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ほの研ブログ - NagataEさんのエントリ

レモン

カテゴリ : 
今日の共想法 » 健康・食べ物
執筆 : 
NagataE 2016-6-19 8:00
  昨年の暮れ、近所のお宅にレモンが沢山実っていたので、とても気になっていました。しばらくして、そのお宅を通りかかって、そこの奥様と立ち話をしてきたというお客様が、私の店にいらして、おっしゃいました。「随分沢山実りましたね〜、すごいですね〜」というと、「すごいでしょう」とだけ、「私ならおひとついかがですか」というのにね…と。
うーん、誰でも感じる事は同じ、自慢ばかりではねぇ。ますます気になってしまいました。

継続コース参加者M.S.さん 



レモンの木

コメント:市民研究員E.N.さん
  黄色に輝くレモンは、さぞかしつややかだったことでしょう。ついおおすすめし忘れたのかもしれませんね。
 2016年4月19日(火)、13時30分より、柏市介護予防センターほのぼのプラザますお「まなび館」にて「ふれあい共想法」1日体験コースを実施しました。今回は20〜70歳台の幅広い年代・分野の方々9名が参加して下さいました。
 まず、大武先生から、ほのぼの研究所の誕生から今日までの経緯や、認知症予防、そして認知症予防手法である共想法、さらに進化した街歩き共想法についての説明がありました。


大武先生による共想法についての講義

 研究員、参加者の自己紹介を終えると早速、研究員4人による共想法のデモンストレーションを観ていただきました。その後、2016年1月から始まった街歩き共想法について、実際に街歩きや共想法を実施している写真や、期待される効果などを示した画面資料を用いて、具体的な理解を深めていただき、街歩きの際に使用する専用アプリを搭載したタブレットの使い方も簡単に説明しました。

 今回は、1日体験コースとしては初めての試みとして、実際に街歩き共想法体験をしていただく企画でしたので、早速、会場周辺散策に出発しました。共想法のテーマは「沿線の風景」。研究員がタブレットの使用方法等をサポートしながら、会場周辺の東武野田線(アーバンパークライン)沿い一帯を、30分ほど巡りました。新緑に映える空のもと、初夏を思わせる陽気も手伝って、初めて会った方々ともすぐに打ち解けて、和気あいあいの話題探しが進みました。


会場周辺を散策しながら街歩きの話題を探す参加者

 会場に戻って、共想法に使用する写真を取り込む間は、当講座主務の田口研究員が、認知症予防に関する座学を行いました。前段の自身の脳血管系疾病を経ての共想法との出会い、それに続くほのぼの研究所との長年にわたる関わりについての体験談や、その後の生き方への熱い思いには、熱心に耳を傾けていただきました。後段の大武先生の論文に基づく「認知症発症リスクを下げる生活習慣、症状と生活習慣病」「認知症の発症を抑制する因子と栄養との関係」(認知症予防に役立つICTより)の講義では、認知症とその予防について理解を深めていただきました。
 
 いよいよ、参加者に2グループに分かれての、共想法がスタート。短時間で巡ったにもかかわらず、話題は空の色、懐かしい趣の時計屋さん、珍しい苗字の表札、興味深い土地区画、マンホール、桜花の花筏、コーラスのサークル案内ポスター等々、参加者の幅の広さを反映した多岐にわたる話題が提供されました。質疑応答ではその道のうんちくが語られたり、出身地や知人との人間関係等へとどんどん話が広がったりと、話題沸騰、お楽しみいただけた様子でした。


参加者による共想法体験


 すべてのスケジュールを終えた後の1階の談話室でのお茶の時間には、アンケートの記入をしていただきながら、大武先生、参加者、研究員との懇談の輪がさらに大きく広がり、和やかに親睦を深める中、閉会となりました。

 アンケートでは、「共想法やほのぼの研究所への理解を深めることができ、相互に情報交換ができて有意義だった」という旨の好意的ご意見を多くいただきました。これを励みに、認知症予防に関する認識がさらに高まり、共想法がひとりでも多くの方にご理解いただけるよう、今後も活動に邁進していきたいと思いました。

