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ほの研ブログ - ほの研日誌カテゴリのエントリ

高田倶楽部への「共想法」出前講座

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ほの研日誌 » 行事
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TadenumaY 2011-5-15 9:00
先日、高田小学校内で行われました「共想法の出前講座」について、市民研究員の永井澄子さんにレポートを書いて頂きましたので掲載します。 ご覧ください。

平成23年4月24日の日曜日、午後3時より、柏市立高田小学校内「高田倶楽部クラブハウス」で、同倶楽部が定期的に開催している健康づくりセミナーの一環として、共想法の出前講座を行いました。 高田倶楽部とは、「学校に行けば、いつでも誰でもスポーツができる!」という 理念の基に生まれた総合 型地域スポーツクラブです。当日は、出前講座実施のために、ご尽力頂いた副代表の阿部正視先生外、男性2名、女性11名のご参加を頂きました。



高田倶楽部クラブハウス



前半は、大武先生のご挨拶に続いて、NHK取材ビデオを映写し、その後ほの研メンバー3名による一分間共想法のデモを行いました。 共想法の質問タイムには、高田倶楽部メンバーに加わって頂いたので、次々と質問や、体験談が出され、話題提供メンバーが質問することなく、タイムオーバーとなってしまいました。




NHKビデオを見る



後半は、大武先生がほの研紹介パンフを使って、ほの研と共想法について説明を行いました。日常生活の中で、計画力、注意分割力、記憶力の三機能を意識して働かせることが、重要だと強調されました。又、ほの研での活動は、認知症予防になるとアピールして、今後予定されている4周年記念講演会や入門コース、継続コースがあることをお伝えしました。



大武先生の講演


その後の講座全体の質問時間には、「参加の効果は?」「住んでいる近くで共想法をしたい。」「3か月に1回位やってみてはどうだろう。」と、時間いっぱい質問、意見が出されました。

宮代町「ふれあい共想法」講演会

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ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TadenumaY 2011-4-24 10:00
市民研究員による出前講座の形式で行われた「ふれあい共想法」講演会について、市民研究員の武下秀子さんに御報告いただきました。開催後に速報としてまとめられたものですが、本日掲載出来ましたのでご覧ください。

平成23年2月23日、埼玉県南埼玉郡宮代町の図書館ホールで、宮代町が主催し、NPO法人きらりびとみやしろが実施する形で、NPO法人ほのぼの研究所の市民研究員による「ふれあい共想法」講演会が行われました。参加者約160名、ホールが一杯の盛況でした。ほのぼの研究所からは、長谷川、佐藤、前川、田口、黒田、武下の6名が参加し、説明や実演の司会、記録などを分担して行い、全員で質疑応答に対応しました。



「ふれあい共想法」講演会の様子


まず、主催者である宮代町の副町長の真砂和敏様、実施団体であるNPO法人きらりびとみやしろの理事長の安部晨様から、それぞれご挨拶を頂きました。

講演では、市民研究員の佐藤さんの司会進行の下、最高年齢者である87歳の長谷川副代表理事は、2010年7月にNHK首都圏ネットワークで放映されたふれあい共想法に関する映像を流した上で、共想法の進め方とほのぼの研究所について紹介しました。次に、市民研究員の前川さんが、共想法の背景と特色及び認知症予防について説明しました。



宮代町の図書館ホールで開催された「ふれあい共想法」講演会
(宮代町公式ホームページより、許可を得て転載)


休憩をはさんで、後半は、NPO法人きらりびとみやしろのメンバー5名による、一人当たりの持ち時間3分、写真2枚の共想法の実演を行いました。テーマは「旅行と食べ物」です。一人ずつ、自分が旅した風景や故郷の様子、大好きな食べ物などの写真について説明を行いました。それらについて周りから活発な質問があり、積極的に話し合いに参加する姿が見られました。

認知症に関する懇話会の時間には、NPO法人きらりびとみやしろ副理事長 島村孝一様より、御挨拶を頂きました。参加者の皆様からは、「写真やパソコンなどいろいろ勉強することがありそうです。でも、私たちより先輩である研究員の方々が楽しく続けているので、挑戦したいです。」「共想法に参加するための方法を教えてほしい。」といった、前向きな感想、質問等をたくさん頂き、盛会のなかに終了しました。

人工知能学会セミナー聴講記

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ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TadenumaY 2011-4-3 10:30
第61 回人工知能セミナーの参加報告を、当研究所の市民研究員である塚脇章生さんに書いていただきました。開催後に速報としてまとめられたものですが、本日掲載出来ましたのでご覧ください。

