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ほの研ブログ - NagataEさんのエントリ

2013年6月4日から7日まで、富山国際会議場で開催された、人工知能学会に参加したので報告します。ほのぼの研究所からは、大武先生、市民研究員の佐藤和子さん、永田映子が参加しました。昨年山口大会で無事卒業した近未来チャレンジセッションに引き続き、初の取り組みとして国際セッション「COGNITIVE TRAINING AND ASSISTIVE TECHNOLOGY FOR AGING (高齢者の認知機能訓練と支援技術)」が開催されました。私は次回が国際セッションと伺っていたので、自分とは無関係なものと考えておりましたが、英語での発表を勧められチャレンジすることにしました。辞書片手に発音記号を調べるところから始め、文字通り、狐につままれた思いで会場へと向かいました。


第27回人工知能学会富山大会が開催された富山国際会議場

5日午後の部、6日午前の部において、全部で12件の発表がありました。スイス、日本、韓国、インドネシアなどの国々から、国際色豊かな方々が集まりましたが、印象的だったのは、東南アジアの皆様が、母国語のように英語を話されるということでした。
5日午後の部では、最初にスイスのチューリッヒ大学Mike Martin教授の遠隔会議システムskypeを用いた遠隔招待講演があり、去年のクリスマス交流会で聞いたなつかしい声で、機能的生活の質(fQOL)モデルのお話が展開されました。


Mike Martin教授の遠隔招待講演(スライド右上に写っているのがMartin先生)

同じく5日には、私も施設の写真活動について発表させていただきました。直前に風邪をひいたので、滑らかとはいきませんでしたが、原稿を目で追うことだけは何とかできました。英語での発表が人生初という方が、私以外にも数名いらしたので、少し救われました。


報告者の発表

6日午前の部では、最初に韓国の成均館大学Sukhan Lee教授の招待講演がありました。アメリカ滞在の長い先生の英語は、うらやましい位流暢でしたので、生活支援ロボットの写真を拝見しながら、何となく分かったような気分になりました。


Sukhan Lee教授の招待講演

6日午前の部の最後には、大武先生が名古屋のぎんさん姉妹の会話研究について発表されました。NHKの取材映像をまじえて、明るい姉妹の会話が響きました。


ぎんさん姉妹の会話について発表する大武先生(右端)応援団の市民研究員(左端)

セッション終了後、その日に発表された方を中心にして、記念撮影がありました。中央の黒いスーツの方がLee先生です。


国際セッション発表者記念撮影

その後、近くの日本食レストランで、海鮮丼を囲んでの会食がありました。メニューを選びながら、Lee先生が「生の魚も大丈夫です。米国から帰ってきてから、韓国の料理の辛さにはまだ慣れない。」とおっしゃったので、一同爆笑となりました。


国際セッション発表者会食

6日の夕方、会場前の富山城を拝見しようと出かけ、お堀の前で写真と撮っていますと、何やら不思議な物体を発見しました。富山市はガラス産業が盛んだと伺っていましたので、おそらくはガラス製品かと思われます。題名は「ピカソ・銀」とあり、「金」も隣に並んでいました。これもぎんさんの娘4姉妹との、何かのご縁かもしれません。

 
富山城(左)、彫刻「ピカソ・銀」(右)

市民研究員 永田映子 記

デジカメ撮影特訓

カテゴリ : 
今日の共想法 » 笑い・失敗談
執筆 : 
NagataE 2013-5-19 10:00
今年1月から共想法に参加しています。自宅でお正月風景を撮影したつもりでしたが、残念ながら、カメラにはな〜んにも写っていませんでした。原因は、カメラのボタンをあちこちいじってしまい、肝心の写真が撮れなかったことにあります。今回は、しっかりと覚えるために、特訓を受けています。「必要なボタンは2つですよ」と教えてもらったので、多分今度からは大丈夫でしょう。カメラは兄の形見の品です。
       

マカベ共想法参加者 M.M.さん




デジカメ撮影特訓

コメント:市民研究員 .H.T.さん記
  「必要なボタンは2つですよ」、特訓の甲斐があってよかったですね。きっと、お兄様も応援しておいでですよ。わたしは緊張のあまり、シャッター以外のところまで押してしまい、撮れなくなったことがありました。今も先輩方に教わっています。ご一緒に頑張りましょう。