市民研究員 長久秀子

 映画『あなたへ』で、雲海を眼下に、竹田城の石垣の上で田中裕子が唄うシーンが心に残り、「どうしても行ってみたい!」が実現しました。竹田城に対峙する立雲峡から撮った写真です。
 雲海は晩秋から2月頃までに発生しやすく、朝晩の温度差が10度以上になることが必要だそうです。訪れた9月は少々時期尚早でしたが、雲が幕を開けてくれて、「日本のマチュピチュ」ともいわれている、幻想的風景をみることができました。とてもラッキー!!でした。

継続コース参加者N.K.さん 



天空の城竹田城跡


コメント:市民研究員 E.N.さん
 大変に幸運な旅で、うらやましい限りです。映画のシーンとからまって、感激は増すばかりだったのではないでしょうか。テレビで見る風景と実際の景色とでは、どのように違うのかご感想をお伺いしてみたいところです。

私の寝所

カテゴリ : 
今日の共想法 » 居心地のいい場所
執筆 : 
NagataE 2015-9-13 8:00
  これは春秋バージョンの私の寝所です。壁ドン状態で置いてあるベッドの側には、起きないでも必要なものが直ぐに手に取れるように、色々なものが置いてあります。
 ここには時々息子や娘もやってきては、まったりしています。
  反対側にはテレビが置いてあるので、大好きな京都の旅番組や韓国ドラマを観ながら寝入ることもあります。朝ここからお別れするのは、しぶしぶ、やっとの思いです。
  5月頃は足がだるく、重く、痛かったので、足の部分を高くしたり、冷やしたりと寝心地のいい場所になるように工夫していました。皆様のおすすめ方法があったら、ぜひ教えてほしいですね。

継続コース参加者 N.S.さん



私の寝所

コメント:E.N.さん
自分仕様に整えられた寝床は、まさに天国ですね。私は反対に寝心地を悪くして、早朝起きやすくしています。同じ人生だったら、寝心地がいいほうが絶対にお得だな〜と考えさせられました。深い眠りのためには、寝る直前にお風呂に入るのがいいと聞いたことがあります。

桜草

カテゴリ : 
今日の共想法 » 私の発見
執筆 : 
NagataE 2015-8-16 8:00
 3年ほど前、近所の方からいただき、プランターに植えました。それが年々増えプランター3つ分に増えました。
 これは種が飛んで、庭に地植えしたように成長していた桜草。数えてみるとなんと12株ほども。とても嬉しくなって写真を撮りました。
 以前からかたばみがあちこちに咲いていましたが、これからはそうした雑草のかわりにこの桜草が咲いてくれたら、幸せだな〜と思いました。

継続コース参加者 Y.H.さん


    

地植えしたように増えていた桜草
 
コメント:E.N.さん
やさしい雰囲気の桜草は、色も豊かで愛好家が多いと聞いています。この桜草は、木漏れ日の中で咲く姿が、とても奥ゆかしいですね。ピンク色の可愛らしい桜草は、見守る人の愛を受けてこれからも増えていくことでしょう。

コープみらい地域かがやき賞受賞

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
NagataE 2015-8-2 8:00
 ほのぼの研究所は、このたび生活協同組合コープみらいより、ちばエリアにおける地域かがやき賞を受賞し、表彰状と助成金を頂戴することができました。
 コープみらい地域かがやき賞は、コープみらいかがやき賞とともに、旧3生協(ちばコープ、さいたまコープ、コープとうきょう)の助成制度を引き継ぎ、2014年8月に新設され、各都県で社会貢献活動する団体の功績をたたえて助成金が贈られる制度です。弊所は公募を経て、県内他4団体とともに受賞するに至りました。
 
 これまでの活動が評価されたことは感慨深いものがあり、とりもなおさず、設立以来の多くの方々の変わらぬご支援、ご鞭撻のたまものと、心より御礼申し上げる次第でございます。

《コープみらいかがやき賞、コープみらい地域かがやき賞合同表彰式》
 2015年3月8日の15時15分からの両賞合同授賞式(於:コーププラザ浦和)には大武所長と2人の研究員が出席しました。 
    

受賞者記念撮影
 
 表彰式では、田井理事長から「地域課題の解決には自助、公助、共助のネットワークが大切。今回を機に豊かな地域社会づくりと地域ネットワークづくりにつなげてほしい」との挨拶があり、さらに、選考委員の一人である地方新聞の方から、活動の効果的普及方法のひとつとしてマスメディアの活用が提案され、今後のあり方の示唆も受けることができました。
    

