ほの研ブログ - スマホAI × 街歩き × 共想法体験3日間プログラム 実施報告 その2
2025年5月〜6月にかけてほのぼの研究所では「虹色未来大学」様とのコラボ企画−スマートフォンを活用した最新AI体験、地域の魅力を再発見する街歩き、そして写真を用いた対話「共想法」ーを、以下3日間にわたる楽しく学びのあるプログラムとして実施しました。
◆Day1 スマホでAI体験
◆Day2 街歩き体験
◆Day3 共想法体験

コラボ企画チラシ
虹色未来大学様は、2022年に設立、『志縁』をキーワードに掲げ、令和シニアの新3K(行動・経験・感動)を提唱し、人生100年時代の長い余生を仲間と共に再創造していく“ハッピーエイジング・メゾット”啓蒙活動を行っている柏市民公益活動促進基金に登録の任意団体です。柏市、我孫子市を中心にデジタル機器を活用した高齢者のつながり創出事業をはじめとして幅広く活動中です。
2024年1月に開催したほのぼの研所の認知症予防講座「共想法」体験会にメンバーが参加されたのをきっかけに、この企画が実現しました。
なお、本イベントは、令和7年度柏市社会福祉協議会 共同募金配分金による助成を受けて実施したものです。
3日間の様子を、先週(Day1)に引き続き、今週は(Day2・Day3)の模様を報告させていただきます。
◆Day2 街歩き体験
6月10日、千葉県流山市にある「白みりんミュージアム」にて街歩き体験を実施いたしました。あいにくの雨天となったため、当初予定していたつくばエクスプレス線柏の葉キャンパス駅周辺の散策コース」から変更、初めての「屋内での街歩き」となりました。が、お足元が悪い中にもかかわらず、参加者16名、虹色未来大学サポーター5名、ほのぼの研究所市民研究員6名 計27名の多くの方々にご参加いただきました。

切絵灯篭が迎えてくれる白みりんミュージアム玄関
□ミュージアムでの多くの学びと体験
20名を超える団体として、まずミュージアムのガイドの方に館内をご案内いただきました。参加者には地元にお住いの方もいらっしゃいましたが、みりんの歴史については初めて知ることも多かったようで、皆さん熱心に説明を聴いてくださいました。特に、「天晴(あっぱれ)」や「万上(まんじょう)」といったみりんの二大ブランドの歴史には強い関心が寄せられていました。

熱心にガイドさんの説明に耳を傾ける方々
続いて、地元にゆかりの深い俳優が登場するドラマ仕立ての動画「流山白みりんはじめて物語」を鑑賞した後は、それぞれが「もろみをかき混ぜる」等五感を使う体験コーナーやみりんに関するクイズコーナーを試される楽しく学べるひとときとなり、時間が経つのもあっという間に感じられました。

「流山白みりんはじめて物語」の鑑賞(左)色々な体験(右)
□ 「共想法体験」にそなえて写真の撮影と登録
いろいろな体験を通して、自由に写真撮影をしていただきましたので、終了が近づく頃に全員で集まり、Day3「共想法」で使用するための「新しい発見」をテーマにした写真登録も行いました。「どの写真にしようか迷うなぁ」という写真選びに困る声もありましたが、前回の学びを思い出し、スタッフの方々のサポートを受けながらスマホ操作を確認、全員が無事登録を完了しました。
□手厚いに感謝
あいにくの雨ではありましたが、皆さんの笑顔が詰まった集合写真が、当日の楽しさを物語っています。
ご参加の方々、そして手厚くスマホ操作のサポーをして下さったに虹色未来大学の方々に心より感謝申し上げます。

帆船の模型の前で全員で記念撮影
◆Day3 共想法体験
6月24日、ラコルタ柏での「共想法体験」には、参加者12名、見学者5名、虹色未来大学サポーター8名、ほのぼの研究所市民研究員8名 計33名にご参加いただきました。前回の街歩きには参加されなかった方にも「共想法に興味がある」と見学に来て下さる等、新たな広がりも見られました。
□ 認知症予防の学び
まずは、大武所長より「認知症予防」に関する講話があり、「身近に認知症の方がいるので勉強になった」という声も聞かれ、熱心にメモを取りながら耳を傾けて下さいました。

認知症予防に関する講話
□ 共想法:写真を介した対話の体験
「共想法」についての説明の後、いよいよ、写真を見ながら仲間と語り合う、認知症予防につながる会話支援手法「共想法」の体験開始!!。1グループ4人に分かれ、各自がDay2街歩きで撮影し登録した写真が映し出される画面㋾見ながら、1分間で説明→その後、他のメンバーが2分間質問をし、本人が答えるという流れで進められました。街歩きから2週間が経っていましたが、どなたも体験を鮮明に記憶されており、会話が盛り上がりました。「そうだったね!」、「ああ、そういう意味だったのだ」といった反応も多く、写真がきっかけとなって個人の記憶が他者との共通体験に変わる瞬間があちこちで見られました。

参加者による共想法体験

最終日、全員で記念撮影
□感謝とコラボの成果と今後について
今回のコラボレーションは初の試みでしたが、参加者の皆さまのご協力と前向きな姿勢に支えられ、笑顔と学びにあふれた3日間となりました。
ご参加・ご協力いただいたすべての皆さまに心より感謝申し上げます。
「学び合い、つながり合う場」として、今後も活動を続けてまいります。
今後も、虹色未来大学さんとの連携による新たな企画を予定しております。
詳細が決まり次第、またご案内いたしますので、ぜひご参加ください。
以下リンクにて、当報告前半をご覧いただけます。
リンク:スマホAI × 街歩き × 共想法体験3日間プログラム実施報告 その1
◆Day1 スマホでAI体験
◆Day2 街歩き体験
◆Day3 共想法体験