猫の徒然草

カテゴリ : 
今日の共想法 » 居心地のいい場所
執筆 : 
NagataE 2013-5-5 10:00
  吾輩は猫であるが、ただの猫にあらず。家族の一員として、日々人間と同じものを食しておる。この家には、お祖母さんの孫やひ孫がよく里帰りしてくるが、障子越しに元気に泣く声が聞こえたので、気になって立ち止まった。


障子越し

  しばらくしてから、今度はガラス戸越しに赤ちゃんが見えた。声の主は、お祖母さんのひ孫であった。ふっくらしたホッペがかわいいな〜と見とれてしまった。それにしても、よく泣く赤ちゃんである。さて、吾輩はこれから昼寝でもするとしよう。


ガラス戸越し

マカベ共想法参加者 T.S.さん


コメント:市民研究員 E.N.記
  T.S.さんはデジタルカメラ歴4年の女性で、現在は90歳を超えました。家族の一員として、のびのびと暮らしている飼い猫の様子が、写真から伝わってきます。それを見つめるT.S.さんのまなざしが暖かく、ユーモアあふれる写真となりました。お孫さんやひ孫さんにとっても、居心地のよい家なのでしょう。
我が家では3度の食事、10時と3時のおやつも娘が手作りしてくれます。味噌や梅干し、野菜は自家製です。炊飯器で作るケーキは油を使わないのでとてもヘルシーです。ホットケーキの素、サツマイモ、粉茶、ニンジン等を入れて炊飯器で炊きます。添えるジャムは庭でとれたラズベリー、砂糖は控え目にして電子レンジで作ります。普通の炊飯器では2回ほど炊く必要がありますが、粉を100g、生クリーム300g、砂糖80g、卵を4個にすると普通のケーキにもなります。
       マカベ共想法参加者 T.S.さん



コメント:市民研究員 H.T.さん
ふんわりとしたホットケーキに艶やかなジャム、真っ白な器に映えて美味しそうですね。丁寧なレシピも魅力です。炊飯器で作るホットケーキ、私にも作れそうでうれしくなります。親御さまのご健康を気遣われるお嬢さまの手作りおやつ、素晴らしいですね。食卓の彩りにご家族のお幸せが満ち溢れています。
家の玄関前には樹齢300年といわれるもみじが斜めに植えられています。中が空洞でスズメバチの巣ができたこともあり何時倒れるかと心配ですが、2本の太い材木で支えています。背丈は屋根ほどにもなった家の宝物、これからも大切にしていきたいと思います。震災の時は屋根瓦が崩れて落ちてきましたが幸いもみじは無事でした。庭にいた私は危うく命拾いをしました。
       マカベ共想法参加者 N.I.さん



コメント:市民研究員 H.T.さん
樹齢300年と聞けば、神社や寺院等を想像しますが、自宅の玄関、しかも屋根より高い雄々しさには目を見張るばかりです。大樹には神が宿るといいます。四季折々、家や周りの人々を守ってくれる紅葉は貴重な存在なのですね。

国立市出前講座

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
NagataE 2012-12-2 10:00
2012年10月21日(日)国立市公民館における、ほのぼの研究所出前講座「共想法で認知症予防―物忘れが気になるあなたへ―」に参加しましたのでご報告いたします。当日はお天気にも恵まれちょっとした旅行気分で柏駅を出発しました。10時過ぎの常磐線に乗り、新松戸で武蔵野線、西国分寺で中央線に乗り換え合計で80分ほどの移動でした。西国分寺駅構内ではおしゃれな絵が描かれた駅中ショップを発見し、皆で「素敵ね〜」と言いながら写真を撮っていたら電車に乗り遅れそうになり慌てました。


西国分寺駅構内


目的地の国立駅で大武先生、山口学生さんと落ち合い、ほどなく講演を依頼された一般社団法人リングリンクくにたちの河津征二様にお出迎えいただきました。駅前の並木や草花を眺めながら歩き、駅近くのお店で美味しい昼食をご馳走になりました。国立市公民館までは徒歩ですぐでしたが、途中の街並みは「文教都市くにたち」という名前のとおり学生時代を思い出させる雰囲気が漂っていました。


講演会準備


公民館の地下ホールに着くとスタッフは早速機材の準備をしました。会場には続々と参加者の皆様が集まり、14時には講演会が始まりました。最初に河津様から大武先生の経歴とほのぼの研究所の活動のご紹介があり、次に国立市健康福祉部高齢者支援課の課長大川潤一様のご挨拶へと続きました。講演会のお手伝いをするのはピンクの衣装でおめかしをしたほのちゃんです。先生のお話が長引くと「手短にお願いしますね」と首をかしげながら釘をさすことも忘れません。その姿に会場の雰囲気も自然に和みました。