表彰状を授与される大武代表理事・所長
 
 表彰団体には、当所の課題とは別ジャンルにおいて喫緊の課題とされる、不登校、発達障がい、障がい者、自閉症等社会的弱者、並びに子育てに関して尽力しているところが目立ちました。各団体の地道で真摯な取り組みや切実な思いに触れ、実に頭が下がる思いがいたしました。

《2015年度ちばエリア社会貢献活動助成金活動交流会》           
 2015年7月11日(土)午前10時より千葉市のコーププラザ千葉会議室において、受賞団体関係者とコープみらいちばエリア関係者100名ほどが集い、2015年度ちばエリア社会貢献活動助成金活動交流会が開催されました。ほのぼの研究所からは2人の研究員が出席いたしました。

 開会挨拶、主催者挨拶に続いて、第一部は助成団体活動発表でした。最初のNPO法人たからばこ(地域かがやき賞)に続いて、NPO法人ほのぼの研究所(地域かがやき賞)が、パワーポイントによる活動報告をしました。写真や図表を多く用いた説明は、分かりやすく説得力があったようで、会場からの手ごたえを感じました。その後、NPO法人外国人の子どものための勉強会(地域かがやき賞)、千葉大学コミュニティガーデンプロジェクト( くらしと地域づくり助成金制度)の学生さんによる活動報告が続き、最後は生協ピースの会全県(暮らしと地域づくり助成金制度)と、それぞれ熱のこもったお話がありました。

 11時35分からは、第二部として交流分散会がありました。参加者と生協エリア担当スタッフとが8つのグループに分かれて、活発な交流がなされました。それぞれの自己紹介や活動の紹介、助成金の使途等についてお話を伺い、最後のアンケートには、今後の活動課題や、コープみらいと一緒にできることなどを記入しました。代表者の方による懇談結果発表とまとめがあり、13時に閉会となりました。

 会場内は自由に写真を撮ることが許されなかったので、様子をお伝えできないのが残念ですが、参加者の熱意が印象に残る交流会でした。
 今回の交流会には、前年度の地域かがやき賞受賞者や社会貢献活動助成を受けた方々も多く参加されていたため、ほのぼの研究所としては、交流の機会の少ない他の分野の方々に認知していただく良い機会を得ることができました。
 ふれあい共想法の説明ビデオも参加者の皆さんに観ていただけたので、インパクトのある紹介ができたように思います。コープみらいの事務局から、終了後のアンケートに、「共想法に興味を持った」という感想が散見されたというご連絡もあり、今後の他団体との連携活動が楽しみになりました。

市民研究員 清水きよみ 永田映子 長久秀子

クチナシの花(Gardenia)

カテゴリ : 
今日の共想法 » 好きなものごと
執筆 : 
NagataE 2014-8-24 8:00
  初夏にクチナシの香りがすると、関節炎の痛みも少し和らいで、甘い青春の思い出がよみがえります。私は一重のクチナシより八重の花が好きです。(In early summer, a sweet smell of gardenia eases my arthritic pain, and reminds me of sweet younger days. I prefer double-petaled gardenia to single-petaled one.)

マカベ共想法参加者 Y.M.さん



八重のクチナシは青春の香り

コメント:市民研究員 E.N.さん
  芳香のあるクチナシは、アフリカのケープ植民地から西洋に渡ったそうです。本当にジャスミンの香りに似ていますね。(Gardenia jasminoides was introduced to the Western world from Cape Colony in Africa. The scent of the gardenia is very like jasmine.)
  クルミ、栗、銀杏を割る道具です。私のおススメは右端の銀杏割りです。青い銀杏の実を入れたご飯は、ほっぺたが落ちる美味しさです。(These are crackers of a walnut, chestnut, ginkgo nut. I recommend ginkgo nuts cracker on the right. Rice boiled with green ginkgo nuts is so delicious.)

マカベ共想法参加者 K.O.さん



クルミ割り

コメント:市民研究員 E.N.さん
  この写真はアイディアがとてもユニークで気に入りました。3つの道具には目が奪われます。(I love this picture, because the idea is very unique. These three crackers catch my eye.)

