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ほの研ブログ - 第2回柏市民盛年の集いへの参加

第2回柏市民盛年の集いへの参加

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
NagataE 2017-7-9 8:00
  2017年5月31日(水)アミュゼ柏で開催された第2回柏市民盛年の集いに参加しました。この催事は、柏市内に在住する高齢者を対象に、リタイア後の長い人生を、「いかに輝いて生きていくか」を考えるきっかけづくりを行うため、柏市、柏商工会議所および柏市社会福祉協議会の後援を得て、公益社団法人柏市シルバー人材センターが主催するもので、参加資格は60歳以上の柏市民と限定されたものでした。ほのぼの研究所は昨年に引き続2回目の参加となりました。

来賓の挨拶

 今回はホワイエ展示ブースにて活動をポスター等で展示、PRするのに加えて、クリスタルホールのステージで活動内容をアピールすることとなり、大武先生と田口、根岸、清水、松村、長久の研究員が参加しました。  

ホワイエでのほのぼの研究所活動紹介展示

  満員のクリスタルホールでは、開会挨拶、来賓の柏市役所、千葉県シルバー人材センター連盟、柏市社会福祉協議会等、関係者の挨拶に続いて、東京大学高齢社会総合研究機構 秋山弘子特任教授の「セカンドライフの上手な設計」と題した講演がありました。

 「人生50年」から「人生100年」時代になった今、教育、就職、結婚・・・・定年退職といった画一的なライフサイクルの時代から、自らが設計して生きる、多様な人生設計が可能になったこと。定年後の人生に対する意識も、余生をつつがなく過ごしたいという思いよりも、定年をセカンドライフの出発点と捉える人が増えてきていること。少子高齢社会において社会環境や意識が変化した中、まだまだ社会の支え手でありたいと思っているシニアも多いはず。柏市をはじめ、鎌倉市などで進められている、各人が持てる力を持ち寄って、コミュニティーや街づくりに参加して、セカンドライフを充実しようと試行錯誤している事例を紹介しながら、それぞれがよりよいセカンドライフの設計の仕方を考えてほしいと、締めくくられました。

  休憩をはさんで、シルバー人材センター関係者から、セカンドライフのいきいきとした活動事例や実践施策が述べられた後、市内で活動する団体・サークルの紹介となりました。2番手に登場の大武先生は、まず高齢ドライバーの話題で認知症への関心をひきつけ、防ぎうる認知症は「脳の使い方を工夫することで予防できる」として、「共想法」を動画やスライドを効果的に使って説明しました。併せて多世代、他分野にわたって、ほのぼの、かつ元気に活動するほのぼの研究所の活動を紹介し、大いに参加をいざないました。

ホワイエ展示に集まって下さった参加者と交流する研究員

  先生の元気な呼びかけが奏功したのでしょう、アトラクション前の休憩時間には、開演前同様に参加の皆様が立ち寄って展示物を熱心に見たり、研究員の説明に耳を傾けて下さいました。果たして、興味を持って下さった方から早速記念講演会への参加申し込みや、活動についてのお問い合わせをいただきました。後日も引き続き参加者からお申込みがあり、今回の盛年の集いに参加して、より多くの方々に直接、活動をご紹介し、交流する機会を得られたことを、ありがたく思いました。
  ここに改めて、ご尽力いただきました柏市シルバー人材センターのご担当の方々に、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

市民研究員 根岸勝壽 


コメント:市民研究員 E.N.さん
  このような交流の場があることは貴重ですね。柏市民の皆様の活発な取り組みに刺激を受けました。人材の宝庫であるシルバー人材センターを、もっと活用させていただきたいと思います。

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