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ほの研ブログ - 人工知能学会セミナー聴講記

人工知能学会セミナー聴講記

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TadenumaY 2011-4-3 10:30
第61 回人工知能セミナーの参加報告を、当研究所の市民研究員である塚脇章生さんに書いていただきました。開催後に速報としてまとめられたものですが、本日掲載出来ましたのでご覧ください。

平成22年10月7日(木)、東京・三田の東京工業大学キャンパスイノベーションセンターで、「ヘルスケア〜予防・医療・介護の立場から」と題して、第61回人工知能学会セミナーが開催され、ほのぼの研究所の大武先生が講演された。ほの研からは長谷川、武下、塚脇の3名が、お手伝いを兼ねて、セミナーを聴講した。以下は、その概要である。

 大武先生の講演は、開会挨拶後のトップバッターで、「認知症予防を目的とする共想法の開発―ほのぼの研究所における共同研究の取り組み」と題してであった。
 講演では、以下の四点について述べられた:?高齢者の高齢者による高齢者のための認知症予防、?会話による認知症予防回復支援サービス、?民産官学連携研究拠点「ほのぼの研究所」の設立と歩み、?今後の展望。特に、高齢者との共同研究で、?高齢者は、サービス提供者であると同時に、認知症予防回復支援サービスを研究テーマとして活動する生涯研究という新たなライフスタイルの実践者として、主要な役割を果たして来たこと、?高齢者は、高齢社会のサービスイノベーションの担い手となりうることが明らかになったこと、?今後は、より困難な状況にある高齢者が再び元気を取り戻すができるサービスを創造すること、を強調された。

 講演に加えて、セミナー聴講者に「共想法」をご理解頂くため、大武先生のご指示で、ほの研の聴講者3名が「一分共想法」の実演を行った。
 その他の講演は、?「事例分析に基づいたモチベーションマネージメント技術の開発と保健指導システムへの応用」 伴秀行(株式会社日立製作所中央研究所)、?「医用画像診断システムと臨床アプリケーション」 山形仁(東芝メディカルシステムズ株式会社)、?「救急医療現場における工学的サポートの重要性について」 阪本雄一郎(佐賀大学医学部救急救命センター)、?「サービス・サイエンスに基づく先端的健康サービスの創造」 久野譜也(筑波大学大学院人間総合科学研究科)、であった。


市民研究員による共想法の実演

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