大武先生とほのちゃん


ほのぼの研究所副代表長谷川多度さんの挨拶に始まり、大武先生の熱のこもった講演は30分を軽くオーバーしました。次に登場した研究員の佐藤由紀子さんからは共想法についての分かりやすい説明と動画放映がありました。その後実際に共想法とはどのようなものかを知っていただくために、研究員らによる共想法のデモンストレーションに移りました。写真は各自1枚でしたが、マイクが右往左往して活発な話し合いがなされました。


共想法デモ


休憩をはさんで最後の質疑応答の時間には、一般の市民の方や福祉職の方などからさまざまな質問が投げかけられ、関心の深さが伺われました。予定の16時が過ぎクリスマス講演会へのご案内などをした後、散会となりましたが、参加者の中には残ってほのちゃんとご対面される方もおられました。公民館の皆様には受付から椅子の片付けまでお世話頂き有難うございました。


質疑応答


国立市へは初めて来たというメンバーも多く、落ち着いた雰囲気と自然豊かな街並みを後にして東京都を東から西へ横断した一日は無事終わりました。

市民研究員:永田映子記

シラサギの舞

カテゴリ : 
今日の共想法 » 好きなものごと
執筆 : 
NagataE 2012-9-2 10:00
シラサギは土手(利根川)の辺りで5月から10月にかけ普通に見かける鳥です。8月半ば楽しそうに群れ、何か相談でもしているかのようでした。やがて周りが黄金色に染まり収穫の農作業もはじまるという稲田近くのシラサギの舞、日頃散歩時にはなかなか出合えない光景に思わず息を呑みました。「ゴワー、ゴワー」と地味なしわがれた鳴き声の鳥なのに!
      市民研究員 H.T.さん



シラサギの舞


コメント:市民研究員 E.N.さん

白と緑のコントラストが清々しい写真ですね。「ゴワー」と鳴きながら仲間同士で何を話しているのでしょうか?他の鳥の鳴き声も聞いてみたくなりました。
8月のはじめに石垣島を訪れました。台風9号、10号と沖縄を直撃した、その直後のことです。宿泊先の海岸から眺めたつかの間の夕日を捉えたものです。翌朝は台風11号を告げる天気予報に予定変更を余儀なくされ1日早い便での帰宅となりましたが、沖縄の旅も例にもれずすばらしいものでした。
市民研究員 H.T.さん



石垣島の夕日

コメント:市民研究員 E.N.さん
夏の沖縄は台風銀座、さぞ残念だったことでしょう。沈む夕日にお名残りおしやの気持ちが表現されているように感じました。来年こそ私も行きたいな!

ひ孫の浴衣

カテゴリ : 
今日の共想法 » 好きなものごと
執筆 : 
NagataE 2012-8-19 10:00
日ごろは生意気な口を利くひ孫も浴衣を着るとおしとやかになります。「ほれ、写真を撮ってやるから、後ろを向いて。」と言いながらパチリと一枚。最近の浴衣の流行は私にはよく分かりませんが、良い記念になって写真をやっていると楽しいです。       
マカベ共想法参加者 U.H.さん


ひ孫の浴衣

一言コメント:市民研究員のE.N.さん
今年94歳のUさんはデジカメ歴3年のベテランカメラ女子です。ひ孫さんはバレーも習っている容姿端麗のお嬢さん、浴衣姿はフォトジェニック賞!これからもいい写真を撮られると思いますので皆様ご期待下さい。

昔は結構強かった

カテゴリ : 
今日の共想法 » 健康・食べ物
執筆 : 
NagataE 2012-8-12 10:00
最近は飲めないが昔は結構酒が強かった。ビールはジョッキだと5、6杯はいけた。友達と筑波山の宿へ出かけ、温泉につかって夜は宴会をした。昔は土管を扱っていたので随分と儲けた。田んぼの水はけをよくするために土管を埋めるのだが、このごろは土管屋も一軒だけになってしまった。以前は土管工場の煙突が沢山並んでいたものだった。
        マカベ共想法参加者 N.H.さん


昔は結構強かった

一言コメント:市民研究員のE.N.さん
いつも物静かな97歳のジェントルマン、お話を伺ってその酒豪ぶりに驚きました。また土管が田んぼの中に埋めてあるとは初耳!よほど頑丈で太い土管なのでしょう。