コラボ企画チラシ
虹色未来大学様は、2022年に設立、『志縁』をキーワードに掲げ、令和シニアの新3K(行動・経験・感動)を提唱し、人生100年時代の長い余生を仲間と共に再創造していく“ハッピーエイジング・メゾット”啓蒙活動を行っている柏市民公益活動促進基金に登録の任意団体です。柏市、我孫子市を中心にデジタル機器を活用した高齢者のつながり創出事業をはじめとして幅広く活動中です。
2024年1月に開催したほのぼの研所の認知症予防講座「共想法」体験会にメンバーが参加されたのをきっかけに、この企画が実現しました。
なお、本イベントは、令和7年度柏市社会福祉協議会 共同募金配分金による助成を受けて実施したものです。
3日間の様子を、先週(Day1)に引き続き、今週は(Day2・Day3)の模様を報告させていただきます。
◆Day2 街歩き体験
6月10日、千葉県流山市にある「白みりんミュージアム」にて街歩き体験を実施いたしました。あいにくの雨天となったため、当初予定していたつくばエクスプレス線柏の葉キャンパス駅周辺の散策コース」から変更、初めての「屋内での街歩き」となりました。が、お足元が悪い中にもかかわらず、参加者16名、虹色未来大学サポーター5名、ほのぼの研究所市民研究員6名 計27名の多くの方々にご参加いただきました。

切絵灯篭が迎えてくれる白みりんミュージアム玄関
□ミュージアムでの多くの学びと体験
20名を超える団体として、まずミュージアムのガイドの方に館内をご案内いただきました。参加者には地元にお住いの方もいらっしゃいましたが、みりんの歴史については初めて知ることも多かったようで、皆さん熱心に説明を聴いてくださいました。特に、「天晴(あっぱれ)」や「万上(まんじょう)」といったみりんの二大ブランドの歴史には強い関心が寄せられていました。

熱心にガイドさんの説明に耳を傾ける方々
続いて、地元にゆかりの深い俳優が登場するドラマ仕立ての動画「流山白みりんはじめて物語」を鑑賞した後は、それぞれが「もろみをかき混ぜる」等五感を使う体験コーナーやみりんに関するクイズコーナーを試される楽しく学べるひとときとなり、時間が経つのもあっという間に感じられました。

「流山白みりんはじめて物語」の鑑賞(左)色々な体験(右)
□ 「共想法体験」にそなえて写真の撮影と登録
いろいろな体験を通して、自由に写真撮影をしていただきましたので、終了が近づく頃に全員で集まり、Day3「共想法」で使用するための「新しい発見」をテーマにした写真登録も行いました。「どの写真にしようか迷うなぁ」という写真選びに困る声もありましたが、前回の学びを思い出し、スタッフの方々のサポートを受けながらスマホ操作を確認、全員が無事登録を完了しました。
□手厚いに感謝
あいにくの雨ではありましたが、皆さんの笑顔が詰まった集合写真が、当日の楽しさを物語っています。
ご参加の方々、そして手厚くスマホ操作のサポーをして下さったに虹色未来大学の方々に心より感謝申し上げます。

帆船の模型の前で全員で記念撮影
◆Day3 共想法体験
6月24日、ラコルタ柏での「共想法体験」には、参加者12名、見学者5名、虹色未来大学サポーター8名、ほのぼの研究所市民研究員8名 計33名にご参加いただきました。前回の街歩きには参加されなかった方にも「共想法に興味がある」と見学に来て下さる等、新たな広がりも見られました。
□ 認知症予防の学び
まずは、大武所長より「認知症予防」に関する講話があり、「身近に認知症の方がいるので勉強になった」という声も聞かれ、熱心にメモを取りながら耳を傾けて下さいました。

認知症予防に関する講話
□ 共想法:写真を介した対話の体験
「共想法」についての説明の後、いよいよ、写真を見ながら仲間と語り合う、認知症予防につながる会話支援手法「共想法」の体験開始!!。1グループ4人に分かれ、各自がDay2街歩きで撮影し登録した写真が映し出される画面㋾見ながら、1分間で説明→その後、他のメンバーが2分間質問をし、本人が答えるという流れで進められました。街歩きから2週間が経っていましたが、どなたも体験を鮮明に記憶されており、会話が盛り上がりました。「そうだったね!」、「ああ、そういう意味だったのだ」といった反応も多く、写真がきっかけとなって個人の記憶が他者との共通体験に変わる瞬間があちこちで見られました。

参加者による共想法体験

最終日、全員で記念撮影
□感謝とコラボの成果と今後について
今回のコラボレーションは初の試みでしたが、参加者の皆さまのご協力と前向きな姿勢に支えられ、笑顔と学びにあふれた3日間となりました。
ご参加・ご協力いただいたすべての皆さまに心より感謝申し上げます。
「学び合い、つながり合う場」として、今後も活動を続けてまいります。
今後も、虹色未来大学さんとの連携による新たな企画を予定しております。
詳細が決まり次第、またご案内いたしますので、ぜひご参加ください。
以下リンクにて、当報告前半をご覧いただけます。
リンク:スマホAI × 街歩き × 共想法体験3日間プログラム実施報告 その1
市民研究員 三浦 真代