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ほの研ブログ - 第12回 認知症ケア学会大会 聴講記

第12回 認知症ケア学会大会 聴講記

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TadenumaY 2011-10-2 10:00
先般、横浜市で行われました『認知症ケア学会大会』に、参加された、現在研修コースに参加されている永田映子さんに、聴講記を書いて頂きましたので、写真とともに掲載致します。ご覧下さい。

2011年9月24日〜25日、横浜市みなとみらい地区パシフィコ横浜で開催された第12回認知症ケア学会大会に参加しましたので、ご報告いたします。2万人近い会員数の認知症ケア学会が開催する大会は会場の規模も大きく、昨年の神戸大会同様大勢の方が参加されていました。


認知症ケア学会が開かれた会場の夕景

今年度は回想法の野村豊子先生が座長をつとめられたシンポジウム「コミュニケーションとアクティビティーの可能性」に、大武先生がシンポジストとして参加されました。題名は「写真と会話で“想い”を“共”有する共想法」でした。回想法的な共想法、あるいは共想法形式の回想法が可能と伺い、これからの広がりが楽しみになりました。


大武先生の講演(回想法と共想法)

他には園芸療法の安川緑先生、アートセラピーの長坂剛夫先生、古地図語りの会の福島廣子先生と本間萌先生がさまざまな活動を報告されました。その底には活動を見守る先生方の暖かいまなざしが流れているように感じられました。またケアをする側が反対に慰めと喜びを手にしていると伺い、人と人との関わりの奥深さを教えていただきました。


シンポジウムのパネリスト

夕方ステンドグラスの映える会場を後にし、近くのレストランで食事をしていましたら隣の席では「共想法って初めて聞いたわ」と早速話題になっていました。
                         永田映子さん記
追記:
永田さんは、「高齢者が写真で表現することについての意義の考察ー震災のさなかに制作されたアルバム画像において語られたものー」について、ポスター発表されました。


ポスターの前で説明する永田さん(後ろ向き)

大武美保子先生記

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