と題して高齢者同士のグループ会話を、遠隔操作ロボットで司会することができるかを確かめた研究成果を発表された。

応援者3人の学会参加の感想としては、
?「学会の発表」を聴くことにあまり抵抗なく参加できてよかった。理由として
・前日の交流会の席で、発表される方の話を聞くことができたこと。
・ロボット関係の発表にはこれまでの体験から親しみを持って聞くことができたこと。
?認知症に対し、あらゆる角度から研究が進められていることが分かった。
?積み重ねられた研究成果の発表に質疑が多く出された。

発表者、発表グループはもとより実用化の過程等の質問にいたるまで、さすがに格調高い人工知能学会であったと感じさせられた。
                市民研究員 武下秀子 記


セッション前夜の交流会