平成22年10月7日(木)、東京・三田の東京工業大学キャンパスイノベーションセンターで、「ヘルスケア〜予防・医療・介護の立場から」と題して、第61回人工知能学会セミナーが開催され、ほのぼの研究所の大武先生が講演された。ほの研からは長谷川、武下、塚脇の3名が、お手伝いを兼ねて、セミナーを聴講した。以下は、その概要である。

 大武先生の講演は、開会挨拶後のトップバッターで、「認知症予防を目的とする共想法の開発―ほのぼの研究所における共同研究の取り組み」と題してであった。
 講演では、以下の四点について述べられた:?高齢者の高齢者による高齢者のための認知症予防、?会話による認知症予防回復支援サービス、?民産官学連携研究拠点「ほのぼの研究所」の設立と歩み、?今後の展望。特に、高齢者との共同研究で、?高齢者は、サービス提供者であると同時に、認知症予防回復支援サービスを研究テーマとして活動する生涯研究という新たなライフスタイルの実践者として、主要な役割を果たして来たこと、?高齢者は、高齢社会のサービスイノベーションの担い手となりうることが明らかになったこと、?今後は、より困難な状況にある高齢者が再び元気を取り戻すができるサービスを創造すること、を強調された。

 講演に加えて、セミナー聴講者に「共想法」をご理解頂くため、大武先生のご指示で、ほの研の聴講者3名が「一分共想法」の実演を行った。
 その他の講演は、?「事例分析に基づいたモチベーションマネージメント技術の開発と保健指導システムへの応用」 伴秀行(株式会社日立製作所中央研究所)、?「医用画像診断システムと臨床アプリケーション」 山形仁(東芝メディカルシステムズ株式会社)、?「救急医療現場における工学的サポートの重要性について」 阪本雄一郎(佐賀大学医学部救急救命センター)、?「サービス・サイエンスに基づく先端的健康サービスの創造」 久野譜也(筑波大学大学院人間総合科学研究科)、であった。


市民研究員による共想法の実演

郡山での共想法と日の出

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ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TadenumaY 2011-1-23 11:20
 日の出の写真は、昨年八月に郡山の介護施設『おら家』で共想法を実施した日の朝に波立海岸(福島県)の朝日を撮影したものです。夜中に柏を出発して早朝に到着。街灯の明かりを頼りに、撮影ポイントを決めて待つこと一時間、朝日は別の場所から登り始め、あわててカメラを移動しての撮影となりました。

 この日は、午後から『おら家』での共想法の実施が待っており、郡山温泉で疲れを取って会場に到着しました。郡山では、七月二十日に説明会を行い、八月三日、一七日、二四日と三回、市民研究員が三名ずつ交代で通い、共想法を実施しました。私は、十七日の回に実施者として参加させて頂きました。参加者の中には、少し認知症の症状が見られる方もいて、どうなるかと思いましたが、実施者の皆さんの機転のきいた対応で、良く出来たと思います。ただ、会場が天窓のある食堂のため明るく、近くから見てもスクリーンが見づらかったかなと思いました。次回の二十四日はテレビ画面に写真を映し、映像、音声とも改良できたと聞いております。
共想法は常に改良、進化しております。皆様更なるご支援ご協力をお願い致します。   
                  市民研究員 根岸 勝壽 記


波立海岸(福島県)の日の出




「おら家」での説明会の様子
昨年12月、第三回目となる『Xmas講演会・交流会』が、楽しく、盛大に開催されました。
この報告を市民研究員の鬼武眞人さん 及び 明神愛輝さんに書いて頂きましたので、掲載いたします。 尚、昨年11月、「NPO法人 ほのぼの研究所」 と 「NPO法人 きらりびとみやしろ」との間で、“ふれあい共想法”の実施研究協力に関する協定が結ばれましたが、同日、阿部理事長はじめ3名の方が参加され、皆様に紹介されました。 

クリスマス講演会の報告         市民研究員 鬼武眞人
12月14日午後1時30分より、東京大学柏キャンパス図書館メディアホールで、大武美保子東京大学准教授・当研究所代表理事により、「お出かけと会話で認知症予防」と題して、共想法の基礎と最新の実践について講演が行われ、17団体73人の方々が聴講され、平成19年1月に活動を開始して以来、体験者六百人、講演会聴講者が四千人を超えました。
以下に講演の内容をまとめます。

