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ほの研ブログ - 二周年記念講演会及び交流会の報告

二周年記念講演会及び交流会の報告

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TadenumaY 2009-7-26 15:10
 さる7月14日さわやかちば県民プラザで、ほのぼの研究所二周年記念の講演会と交流会が、開催されました。 当日はちょうど梅雨明け初日と天候にも恵まれ、さわやかちば県民プラザ所長森村隆二様、柏市医師会会長宮地直丸様、柏市介護予防センターほのぼのプラザますお所長秋谷敏雄様、科学技術振興機構森壮一様をご来賓に迎え、県民プラザの大研修室が一杯になるほどの盛況でした。

 この記念行事の報告を、当研究所の市民研究員である塚脇章生さんに書いていただきましたので、ここに掲載致します。

<ほのぼの研究所二周年記念講演会>
◆代表理事 大武美保子(東京大学准教授/NPO法人ほのぼの研究所代表理事・所長)の挨拶:
 今回の講演会、交流会も、ほのぼの研究所のメンバーによる手作りで準備したこと、ほのぼの研究所の開設趣旨を述べ、本日の記念行事は参加者にとって、一期一会の機会であると、交流会の有効活用を力説しました。

◆来賓 森村隆二(さわやかちば県民プラザ所長)のご挨拶:
 さわやかちば県民プラザは、千葉県の生涯学習と芸術文化の拠点として1996年に設置され、昨年12月で利用者がのべ500万人を超えたとの紹介がありました。研究教育機関との連携を目指して2007年度に企画した柏の葉アカデミア講座がきっかけで、2008年、2009年度の認知症の予防連続講座が実現したとの経緯を述べ、2周年を祝されました。


県民プラザ 森村所長

◆基調講演 東京大学准教授 大武美保子
「聞く力をつけて認知症予防」と題して、認知症予防には、「知的活動で、社会ネットワークの基礎となる会話が有効であること、計画力・エピソード記憶・注意分割力の重要性を「脳のパターン化仮説」で解説。共想法のマスコットキャラクター「聞き耳うさぎ」のイラストを用いて、共想法を紹介しました。


基調講演 大武准教授

◆活動報告と今後の予定 長谷川多度(NPO法人ほのぼの研究所副代表理事・市民研究員)
報告事項として、以下の四点について述べました。
?活動開始の背景、?ほのぼの研究所の特色、?現在までの主要行事、?研究成果の公開・発信状況、?民産官学の連携研究拠点で、人材育成機関である。次に、今後の予定として、以下の三つの活動への参加を呼びかけました。
?本年10月より開講予定の認知症の予防「ミニ講座」、?10月9日の特別講演会「回想法を学ぶ」、?会員募集要領


長谷川市民研究員

◆「ふれあい共想法」の公開実施:
4つのテーマ<?好きなものごと、?ふるさと・旅行・近所の名所、?健康と食べ物、?笑いと失敗談>について、テーマごとに6名を1グループとして、合計24人それぞれが用意した写真の説明を、一人1分間で実施。質問は時間の都合で各グループ先着の3人までとし、通常週一回一ヶ月で行う共想法を、約一時間で体験しました。

24人の参加者は、これまでふれあい共想法の講座に参加した高齢者や市民研究員の他、ふれあい共想法に興味を持つ大学生や、企業の開発者、柏市役所の職員など多彩な顔ぶれで、多種多様な話題が飛び出しました。ぶっつけ本番で参加された方も多く、ドギマギされた場面もありましたが、会場の聴衆共々楽しいひと時でした。


共想法の公開実施



記念行事会場


<ほのぼの研究所二周年記念交流会>
記念講演会に引き続き、さわやかちば県民プラザ1階・レストラン赤坂クールポール柏の葉店にて、ほのぼの研究所設立二周年記念交流会を開催しました。

◆交流会・開会挨拶:大武美保子
 3階での講演、実演をきっかけに、活発な懇談が深まることを勧められました。

◆来賓挨拶と乾杯:宮地 直丸(柏市医師会会長)
認知症は症状であり、予防には「話=会話」が重要であること、記憶・注意・計画は、それぞれ過去、現在、未来に対応し、共想法にはこれらが備わっているとコメントされました。そして、社会とつながり、活動的な80歳を目指しましょうと、励ましの言葉を頂き、コーヒーで乾杯しました。


宮地柏医師会会長

◆交流会風景:
認知症予防への思い、24人共想法での写真への質問、などなどコーヒーとケーキの懇談の1時間はアット言う間に終了しました。


交流会風景

◆中締め:上橋 泉(柏市会議員/NPO法人ほのぼの研究所監事)
ほのぼの研究所の今後の発展と参加者のご活躍を祈念し、万歳三唱でお開きとなりました。


上橋柏市会議員

 
以 上

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