2014年ほのぼの研究所設立記念交流会

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
NagataE 2014-8-3 9:00
  2014年7月8日(火)、NPO法人ほのぼの研究所の設立6周年を記念して開催された講演会の後、会場を模様替えして交流会の始まりです。司会はウイットいっぱい、スピーチ上手な田崎研究員です。大武先生から花束へのお礼の言葉に始まり、笑いを交えて、年齢はタブーの話に盛り上がりました。ぼのちゃんもタイミング良く笑ってくれたので、またまた会場は大爆笑でした。次に古賀社長の挨拶を頂いた後、長谷川事務長の乾杯の音頭で立食パーテイーが始まりました。 



  テーブルは4つに分かれ、○1和食○2洋食○3中華○4多国籍と自分が好きな食べ物を思い浮かべてテーブル別に集います。懐石料理を思いサンドイッチを、ステーキを描きプチケーキを、飲茶を思いプリンを、インドカレーを食べる気分でお煎餅を、と皆さんパクパクしながら楽しい語らいです。ぼのちゃんと笑い比べをして大笑いしている方もいて、思わず写真をパチリとと撮りました。賑やかの中にも自己紹介の時間です。
  まずは千葉大学男性9人、先生の秘書の女性1人の合計10人、若さいっぱい優秀な学生の各専門分野の紹介に続き、企業の方々、大日本印刷と、今回初めて参加のトッパン印刷がライバル関係に有りと、胸の内の話に大爆笑となりました。ルミテックの方からは、システム開発して共想法を盛り上げていきたいと心強いご支援の言葉をいただき、古賀社長も元気溌剌のご挨拶でした。



  ここで血液型別の席替えとなりジュース、コーヒー、冷茶等で喉を潤し、きらりびと、マカベと自己紹介が続きます。賛助会員の7人からは立派なご挨拶を頂きました。最後に研究員について、長谷川事務長が他己紹介されました。(千葉大生が呟いていましたが造語でしょうか。)一人一人をユーモア一杯に的確な表現で語り、大武先生に関してはホームページを拝見すれば分かりますが、全てに万能で、工学系で有りながらピアノに俳句、合気道と多芸多才と、満面の笑みで紹介されました。長谷川さんの紹介は大武先生からで、「意外とおちゃめな人」とのことでした。



  時間も経過し中締めとして柏市市議会議員上橋泉先生よりご挨拶があり、楽しい時間はアッと言う間に過ぎ、閉会となりました。
  ご参加頂いた皆様、交流会に携われた方々の御協力に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

市民研究員 成富昌子

真壁のひなまつり共想法 実施報告

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
NagataE 2014-3-30 8:00
  前日までは、震えるような冬の寒さでしたが、当日は一変して穏やかな春の陽気に包まれた2014年2月25日、ほのぼの研究所初めてのバス研修が行われました。
  目的は、見学と共想法を組み合わせた新しいプログラムをつくることです。茨城県桜川市真壁町のひなまつりを見学し、一週間後の3月4日、千葉県柏市の介護予防センターほのぼのプラザますおに於いて、共想法を行いました。交通が不便な場所であっても、足が悪い人でも参加しやすいよう、バスを使って現地まで往復する進め方を試しました。

<行きのバス>
  バスには、東武野田線増尾駅から6名、JR常磐線柏駅から 15名乗り込み、合計21名がルンルン気分で、時間通り9時に柏を出発しました。バスの座席はあらかじめグループがまとまって座れるように、名入りの袋が置いてあります。中に、真壁町出身の市民研究員、永田映子さんが集めて下さった、詳しい地図やいろんな資料が入っていて、見学ルートについて相談出来るよう、細かく配慮されていました。


バスの中で一日の流れの説明

  高速道路に入ってからは、以下のことを実施しました。
・司会を担当した市民研究員、根岸勝壽さんより、一日の流れの説明(配布資料使用)
・大武先生の開会挨拶、街歩き共想法のポイントと趣旨説明
−できるだけ独自の視点で世界を見て、写真と話題を用意すること
−今回のバス研修は、千葉大学後援で、街歩き共想法の実践研究である
・参加者確認、名簿を確認しながら、グループリーダーが、名簿番号のSDカードを渡す
・デジカメに渡されたSDカードを入れ、各自動作確認を兼ね自分で自分を記念撮影
・グループ毎に、グループリーダーの連絡先確認
・全員、簡単に自己紹介
・地図を用いて、真壁のひなまつりの主な見所の説明(配布資料使用)
・バスを降りる直前に歩数計確認、歩数記入
予定通り、11時に真壁町庁舎駐車場に到着し、真壁町で開催されている共想法参加者のY.H.さんと合流しました。柏からバスで参加した殆どの皆さんは、真壁町は初めての方が多く、全く土地勘は有りませんでしたので、Y.H.さんの参加は大変助かりました。バスを降りてからは、昼食に全員集合する以外、5名または6名ずつの4つのグループ毎に見学しました。