認知症に罹る割合は、八十五歳以上では四人に一人で、知的活動と社会的ネットワークの不足が発症の要因になります。日常生活の中で、三つの認知機能、?注意分割(複数のものに注意する)?体験記憶(出来事を覚えておく)?計画力(計画を立てる)を意識して活用することによって、使わないことに由来する機能低下を防ぐことができます。機能低下を防ぐ具体的な方法として、共想法を開発しました。三つの認知機能を活用するためには、参加者が写真と話題を事前によく考えること、聞くことと話すことのバランスを取るよう配意することが大切です。                                      



東京大学柏キャンパスでのXmas講演会


クリスマス交流会の報告         市民研究員 明神愛輝 
講演終了後、場所をキャンパス内の食堂プラザ・憩に移し、会の主旨に合わせ全員が、サンタ、または、トナカイに扮して交流会を楽しみました。 参加者は、共想法の同窓生であったり、活動分野が同じであったりで、最近の情報交換から昔話まで、話は尽きないようでした。 特に楽しめたのは、全員参加による自己紹介とコメントでした。 ちょうど五時、また会う日を楽しみに散会しました。                                         


クリスマス交流会



「きらりびとみやしろ」の方々の紹介

新年のご挨拶2011

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ほの研日誌 » お知らせ
執筆 : 
TadenumaY 2011-1-2 10:00
新年を迎え、新たな気持ちでお過ごしのこととお慶び申し上げます。

 旧年は、実施地域、施設、参加者の幅が大きく広がる一年でした。
 七月には千葉県柏市、八月には福島県郡山市、九月には長崎県時津町の病院、介護施設において共想法を行いました。そして、認知機能維持向上を切実に必要とする、要介護、要支援、軽度認知症の方にご参加頂き、実施可能性と効果を確かめました。
 九月、十月には、オンデマンド交通、見守りシステムと共想法の三つの先端技術を統合して、乗り合いタクシー共想法を行いました。これまで移動が困難なため参加できなかった、足腰が悪い方に共想法へ参加頂くことができ、共想法への参加を通じて生活が活性化することを確かめました。
 八月、十月には、柏市富勢地区、柏中央地区の近隣センターにおいて、福祉活動に従事されている方に出前講座を行いました。以上の活動は、福祉医療機構、科学技術振興機構、柏市社会福祉協議会の支援を受け、多くの方のご指導、ご協力により実現したものです。心より感謝申し上げます。

 本年は、東葛地域における実施の他、長崎県、埼玉県での実施を支援します。共想法を通じて新たな知見を継続的に生み出す、新たな実施研究の方法論を、国内外の皆様と共に創り上げて参りたいと思います。

 本年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

2011年元旦
NPO法人ほのぼの研究所代表理事・所長
東京大学准教授 大武美保子



「富士に登る朝日」 撮影:市民研究員 根岸勝寿さん

「写真の会」見学記

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 旅行記
執筆 : 
TadenumaY 2010-12-26 10:00
冬晴れの平成22年12月2日(木)、ほのぼの研究所の大武先生と、市民研究員の7名(長谷川、蓼沼、黒田、佐藤、武下、鬼武、塚脇)が、「写真の会」見学のため、茨城県桜川市の介護老人保健施設『マカベシルバートピア』を訪問した。 同所は、筑波山登山口より北北西に約3km、山麓田園風景の広がる田んぼの真ん中にあった。 見事なイングリッシュガーデンの中庭があり、明るくゆったりとした空間の広がるリハビリ主体の介護施設(鉄筋平屋建)である。



窓の外には、筑波山が広がる


 今回の見学は、「ふれあい共想法」をご見学頂いた永田映子様のご配慮によるものである。 同施設では、リハビリの一環として、デジタルカメラで撮影した写真でスクラップブックを作成する「写真の会」を、2グル−プ(火、木)に分かれ、隔週で実施されており、心身の改善に効果がある由。
参加者は、テーマに沿った写真を撮り、プリントし、30cm角の台紙に貼り付け、加えて、シール、リボン、各種の切り抜き素材等で飾り付けをアレンジし、「ことば」を添えて「スクラップブッキング」をするもの。アートセラピーの考え方に基づき、写真を通じて、自由な自己表現を楽しむことが出来る。



