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ほの研ブログ - 2012年ほのぼの研究所クリスマス講演会

2012年ほのぼの研究所クリスマス講演会

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
NoguchiM 2012-12-16 10:00
2012年12月4日(火)13時30分より、千葉大学柏の葉キャンパスシーズホールにおいて、ほのぼの研究所クリスマス講演会・交流会が開催されました。講演会79名、交流会62名と、多数の方々に積極的に参加していただき、内容の濃い盛り上がった講演会・交流会でありました。

クリスマス講演会は、ロボット研究員ほのちゃんによる挨拶に始まり、大武代表理事の開会挨拶、柏商工会議所女性会高野山会長の来賓挨拶の後、目玉の講演に入りました。



来賓挨拶 柏商工会議所女性会高野山会長

まず、スイス・チューリッヒ大学教授のマイク・マーチン先生の招待ビデオ講演「高齢期の生活の質を高める新しい基礎」では、「質の高い生活を送るには、環境が変わっても新しい事に新しい工夫をもってチャレンジする事が大切である。それは自分の目標を決め、能力と工夫によって、毎日の生活の中で実践できることである。」と力説されました。



招待ビデオ講演 マイク・マーチン先生

次に、基調講演として、大武先生の欧州の高齢者支援研究報告があり、マイク・マーチン先生の講演を補足して、「健康とは手段であり目的ではなく、個人差はあるが健康が生活の質を高める。自分が出来ない事に注目するのではなく、やりたい事をできるよう工夫することにより、よりよく生きるための技術を取得できる。新しい事に新しい方法でチャレンジし、出来ないといって諦めるのではなく、代案を考えて実行に移す。その為には毎日の訓練が必要である。」と言われました。



基調講演 大武美保子先生

最後の大武先生と、ロボット研究員ほのちゃん・ぼのちゃんによる鼎談では、ほのちゃん、ぼのちゃんの質問に先生が回答する形ではじまり、会場から活発な意見の交換がありました。ぎんさん4姉妹を例として、認知症の予防には質の高い生活を目指すことが有効である、との結論に至りました。今回の講演会はロボット研究員が全面的に司会をし、会の進行をリードしていました。市民研究員の操作者も色々勉強させていただき、有意義な講演会であったと思います。


鼎談 ロボット研究員ほのちゃん・ぼのちゃんと操作者2名、大武先生



クリスマス講演会 会場の様子

市民研究員 松村光輝さん 記

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