桜川市真壁市町庁舎駐車場に到着、バスを降りグループ毎に見学開始


<真壁町にて>
  真壁家は、平安時代末期から戦国時代まで約430年の歴史が有り、真壁町の基礎を築きました。206軒もの商家や民家に、江戸時代から平成まで伝えられている、さまざまなおひな様が所狭しと飾られ、数多くの見学客で賑わいを見せていました。


江戸時代(面は貝殻)から平成までのおひな様

  真壁町は、おひな様だけでなく、街並みが国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されていて、国の登録有形文化財に選定されている歴史的建造物が多くあります。昔の城下町の風情を残し、鍵の手に作られた町割りや、旧家の長屋門、店舗・住居を兼ねた見世蔵、土蔵等を沢山見ることが出来ました。


潮田家住宅 見世蔵



細谷家住宅 長屋門

  現在、町の人口は約2万人ですが、ひな祭りの期間中に真壁を訪れる観光客は10万人を超えると言う事です。テレビの影響もあってか、年々盛んになるようです。3月3日を過ぎると、片付けが始まるのですが、これがひどく大変と仰っていましたので、暫く飾っていたら如何ですか?とお尋ねしたら、誰も見る人がいなくなるので片付けるのだそうです。宝物のおひな様を褒めて、眺めて頂けるから、飾って嬉しいのでしょうね。
  老舗の伊勢屋旅館にて昼食をとり、すいとん、五目ちらし、みそおでんを楽しみました。お食事中、真壁町で開催されている共想法参加者のK.O.さんが、真壁のひなまつりの歴史について語り、おみやげに和菓子まで下さりました。住民の発案で始まり、年々盛り上がっている真壁のひなまつりは、町おこしの成功例として、参考になります。
  お菓子屋さん、小物屋さんでお土産を買い、酒蔵で試飲し、私以外の皆様は甘酒やコロッケに舌鼓を打ち、楽しく真壁町を堪能出来た一日でした。最後にユニークな屋台の焼き芋屋さん。美味しい焼き芋をたらふくご馳走になりましたが、食べるのに夢中で、焼き芋の写真を撮るのを忘れてしまった事が残念でした。
  どの方も、良い思い出がいっぱいだったと見え、満足そうな顔が印象的でした。

<帰りのバス>
  帰りのバスでは、以下のことを実施しました。
・乗車したら直ぐ、歩数計確認、歩数記入 
・ベスト3の写真の番号と、そのテーマを、配布資料に記入
・ベスト3の写真が決まった人から、SDカード、配布資料をグループリーダーに提出
・翌週の共想法の案内(3月4日)
・真壁での体験を、日常生活に活かす方法について、大武先生より解説
−旅人になったつもりで、家に帰ってからも身近なものごとを観察すること
−気づいたことを、沢山写真に撮ること
高速道路を降り、そろそろ柏が近づいた頃、今回の計画を担当した市民研究員の、閉会の挨拶が有りました。時間に正確で怪我人なし、楽しく大満足なバス研修でした。
  この様に素晴らしい研修が出来たのは、全般計画を立てて下さった二人の市民研究員と、真壁在住の参加者がいらした事、お天気に恵まれた事でしょうか。詳しい地図やいろいろな資料等を準備して下さったり、真壁の歴史やおひな様を説明して下さったりと、大勢の方に御協力頂いたことは、大変幸せだと思います。

<後日の共想法>
  3月4日には、「街並み」、「食べ物/おみやげ」、「歴史/自然」の三つのテーマで共想法を開催しました。見学してから一週間でしたが、随分日にちが経ったように感じました。共想法にご参加の皆様は、思い出すように楽しかった話を沢山して下さいました。見学と共想法を組み合わせる、共想法の新しい進め方が、また一つ増えました。


真壁のひなまつり共想法

市民研究員 佐藤由紀子記