デジカメで撮る


 当日のテーマは、「人物」。 参加者は、自分自身を撮影、プリントした写真を好みの台紙に貼り付け、様々な素材で飾り付けを楽しんでおられた。男性2名、女性4名。60歳代後半から93歳まで様々。写真の会の成果か、皆様お元気ではつらつとしておられた。 過去の作品のスクラップアルバムをお宝として居室から持ってこられた方があり、楽しく拝見。 ほの研の長谷川さん、佐藤さん、武下さんは、アルバム制作に挑戦、ステキな作品を完成させた。



写真作品を制作中


 「ふれあい共想法」とは、写真が主体である点は同じであるが、参加者夫々がマイペースの自由な発想で、一定時間、作品つくりに没頭する点は、全く異なる参加形態であった。 ワークショップ終了後、施設のご説明と見学の後、つるべ落としの夕闇迫るなか同所を後にした。



イングリッシュガーデンの中庭

ほのぼの研究所 市民研究員 塚脇章生 記

10月29日、柏中央地区ボランティア交流会のお招きで、「ふれあい共想法」の出前講座を行いました。このボランティア交流会は、柏中央地区9つのサロンスタッフ(ボランティア)で構成されています。

当日、実施しました「一分共想法」の中から、好評だった話題を2点ずつ、二回に分けて、当ブログに掲載いたしますのでご覧ください。

ほのぼの研究所 市民研究員 武下秀子

<一分共想法の話題>
家庭菜園
我が家の愛犬
手賀沼の蓮
海はパラダイス



柏中央地区ボランティア交流会出前講座



柏中央地区ボランティア交流会出前講座参加者

乗り合いタクシー共想法

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TadenumaY 2010-10-10 10:00
ほのぼの研究所では、「乗り合いタクシー共想法」を、9月をAコース、10月をBコースで、実施しています。最後回を「まとめ」とし、4回シリーズとなっています。
共想法のテーマは、第一回目「好きなものごと」、第二回目「ふるさと、旅行、近場の名所」、第三回目「健康、食べ物」です。 同コースの参加者よりお寄せ頂いた話題要旨のうち、ご了承頂いたものを、順次、掲載してまいります。
ここで言う乗り合いタクシーは、タクシー車両を用いたオンデマンド交通を、高齢者に分かりやすく言い換えたものです。「乗り合いタクシー共想法」は、東京大学オンデマンド交通プロジェクトとほのぼの研究所が連携して、足腰が悪く外出が難しい方に、認知症予防を目的とする共想法に参加頂く取り組みです。

    ほのぼの研究所 広報
去る7月に行なわれましたほのぼの研究所WAM記念講演会・交流会についての記事を、市民研究員の黒田征二さんに書いて頂きました。本日掲載できましたのでご覧下さい。

平成22年7月13日、ほのぼの研究所の設立三周年を記念する行事が東京大学柏キャンパスで催されました。今年も、昨年同様、記念講演会と交流会の二部構成でした。特に、第一部の記念講演は、今年度採択されたWAM(福祉医療機構)実証事業の記念して、大変多くの方々にご参加いただきました。

第一部の講演会は、柏図書館メディアホールを会場に午後1時30分より、参加者111名と、ほぼ満席のなか、主賓の前医師会会長の宮地先生のご挨拶に続き、当研究所の大武美保子代表理事より、「やわらか頭で認知症予防」をタイトルに基調講演を行いました。参加者の方々があちらこちらで頷いておられるのが印象的でした。


大武先生の講演「やわらか頭で認知症予防」

続いて、デモンストレーションとして、応募いただいた24名の方々に、4班に分かれて「写真で語る東葛の魅力」をテーマに、一分共想法を実施しました。会場の関係で、舞台上での実施になり、緊張されるのではないかと心配しましたが、皆さんとても落ち着いて、楽しそうにお話をされていました。一つのテーマを24人24様の視点からとらえられたお話には、「ワアー、きれい!」とか「アッ、ここ知ってる!」など、あちらこちらでささやきがおこり、会場全体で盛り上がっていました。当日の話題につきましては、WAM記念講演会 一分共想法 まとめをご覧ください。


一分共想法「写真で語る東葛の魅力」


午後4時からは,会場を校内の食堂「プラザ・憩」に移し、立食形式で交流会を行いました。60名の参加をいただき、肩が触れあうほどの盛況で、共想法、ほの研の話題で盛り上がっていました。


交流会

ご参加いただいた皆様!3周年記念を盛り上げていただき、ありがとうございました。有意義な時間を過ごして頂けましたでしょうか。
これからも、ほのぼの研究所の活動をご支援下さい。