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ほの研ブログ - 「東葛菜の花」出前講座

「東葛菜の花」出前講座

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TadenumaY 2012-1-29 11:10
2011年7月24日(日)、柏市教育福祉会館2F会議室にて、東葛菜の花「高次脳機能障害者と家族の会」第62回例会にお招き頂き、家族の会の会員の方に共想法を体験して頂く出前講座を行いました。ほのぼの研究所市民研究員の蓼沼さん、前川さん、田口さん、武下さん、塚脇さんが、パソコン操作、司会および記録を担当しました。

まず、共想法について説明し、NHKの首都圏ネットワークで放映された「ふれあい共想法」の報道をご覧頂きました。その後、36名の参加者が見守る中、各グループ4名ずつ、3グループ計12名の方が、共想法に初挑戦されました。家族で出かけた足湯やスカイツリー、震災当日のこと、サッカーや楽器のことなど、思いの詰まった興味深いお話を聞かせて頂きました。

伝えたいことを表す言葉を見つけることが難しい症状を持つ方も参加されましたが、事前の心配をよそに、写真を見ながらその場で出た質問にも的確にお話され、和やかな会となりました。世話人の方の半年以上前からの綿密な準備と、初めての経験に勇気を持って家族で取り組まれた会員の皆様の熱意の賜物です。心より感謝申し上げます。コミュニケーションの難しさを乗り越える方法として、共想法を役立てる方法を、参加頂く皆様のご協力を得て、明らかにして参ります。

                 ほのぼの研究所所長 大武美保子 記


東葛菜の花「出前講座」会場の様子



ふれあい共想法の体験

後日談:この出前講座での体験参加を通じて、参加者のうちの一名の方が継続を希望されました。その後、リハビリテーションを目的として、共想法継続コースに参加頂いています。

- 東葛菜の花「高次脳機能障害者と家族の会」ウェブサイト

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